DEEP 12.8(昼)ニューピアホール(レポ):相本宗輝、前薗渓とのフェザー級新鋭対決で1R勝利しデビュー以来7連勝に。嶋田伊吹、元ウェルター級王者に2連続1R一本勝ちし現王者・佐藤洋一郎に対戦要求
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SOUMEI Presents DEEP TOKYO IMPACT 2024 6th ROUND
2024年12月8日(日)東京・ニューピアホール
レポート:井原芳徳 写真提供:(C)DEEP事務局
相本宗輝、前薗渓とのフェザー級新鋭対決で1R勝利しデビュー以来7連勝に
第10試合 メインイベント フェザー級 5分3R
○相本宗輝[かずき](ROOM)
×前園 渓(吉田道場)
1R 4’21” TKO (レフェリーストップ:左フック→グラウンドパンチ)
相本は23歳。昨年5月にプロデビューし6戦6勝(4KO)。7月に太田将吾に1R TKO勝ちし、9月には暫定王座戦経験者の五明宏人に判定勝ちしている。
前園は8戦7勝(1KO/3一本)1敗の25歳。地元大阪でのDEEPを主戦場とし、9月にONEフライデーファイツに初参戦したが、オ・スファン(韓国)に判定負けしている。
1R、相本はオーソドックスで構え、サウスポーの前園にプレッシャーをかけ、右インローを当てる。1分ほどして相本はサウスポーに切り替えると、ワンツーでの右ストレートをクリーンヒットする。相本はスイッチを繰り返しつつパンチを当て、前園のタックルも切り続ける。前園は鼻血を出す。中盤から相本はサウスポーからの左カーフキックも立て続けにヒットする。残り1分を切り、相本はプレッシャーを強め、右フックを強打すると、前園はのけぞる。前園の飛び膝がローブローとなり、相本は痛そうにしたが、流れを切らさないためにレフェリーのブレイクを制止すると、すぐ前に出て前園を下がらせ、左フックをヒット。ダウンした前園に金網際でパウンドを連打したところでレフェリーがストップした。
マイクを持った相本は「強いっしょ?DEEPで7勝してONEで1敗した選手を1R KO、強いっしょ?すぐにでもタイトル取りたいんですけど、来年フェザー級のトーナメントやるみたいで、自分取るんで、お願いします」とアピールした。
嶋田伊吹、元ウェルター級王者に2連続1R一本勝ちし現王者・佐藤洋一郎に対戦要求
第9試合 セミファイナル ウェルター級 5分3R
×鈴木槙吾(Mil gracias/元DEEP&パンクラス王者)
○嶋田伊吹(FIGHT HOLIC)
1R 1’28” 腕ひしぎ三角固め
鈴木は38歳。パンクラスの元王者で17~18年に修斗に上がった後、4年間MMAから遠ざかったが、22年8月のDEEPでのMMA復帰戦で住村竜市朗を1R KOすると、昨年2月、阿部大治に2Rギロチンで一本勝ちし王座を奪取。9月大会では1階級上のミドル級でBLACK COMBAT推薦のチェ・ジュンソに1R TKO負け。今年7月に佐藤洋一郎に1R TKO負けし、王座から陥落した。
嶋田は29歳。4月に佐藤に1R裸絞めで一本負けしたが、7月には元王者の阿部大治に1R裸絞めで一本勝ちしている。
1R、嶋田は左ミドルを蹴った後、鈴木が左ローを返そうとしたタイミングで片足タックルを仕掛け、10秒足らずでテイクダウンに成功する。嶋田はハーフで押さえ、パスガードを狙うと、鈴木はその勢いに合わせてリバースに成功してハーフで押さえる。ところが嶋田は下から鈴木の腕を抱えつつ足を動かしてガードの中に入れると、足を登らせて三角絞めを仕掛ける。嶋田はさらに腕をテコの形で極めてタップを奪った。
マイクを持った嶋田は「元王者2連続でいい勝ち方できたんで。佐藤さん、いますかね?」と話すと、ケージサイドのVIP席にいる王者の佐藤を見ながら「僕はあなたに2回負けています。でも、十分腰にベルト巻いたんで、もういいでしょう。なので奪いにいきます。タイミングが合えばよろしくお願いします」とアピールした。佐藤は笑顔を浮かべながら聞いていた。
第8試合 DEEP JEWELS アトム級 5分3R
×桐生祐子(FourRhombus)
○彩綺(フリー)
判定0-3
※2Rグラウンド状態の対戦相手の頭部への膝蹴りの反則で彩綺に減点1
第7試合 フライ級 5分2R
×橋本優大(CAVE)
○RYOGA(フリー)
判定0-3
第6試合 フライ級 5分2R
×安永吏成(フリー)
○吉田悠太郎(EVERMOVE)
判定0-3
第5試合 フライ級 5分2R
―高橋健斗(BRAVE)
―松井優磨(KATANA GYM)
1R 1’12” ノーコンテスト (偶発的なアイポークにより高橋がドクターストップ)
第4試合 59kg以下 5分2R
×フェルナンド(JAPAN TOP TEAM)
○斎藤璃貴(Fight Holic)
1R 0’45” TKO
第3試合 フライ級 5分2R
○加藤瑠偉(フリー)
×青田 剛(KO GYM)
判定3-0
第2試合 バンタム級 5分2R
×生田大雅(BLUE DOG GYM)
○寺崎昇龍(Fight Holic)
判定1−2
第1試合 ライト級 5分2R
×井上竜旗(AACC)
○アンディ・サカイ(ISHITSUNA MMA)
1R ‘1’22” 裸絞め
オープニングファイト第3試合 アマチュアSルール ライト級 3分2R
○中尾 響(JAPAN TOP TEAM)
×池森ヨシキ(KATANA GYM)
判定3-0
オープニングファイト第2試合 アマチュアSルール 68kg契約 3分2R
×Mr.サタン(フリー)
○河島ノブヒデ(駒込カタナジム)
2R 1’20” TKO
オープニングファイト第1試合 アマチュアSルール バンタム級 3分2R
×菊池佳歩(フリー)
○古仲丈太(クロスポイント吉祥寺)
2R 0’38” TKO