K-1 12.4 エディオンアリーナ大阪:安保瑠輝也、打倒・野杁へ「経験差を早く埋める」ため2か月半で再起戦。石井慧、K-1 2戦目はRUIと
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K-1 12月4日(土) エディオンアリーナ大阪第1競技場大会の第3弾決定カード発表記者会見が、10月28日に東京で行われた。9月20日の横浜大会の第2代ウェルター級王座決定トーナメント決勝で野杁正明に敗れたばかりの安保瑠輝也が、地元関西で海斗を相手に再起戦。大阪出身の石井慧のK-1 2戦目の相手は長身で膝蹴りを得意とするRUIに決まった。
木村“フィリップ”ミノル K-1 FINAL/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO/王者、元Krushウェルター級王者)※初防衛戦
和島大海(月心会チーム侍/挑戦者)
※木村×和島についてはこちらの記事でお伝えします。
・木村“フィリップ”ミノル、和島大海との防衛戦がK-1最後の試合に。「次のステージで戦って、もっと大きい選手になりたい」
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN/元K-1スーパー・ライト級(65kg)王者)
海斗(ポゴナ・クラブジム)
スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
石井 慧(クロアチア/チーム・クロコップ/2008年北京五輪柔道男子100kg超級金メダル、HEAT MMAヘビー級王者、元IGF同級王者)
RUI(K-1ジム福岡チームbeginning)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/元K-1&Krush同級王者)
谷川聖哉(K-1 GYM AGAMI-ONO KREST)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
【プレリミナリーファイト】
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
古宮 晴(昇龍會/K-1甲子園2021 -65kg優勝)
朋弥[ともや](ブラジリアン・タイ)
ライト級 3分3R
梨緒弥[りおや](若獅子会館MATSUBARA/K-1カレッジ2019 -65kg優勝)
三宅祐弥(team ALL-WIN)
安保瑠輝也、打倒・野杁へ「経験差を早く埋める」ため2か月半で再起戦
安保は9月の横浜大会の第2代ウェルター級王座決定トーナメントに出場し、決勝で野杁正明に左ミドルで3R KO負けして以来の試合。3試合してから2カ月半の間隔ながら、自ら大阪大会への出場を志願した。
海斗は3月の武道館大会で寧仁太・アリに3R KO負けして以来の試合。寧仁太は9月のトーナメント初戦で小嶋瑠久に勝利したが、準決勝で野杁に1R KO負けした。安保×海斗は今年1月のK-1で組まれていたが、コロナ禍の影響で3月に延期し、安保が怪我の療養のためを対戦を回避していた。
安保は「怪我からの復帰後、下半期のK-1には全部出ると言っていました。12月の大阪ではやりたい選手がいたんですけど、その選手の怪我でできなくなって、正直、海斗選手とやる意味は感じないです。野杁選手との試合は、ウェルター級での経験値の差だと思うので、その差を早く埋めるべく試合を受けました。意気込みとしては倒すのみです」「9月の試合ではあばらの骨が折れたり、右耳も怪我したんですけど、思ったよりも早く治りました。野杁選手はチャンピオンになって休みに入ると思いますが、その間に差を埋めたくて出場します」「野杁選手と戦って手応えを感じました。野杁選手は僕と10回やっても10回勝つと言っていましたが違うと思います。1Rが終わった時の野杁選手の表情を覚えているので、次やる時は倒します」と、打倒・野杁を意識したコメントを連発。今回戦う海斗については「1Rは強いけど2Rはめっちゃ弱い奴ですね」「1R目の強さは認めている部分もありますし、野杁・野杁と言っていますけど、海斗選手をナメているわけじゃなく、作戦を立てているので楽しみにして欲しいです」と話した。
海斗は「安保選手の出ていたトーナメントも悔しい思いをしながら見ていたので、やったろうと思います。3連敗中で後が無いので思いっきり行きます。地元の滋賀県に帰って、LEGENDジムで作り直しました。安保選手は野杁・野杁と言っているので潰したいと思います」と意気込みを語った。
石井慧、K-1 2戦目はRUIと。石井「20%成長した姿を見せられたら」
MMA選手の石井慧は9月の横浜大会でK-1ルールに初挑戦し、愛鷹亮に延長判定勝ち。試合後のマイクで「12月5日、地元大阪で試合をやりたいです」とアピールしていた。RUIは19年2月に愛鷹に膝蹴りでKO勝ちしたことがあり、K-1の中村拓己プロデューサーは「前回の石井選手の相手の愛鷹選手がパンチが強いファイターだったので、今回は違うタイプがいいと思いました」とRUIを選んだ理由を説明した。
石井は練習拠点のクロアチアに戻っているため会見は欠席し、ビデオメッセージを寄せ、「次は地元大阪での試合ということで、気合いが入ってますし、楽しみにしています。次の試合はオールインワンで、全てを注ぎ込んで勝ちたいと思います。前回の試合よりも20%成長した姿を見せられたらと思います」と話した。
RUIは昨年11月からANIMAL☆KOJI、谷川聖哉、サッタリ・ウィラサクレックに3連敗中。「大きな舞台に出たいと言える立場じゃないので、オファーをもらった時は一回考えました。連敗中なので負けたくない一心です。石井選手はK-1 2戦目で、今回こそ倒すと考えていると思いますが、そうはさせません。自分の長所の長身を活かして戦いたいです」と抱負。石井のK-1初戦を見た感想は「いい所も悪い所も出た感じですね。地道に手数を出し、勝ちを手繰り寄せた感じで、日頃の練習から泥臭くやっていないと(手数が)出ないと思います。着実に練習し伸びているファイターだと思います」と評した。
K-Jee「右フックだけ練習して行く」×谷川聖哉「右ハイで倒す」
RUIの本来の階級・クルーザー級ではK-Jeeと谷川聖哉と対戦。K-Jeeは3月の日本武道館でのシナ・カリミアンとの再戦でKO負けしクルーザー級王座から陥落。7月の地元福岡大会の愛鷹亮戦では逆転KO勝ちした。谷川は7月のKrushクルーザー級王座決定トーナメント決勝でサッタリに敗れて以来の試合となる。
K-Jeeは「谷川かぁ、って感じがありました。前回サッタリに1R KO負けしたので、もうちょっと下からリスタートしたほうがいいですね」とマッチメイクに不満げなコメント。「試合ごとに成長はしているので、映像だけじゃ予想できない技も準備してくると思いますし、武器は多いと思います。ただサッタリの右フックで2回も倒れていて、学習能力がないですね。右のフックが見えない選手なので、右フックだけ練習して行こうと思います」と谷川を挑発。クルーザー級王座奪還については「この1試合で近づくとは思わないですね」と冷静に語り「この階級が注目してもらえるように、魅力を伝えられるよう頑張ります」と話した。
一方の谷川は「元王者に勝てばそれなりの道が開けると思います」「K-Jee選手は自分のペースに持っていくのが上手いのかなと思いますね。僕は他のクルーザーの選手と比べて一発当たれば(勝てる)というのじゃなく、試合を組み立てて倒すのを見てほしいです」と話し、K-Jeeの「学習能力がない」との発言に対しては「自分も学習しているので、右ハイで倒そうと思います」と対抗した。
フェザー級・才賀紀左衛門×玖村修平も決定
才賀紀左衛門は昨年11月の両国大会の卜部兄弟の兄・弘嵩との一戦でK-1に復帰したが、反則勝ちで不完全燃焼で終わった。玖村兄弟の兄・修平とは3月の日本武道館大会で戦う予定だったが、才賀の怪我で中止となり、修平は鷹大に勝利した。だが5月の横浜大会ではフェザー級王者・椿原龍矢のノンタイトル戦の相手となり判定負けしている。
才賀は「怪我の影響であんまり練習をしていなくて、最近練習を再開しました」とのことで、修平の印象について聞かれても「今どきのイケメンってぐらいですね。試合もあんまり見たことなくて」とだけコメント。「玖村君はタイトルマッチをやっていたので、しっかりここで勝って、僕もタイトルマッチができるよう頑張ります」と話し、椿原と修平の一戦をタイトルマッチと勘違いしていた。
修平は「3年前、初のK-1大阪大会(林勇汰戦)では緊張して空回りし、1Rバッティングでノーコンテストになってしまいました。この舞台にリベンジする機会いただきありがとうございます。才賀選手との3月の試合が流れたのは残念でしたが、2人とも地元が大阪府堺市なので、大阪でやりたいと思っていました。相手が怪我してから僕は練習も試合も続けてきたので、その差を見せます」と意気込みを語った。
対戦カード
【本戦】
木村“フィリップ”ミノル K-1 FINAL/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO/王者、元Krushウェルター級王者)※初防衛戦
和島大海(月心会チーム侍/挑戦者)
K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
椿原龍矢(月心会チーム侍/王者、K-1甲子園2017 -55kg優勝)※初防衛戦
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/挑戦者、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN/元K-1スーパー・ライト級(65kg)王者)
海斗(ポゴナ・クラブジム)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
林 健太(FLYSKY GYM/元K-1ライト級(62.5kg)王者、元Bigbangスーパーライト級王者)
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1&Krushライト級王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者、K-1甲子園2016 -60kg優勝)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/元K-1&Krushクルーザー級王者)
谷川聖哉(K-1 GYM AGAMI-ONO KREST)
61.5kg契約 3分3R(延長1R)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/元Krushスーパー・フェザー級王者)
マキ・チャーチャイ(タイ/真樹ジムAICHI/WMOインターナショナル・スーパーライト級王者、元ISKAムエタイ世界同級王者 元ラジャダムナン認定スーパーバンタム級3位)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード/K-1バンタム級日本最強決定トーナメント2021優勝)
壬生狼一輝(力道場静岡/Krushバンタム級王者)
スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
石井 慧(クロアチア/チーム・クロコップ/2008年北京五輪柔道男子100kg超級金メダル、HEAT MMAヘビー級王者、元IGF同級王者)
RUI(K-1ジム福岡チームbeginning)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
大和哲也(大和ジム/WMCインターコンチネンタル・ライト級王者、元WBCムエタイ世界&Lion Fight世界スーパーライト級王者、元WBCムエタイ日本&NJKFライト級王者、K-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメント2010優勝)
大野祐志郎(ALL-WIN team 華王州)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
石田勝希(RKS顕修塾/MA日本&RKSスーパーライト級王者、K-1甲子園2009 -62kg 3位)
66kg契約 3分3R(延長1R)
平山 迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
弘輝(team ALL-WIN)
女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
美伶(WARRIOR OSAKA)
女子52.5kg契約 3分3R(延長1R)
☆SAHO☆(闘神塾/S1日本女子バンタム級王者、WMC日本女子スーパーバンタム級王者、元ミネルヴァ・スーパーバンタム級王者)
真優(月心会チーム侍)
73kg契約 3分3R(延長1R)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
EITO(Respect All Fear None)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
森坂 陸(エスジム)
【プレリミナリーファイト】
51kg契約 3分3R
山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード/K-1甲子園2019 -55kg優勝)
大夢(WIZARDキックボクシングジム)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
石田龍大(POWER OF DREAM/K-1甲子園2019 -60kg優勝)※拳心會館から所属変更
小松貴哉(K-1ジム五反田チームキングス)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
古宮 晴(昇龍會/K-1甲子園2021 -65kg優勝)
朋弥[ともや](ブラジリアン・タイ)
ライト級 3分3R
梨緒弥[りおや](若獅子会館MATSUBARA/K-1カレッジ2019 -65kg優勝)
三宅祐弥(team ALL-WIN)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN
日時 2021年12月4日(土) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・15:00
会場 エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(生放送)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円(完売) スタンドS 18,000円 スタンドA 10,000円(完売) ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/