K-1 12.4 エディオンアリーナ大阪:木村“フィリップ”ミノル、和島大海との防衛戦がK-1最後の試合に。「次のステージで戦って、もっと大きい選手になりたい」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
センチャイムエタイジム
中野駅徒歩9分。本場のムエタイ、教えます。まずは見学・体験を!
K-1 12月4日(土) エディオンアリーナ大阪第1競技場大会で、木村“フィリップ”ミノルが和島大海を相手にスーパー・ウェルター級王座の初防衛戦を行うことになった。木村はこの試合を最後にK-1を離れ、K-1側もこの一戦を「木村“フィリップ”ミノル K-1 FINAL」と銘打って実施する。
木村“フィリップ”ミノル K-1 FINAL/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO/王者、元Krushウェルター級王者)※初防衛戦
和島大海(月心会チーム侍/挑戦者)
木村はKrushでの活躍を経て、2014年11月3日の旗揚げ大会から新生K-1に出場。スーパー・ライト級戦線でゲーオや野杁正明らとしのぎを削った。ウェルター級に階級を上げると、18年8月にKrushの王座を獲得した。その3か月後、68kg契約でジョーダン・ピケオーにKO負けしたが、続く19年3月の和島大海戦からは10連続KO勝ち。昨年3月の/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王座決定トーナメントでは海斗、エダー・ロープス、和島をKOし優勝(下写真)。試合は昨年12月のアビラル・ヒマラヤン・チーター以来1年ぶりとなる。3月の日本武道館大会は負傷欠場していた。現在28歳でキック戦績戦績46戦36勝(29KO)9敗1分。16年9月のRIZINで1度だけMMAに挑戦したが、チャールズ・“クレイジー・ホース”・ベネットにわずか7秒でKO負けしている。
対する和島は19戦15勝(13KO)4敗の26歳。敗れた相手はデビュー2戦目の中島弘貴、ジョーダン・ピケオー、木村(2試合)の3人のみ。昨年3月の王座決定トーナメントの準決勝では城戸康裕に判定勝ちし、決勝で木村にKO負けして以降は3連続KO勝ち中で、7月の福岡大会ではアビラルをKOしたことが評価され、初のK-1王座挑戦となる。
10月28日の東京でのカード発表記者会見で、木村は「突然の報告ですけど、今回はK-1ラストマッチにしようと思っています」と表明し「なのでK-1の魅力を詰め込んだ最高の試合をしようと思います」「ここまでずっとK-1で戦って、人生に意味を見出せたし、ファンの支えもあって、いい格闘技人生を作ることができました。最後にKOで防衛して次のステージに進みたいです」と語った。
“次のステージ”について聞かれると「格闘家としてのキャリアを続けます。男として生まれた以上、もっと上を目指すのは当り前だと思うし、ここで止まっている人間じゃないと思うんで、次にステップに進むタイミングが来たと思い、決断しました」と説明。木村のベルトを以前持っていたマラット・グレゴリアン、チンギス・アラゾフが2週間前のONEのフェザー級GP一回戦でKO勝ちし活躍したことで奮起したのか尋ねると「もちろんそういうファイターたちの活躍に刺激を受けるところもあるんですけど、やりたいことが増えていますし、次のステージで戦って、もっと大きい選手になりたい夢があるんで、そこにただ向かっていく意気込みです」と回答した。さらに「立ち技は卒業してMMA?」と聞くと「次の動向は正式に決まったら発表するつもりです。今回はK-1のラストマッチということで止めておきます」と答えるに留まった。
K-1ラストマッチにあたり木村は「昔、ヘビー級からK-1ができて、MAXで魔裟斗選手はKID選手が活躍して、その時代を作って来たと思うんですけど、その人達みたいなK-1を体現できるファイターは僕しかいないと思います。K-1らしいロマンあふれる戦いを見れるのも最後だと思うので、ぜひ目に焼き付けて欲しいと思っています」とファンにアピールした。
K-1の中村拓己プロデューサーは「今回がK-1最後の試合にしたいということは事前に聞いていました。木村選手の口から説明するのが一番だと思ってこういう形になりました。木村選手が14年のK-1の旗揚げからずっと戦ってきて、コメントの通り、木村選手が自分の拳でK-1とはこういうものだと見せてくれたと思うので、最後の戦いを大阪の皆さん、全K-1ファン、格闘技のファンの皆さんにも見てほしいと思います。木村選手の最後のK-1の作品を僕も非常に楽しみにしています」と話した。
木村は最後の相手が和島になったことついて、「もっとラストマッチに相応しい相手はいたのかなって思うんですけど、彼もずっと調子良く勝っているし、K-1をなめんなよって教えるにはいい相手と思うので、レッスンをしてあげようと思います」と話した。
木村は会見登場後の和島とのツーショットの際、和島をにらみつけ、前にジリジリと距離を詰めて最後は胸元をつかもうとし、スタッフに制止された。和島は「地元の大阪でのタイトルマッチは楽しみですけど、ナメられている感じで来られたので、絶対に倒して勝ちます」と話し、木村のK-1ラストマッチ発言を聞いた後は「今初めて聞きました。次のステージに進むのはいいんですけど、K-1のベルトを持ったまま絶対に行かせないので、今回僕がベルトを取って、今後のK-1は僕が背負っていくのを見せたいです」と意気込みを語った。中村氏も「もし和島選手が勝てばK-1スーパー・ウェルター級を背負って立つのにふさわしいと証明できると思うので、2人のベルトを懸けた戦いに注目して欲しいです」と和島にも期待を寄せた。
K-1 12.4 エディオンアリーナ大阪:安保瑠輝也、打倒・野杁へ「経験差を早く埋める」ため2か月半で再起戦。石井慧、K-1 2戦目はRUIと
追加対戦カード
木村“フィリップ”ミノル K-1 FINAL/K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/PURGE TOKYO/王者、元Krushウェルター級王者)※初防衛戦
和島大海(月心会チーム侍/挑戦者)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN/元K-1スーパー・ライト級(65kg)王者)
海斗(ポゴナ・クラブジム)
スーパー・ヘビー級(+100kg) 3分3R(延長1R)
石井 慧(クロアチア/チーム・クロコップ/2008年北京五輪柔道男子100kg超級金メダル、HEAT MMAヘビー級王者、元IGF同級王者)
RUI(K-1ジム福岡チームbeginning)
クルーザー級(90kg) 3分3R(延長1R)
K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning/元K-1&Krush同級王者)
谷川聖哉(K-1 GYM AGAMI-ONO KREST)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
才賀紀左衛門(PURGE TOKYO)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
【プレリミナリーファイト】
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
古宮 晴(昇龍會/K-1甲子園2021 -65kg優勝)
朋弥[ともや](ブラジリアン・タイ)
ライト級 3分3R
梨緒弥[りおや](若獅子会館MATSUBARA/K-1カレッジ2019 -65kg優勝)
三宅祐弥(team ALL-WIN)
既報対戦カード
【本戦】
K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
椿原龍矢(月心会チーム侍/王者、K-1甲子園2017 -55kg優勝)※初防衛戦
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/挑戦者、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
林 健太(FLYSKY GYM/元K-1ライト級(62.5kg)王者、元Bigbangスーパーライト級王者)
不可思(クロスポイント吉祥寺/元KNOCK OUT・WPMF日本・REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王者、元RISE・Bigbangライト級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元K-1&Krushライト級王者、元WPMF世界スーパーライト級王者)
西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushスーパー・フェザー級(60kg)王者、K-1甲子園2016 -60kg優勝)
61.5kg契約 3分3R(延長1R)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/元Krushスーパー・フェザー級王者)
マキ・チャーチャイ(タイ/真樹ジムAICHI/WMOインターナショナル・スーパーライト級王者、元ISKAムエタイ世界同級王者 元ラジャダムナン認定スーパーバンタム級3位)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード/K-1バンタム級日本最強決定トーナメント2021優勝)
壬生狼一輝(力道場静岡/Krushバンタム級王者)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
大和哲也(大和ジム/WMCインターコンチネンタル・ライト級王者、元WBCムエタイ世界&Lion Fight世界スーパーライト級王者、元WBCムエタイ日本&NJKFライト級王者、K-1 WORLD MAX -63kg日本トーナメント2010優勝)
大野祐志郎(ALL-WIN team 華王州)
66kg契約 3分3R(延長1R)
平山 迅(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)
弘輝(team ALL-WIN)
女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
美伶(WARRIOR OSAKA)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
石田勝希(RKS顕修塾/MA日本&RKSスーパーライト級王者、K-1甲子園2009 -62kg 3位)
女子52.5kg契約 3分3R(延長1R)
☆SAHO☆(闘神塾/S1日本女子バンタム級王者、WMC日本女子スーパーバンタム級王者、元ミネルヴァ・スーパーバンタム級王者)
真優(月心会チーム侍)
73kg契約 3分3R(延長1R)
神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
EITO(Respect All Fear None)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
斗麗(WIZARDキックボクシングジム)
森坂 陸(エスジム)
【プレリミナリーファイト】
51kg契約 3分3R
山脇飛翼(K-1ジム心斎橋チームレパード/K-1甲子園2019 -55kg優勝)
大夢(WIZARDキックボクシングジム)
フェザー級(57.5kg) 3分3R
石田龍大(POWER OF DREAM/K-1甲子園2019 -60kg優勝)※拳心會館から所属変更
小松貴哉(K-1ジム五反田チームキングス)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2021 JAPAN
日時 2021年12月4日(土) 開場・13:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・15:00
会場 エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場
中継 ABEMA(生放送)、GAORA(生放送)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 60,000円 アリーナRS 35,000円 アリーナS 18,000円(完売) スタンドS 18,000円 スタンドA 10,000円(完売) ※当日500円増し ※小学生からチケットが必要
チケット販売 チケットぴあ ローソンチケット イープラス K-1.SHOP グッドルーザー K-1ジム各店舗
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/contact/