ジャパンキック 11.17 後楽園ホール(レポ):睦雅、チェンマイ王者にKO勝ちし11連勝。瀧澤博人は元ラジャ&ルンピニーランカーに判定負け。19歳の勇成がKO勝ちでフェザー級王者に。吉成名高がエキシビション
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ジャパンキックボクシング協会「KICK Insist 21」
2024年11月17日(日)後楽園ホール
記事提供:ジャパンキックボクシング協会
第13試合 メインイベント 63kg契約 3分5R
○睦雅[むが](ビクトリージム/WMOインターナショナル・スーパーライト級王者、ジャパンキック・ライト級王者)
×ユッタカーン・コープラサートジム(タイ/チェンマイスタジアム認定ライト級王者)
2R 2’50” KO (右ボディフック)
今年の睦雅は5月と9月にONE Friday Fightsに出場し2戦2勝2KO勝ち。ホームのジャパンキックのリングでも3月と7月の大会に出場し、7月にはWMOインターナショナル・スーパーライト級王座を獲得し10連勝中。飛躍の2024年を締めくくる一戦は、タイ国チェンマイスタジアム認定ライト級王者ユッタカーンとの試合となった。
1Rから睦雅が前にプレスをかけローキックを繰り出し、ユッタカーンはフェイントから左肘やバック肘で応戦し、お互い積極的な攻防をみせるが、差は乏しく、ジャッジは3者ともイーブンとつける。
2R、睦雅がローキック、ボディへのパンチで削りにいく。ユッタカーンは変わらず肘を出し、首相撲も多用して応戦する。すると残り30秒、睦雅が左テンカオをユッタカーンのレバーに突き刺し先制のダウンを奪取する。ユッタカーンが起き上がり再開するも、睦雅はボディへのパンチを連打してKO。睦雅は2024年を5戦5勝(4KO)で締めくくり、連勝を11に伸ばした。
第12試合 メインイベント 58kg契約 3分3R
×瀧澤博人(ビクトリージム/WMOインターナショナル・フェザー級王者、元新日本バンタム級王者)
○ファーモンコン・タエンバーンサエ[Famongkon](タイ/GTジム/元ラジャダムナン認定バンタム級2位、元ルンピニー認定同級4位、元ワンソンチャイ同級王者)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)
瀧澤は7月の後楽園大会でWMO世界フェザー級王座に挑戦しスプリット判定1-2で惨敗し、9月にはラジャダムナンスタジアムで試合を行い判定負けし2連敗中。今回は元ラジャダムナン&ルンピニーランカーのファーモンコンと対戦した。
1Rからファーモンコンは左フックをヒットさせるなど積極的な攻撃を繰り出し、リーチで勝る瀧澤も蹴りを返していく展開。
2Rになりファーモンコンがさらにプレスを強め、瀧澤をコーナーに追い詰め右肘打ちでダウンを奪う。
3R、勝利を確信したファーモンコンが流しに入り、瀧澤も逆転を狙い追いかけるもそのまま試合終了のゴングがなり、ファーモンコンの判定勝ちとなった。
第11試合 メインイベント ジャパンキック・フェザー級タイトルマッチ 3分5R
×皆川裕哉(KICK BOX/王者)※初防衛戦
○勇成(Formed/1位)
3R 2’42” KO (右ストレート)
※勇成が王者に
皆川は3月の後楽園大会でフェザー級王者となり今回が初防衛戦。勇成は7月の後楽園大会の次期挑戦者決定戦で樹に勝利し挑戦権を獲得した。
1R、蹴りあい探り合う展開の中で、勇成が左フックから右ストレートをヒットさせ先制ダウンを奪う。
2Rに入っても積極的に攻撃を仕掛ける勇成に対し、皆川はパンチ、カーフキックを返していくが、後手の展開が続く。このラウンドもジャッジ3者とも10-9で勇成につけ、20-17の中間集計となる。
3Rに入り両者とも積極的に攻撃を繰り出すが、残り30秒、勇成の打ち下ろし気味の右ストレートで皆川が2度目のダウンを喫する。勇成が初挑戦で見事な王座奪取となった。19歳の新チャンピオン勇成の今後の戦いに期待したい。
第10試合 スペシャルエキシビジョンマッチ 3分2R
―名高・エイワスポーツジム[吉成名高](エイワスポーツジム/ラジャダムナン認定スーパーフライ級王者・元同フライ級&ミニフライ級王者、プロムエタイ協会・WPMF世界・BOMフライ級王者、WBCムエタイ・ダイヤモンド・スーパーフライ級王者、同ナイカノムトム・スーパーバンタム級王者、元ルンピニー・WMC・WBC・IBFムエタイ世界ミニフライ級王者)
―キヨソンセン・ビクトリージム(タイ/ビクトリージム/元WMCインターコンチネンタル・スーパーフェザー級王者、元豪州ムエタイ・ライト級王者)
勝敗無し
2週間後の12月1日のRWS横浜大さん橋ホール大会でペットヌン・ペットムエタイジムとのラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級タイトルマッチ防衛戦を控える名高・エイワスポーツジムが、キヨソンセン・ビクトリージムとのスペシャルエキシビジョンマッチに出場し大会に花を添えた。
第9試合 セミファイナル スーパーフライ級 3分3R
○細田昇吾(ビクトリージム/元スック・ワンキントーン・フライ級王者)
×ローマ・ペットプロムロブ(タイ/ジットムアンノンスタジアム認定ライトフライ級5位)
判定3-0 (30-28/30-28/30-27)
オーソドックスの細田とサウスポーのローマの一戦。ローマが前蹴り、左ミドルと肘でプレッシャーをかけ、細田はパンチとローキックをあわせる。2Rから細田のボディへのパンチが決まりだし主導権を握る展開。ローマもローとボディに対し肘を狙うがクリーンヒットには至らず。手数で勝った細田の判定勝利となった。
第8試合 フェザー級 3分3R
○樹(治政館/2位)
×石川智崇(KICK BOX/6位)
1R 2’27” KO
第7試合 ウェルター級 3分3R
○細見直生(KICK BOX/2位)
×我謝真人(E.D.O/5位)
判定2-0 (30-29/29-29/30-29)
第6試合 ライト級 3分3R
×貴雅(治政館/2位)
○菊地拓人(市原ジム/5位)
2R 0’31” KO
第5試合 バンタム級 3分3R
△紫希士(Formed/3位)
△花澤一成(市原ジム)
判定1-1 (29-28/29-29/29-30)
第4試合 女子スーパーフライ級 2分3R
△YURIKO・SHOBUKAI(尚武会/ミネルヴァ3位)
△響子JSK(治政館/ミネルヴァ7位)
判定1-1 (29-30/29-29/30-29)
第3試合 アマチュア 61kg契約 1分30秒2R
○竹森万耀(治政館/JKAアマチュア初代フェザー級王者)
×篤志(teamJSA)
判定3-0
第2試合 アマチュア 55kg契約 1分30秒2R
○草野大翔(ビクトリージム)
×古川在冴都(ONE LINK)
判定2-0
第1試合 アマチュア 65kg契約 1分30秒2R
○木村大夢(KIX)
×隈澤匠永(BURNING)
判定3-0