RISE 4.2 代々木競技場第一体育館:那須川天心、RISEファイナルは「大舞台での親子喧嘩」「6月への通過点」×同門・風音「黒星つけて6月に送り込んでやる」。白鳥大珠×秀樹、3年ぶり再戦
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RISE ELDORADO 2022(4月2日(土) 国立代々木競技場第一体育館)での那須川天心のRISEファイナルマッチの対戦相手が、同じTEPPEN GYMの後輩・風音(かざね)に決まった。風音は昨年7~9月のDoA -53kgトーナメントで江幡睦、政所仁、志朗の3選手を破り、下馬評を覆して優勝すると「那須川天心選手が認めてる志朗選手に勝ったぞ。やる権利あるんじゃないですかね?天心としてじゃなく天心選手とやりたいです」等とマイクアピールしていた。天心は18年6月に延長判定勝ちするも苦戦したロッタン・ジットムアンノンとの再戦を希望していたが、ロッタンは3月26日のONEでのデメトリアス・ジョンソン戦を控えていることもあり、実現が困難な状況だった。
白鳥大珠 vs. 秀樹の19年2月以来約3年ぶりの対戦も発表されている。前回は秀樹の左スネの裂傷で不完全決着で終わり、白鳥の3R TKO勝ちだった。
天心は昨年9月のRISE横浜ぴあアリーナMM大会で鈴木真彦に判定勝ちして以来、約半年ぶりとなる公式戦。リングに上がるのは昨年大晦日のRIZINでの五味隆典とのボクシング形式の非公式戦以来となる。その1週間前のクリスマスイブの発表の通り、今年6月にはK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・武尊とのキックボクシング引退試合を控えている。今回は14年のプロデビュー以来主戦場としてきたRISEでの最後の試合で、風音戦、武尊戦の残り2試合でキックを引退しボクシングに転向する。
2月9日の東京での記者会見で4選手が意気込みを語った。
天心「今回は通過点に過ぎない。練習していると(武尊が)頭によぎる」
RISE最後の試合というか、思い返せばいい思い出があって、ここまで必死だったと思うんですけど、最後のRISE、今まで体験してきたことを次の世代に見せられるような試合をしたいです。
(練習仲間と戦うやり辛さは?)そうですね…やりやすいです。
(対戦相手が風音と聞いて最初どう思った?)流れ的にもそうなると思っていました。ロッタン選手と(再戦を)やりたかったですけど、海外の選手が(コロナ禍の影響で)来られない時に、残された選手は風音選手しかないと思いました。
今回、自分の中のテーマとしては父親(=TEPPEN GYMの那須川弘幸会長)を超えようかなってのがあって。ずっと一緒にやっているんですけど、俺を超える選手を見てみたいというか、体験したいというのがあったんで、セコンドもサポートも全部風音につけて、僕を超えてくれと言いました。変わらず会長とは練習はしているので、色んな気持ちはありますけど、関係ないですね。大舞台での親子喧嘩ですね。何も手加減せず会長の全てを(風音に)教えてほしいですし、その技術を超えなきゃいけないこともあるし、しっかり見せたいです。
でも、申し訳ないですけど、6月に全てを懸ける大勝負があるので、今回は通過点に過ぎないですね。練習していると(武尊が)頭によぎるので、4月、6月とつながる、いい試合しなきゃいけないと思います。(RISEプロデューサーでTARGETの)伊藤(隆)会長からも(今回の天心に科した試合のテーマとして)「原点に戻る」という話がありましたけど、最近は“試合”をし過ぎていたので、今回とその次は競技をするのはやめようと思います。最近は殺意が足りないと思っていて。常に攻めなきゃなって。ちょっと守りに入っていた気がしたんですね。気づかせてくれた友達がいるんですけど、競技は違うけど、攻めないといけないと思っています。
(試合までの練習環境は?)ロッタンも呼びたいですし、TARGET SHIBUYAでYA-MANとも練習したいですし、前に出て来る選手とやりたいですね。
(セコンドは誰がつく?)弟(=龍心)をつけてみようかなって。あとは母ちゃんとか、嘘ですけど(笑)。弟は最後に戦う姿をサポートしろと言いたいですね。
(4月と6月の連戦になることについて)大丈夫です。ずっと年9試合とかやってきたんで。一般的には短いと思うかもしれないですけど。
(何Rで勝ちたい)もう最初からクライマックスで行きたいです。
(最後にファンにメッセージを)僕をキックボクサーに育ててくれた舞台がRISEなので、別れるのは辛いですけど、新たな旅立ちというか。伊藤会長ってなんでも挑戦させてくれて。ボクシングに挑戦すると言ったときも「俺も選手だったから気持ちはわかる」と一押ししてくれただからこそ、僕は旅立てますし、そういう人が団体のトップと改めて感じました。今までやってきたRISE魂を見せたいです。
風音「黒星つけて6月に送り込んでやる」
3年前(京都から)こっちに来たのは誰よりも強くなるためです。一番強い選手は天心選手やと思っているんですけど、天心選手を越す思いで毎日過ごし、結果も出してきたし、こうなるのは必然、いたって自然な流れかなと思います
(練習仲間が相手でやり辛さは?)これだけは言っておきたいですけど、僕がやり辛いと思うのは後にも先も(親友の)政所仁だけです。
(ジムでの天心とのスパーリングで手応えを感じたことは?)練習では上手い感じで(天心に)運ばれるんですけど、実際の試合でリングでやる感じと違うと思います。本気のぶつかり合いで僕の強さがわかると思います。
(会長が自分のセコンドにつくことについて)ずっと風音につく言ってくれていて、僕は那須川会長の弟子なので、那須川会長の戦い方でおもくそ倒してやろうと思います。会長から弱点は聞いています。
(天心が「6月の大勝負の通過点に過ぎない」と話しているのを聞いて)腹が立ったっていうか、なめるなよって思いましたね。無傷で6月行けると思うなよって。思いっきり初黒星つけて(武尊戦に)送り込んでやろうかなって思います。
(今回もトーナメントの時のように「見たかボケ!」と叫ぶ準備はできている?)あれに関しては意識して言ってるわけじゃないんで。でもずっと「見たかボケ!」みたいな反骨の気持ちではありますけどね。
(最後にファンにメッセージを)このタイミングで選ばれた意味はわかってるつもりなんで、その覚悟をもって本気で那須川天心選手を倒しに行きます。応援してくれているファンのみんなからもらった勇気を皆さんに返す番なので しっかり見てほしいです。
白鳥「天心が去ってからのRISEのためにも魅せたい」
3年前はドクターストップで僕が秀樹選手に勝って、初防衛戦は秀樹選手ってマイクで言ったんですけど、すぐ再戦とはならなかったんですが、僕も原口(健飛)選手、直樹選手相手に、RISEで3連敗している状況で、秀樹選手もその2人に負けていて、その2人にやり返すのもこの対戦を経ないといけないと思っていたので、秀樹選手との対戦が決まって僕もうれしいです。明らかに白黒をつけたいので、KOで蹴りをつけます。
(近年の秀樹の印象)3年間やらなかったんですけど、どこかで意識していました。フィジカルが強くて、毎試合レベルアップしていると思います。
(秀樹から「逃げないで戦ってくれ」とアピールされていたことについて)逃げているつもりは一切なく、言われる前からやると決めていました。
(同門の天心のラストマッチの大会で戦う心境)ここまでRISEが大きくなったのは天心のおかげですが、これからのRISEのために、アンダーカードの僕らが魅せなきゃいけないと思っています。秀樹選手との再戦は特別なもので 盛り返して上に上がるためには倒す必要がある相手です。天心が去ってからのRISEのためにも魅せたいです。
(3年前との自分の違いは?)3年前は63kgに階級を上げて間もない頃でした。僕の中では生き残りをかけた戦いと思っていて、最後は気持ちの勝負になると思います。
秀樹「大会のベストバウトになるような試合をします」
3年ぶりのリベンジマッチになるので、勝つのはマストで、天心君のラストマッチの大会なので、インパクトを残して勝ちたいです。大会のベストバウトになるような試合をします。
(白鳥を3年見ていて)WORLD SERIES(=19年のトーナメント優勝)は彼にとって一番成長した3戦と感じていました。
(再戦を待たされたことについて)自分もタイトルマッチで負けていたので、強くは言えなかったので、待たされているという感じではなかったですね。
対戦カード
那須川天心 RISE Final Match バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
那須川天心(TARGET/Cygames/RISE WORLD SERIES 2019 -58kgトーナメント優勝、RISE世界フェザー級(57.15kg)王者、ISKAフリースタイル世界フェザー級(57kg)王者、ISKAオリエンタル世界バンタム級(55kg)王者、元RISE同級王者)
風音[かざね](TEAM TEPPEN/RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント優勝、RISEスーパーフライ級(53kg)1位)
ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
白鳥大珠(TEAM TEPPEN/1位、元王者、RISE WORLD SERIES 2019 -61kgトーナメント優勝)
秀樹(新宿レフティージム/2位、K-1 REVOLUTION FINAL -65kg級王者)
概要
大会名 Cygames presents RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa RISE Final Match~
日時 2022年4月2日(土) 開場・13:00 オープニングファイト開始・13:30 本戦開始・15:00
会場 国立代々木競技場第一体育館(東京都渋谷区神南2丁目1-1)
中継 ABEMA
チケット料金 VIP 100,000円 アリーナSRS 50,000円 アリーナRS 25,000円 アリーナS 18,000円 スタンドS 18,000円 スタンドA 10,000円 スタンドB 8,000円 那須川天心応援シート(限定グッズ付/アリーナSRS 50,000円 アリーナRS 27,000円 アリーナS 20,000円) ※当日500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料 ※2月20日(日)10時~一般発売 ※2月10日(木)12時00分~2月13日(日)18時00分 イープラス先行予約
チケット販売 チケットぴあ イープラス 出場選手・所属ジム
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