KNOCK OUT 4.22 後楽園ホール:ぱんちゃん璃奈、1年ぶり復帰戦は世界見据え階級上げ台湾の選手と。ONE帰りの鈴木宙樹、スアレックをKOしたREITO BRAVELYと対戦
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KNOCK OUT 2023 vol.1(4月22日(土)後楽園ホール)の決定カードが3月23日の東京での記者会見で発表された。3,800人(満員・主催者発表)の観衆を集め好勝負の連続となった3月5日の代々木競技場第二体育館大会を経て、今大会から2023年のナンバーシリーズの開幕となる。
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無し・組んでからの攻撃は1回のキックルール
ぱんちゃん璃奈、1年ぶり復帰戦は世界見据え階級上げ台湾の選手と
BLACK 女子49.5kg契約 3分3R(延長1R)
ぱんちゃん璃奈(フリー/元KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級(47.5kg)&アトム級(46kg)王者)
ワン・チンロン[Wang Ching Long](台湾/TKBA)※ワン・ジンロンから表記変更
ぱんちゃんは昨年3月大会で喜多村美紀に判定勝ちし、KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王座を獲得して以来、約1年ぶりの公式戦となる。喜多村戦の翌月の練習中に左膝前十字靭帯を断裂し手術し療養を続けていたが、その最中、偽造した那須川天心と武尊のサイン入りポスターをネットオークションで販売し落札者から99,000円をだまし取った疑いで、12月に逮捕され容疑を認めていた。2月の記者会見で謝罪すると共に王座を返上。3月5日の代々木大会ではボクシング形式のエキシビションマッチでリングに上がった。詐欺事件の被害者とも和解が進み、3月10日に不起訴処分(起訴猶予)となった。アトム級(46kg)、ミニマム級(47.5kg)と階級を上げてきたが、今後は海外で層の厚いフライ級からそれ以上の52kg近辺への進出を目指し、49.5kg契約での試合に臨む。
復帰戦の相手、ワン・チンロンは台湾在住の22歳。キック戦績19戦13勝(1KO)6敗。18年9月のKrushで壽美(ことみ)と対戦し判定負けし(上動画)、19年11月のシュートボクシング愛知大会でユリカGSBに判定負けしている。ONEにも上がり、最近ではプロボクシングの試合にも出場している。チンロンは「3年ぶりに日本で試合ができることを嬉しく思っています」等との談話を発表している。名前の表記は実施の発音に近い「チンロン」に変わっている。
◆ぱんちゃん「1年ぶりのキックボクシングの試合で、今回は色んな意味での復帰戦になりますので、しっかり強い姿を見せたいです。(蹴りを含めた練習ができるようになったのは?)今月です。膝の状態は次の試合の時で8割ぐらいに持って行けると思います。他の部分が伸びて最後の試合の時より120%、130%ぐらいになっていると思います。(チンロンの印象)169cmで高身長の方とやったことが無いので楽しみです。(どういう試合を見せたい?)たくさん迷惑をかけた人に、リングの上では強いなと思ってもらえる動きを見せたいです。(これまでより重い49.5kg契約での試合について)48kgまで落とせるんで、48kgから49.5kgの間で強い選手がいたら挑戦したいです。世界だと52kgが層が厚いのでそこを目指したいです。
ONE帰りの鈴木宙樹、スアレックをKOしたREITO BRAVELYと対戦
BLACK 63kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺/元REBELS-BLACK -60kg級王者)
REITO BRAVELY(BRAVELY GYM/M-1 JAPANライト級王者、KOSスーパーフェザー級王者)
鈴木宙樹はRIZINで活躍する鈴木千裕の1歳上の兄。19年に葵拳士郎に判定勝ちしREBELS -60kg級王者に翌年1度防衛。21年にボクシングに転向し1戦して1R KO勝ちしたが、千裕の活躍に刺激されキックに復帰。昨年10月の復帰戦では西岡蓮太に判定負けし、12月にはタイ人のモンダム・ウィラサクレックを2R KOしたが、今年2月のONEルンピニーではイランのファリヤ・アミニプール判定1-2で惜敗している。
REITOは大分在住の22歳。昨年4月のKNOCK OUTではスアレック・ルークカムイとREDルールで対戦し延長(4R)左ストレートでKO勝ち(上動画)。昨年10月のRIZIN福岡大会では関幸一郎を左ハイでわずか34秒でKOした。戦績20戦11勝(4KO)4敗5分。REITOは「スアレック選手を倒したのになんで呼ばれないんだとモジモジしていました。僕がライト級を引っ張って行くので今回はそれを証明する試合だと思っています。相手の鈴木選手は名前もあるので喰ってやろうと思っています」等との談話を発表している。
◆宙樹「相手は高身長でサウスポーでやりにくくてバンバン来ると思いますけど対応したいです。(ONEルンピニーでの試合の感想)自分の努力不足を感じて、山口(元気)会長からも『覚悟決めてキックボクシングに向き合わないと今後は無いぞ』と言われ、覚悟決めて格闘技に向き合っています。ボクシングとキックで違う距離感やスタミナの使い方を少しずつ合わせています。
BLACK スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
中島弘貴(LALA TOKYO/元Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
西川康平(8ball fitness/元J-NETWORKウェルター級1位)※池袋BLUE DOG GYM/超人クラブから所属変更
Krushの元王者・中島は21年からKNOCK OUTに上がり5連勝したが、昨年10月にクンタップに判定2-0で敗れて以来の試合。中島は「KOで終わらせるのはマストで、お客さんを裏切らない試合ができればと思ってます」との談話を発表している。
対する西川は22戦10勝(5KO)12敗の31歳。宮田プロデュース時代のKrushでHIROYAや寺崎直樹にKO負けしているが、17年に木村“フィリップ”ミノルをKOし番狂わせを起こした(上動画)。約3~4年ぶりの試合で、現在は東京都日野市で自身のジム・8ball fitnessを運営している。西川は「3分3Rでやっているタイプじゃないので、1Rで倒します。2R1分半過ぎたら中島君の勝ちです」とコメント。KNOCK OUT参戦中の木村との再戦についても「全然やってもいいですよ」と話した。
BLACK ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大谷翔司(スクランブル渋谷/INNOVATIONライト級王者)
力斗(TEAM PREPARED/元大和フェザー級王者)
大谷は昨年4月のRIZIN TRIGGERでRIZINに初参戦し力也に1R TKO勝ち。7月のKNOCK OUTでは梅野源治とREDルールで対戦し3R終了間際に右肘で切られTKO負け。12月のKNOCK OUTでは庄司啓馬を2R右ストレートでKOした。
力斗は7戦6勝(4KO)1敗1分の21歳でKNOCK OUT初参戦。大分在住で九州で開催されている大和の元フェザー級王者。昨年8月のK-1福岡大会のプレリムで龍之介に判定負け。宮田プロデューサーもリングアナウンサーとして協力した2月のKPKB福岡大会では康弘に2R右フックでKO勝ちしている(上動画)。
力斗は「せっかくKNOCK OUTに参戦できることになったのに、相手が聞いたことのない弱そうな選手で残念です。どうせならバズーカ(巧樹:KNOCK OUT-BLACKライト級王者)とやりたかったです。大谷はどう考えても俺の踏み台になる選手。早くKNOCK OUTのベルトを獲るために今回はもちろんKOして勝ちます。大谷、すぐに壊れるサンドバッグは要らないので簡単に倒れるなよ」との挑発的な談話を発表している。
◆大谷「(力斗が)そういう感じ(のコメント)で来るのは予想外だったんですけど(苦笑)、ぶっ倒すだけです。そういう感じで来てもらったほうが、スイッチが入り、試合も面白くなると思います。12月の試合の後、仕事を辞めて、格闘技に向き合う時間が増えたので、テクニックの幅が増えたと思います。でも今回はケンカスタイルで行きます。(名前が1字違いの大谷翔平が野球のWBCで活躍したことについて)MVP狙います(笑)。(ムエタイのWBC王座も狙う?)一応ランキングに入っているんで、それもアリっすね。(BLACKルールがワンキャッチワンアタックのルールに変わったことについて)こっちの方が僕に向いていますね。」
乙津陸、初黒星からの再起戦はNJKF王者の優心と
RED スーパーフライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
乙津 陸[おつ りく](クロスポイント大泉)
優心(京都野口ジム/NJKFフライ級王者)
乙津は8月の新宿大会での谷津晴之戦では終了間際のラッシュでTKO勝ちし、10月の後楽園大会では、タフな酒井柚樹との激闘を多様な攻撃と手数差で制し判定勝ち。素質の高さを印象付けたが、12月大会での第2代KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座決定戦では心直相手に大差の判定負けを喫し、プロ7戦目で初黒星を喫した。この春高校を卒業したばかりだ。
優心は11戦6勝4敗1分の21歳でKNOCK OUT初参戦。20年8月のRIZINで吉成名高に2R終了間際にTKO負けしたが、その後NJKFではフライ級王座を獲得している。最近では昨年9月のNJKF大阪大会でタイ人選手に2R TKO負けしている。優心は「乙津陸選手を完封して勝つ姿を魅せるので期待してください。まぁ、今回は私の査定試合になると思うので、良い勝ち方で価値を上げて、他の選手たちとも闘っていきたいです」等との談話を発表している。
◆乙津「今年初めての試合でうれしいです。12月に初黒星をつけたので、絶対落とせない試合です。ここでサクっと俺がぶっ倒しちゃって、他の選手とやらせないです。豪快なKOで倒します。前回から新しいメニューを入れたり、高校を卒業して練習時間を増やしています。(優心の印象)ムエタイの選手ですけど、前に出て来るので、いい打合いができると思います。(今後について)もっと試合してベルトを取りたいです。心直選手に絶対リベンジします。これからキック一本なので、キックだけで生活できるようになりたいです。」
他にも以下の5試合が決定している。TaCaは宮田プロデュース時代のKrushで山崎秀晃、寺崎直樹らとしのぎを削った選手で現在38歳。戦績26戦13勝(9KO)13敗。「最後に試合をしてから10年。ふと、やり残したことがあることに気づいて、リングに戻ることを決めました。倒すか、倒されるか。全力で前に出ます」との談話を発表している。
YUYAと小林丈晃は昨年3月大会で対戦し、YUYAが判定勝ちしている。先日の代々木大会でぱんちゃんとボクシングエキシを行った“土木ネキ”こと坂本はKNOCK OUTの公式戦初登場。対する松藤は今回がプロデビュー戦の37歳。
なお、出場予定選手だった久井大夢(TEAM TAIMU/KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者)は、同時期に海外遠征試合のプランが進んでいるため今大会は不出場となる。
BLACK ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
松山 翔(菅原道場)
TaCa(キャピタルレイズFG池袋)
BLACK スーパーライト級(65kg) 3分3R
YUYA(クロスポイント吉祥寺)
小林丈晃[たけあき](練誠塾)
BLACK 女子スーパーフライ級(52kg) 2分3R
松藤麻衣(クロスポイント吉祥寺)
坂本瑠華(フリー)※スナイパーセキュリティーから所属変更
BLACK スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
アックス斧田(KIBAマーシャルアーツクラブ)
羽黒慈夢[はぐろ じむ](クロスポイント大泉)
BLACK ライト級(62.5kg) 3分3R
山田青空[そら](GOD SIDE GYM)
坂根卓弥(クロスポイント吉祥寺)
対戦カード
※REDルールは肘有りキックルール、BLACKルールは肘無し・組んでからの攻撃は1回のキックルール
BLACK 女子49.5kg契約 3分3R(延長1R)
ぱんちゃん璃奈(フリー/元KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級&アトム級王者)
ワン・チンロン[Wang Ching Long](台湾/TKBA)※ワン・ジンロンから表記変更
BLACK 63kg契約 3分3R(延長1R)
鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺/元REBELS-BLACK -60kg級王者)
REITO BRAVELY(BRAVELY GYM/M-1 JAPANライト級王者、KOSスーパーフェザー級王者)
BLACK スーパーウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
中島弘貴(LALA TOKYO/元Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
西川康平(8ball fitness/元J-NETWORKウェルター級1位)※池袋BLUE DOG GYM/超人クラブから所属変更
BLACK ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大谷翔司(スクランブル渋谷/INNOVATIONライト級王者)
力斗(TEAM PREPARED/元大和フェザー級王者)
RED スーパーフライ級(52kg) 3分3R(延長1R)
乙津 陸[おつ りく](クロスポイント大泉)
優心(京都野口ジム/NJKFフライ級王者)
BLACK ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
松山 翔(菅原道場)
TaCa(キャピタルレイズFG池袋)
BLACK スーパーライト級(65kg) 3分3R
YUYA(クロスポイント吉祥寺)
小林丈晃[たけあき](練誠塾)
BLACK 女子スーパーフライ級(52kg) 2分3R
松藤麻衣(クロスポイント吉祥寺)
坂本瑠華(フリー)※スナイパーセキュリティーから所属変更
BLACK スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
アックス斧田(KIBAマーシャルアーツクラブ)
羽黒慈夢[はぐろ じむ](クロスポイント大泉)
BLACK ライト級(62.5kg) 3分3R
山田青空[そら](GOD SIDE GYM)
坂根卓弥(クロスポイント吉祥寺)
出場予定選手
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺/元大和フェザー級王者)
概要
大会名 MAROOMS presents KNOCK OUT 2023 vol.1
日時 2023年4月22日(土) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
チケット料金 SRS席20,000円 RS席10,000円 S席8,000円 A席6,000円 ※当日券は500円アップ ※小学生から有料、6歳未満でも座席を必要とする場合は有料
チケット販売 KNOCK OUTオフィシャルショップ(3月22日(水)10:00~先行発売) イープラス チケットぴあ ローソンチケット 出場選手・所属ジム ※3月25日(土)10:00~一般発売
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 inquiry@knockout.co.jp https://knockoutkb.com/