ONE Championship 1.22 シンガポール:1年3ヶ月ぶりONE本戦登場の青木真也「ONEで青木の試合があるんじゃなく、青木の試合があるってこと」|ABEMA格闘Ch.で生中継
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ONE Championship「ONE: UNBREAKABLE」(1月22日(金)シンガポール・インドアスタジアム)でジェームズ・ナカシマ(米国)と対戦する青木真也が11日、大道塾吉祥寺支部での練習の模様をリモート公開すると共に、マスコミのインタビューに応じた。試合の模様は1月22日夜ABEMA格闘チャンネルで生中継される。
青木のMMAの試合は昨年9月のRoad to ONEで江藤公洋に判定勝ちして以来(上写真)。ONE本戦シリーズへの登場は19年10月の両国国技館大会以来、1年3ヶ月ぶり。元ONEライト級王者で、現在も4位にランクインしていながら、なかなか本戦シリーズに呼ばれない状況が続いていた。
対戦相手のジェームズ・ナカシマはUFCに多数の選手を送り込むLFAの元ウェルター級王者で現在32歳。レスリングをベースとし、18年11月からONEに参戦。19年8月に岡見勇信に判定勝ちし、ONE 3連勝・MMAデビュー以来12連勝としたが、昨年10月のウェルター級タイトルマッチで王者のキャムラン・アバゾフに4R TKO負けし、プロ初黒星を喫した(下動画)。今回がライト級に階級を下げての初戦となる。
青木真也「抗うとかじゃなく、ナメんなよって気持ちは常に持っています」
(公開練習で3分5Rのミット打ちを披露した理由は?)今までで一番真面目に公開練習したんじゃないかな。お茶濁すのが得意だったけど、時間が無いんで、いつもの練習を出した感じですね。
(グラップラーのイメージの強い青木さんですが、大道塾吉祥寺支部での打撃練習の意義は?)総合格闘技は試合で出さないところが大切だと思う。テストに出ないけど教養として持って行くような。これがあるから不安なくグラウンドでも戦えるので、教養として大切な要素ですよね。
(ウェルター級のナカシマのライト級初戦の相手となる気持ちは?)窓際になるとこういう仕事しか来ないですからねえ。ハイ。この年齢(=37歳)だし、肩叩かれてるんだろうし。でもどんどん代謝されるのが健全だと思います。
(そんな扱いに抗う?)言うても僕の存在感は消せませんから。抗うとかじゃなく、ナメんなよって気持ちは常に持っていますね。
(試合発表直後の青木選手のnoteを拝見したところ、(ONEが)潰しにかかってきているのかなあといった内容を書く一方、「コロナ禍の退屈なアップダウンのない生活で、試合に向けての生活や試合を『快楽』だと思うし、『ご褒美』だとも思う」「好きなことをやって、それを表現する場がある。何よりも幸せなことだ」と綴っていました)試合があるということで生活に張りが出ますね。相手どうこうじゃなく。
(話はズレますが、大晦日のRIZINの堀口恭司×朝倉海以降のカーフキック論争の盛り上がりをどう思いますか?)こんなのずっと格闘技見て勉強していれば、今に始まったことじゃ無いわけじゃないですか。「俺はカーフキックを知っているぞ」ってのは、自己承認欲求を満たすんじゃないですかね。格闘家とか格闘技コーチとかが、ここぞとばかりにおっしゃってますけど、あれは恥ずかしいことですよ。「反則にしたほうがいい」という声もありますけど、みんな蹴るようになれば(同時に対策も普及して)カットされて足折るようになりますよ。ちょっと笑っちゃいますよね。
(ナカシマの長所や短所をどう分析しますか?)堅いよね。フィニッシュ(一本KO勝ち)は相手が怪我した試合の1回しか無いから。不利って予想が出るのかなあ?若さや勢いは彼のほうがあるのかもしれないけど、こっちはなんだかんだで二十歳ぐらいから(プロで)やっていますから、経験で負けないよってところはあるので、足はすくってあげたいと思っていますよ。
(ナカシマのテイクダウン、寝技の相性は?)向こうもトップレベルの選手とやっていますから、僕のことをそんなに恐れていないかもしれませんね。
(この試合を越えて、これからの格闘技人生にどうつながりますか?)ONEで青木真也の試合があるんじゃなく、青木の試合があるってことですよね。たまたまそれがONEだったみたいな。青木の試合があるのが大事で。団体を盛り上げるとか格闘技界を盛り上げるとか言う人がいますけど、基本的に(本心では)みんなそんなこと思ってないじゃん。自分自身のことを大切にやっていきたいと思います。
(UFCの中継の解説を断って今回セコンドにつく宇野薫選手ら、青木選手の言う「ファミリー」の存在をどう感じていますか?)ありがたい限りですね。僕も彼が何かあるときにお返しするし、こういう人間関係が構築できたことが良かったです。
対戦カード
第6試合 メインイベント ONEキックボクシング・バンタム級タイトルマッチ 3分5R
アラヴァディ・ラマザノフ (王者)
カピタン・ペッティンディーアカデミー (2位)
第5試合 コー・メインイベント MMA ライト級 5分3R
青木真也 (4位)
ジェームズ・ナカシマ
第4試合 キックボクシング ヘビー級 3分3R
ラーデ・オパチチッチ
パトリック・シミッド
第3試合 MMA ウェルター級 5分3R
ゼバスチャン・カデスタム
ザキムラッド・アブデュラエフ
第2試合 MMA アトム級 5分3R
メン・ボー (2位)
サマラ・サントス
第1試合 MMA ストロー級 5分3R
ハシガトゥ
リト・アディワン