DEEP JEWELS 9.6 ニューピア(レポ):「伊澤星花チャレンジ」の竹林エル、彩綺に3R TKO勝ちで3年越しリベンジ。ののか、年内ストロー級王座戦をアピール。海咲イルカ、緊急出場の古瀬美月に判定勝ち。横瀬友愛、桐生祐子に1R TKO勝ち
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DAYS Presents DEEP JEWELS 54
2026年9月6日(日)東京・ニューピアホール
レポート&写真:井原芳徳
「伊澤星花チャレンジ」の竹林エル、彩綺に3R TKO勝ちで3年越しリベンジ
第11試合 メインイベント 49kg契約 5分3R
×彩綺(和術慧舟會HEARTS)
○竹林エル(伊澤星花チャレンジ)
3R 4’19” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
彩綺と竹林は23年9月大会で対戦。彩綺はタイで習ったムエタイを駆使し、1R序盤から左ハイでダウンを奪うが、空手ベースの竹林が右ストレートでダウンを奪い返す、激しい打撃戦となる。だが竹林は口から出血しドクターストップがかかった(後にアゴの骨折が判明)。彩綺はプロ2戦目でこれが初勝利となった。
彩綺は以降、勝ち負けを繰り返し、須田萌里、HIME、パク・シウには敗れるが、最近では5月にabbieを32秒左三日月蹴りでKOしている。
一方の竹林は彩綺に敗れた後、休養していたが、伊澤星花のオーディション企画「伊澤星花チャレンジ」に応募して合格し、福井から上京。昨年5月に戦列復帰して以降は、3戦2勝(1KO)1敗で、今年5月大会ではイ・イェジに判定1-2で惜敗している。初対決から3年、大きく成長した両者はどういった攻防を繰り広げるか。
1R、彩綺がサウスポーからの左ミドルを当てるが、竹林は左ジャブを当てると、すぐさまタックルを仕掛けて、立った状態でオンブになりバックを奪う。解除した後も、竹林は金網に押し付け、膝を当て、彩綺も肘と膝を返す。終盤、彩綺が上になるが、竹林は下から登って腕十字を狙い、いい形で終える。記者採点は竹林。
2R、竹林が彩綺を金網に押し込み、ボディに的確に膝を当てて印象を作る。中盤、竹林が倒すと、バックを奪う。すぐ立たれて離れるが、竹林はミドルを当てて下がらせ、膝も当て追い詰める。終盤、彩綺が潜り込んで足を取りに行くが、竹林は対処し、最後は上からパウンドを強打し続けて、さらに差を印象付ける。記者採点は竹林。
3R、開始すぐこそ後の無い彩綺がパンチラッシュを仕掛けるが、竹林は強打を許さず、中盤にはタックルを仕掛けて倒す。竹林は金網際で押さえ、鉄槌を当て、パスガードすると、マウント、バックと動いてコントロールしつつ、パウンドを当て続ける。すると終盤、竹林がマウントから鉄槌を連打でまとめたところで、レフェリーがストップした。
彩綺への3年越しのリベンジを完勝で果たした竹林は「COROさん、星花さん、1年間ありがとうございます」と話して涙を流した。
ののか、年内ストロー級王座戦をアピール
第10試合 54kg契約 5分3R
―ののか(FIGHTER’S FLOW)
―重田ホノカ(THE BLACKBELT JAPAN/元パンクラス女子フライ級王者)
中止 (重田の計量失格)
ののかは24年にMMAデビューし4戦3勝(2一本)1無効試合。昨年9月、堀内美沙紀に1R肩固めで一本勝ち。今年5月、キム・ソユルを寝技主体で攻め判定勝ちしている。
重田は昨年5月、DEEP JEWELSに初参戦したが、49kgのリミットを1.75kgオーバーした上、HIMEに2R腕ひしぎ三角固めで一本負け。ののかとは11月にも一度試合が組まれたが、重田が不安障害と皮膚疾患を理由に欠場していた。
今回、改めて両者の試合が組まれ、ののかは54kgのリミットを53.95kgでクリアしたが、重田は減量中に体調不良となり緊急搬送され欠場し、再び試合中止となった。
当日リングに登場した、ののかは「まず最初に、2回目、ヤバいだろう。まじ格闘技ナメんな。ここに立って勝負するのが格闘技だろ?って、めっちゃ思ったんですけど、いろんな不安と戦っていると思いますし、今、私がここで怒ったので、周りがは必要以上に攻め立てる必要はもうないのかなと思います」と、重田バッシングの動きをけん制し、「試合なくなったことはめちゃくちゃ悔しくて、準備してきたので見せたかったんですけど、もうストロー級タイトルマッチに向けて、倒すべき相手は倒したので、年内タイトルマッチよろしくお願いします」とアピールした。
現在、ストロー級王者は万智だが、DEEPの佐伯繁代表は「万智はRoad To UFCの準決勝で負けたけど、まだ決勝のリザーブの可能性があるので、そのタイミング次第になる」とコメントしている。
海咲イルカ、緊急出場の古瀬美月に判定勝ち
第9試合 49kg契約 5分2R
×古瀬美月(Roys GYM)※フリーから所属変更
○海咲イルカ(リバーサルジム立川ALPHA)
判定0-3 (内田18-20/長瀬18-20/山崎18-20)
古瀬は2017年に16歳でプロデビューし、DEEP JEWELSを主戦場とし、1Rで敗れたが浅倉カンナ、大島沙緒里とも対戦経験がある。24年3月に彩綺に1R KO負けした後、試合から遠ざかっていたが、2児の子育て中も練習を重ね、現在は伊澤星花のいるRoys GYMに所属する。月井隼南の欠場で、2年半ぶりに復帰することが、大会まで10日を切ってから発表された。
海咲(うみさき)は古瀬のブランク中の24年9月にプロデビューし、2連勝後、昨年11月のRIZINでNOELに一本負けし、今年2月のDEEP JEWELSで伊澤星花チャレンジの竹林エルに2R TKO負けし2連敗中だ。
1R、体格で勝る海咲が古瀬のタックルを切り、伸びのある右ストレートを随所で当て、好印象を作る。終盤には古瀬のタックルを潰しつつ鉄槌を当てる。
2R、海咲がテイクダウンを奪い、ハーフ、トップと動きつつ、随所でパウンドを当てる。最後は海咲がパウンドを増やして終了する。2Rとも海咲がポイントを取り判定勝ちした。
横瀬友愛、桐生祐子に1R TKO勝ち
第8試合 ストロー級 5分2R
×桐生祐子(FourRhombus)
○横瀬友愛(BELVA)
1R 4’19” TKO (レフェリーストップ:顔面への右膝蹴り→グラウンドパンチ)
1R、桐生がゴングと同時に足元へのタックルを仕掛けるが、横瀬は難なくかわすと、バックマウントを奪い、裸絞めを仕掛ける。これは極まらなかったが、横瀬は引き続きバックコントロールする。中盤過ぎ、桐生が金網際で立ち上がるが、横瀬は背後から押し込み、パンチと膝蹴りを的確に当てて追い詰める。終盤、離れると、横瀬は右フックをクリーンヒット。すると下がった桐生に対し、横瀬が組み付いて頭を下げさせ顔面に右膝蹴りをクリーンヒット。ダウンした桐生に、横瀬がパウンドで追い打ちをかけたところでレフェリーがストップした。
大井すずが判定勝ち
第7試合 ミクロ級 5分2R
○大井すず(和術慧舟會HEARTS)
×知名眞陽菜(フリー)
判定3-0 (内田20-17/長瀬20-18/20-18)
1R、開始すぐから大井がテイクダウンを奪うと、四つん這いの知名を背後からコントロールしつつパウンドを当てる。中盤、大井が知名を寝かせてトップから押さえる。終盤もその状態で膠着するが、知名は寝たまま終わる。
2R、大井がまたも序盤からタックルで倒し、金網際で上から押さえる。攻めあぐねるものの、随所でパウンドを当てて主導権を維持し、2Rともポイントを取り判定勝ちした。
サラ、渡邊花美の寝技封じ判定勝ち
第6試合 49kg契約 5分2R
○サラ(FIGHT BASE都立大)
×渡邊花美(ボンサイ柔術)
判定3-0 (長瀬○19-19/内田○19-19/山崎○19-19)
1R、ブラジリアン柔術の実力者・渡邊が序盤からタックルで倒し、バックを奪う等、コントロールし主導権を握る。だが中盤、サラが足関節技を狙うと、上になり、パウンドを随所で当て、好印象を作る。セコンドの佐藤将光の細かいアドバイスに従い、渡邊の仕掛けを一個一個潰していく。記者採点はサラ。
2R、渡邊がこのラウンドも上になり、腕十字を狙うなど、コントロールとサブミッションで攻めるが、またもサラが終盤、足関狙いをきっかけに主導権を奪い返し、パウンドも落として印象を作る。記者採点はサラ。合計20-18でサラ。ジャッジ3者ともトータルマストでサラを支持し、サラが判定勝ちした。
第5試合 ストロー級 5分2R
×アラミ(X-TREME EBINA)
○堀内美沙紀(THE BLACKBELT JAPAN)※FIGHT BASE都立大から所属変更
判定0-3 (内田18-20/植松19-19○/山崎18-20)
ボクシングでオリンピック強化選手にも選ばれたことのある堀内が、TBJに移籍しての初戦。1R、サウスポーのアラミに対し、堀内が左右のボディストレートを当てるが、中盤、アラミがタックルで倒し、金網際で押さえるが、堀内はすぐ立つ。その後のアラミのタックルは堀内が切り、押し込んで終える。記者採点は堀内。
2R、堀内が左右のストレートを連打し、離れた後、右フックをクリーンヒットしてダウンを奪う。アラミはタックルを繰り返すが、堀内は倒れず、パンチ、パウンドを随所で当て、最後は振り倒して鉄槌を当てて終了する。記者採点は堀内。合計18-20で堀内。ジャッジ3者も堀内を支持し、堀内が判定勝ちした。
第4試合 50kg契約 5分2R
○横瀬美久(BELVA)
×Marin(和術慧舟會AKZA)※山吹マリン 改め
判定3-0 (植松20-18/福田○19-19/山崎20-18)
横瀬美久は第8試合に登場した友愛の姉。Marinはプロデビュー戦。1R、金網への押し合い、離れての打撃戦が繰り返される。お互いテイクダウンは奪えないが、打撃戦では、サウスポーの横瀬が、長身でオーソドックスのMarinに左ストレートを随所で的確に当て、好印象を残す。記者採点は横瀬。
2R、Marinがパンチを振るうが、空いた胴に横瀬がタックルを仕掛けて倒して上になる。横瀬はハーフで押さえ、マウントを狙おうとプレッシャーをかけ続ける。最後、ようやくMarinが金網を背にして立ち、背後から少しパンチを当てるが、すぐ時間切れに。記者採点は横瀬。合計20-18で横瀬。ジャッジ3者も横瀬を支持し、横瀬が判定勝ちした。
第3試合 ストロー級 5分2R
×堀井かりん(クロスポイント・パラエストラ拝島)
○JUICY(URUSHI DOJO)
1R 3’14” TKO (レフェリーストップ:左フック)
JUICYが階級を落とした成果を発揮する。1R、堀井が序盤からバックマウントを奪い、裸絞めを極め、フィニッシュ寸前まで持ち込む。だがJUICYは防御すると脱出し、金網を背にする堀井にパンチを振るい続ける。空振りも多いが、膝蹴りも絡めつつ、」休まずパンチを振り続けて時折強打を打ち込んでいると、堀井がダウン。JUICYが見事逆転KO勝ちし、場内は大盛り上がりとなった。
第2試合 アマチュアSルール 54kg契約 3分2R
○村松美直[みな](ALMA FIGHT GYM PUGNUS)
×斎藤乃愛(THE BLACKBELT JAPAN)
判定3-0
第1試合 アマチュアSルール 50kg契約 3分2R
○あきぴ(ABLAZE八王子)
×セアリ(IDEA ASAKUSA)
判定3-0
オープニングファイト第2試合 アマチュアSルール 50kg契約 3分2R
○横江明日香(リバーサル立川ALPHA)
×谷山心優[こころ](フリー)
2R 1’33” TKO (レフェリーストップ:ボディへの左膝蹴り)
オープニングファイト第1試合 アマチュアSルール 50kg契約 3分2R
×和智美音(リバーサルジム立川ALPHA)
○山内梨緒(伊澤星花チャレンジ)
判定0-3





























