RIZINバンタム級日本GP、ベストバウト賞は扇久保博正×井上直樹、ベストKO賞は朝倉海。榊原CEO「拳を痛めても戦いたい意志は尊重したい」
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RIZIN.33 12月31日 さいたまスーパーアリーナ大会まで半年間行われた「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」の各賞受賞者が1月21日のRIZIN公式YouTubeチャンネルでの生配信で発表された。
優勝 扇久保博正(賞金1000万円)
準優勝 朝倉海(賞金500万円)
(以下各賞金100万円)
最速勝利者賞 井上直樹(一回戦の石渡伸太郎戦で1R 1’58″)
ベストサブミッション賞 該当者無し(一本勝ちの試合が無かったため)
ベストKO賞 朝倉海(一回戦の渡部修斗戦)
ベストバウト賞 扇久保博正 vs. 井上直樹(準決勝)
ベストKO賞とベストバウト賞はファン投票で決まり、扇久保と海は優勝・準優勝賞金プラス100万円を獲得し、ベスト4の井上は200万円を獲得した。
バンタム級日本GPは16選手が参加し、6月に東京と大阪の大会で一回戦、9月の埼玉大会で準決勝が行われ、大晦日に準決勝と決勝が1日で行われた。ベテランの扇久保が優勝候補予想トップ2だった井上と海を破って優勝を果たす等、ドラマチックなGPとなった半面、安全面についてファンや関係者から批判の声も少なくなかった。
大晦日大会でリザーブファイトを行いながらも、準決勝で右拳を骨折した海が決勝に出場したことについて、RIZINの榊原信行CEOは「一回戦(=準決勝)が終わった時点で海のドクターチェックしました。レントゲンは撮れませんが、骨折をしているかもしれないということでした。生命に危険があることならば主催者とドクターは当然止めることだと思いますけど、本人の強い意志で何があっても決勝に行くということでしたので、拳を痛めても戦いたいという意志は尊重したいです。選手生命を考えたら主催者が止めるべきことという意見も理解していますが、それでもファイターの戦う意志を尊重できるところまで尊重するのは変わらないです」と見解を述べた。
また、決勝に進んだ扇久保と海は合計5分6R、準決勝と決勝の間のインターバルは7時間と、過酷な戦いを強いられたことについて、榊原氏は「RIZINが滅茶苦茶無理なことを選手に強いているという自覚・認識はしていないです。過酷だからこそ賞金もありチャレンジし甲斐があると思います」との認識を示しつつも「だから変えないということではないです。グローブの品質改良や、レフェリングの改善かもしれませんし、プロモーターとして次の成長に向けて、みんなと議論して次の道を見つけたいです。厳しい意見をいただければしっかり向き合います」と付け加えた、