Krush 3.25 後楽園ホール:フェザー級王者・玖村修平、森坂陸に「逃げずに打ち合ってきてほしい」×森坂「相手は運よく売れただけ。1Rから仕掛ける」
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Krush.147(3月25日(土)後楽園ホール)のKrushフェザー級タイトルマッチで対戦する玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/王者)と森坂陸(エスジム/挑戦者)が公開練習を行った。そのレポートがK-1 GROUPから届いている。(写真 (C)K-1)
王者・玖村修平、挑戦者・森坂陸を圧勝劇で黙らせる!「どの局面になっても圧倒的に勝つことがテーマ。覚悟があるなら逃げずに打ち合って来てもらいたい」
東京・K-1ジム五反田チームキングスにて、3月25日(土)東京・後楽園ホール「Krush.147」の[【アンサー株式会社/株式会社クレール不動産 Presents】Krushフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・森坂陸と対戦する王者・玖村修平が公開練習を行なった。
2022年5月のKrush後楽園大会で新美貴士にリベンジを果たし、念願の第6代Krushフェザー級王座に就いた玖村。8月K-1九州大会のフェザー級世界最強決定トーナメント一回戦ではムエタイの強豪ジャオスアヤイにKO勝利するも、準決勝で軍司泰斗に敗戦。12月K-1大阪大会でも斗麗に敗れ、2連敗を喫してしまった。
玖村は「去年は新美選手にリベンジすることを目標にしてKrushのベルトを獲ることができましたが、K-1チャンピオンの前まで辿り着いて負けてしまい、K-1のトップ戦線で勝ち上がることができず、去年の自分のレベルでは(K-1のトップにいくことが)無理だということを実感させられました。後半は良くない形で終わってしまったので悔しい1年になりました」と2022年を振り返る。
2連敗を経験したことで「身体の強さ、一発のパワー、技術的にも足りないところを感じました。昨年は試合が続いたことで基礎を高める練習ができておらず、今回は3カ月ちょっと試合間隔を空けることができたので身体・技術を1から作り上げてきました」と基礎的な部分のレベルアップに着手。
その結果として「練習でスパー・ミット打ちをすると周りから『パワーが付いた』『身体のあたりが強くなった』と言われますし、自分でも実感しているので、これが試合でどうなるのか、それを試すのが凄く楽しみです」と手応えを十分に感じている。実際、この日の公開練習のミット打ちでは、左ジャブ、右ストレート、左右ミドルと重みのある一発一発をミットに打ち込んでいった。
対戦相手の森坂については「相手の攻撃を外したり、カウンターの技術が巧い印象があります。相手のリズムを取らせないところはやりやすい選手ではない。バックブローのタイミングもうまく、その技一発でひっくり返す技でもあるので、そこは慎重にいこうと思います」とやりにくさ・巧さを警戒している。
今回のカード発表会見では森坂が「(玖村は)テクニックはあるけれど打たれ弱い。気持ちが弱い」など挑発する場面もあった。その言葉を受け「僕が打たれ弱いか、打たれ強いかは分かりませんが、倒せるものなら倒してみろと。僕は倒す覚悟も倒される覚悟も持って挑むので、逃げずに打ち合ってきてほしい」と改めて打ち合いを要求。
「彼は会見で打ち合うと言ってましたが、打ち合ってきたらいい試合になると思うし、盛り上がると思う。もし彼がポイントアウトしてきても僕が圧倒できる練習をしているので、どの局面になっても圧倒的に勝つ。それが今回のテーマです。森坂選手とどの部分を比べても負けている部分はない」と圧勝防衛で森坂を黙らせるつもりだ。
弟の玖村将史は先日の「K’FESTA.6」K-1×RISE対抗戦でRISEバンタム級王者・鈴木真彦に勝利するなど、K-1トップ戦線での活躍を続けている。玖村は「兄として焦る気持ちもありますが、当然の結果かなと思っています。彼は元々当然の位置にいて、当然のことをやっているだけだと思います」とする一方「彼は僕よりも前にKrushのチャンピオンになって、しっかり防衛してKrushを卒業じゃないけど、今K-1で活躍しています。僕もしっかりベルトを防衛して勝ち上がって、兄としてしっかり彼の位置に並び、いずれは追い越したい」と弟からもいい刺激を受けている。
防衛戦後の展望については「チャンピオンとしてしっかりベルトを守ってKrushのベルトの価値を高めていき、去年K-1で勝てなかった二人(軍司・斗麗)にリベンジしたい。そのためにもまずはここでしっかり防衛して、そこまで上がっていきたい」と玖村。最後に「3月のK-1は盛り上がってましたが、Krushも負けてないという熱を今回出場する全選手が持って大会に臨むと思います。凄く盛り上がる大会になると思うし、僕がしっかり盛り上げて締めたい」と気合いを入れた。
挑戦者・森坂陸、王者・玖村修平を一刀両断「華はあるけど実力はない。『打ち合いはできない』とか『バックブローしかない』と言ったことを後悔させてやります」
神奈川・エスジムにて、3月25日(土)東京・後楽園ホール「Krush.147」の[【アンサー株式会社/株式会社クレール不動産 Presents】Krushフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・玖村修平と対戦する挑戦者・森坂陸が公開練習を行なった。
決戦まで一週間となり「仕上がりはめちゃくちゃいいですね。早く試合がしたいです」という森坂。今回は2020年11月の第5代フェザー級王座決定トーナメント決勝以来、2度目のベルトを巻くチャンスで「いつもの試合とは違った心境でめちゃくちゃモチベーションが高いです。2年ちょっと前に(ベルトを)とれなかったんで、ずとこのことだけ考えて練習してきたし、やっとベルトを獲れる日が来たと思っています」と燃えている。
現在、森坂は4連勝中と絶好調。これは自身初のことで「今までは3連勝が最高で、その殻を破ることが出来て自信がつきました。この勢いのまま5連勝いけると思います。ベルトを獲るのは確定していて、あとは倒せるかどうかだと思っています」と王座奪取に自信満々だ。
対戦相手の玖村については「華はあるけど、たまたま運よく売れちゃっただけで、そんなに実力はないと思う。全然自分の方が強い」と断言。玖村からは記者会見で「森坂選手は打ち合いができない」「バックブローだけ気をつければいい」という言葉もあったが、森坂は「そういったことを後悔させてやる」と切り捨てた。
「あっちは僕が打ち合えないとか言っていますけど、絶対に後悔させてやろうと思います。逆に距離を取るんじゃねえぞって。距離撮ったら笑っちゃいますね。そもそも本当に打ち合ってくれるのかな?と思ってて。
(玖村は)スピードもないし、ガードも上手くないから、一発当たれば(ガードを固めて)亀になる。打たれ弱くて気持ちが弱いから、一発腹を利かせれば『うっ…』ってなるんじゃないですか? だから会見で『腹を鍛えてください』って言ったんですけど、返事もなかったんで、どうなるんだろうなぁ。僕はフィジカルもスタミナもあるんで、打たれ強い自分を信じて、相手のパンチをもらっても打ち合います。
(バックブロー発言について)あれに関しても後悔させてやりますよ。勝手にそう思っとけよって感じです。僕は回りたいと思ったら回るし、勝手に回って出るものなんです。意識してやってないんですよ。意識してやったら当たらないんで、直感で回ろうと思ったら当たります」
森坂は王座決定トーナメント決勝で新美貴士に敗れ、その新美に勝利してベルトを奪ったのが玖村だ。そうした対戦戦績も含めて、下馬評では玖村有利の声も多いが、森坂は「SNSでの勝敗予想でもあっち有利ですけど、それは玖村選手に勝ってほしいという気持ちも込めての予想だと思っています。僕は絶対に倒されないし、絶対に負けることはないです」と意に介さず。
「メインイベントのタイトルマッチで打ち合わないと(タイトルマッチに)ふさわしくないと言われるので、1Rから仕掛けていけたらと思います。これが格闘技人生の分かれ道、ベルトを獲れなかったら長続きはしない、獲れば未来が明るい。重要な一戦だと思っています。何が何でも勝って、次につなげたいと思います」とKrushのベルトを巻いて未来を切り開くつもりだ。
対戦カード
第10試合 メインイベント Krushフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/王者、元NJKFバンタム級王者)※初防衛戦
森坂 陸(エスジム/挑戦者)
第9試合 セミファイナル ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
松岡 力(K-1ジム五反田チームキングス/元王者)
海斗(LEGEND)
第8試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
近藤魁成(TEAM 3K/K-1甲子園2018 2017 -65kg優勝)
ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館/FIGHT DRAGON -70kg王者)
第7試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)
林 勇汰(FLYSKY GYM)
第6試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushバンタム級王者)
一航(新興ムエタイジム/Bigbangスーパーバンタム級王者、元WMC日本・WBCムエタイ日本・NJKFバンタム級王者)
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
MOMOTARO(OGUNI-GYM/元WBCムエタイ・インターナショナル&日本・NJKFフェザー級王者)
竹内将生(エイワスポーツジム/元BOM・Bigbangフェザー級王者、元MA日本スーパーバンタム級王者、元WPMF日本&J-NETWORKバンタム級王者)
第4試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
山崎陽一(KIKUCHI GYM/Bigbangスーパーウェルター級王者)
森田奈男樹(エイワスポーツジム/JFKO全日本フルコンタクト空手道選手権2017軽重量級(85kg)優勝)
第3試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
近藤拳成(TEAM 3K/K-1甲子園2016 -65kg優勝)
斉藤雄太(K-1ジム五反田チームキングス)
第2試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
齋藤祐斗(JK TRIBE)
髙橋直輝(若獅子会館/元ACCELバンタム級王者)
第1試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
岩﨑悠斗(ARROWS GYM/元J-NETWORKスーパーライト級王者)
三宅祐弥(Hacker GYM)
プレリミナリーファイト第2試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
河北光生(K-1ジム五反田チームキングス)
大利賢佑(team ALL-WIN)
プレリミナリーファイト第1試合 ミドル級(75kg) 3分3R
大石昌輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/KWF世界カラテGP2020男子-85kg級優勝、JKJO全日本空手道選手権2015 2016 2017重量級優勝)
森 拓馬(team ALL-WIN)
概要
大会名 Krush.147
日時 2023年3月25日(土)開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生中継)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席 7,000円(完売) ※当日券500円アップ。16:00より販売 ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/