YA-MAN、立ち技OFGマッチ大会「FIGHT CLUB」をプロデュース&メインイベンターに。11.19 ABEMA PPVで生中継。「こっちはプロ。試合内容の面白さを見せたい(YA-MAN)」
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YA-MAN(TARGET SHIBUYA/RISEオープンフィンガーグローブ(OFG)マッチ -65kg級王者)がプロデュースする新しい格闘技イベント「FIGHT CLUB(ファイトクラブ)」の開催発表記者会見が10月19日、東京のABEMAのスタジオで行われた。ルールはOFG着用でRISEと同様の立ち技ルールを採用する。試合時間は3分3R。旗揚げ大会は11月19日(日)に行われ、ABEMAでPPV形式で生放送される(開催場所は非公開)。YA-MANがメインイベンターを務め、対戦相手は未発表だ。YA-MANは引き続きRISEの一員として在籍し、このFIGHT CLUBをプロデュースする。大会に関するABEMAのサイトはこちら。
RISEのOFGマッチは、コロナ禍の影響で海外勢の招へいが困難だった21年5月の無観客大会・RISE on ABEMAからスタートした。この大会でのOFGマッチでYA-MANは山口侑馬を2R右ストレートでKOして番狂わせを起こし、ブレイクのきっかけを作った。その後もYA-MANはOFGマッチで北井智大、伊藤澄哉、芦澤竜誠を1R KO。5月のRIZINではMMAデビューし三浦孝太に1R TKO勝ちした。8月のRISE大田大会でのメインイベントではYA-MANが侑馬の兄・裕人を2R右フックでKOし、RISEオープンフィンガーグローブマッチ-65kg級初代王者となった。
YA-MAN、立ち技OFGマッチ大会「FIGHT CLUB」をプロデュース&メインイベンターに
「FIGHT CLUB」の開催発表会見で、YA-MANは「8月にタイトルを取って、この先どうしようか悩みました。普通のグローブでのキックボクシングよりもOFGのほうが面白いと思って、自分でやっちゃえばいいと思いました」と開催に至った理由を説明。「前に出て攻める面白い選手だけを呼びたいです」と話し、山口裕人・侑馬兄弟の参戦も発表し、「朝倉未来、平本蓮がRIZINであんな面白くない試合しているのに人気があるけど、この2人のほうが面白い試合ができると思って声をかけました」と説明した。
【会見振り返り】
YA-MAN プロデュース #FIGHTCLUB 開催決定YA-MAN が対戦したい相手は?
「自分の知名度が上がった
きっかけである中村寛と戦いたい」『FIGHTCLUB』
11/19(日)ABEMA PPVで全試合生中継
対戦相手&チケット販売は後日@ya_man_shibuya— ABEMA格闘 (@Abema_Fight) October 19, 2023
YA-MANはこの大会で戦いたい相手について21年11月のRISE大阪大会で通常ルールを着用して戦った中村寛の名前を挙げ「自分の名前が上がったきっかけが中村戦だったと思っています。会見の時にOFGでやれと煽ったんですけど、中村は『チャンピオンになって暇になったらやってやる』と言っていました。中村も自分もチャンピオンになったので面白いと思います」と話した。
試合場はリング。ルールはRISEルールに準じるが、YA-MANは「最初のRISEのOFGマッチはKO決着以外ドローだったので、それがいい」とも話した。試合数は「10試合以下にしたい。濃く深くみたいな感じにしたい」とのこと。スタジオマッチ形式で、少数だが観客は入れる模様だ。継続開催にも意欲的で、YA-MANは「THE MATCHが終わってから、キック業界の注目度が下がっていますけど、この大会をきっかけにバズる選手が出てきて欲しいです。出たい選手はInstagramのアカウントも作るのでDMしてもらいたいです」とアピールした。
BreakingDownとの違いは?「こっちはプロ。試合内容の面白さを見せたい(YA-MAN)」
ABEMA PPVでは既に朝倉未来がスペシャルアドバイザーを務めるBreakingDownが大人気コンテンツとなっていて、YA-MANも中継の解説や選手発掘で関わっている。BreakingDownの選手も呼びたいか?という質問に「呼びたいです。彼らは成り上りたい人たちなので面白い試合する」と答えた。
だが一方、YA-MANは10月3日にXにポストし「トライフォース赤坂にはもう行かないと思う。朝倉未来が負けたまま、そのまま終わるようなダサい男だとは思ってなかった。そんな人から教わる事はもうない」と、未来批判を繰り広げ話題を呼んでいた。
この投稿についてYA-MANは「自分がMMAをやるきっかけになったのはあの人(=未来)です。メイウェザー戦が終わった後は『強かったけど、上に行く』と話していて、一緒に練習していましたけど、(7月の)ケラモフ戦が終わってからは格闘技のモチベーションが無くなったのか、練習に来ていなくて、この人について行っても何も学ぶものが無いと思いました。失望というかガッカリというか。最近のあの人の試合はつまんない。昔の試合ってストリートを感じました。絶対勝ってやるとか、路上を感じましたけど、最近はただの競技者になっている。勝ちに徹するというか。昔のギラつきが無い。だから一緒にやらず、世界を目指している人たちのいるTRIBEでやっています」と改めて説明。今、未来とやれば勝てるかと聞かれると「全然勝てるでしょ。寝技とかわからないですけど、殴り合いなら、覇気のないあの人には勝てないと思いますね」とも豪語した。
プロモーターとしてのBreakingDownへの対抗意識について、YA-MANは「BreakingDownはエンタメで、こっちは本当の格闘技です。向こうは素人でこっちはプロです。こっちは試合内容の面白さを見せたいです。BreakingDownはぶっちゃけ試合までの過程を楽しむもので、試合はプロのほうが面白いです。BreakingDownには溝口(勇児COO)さんとの関係で携わっているんで、切る必要はないですけど、(未来と)同じ列には座りたくないんで、解説とかはやりたくないです」と話した。