K-1 GROUP勢が海外で次々試合。朝久裕貴は11.25 中国武林風参戦。5戦全勝の小田尋久、11.25 フランスでGLORY 70kg 3位ビレットとWAKO王座戦。MOMOTAROは12.9 韓国でチャンヒョンの同僚ユン・ドクジェのKTK王座挑戦
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K-1 GROUPは朝久裕貴、小田尋久、MOMOTAROの海外での試合について発表した。コロナ禍による入出国規制が緩和され、K-1自体も夏から“開国”路線に移行。来年は海外大会も計画しており、海外への選手派遣も良い効果をもたらすだろう。
11月25日(土)で中国・河北省唐山市開催される「WLF武林風541in唐山」には、WLF武林風-60kg世界王者でもある朝久裕貴(朝久道場)が参戦する。
朝久兄弟の兄・裕貴は今年2度目の武林風参戦。5月の武林風での王座防衛戦ではヤン・ミンに判定勝ちし、2戦連続で武林風での試合となる。今回はノンタイトル戦。対戦相手のジン・インは60戦41勝(3KO)19敗の26歳。武林風で2015年に新人王となり、今年の「東北アジア4ヵ国-63kg級トーナメント」で優勝している。
元々K-1と武林風は長年交流しているが、9月のK-1新体制初の大会の無差別級トーナメントで武林風推薦のリュウ・ツァーが優勝。12月9日のK-1大阪大会ではリュウがクルーザー級で谷川聖哉と戦い、和島大海、金子晃大、★SAHO★が武林風勢を迎え撃ち、上位勢での交流が活性化している。
11月25日(土/現地時間)フランス・ディジョンで開催される「Tiger’s Fight #6」には小田尋久[じんく](TEAM3K)が参戦し、WAKO世界ミドル級(75kg)王座決定戦に出場する。ルールはK-1形式で3分5R
小田は5戦5勝(3KO)の21歳。21年11月のDEEP☆KICKでキックデビューし2連続KO勝ちし、昨年4月のStand upでは青谷秋未に判定勝ち。今年2月のKrushでK-1 GROUPに初参戦し、夜叉猿に判定勝ち。8月のKrushでは山崎陽一を3R右飛び膝蹴りでKOした。
今回の相手・ゲリック・ビレット[Guerric Billet]は地元フランスの選手。50戦41勝(17KO)7敗1分でGLORY10戦5勝(1KO)4敗1敗(GLORYの公式サイト参照)。5月にはエンリコ・ケールに判定負けしたが、GLORYライト級(70kg)3位におり、4位の海人よりも上位にいる。小田にとってはKrushのタイトルに挑むよりも過酷な戦いとなりそうだが、持ち前の空手仕込みの蹴り技がどこまで通用するか見ものだ。(上動画は1年前にGLORYに公式YouTubeに上がった過去の勝利した試合のダイジェスト)
また、12月9日(土)韓国・仁川広域市で開催される「KTK CHAMPIONSHIP」にMOMOTARO(OGUNI-GYM)が参戦し、KTK -57kg級タイトルマッチで王者・ユン・ドクジェ(韓国)に挑戦する。
MOMOTAROは元WBCムエタイインターナショナル&日本・NJKFフェザー級王者。3月のKrushで竹内将生に延長判定勝ちし、6月に稲垣澪に判定負けし、9月に銀次に判定勝ち。戦績50戦35勝(8KO)14敗1分とした。
ドクジェは30歳。13年のホーストカップで竹内賢一に勝利し、19年のRISEでは鈴木真彦に敗れ、今年9月3日のNJKF大阪大会ではスーパーバンタム級の肘有りルールでNJKF同級王者のjyoseiに2R右ハイでTKO勝ちしている。RISEスーパーフェザー級王者のチャンヒョン・リーと同じRAONに所属する。