プロ修斗23年10月度ランキング。2階級同時制覇狙う世界ストロー級王者の新井丈、フライ級の「暫定1位」に

　プロ修斗の2023年10月度の世界・環太平洋ランキングが10月31日に発表された。9月度のランキングはこちら。9月3日の新潟 大かま大会、9月17日の高松シンボルタワー大会、9月24日の後楽園ホール大会の結果などが反映された。

新井丈（中央）

　また、世界ストロー級王者の新井丈がフライ級の「暫定1位」にランクインした。3月の後楽園大会でのフライ級戦で、当時同級世界1位の関口祐冬に勝利したことが理由となっている。新井は11月19日の後楽園大会で、現在フライ級世界1位の山内渉と世界フライ級チャンピオン決定戦を行う。
　プロ修斗のルール（日本修斗教会公式サイト参照）では「第26条【チャンピオン】」において「同一の者が同時に複数のクラスのチャンピオンになることは認めない」「タイトルを保持したまま他のクラスのチャンピオンシップに出場することは出来ない」と定められている。11月4日の時点でもルールは変更されていないが、暫定1位という今までにない位置づけをランキング委員会が設けたことで、2階級同時制覇が可能な今後のルール変更を示唆している。

2023年 10月度世界ランキング

［選定］プロフェッショナル修斗ランキング委員会（10月1日付け／2023年9月30日までの実績で選定）

▽ストロー級［-115ポンド（-52.2kg）］
C（C）新井 丈（日本／キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS）A
1（1）旭那 拳（日本／Theパラエストラ沖縄）A
2（2）黒澤 亮平（日本／パラエストラ松戸）A
3（3）安芸 柊斗（日本／MMA Zジム）A
4（4）猿丸 ジュンジ（日本／修斗GYM東京）A
5（5）当真 佳直（日本／reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE）A
6（6）田上 こゆる（日本／BLOWS）B
7（10）マッチョ・ザ・バタフライ（日本／総合格闘技道場コブラ会）A
8（-）畠山 隆称（日本／Theパラエストラ沖縄）B
9（-）泰斗（日本／MMA RANGERS GYM）B
10（8）阿部 マサトシ（日本／AACC）A
《解説》
・試合出場のない箕輪、木内をランク外へ。阿部をランクダウン。
・畠山、泰斗をランクイン。
・上記にともないランキングが変動。

▽フライ級［-125ポンド（-56.7kg）］
C（-）空位
1（1）山内 渉（日本／FIGHT FARM）A
I1（-）新井 丈（日本／キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS）A
2（2）関口 祐冬（日本／修斗GYM東京）A
3（3）ヤックル慎吾（日本／T-REX柔術アカデミー）B
4（5）宮城 友一（日本／キックボクシングDROP）A
5（7）内田 タケル（日本／パラエストラ松戸）B
6（6）内藤 頌貴（日本／パラエストラ松戸）A
7（-）加マーク納（大阪/総合格闘技道場コブラ会）
8（8）高岡 宏気（日本／FORCE GYM）B
9（9）片山 将宏（日本／TRIBE TOKYO MMA）B
10（10）大竹 陽（日本／HAGANE GYM）B
《解説》
・試合出場のない平良をランク外へ。
・関口に勝利した新井を暫定1位にランクイン。
・高岡に勝利した加マークをランクイン。
・大竹に勝利した内田がランクアップ。
・上記にともないランキングが変動。

▽バンタム級［-135ポンド（-61.2kg）］
C（C）安藤 達也（日本／無所属）A
1（1）竹中 大地（日本／パラエストラ和泉）
2（2）藤井 伸樹（日本／ALLIANCE）A
3（3）石井 逸人（日本／TRIBE TOKYO MMA）A
4（4）齋藤 奨司（日本／FIGHT FARM）B > A
5（5）須藤 拓真（日本／X-TREME EBINA）B
6（6）神田T800周一（日本／パラエストラ広島）A
7（8）平川 智也（日本／マスタージャパン東京）A
8（7）野尻 定由（日本／赤崎道場A-SPIRIT）B
9（9）青柳 洸志（日本／修斗GYM神戸）B
10（10）後藤 丈治（日本／TRIBE TOKYO MMA）A
《解説》
・HIROに勝利した平川がランクアップ。
・上記にともないランキングが変動。

▽フェザー級［-145ポンド（-65.8kg）］
C（C）SASUKE（日本／マスタージャパン）A
1（1）山本 琢也（日本／パラエストラ千葉）A
2（2）山本健斗デリカット（日本／総合格闘技道場コブラ会）A
3（3）オーディン（日本／格闘DREAMERS）B
4（4）結城 大樹（日本／マスタージャパン福岡）A
5（5）田中 半蔵（日本／FUN’S）A
6（6）飯田 建夫（日本／無所属）A
7（8）TOMA（日本／直心会TK68）
8（7）竹原 魁晟（日本／パラエストラ松戸）B
9（9）ロイベ・デ・オリベイラ・ネイト（ブラジル／EVOLUCAO THAI）A
10（-）上原 平（日本／リバーサルジム横浜グランドスラム）B
《解説》
・岡田に勝利したTOMAがランクアップ。
・試合出場のない仲山をランク外へ。
・磯部に勝利した上原をランクイン。
・上記にともないランキングが変動。

▽ライト級［-155ポンド（-70.3kg）］
C（C）西川 大和（日本／西川道場）A
1（1）マックス・ザ・ボディ（カメルーン／BRAVE）A
2（2）キャプテン☆アフリカ（日本／総合格闘技道場コブラ会）A
3（3）大尊 伸光（日本／野田ボディビル同好会）A
4（4）田中 有（日本／リライアブル）A
5（5）長田 拓也（日本／BLOWS）B
6（6）川名 雄生（日本／Y&K MMA ACADEMY）A
7（7）松本 光史（日本／MASTER JAPAN）A
8（8）AB（日本／和術慧舟會駿河道場）A
9（9）ホニス・トーヘス（ブラジル／ノヴァウニオン）A
10（10）宇佐美正パトリック（日本／無所属）B
《解説》
・変動なし。

▽ウェルター級［-165ポンド（-77.1kg）］
C（C）エルナニ・ペルペトゥオ（ブラジル／ノヴァウニオン）A
1（1）田村 ヒビキ（日本／カルペディエム福岡）A
2（2）ソーキ（日本／NASCER DO SOL）A
3（3）山田 崇太郎（日本／ThePandemonium）A
4（4）村山 暁洋（日本／GUTSMAN）A
5（5）佐藤 洋一郎（日本／マカコ柔術アカデミー）A
《解説》
・変動なし。

▽ミドル級［-185ポンド（-83.9kg）］
C（C）シアー・バハドゥルザダ（オランダ／ゴールデングローリー）A
1（1）アンドレ・チャツバ（ブラジル／ミノタウロチーム）A
2（2）カルロスア・レッシャンドリ・ペレイラ（ブラジル／ドラゴンファイトチーム）A
3（3）ペトラス・マルケヴィチス（リトアニア／アウドラジム）A
4（4）レアンドロ・シウバ（ブラジル／ノヴァウニオン）A
5（5）ミッケル・グルドベーグ（デンマーク／タラレック）A
　岩﨑 大河（日本・大道塾／パラエストラ東京）
《解説》
・変動なし。

▽女子アトム級［-110ポンド（-47.6kg）］
C（C）澤田 千優（日本／AACC）
1（1）中村 未来（日本／マルスジム）
2（2）小生 由紀（日本／グランドスラム沖縄A・P・P）
3（3）久遠（日本／ZERO）
《解説》
・変動なし。

▽女子スーパーアトム級［-110ポンド（-50.0kg）］
C（C）渡辺 彩華（日本／AACC）
1（1）杉本 恵（日本／AACC）
2（2）黒部 三奈（日本／マスタージャパン）
3（3）古澤 みゆき（日本／総合格闘技道場BURST）
4（4）SARAMI（日本／パンクラスイズム横浜）
5（5）イ・イェジ（韓国／TEAM J）
《解説》
・変動なし。

2023年 10月度環太平洋ランキング

［選定］プロフェッショナル修斗ランキング委員会（10月1日付け／2023年9月30日までの実績で選定）

▽バンタム級［-135ポンド（-61.2kg）］
C（C）藤井 伸樹（日本／ALLIANCE）
1（1）竹中 大地（日本／パラエストラ和泉）
2（2）齋藤 奨司（日本／FIGHT FARM）
3（3）須藤 拓真（日本／X-TREME EBINA）
4（4）石井 逸人（日本／TRIBE TOKYO MMA）
5（5）野尻 定由（日本／赤崎道場A-SPIRIT）
6（6）神田T800周一（日本／パラエストラ広島）
7（-）平川 智也（日本／マスタージャパン東京）
8（7）後藤 丈治（日本／TRIBE TOKYO MMA）
9（8）青柳 洸志（日本／修斗GYM神戸）
10（9）スソン（日本／KRAZY BEE）
《解説》
・HIROに勝利した平川をランクイン。
・上記にともないランキングが変動。

▽フェザー級［-145ポンド（-65.8kg）］
C（C）空位
1（1）飯田 建夫（日本／無所属）
2（2）山本 琢也（日本／パラエストラ千葉）
3（3）オーディン（日本／格闘DREAMERS）
4（4）結城 大樹（日本／マスタージャパン福岡）
5（5）山本健斗デリカット（日本／総合格闘技道場コブラ会）
6（6）田中 半蔵（日本／FUN`S）
7（7）竹原 魁晟（日本／パラエストラ松戸）
8（9）TOMA（日本／直心会TK68）
9（10）上原 平（日本／リバーサルジム横浜グランドスラム）
《解説》
・岡田に勝利したTOMAがランクアップ。
・試合出場のない仲山をランク外へ。
・磯部に勝利した上原をランクイン。
・上記にともないランキングが変動。

▽ライト級［-155ポンド（-70.3kg）
C（C）キャプテン☆アフリカ（日本／総合格闘技道場コブラ会）
1（1）大尊 伸光（日本／野田ボディビル同好会）
2（2）マックス・ザ・ボディ（カメルーン／BRAVE）
3（3）田中 有（日本／リライアブル）20201220
4（4）長田 拓也（日本／BLOWS）20201220
5（5）川名 雄生（日本／Y&K MMA ACADEMY）
6（6）小谷 直之（日本／ロデオスタイル）
7（7）松本 光史（日本／MASTER JAPAN）
8（8）AB（日本／和術慧舟會駿河道場）
9（9）岡野 裕城（日本／マッハ道場）
10（10）宇佐美正パトリック（日本／無所属）
《解説》
・変動なし。

▽ウェルター級［-165ポンド（-77.1kg）］
C（C）田村 ヒビキ（日本／カルペディエム福岡）
1（1）ソーキ（日本／NASCER DO SOL）
2（2）山田 崇太郎（日本／ThePandemonium）
3（3）勇星（日本／ピロクテテス新潟）
4（4）北田 有（日本／和術慧舟會富山支部SPO）
5（5）墨吉 涼太（日本／誠流会館）
《解説》
・変動なし。