SIT 11.4 リバーサルジム田町(レポ):グラップリング新大会エキシビションマッチに金原正徳と所英男が登場。金原「グラップリングもMMAも相乗効果でみんな盛り上がっていけたら」
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SIT(Scramble Ippon Tokyo)vol.1
2023年11月4日(土)リバーサルジム東京スタンドアウト田町芝浦スタジオ
記事提供:SIT事務局
スペシャルエキシビションマッチ第一試合は、所英男と、柔術二年連続日本ランキングでアジアランキング一位のキッズの強豪・諏訪遊希。最初から滑り込んでのニーバーに続けてバックチョーク。三本目は腕十字と見事の動きに所選手もタジタジ。
二試合目は所対元キングオブパンクラシストの清水清隆。目まぐるしく回転する動きかららしさを炸裂させる所選手のアキレス腱固めで清水選手がタップ。二本目はカーフスライサーを狙われてから切替しての腕十字。清水がカーフスライサー更にバックから後ろ三角絞めで二本取り返し最後に所が清水の十字を伸ばしてタイムアップ。
諏訪は「所さん試合ありがとうございます。所さんはすごくやさしいので私のパパになってほしいです」とアピール。
清水も「ぼくも所さんが優しいのでパパになってほしいです」と笑いを誘った。
所は「ここから日本のトップ、世界のトップが出てくる様な大会になってほしいです」と大会の開催を祝った。
続いて登場の金原正徳は試合が終わったばかりの所をセコンドに付かせ、第一試合は「これからは私がRIZINを背負っていく」という力強いコメントでアピールするキッズの遠藤ジュリアン桜と対戦。遠藤の三角絞めを仕掛けられると金原は頭上に持ち上げてからやさしくマットに置いてタップ。再び十字を仕掛けられると持ち上げてから腕が伸びた所でタイムアップ。
第二試合はクレベルの敵討ちを狙う柔術黒帯の樋口翔己。「壁レスは俺の方が強い」と叫んだ金原はテイクダウンからマウントを奪取しギロチンで一本を取る。残り三分で樋口はタックルで上を取り十字を仕掛けバックからのチョークで取り返す。締められた金原はなぜかレフェリーの梅田恒介のバックを奪いチョークで一本を取ると「2対1だ」とアピール。しかし樋口にスタンドのギロチンを仕掛けた金原の背後を所の指示でレフェリー梅田が襲いチョークで一本を取り返す。残り一分で金原が四つで倒し「左差し。頭入れる」と自ら解説しながら必殺のパス。最後は金原が樋口のバックをとりチョークでタップを奪った。
試合後遠藤は「得意な三角で金原先生からタップをとれて嬉しかったです。今日来れなかったお姉ちゃんの分まで頑張りました」と語った。
樋口は「レフェリーの梅田さんありがとうございました。助かりました」とチョークを取り返したレフェリー梅田に感謝。金原は「マジの相手が出てきてびっくりしました。疲れました(笑)。僕らがこうやって出て貢献してもっとMMAファイターが出てくる事でグラップリングが身近な物になってくれればいいなと思って今回は協力させて頂きました。グラップリングが盛り上がる事でMMAも相乗効果でみんな盛り上がっていけたらいいなと思います」と語った。
主催者の寒河江寿泰(写真中央)は「金原さん所さんに協力して頂いて多くの選手に出場して頂き良い大会になったと思います。自分と同じscrambleのスポンサードを受けるMMAファイターに協力してもらえる話もあるので、Sit vol.2 は来年早々にでもスケジュールを発表しグラップリングの普及と発展の為に大会を継続していきたいです」と語った。