二重作拓也著「Dr.Fの格闘技医学」第2版発売。ハイキックに最適な関節角度は?パンチドランカー予防策は?医学的に解説
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2016年に発売された二重作拓也著「Dr.Fの格闘技医学」の第2版が秀和システムより7月15日に発売された(A5判 398ページ/定価 2,400円+税)。「格闘技の運動学」「脳と運動」「KOの解剖学」「選手生命を守る」の4章からなり、「脳と運動」は第2版で新たに加わった。また、格闘技関係者や著名人の推薦文、糸井重里氏との対談も加わった内容となっている。
◆トレーラー映像
◆紹介
格闘技や武道は人間の「強くなりたい」という欲求から生まれました。そして、より強く、怪我をしないために人体の構造を学ぶ格闘技医学が生まれました。本書は、もっと強くなりたい格闘技者のために、格闘技医学の第一人者である著者が、格闘技の運動学から、選手生命の守り方まで格闘技医学をわかりやすく解説します。ハイキックに最適な関節の角度、パンチドランカーの予防など格闘技医学を知ることで、あなたはもっと強くなれます!
◆目次
Chapter 1 格闘技の運動学
1-1 視機能と運動――運動をリードする眼の使い方とは?
1-2 呼吸――戦いの場面に則した呼吸を考える
1-3 固有感覚――強さを支える優れた感覚
1-4 関節角度――強い角度で威力が変わる
1-5 伸張反射――一流選手が使う伸張反射とは?
1-6 重力――地球を味方にするか、敵に回すか
1-7 モーターユニットとインパルス――脳の使い方で筋のパワーが変わる
1-8 肩甲骨と上肢――体重移動をリードする最強の方法
1-9 支持基底面と動き――支持基底面の意識で動きが変わる
Chapter 2 脳と運動
2-1 運動イメージと格闘技――運動はどのように生じるのか?
2-2 脳からみた運動学習――「上達」のカギは「修正」にある
2-3 強さのつくり方――強くなるメカニズムを探る
2-4 静かなる強化――限りない人間の可能性
Chapter 3 KOの解剖学
3-1 顔面編――KOアーティストはどうやって倒すのか?
3-2 ボディー編――ボディーの構造の理解がKOにつながる
3-3 下段&ローキック編――下段でのダメージの生み出し方
3-4 KO感覚を養成する――倒す感覚をいかにつくるか?
Chapter 4 選手生命を守る
4-1 競技と消耗――競技における最大の才能とは?
4-2 関節の寿命――高精度のベアリング、関節を守る
4-3 腰の故障と負のループ――腰を守りながら強くなる
4-4 内科的疾患とリスク――格闘技が抱える内科的リスクとその予防
4-5 パンチドランカー――ダメージをもらわないことが最上位
◆著者プロフィール
二重作 拓也(ふたえさく たくや)
1973年福岡県北九州市生まれ、明治学園中学校、福岡県立東筑高等学校、国立高知医科大学医学部卒。スポーツドクター、リハビリテーション科医師、格闘技医学会代表。8歳より松濤館カラテをはじめ、中学時には柔道も経験。高校生で実戦空手養秀会2段位を取得。日本代表選手として、アメリカフロリダ州のUSAオープン大会に出場。大学入学と共に極真カラテに入門。高知医科大学極真カラテ同好会初代主将となる。白蓮会館西日本大会にフリー参戦し優勝。上京後、研修医時代に、城南支部内大会優勝、極真福島大会優勝、および全日本ウエイト制軽量級出場。リングス、カラテ大会などのリングドクター、K-1戦士やカラテ王者らのチームドクターとしても活動しながら、「格闘技医学」を研究・実践。
Twitterアカウント https://twitter.com/takuyafutaesaku
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