Krush 3.29 後楽園 一夜明け会見:K-Jee「みんなで重量級を盛り上げられたら」、近藤魁成「今年は経験を積んで来年一気に上がりたい」
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3月29日(日)都内にて「Krush.112」の一夜明け会見が行われた。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真: (C)M-1 Sports Media)
クルーザー級王者K-Jee、恐怖心に打ち克ちリベンジ&初防衛に成功!「今まであんまり感じなかった恐怖を乗り越えられて自信につながった。みんなで重量級を盛り上げれたら嬉しい」
昨日のクルーザー級タイトルマッチでは挑戦者・加藤久輝に見事なKO勝ちして初防衛とリベンジを果たした王者K-Jee。一夜明け会見では「年末にすごいやられ方をして緊張したし、試合前は今まであんまり感じない恐怖も感じました。それを乗り越えられて自信につながりました」とリベンジを成し遂げたことが自信につながったと話し、K-1福岡大会への想い、さらには「みんなで重量級を盛り上げたい」とクルーザー級ファイターに対してメッセージを送った。
K-Jee
「応援していただいた皆様、関係者の皆様ありがとうございました。(試合前はどんな戦略を持ってこの試合に臨んだ?)前回は自分が得意な近い距離で前に出るパターンに行く前に、加藤選手の強い攻撃ではじき返されたんで。今回は自分の得意なパターンに持って行ってコンビネーションを出したかったんですよね。それで流れの中でボディを出して、思いのほかタイミングが良くて、効いてくれたって感じでした。(加藤の圧力を跳ね返すための戦略はかなり練ってきた?)そうですね。正面からそんなにぶつかってないんで、特にパワーを使ったような試合展開ではなかったと思います。(フィニッシュシーンは)あの時は加藤選手の立ち方がすごい悪くてバランスも悪かったんですよね。ボディをディフェンス出来る状況じゃなかったし、あれは自分が得意とするパターンですね。
(リベンジ出来たのは大きな経験になった?)そうですね。年末に1回すごいやられ方をして緊張したし、試合前は今まであんまり感じない恐怖も感じました。それを乗り越えられて自信につながりました。(K-1福岡大会でK-1王者カリミアンへのリベンジを希望していたが)本当は福岡でそれが出来て、福岡でK-1のベルトを巻けたら一番良いと思います。ただ運営の都合もあればカリミアンの都合もあるし、全部が上手く行くわけではないと思ってるんで。まあでもそういうことを前向きに考えてほしいですね。(PODに移籍したカリミアンの印象は?)いやー、PODの技術を取得したら厄介っすよね(苦笑)。あんだけリーチが長いのに足を使ってパンチを打ち分けて来たら厄介です。でもあれだけ手足が長いと動きが遅いんですよね。小回りも効かないし。武器であるものは本当に弱点でもあるんで、それは(どうなるか)楽しみですね。
(加藤が『前回とはパワーと圧力が違った』と発言していたが、前回は怪我やコンディション不良があった?)前回も全然コンディションは良かったですよ。ただ試合で加藤選手に面を食らった感じでしたね。最初にびっくりしてパワーがあるなと思って。それで相手のポジション、相手が戦いやすいパターンにいたんで、そのまま持って行かれてしまった。それで相手は良いパフォーンスが出来て、実力差があると思ったんでしょうね。今回は相手が実力を上手く出せなかったんで『こんなに実力差がつくなんて』と思ったんじゃないですか?(パンチの前に前蹴りでボディが効いていたようにも見えたが?)やっぱ腹は狙い目かなとは思ってました。ローで行くとパンチを被せてくるというのはイメージの中にあったんで。ただ(加藤は)お腹はあんまりディフェンスはしないんですよね。(ボディを狙うと)半歩下がるような形になるんで、プレッシャーをかける時にもそれをフェイトに使えるし、自分が前に出るのに使いやすいかなと思って練習してました。
(無観客試合の影響は?)リベンジするのに必死でお客さんどころじゃなかったんであんまり気にならなかったですね。(ベルトを巻いた時の風景は?)お客さんがいないんで、どこを見ようかなって思いました(笑)。知ってるお客さんいればそこを見るじゃないですか。だから目線に困りましたね。(ファンのみなさんにメッセージは?)クルーザー級ももっと盛り上がってほしくて、色んな団体がある中で重量級が動いているのはK-1 JAPAN GROUPだけだと思うんですよ。だから重量級の選手はK-1 JAPAN GROUPに名乗りを上げてこいって思います。そしてみんなで重量級を盛り上げられたら嬉しく思います。そしてK-1ファンのみなさん、軽量級と重量級で違う面白さがあるのでどちらが面白いというわけではなく、色んな楽しみ方で注目してもらえたら嬉しく思います」
近藤魁成、実力者・山際和希からダウンを奪って勝利「去年世界のトップ選手と戦って、自分に足りないものが分かった。今年は経験を積んで、来年一気に上がりたい」
昨日のセミファイナルでウェルター級の実力者・山際和希から3Rに右ストレートでダウンを奪って勝利した近藤魁成。2020年初戦を勝利でスタートした近藤は「昨日の試合はすごく良い経験になった。これからトップ選手に勝っていく中でこういう試合は大事やと思ってます」と振り返り、あえて現在の自分の攻撃・防御の両面を試すように戦ったことを明かした。
今後はさらに経験を積むために外国人選手との対戦も希望しつつ「来年には全員リベンジしたい」と試合経験を重ねた上で、昨年敗れた木村”フィリップ”ミノルやジョーダン・ピケオーへのリベンジを宣言した。
近藤魁成
「昨日はAbemaTVで応援していただいたみなさんありがとうございます。自分でも良い経験になったと思ってます。(単にKOを狙うわけではなく、何かテーマを持って戦いに臨んだ?)これから負けた木村選手やピケオー選手、それ以外のトップ選手に勝つために経験を積んでおかないといけないなと思ったので、ああいう試合になっちゃいました。(蹴りのカットやカウンターのタイミングなど確認作業をしながら戦っているように見えたが?)そうですね。僕はけっこうガツガツ行く選手だと思われがちなんですけど、そこ以外でももっと強くならないといけないところが大いにあると思ったんで、守備も攻めもしっかり出来る選手になるためにずっと練習してました。
(木村やピケオーのような選手と戦って、そういった細部も必要だと思った?)やっぱ強い選手は何でも出来る。去年そういうところを感じたので、今年は自分に足りない部分を段々補っていけるように練習してます。(そういった練習のチューンナップを終えて、今後の試合への手応えは?)昨日の試合は自分の中ですごい良い経験になったので、これからトップ選手に勝っていく中で絶対にああいう試合は大事やと思ってます。去年はすごく挑戦ばっかりしてたんで、今年は8月のK-1大阪大会もそういう経験を積みながら、来年には全員リベンジしたいですね。なので今年は経験を積んで、来年一気に上がりたいと思ってます。
(例えば外国人選手などとも戦っていきたい?)僕もちょうど言おうとしてたんですけど、外国人選手と戦ってそういう経験値をもっと積みたいと思っていて。日本人の強い選手とは戦ってきたので、次は世界の強い選手と戦っていけたらと思います。(野杁正明と戦ったハッサン・トイあたりとも戦ってみたい?)そうですね。これから世界のベルトを狙ってるんで、そういう選手と戦って勝っていかないと先はない。外国人選手と出来れば戦いたいです。
(前日会見で発言していた試合後にマイクで言いたかったことは?)今すごく世界がネガティブな方向に行ってるので、自分が格闘技を通じて出来ることを考えた時に、クラウドファンディングをして格闘家だけじゃなくて、それ以外の仕事で困っている方もいるので、そういう方の力にちょっとでもなれたらなということでクラウドファンディングをします。よかったらみなさんで協力してみんなでピンチを乗り越えたいと思ってます。
(試合後に始めると言っていたYouTubeの企画は?)自分の技術を伝えるのと、あとはまだマイク握ってる時と試合をしてる時にまだ全然自分を出せてないので(笑)。もっと自分の良さを伝えながらK-1をもっと広めていって、自分自身もおっきくなれたらと思ってYouTubeを始めました。(ファンのみなさんにメッセージは?)今年は全部勝って、来年僕の年にしようと思ってるんで応援よろしくお願いします。昨日はありがとうございました」
吉岡ビギン、前王者・晃貴から計4度のダウンを奪うも勝って兜の緒を締める「僕の心が折れそうになるくらい晃貴選手の気持ちが強かった。いずれ僕が挑戦者としてバンタム級のベルトを獲りに行きます」
昨日の第6試合ではKrush2戦目にして前バンタム級王者の晃貴と対戦し、計4度のダウンを奪って完勝した吉岡ビギン。ポイントでは大差だったものの、一夜明け会見では「晃貴選手はさすが元王者だなというのを肌で感じました。逆に僕の心が折れそうになるくらい気持ちも強かった」と拳を交えた晃貴を称えた。
そのうえで吉岡は自分の課題も冷静に見つめつつ、次はタイトルに挑戦したいと明言。「昨日の大会では佐々木洵樹選手とサンベル・ババヤン選手をタイトルマッチをやる予定だったんですけど中止になってしまって。僕はどちらとやることになっても対策はするんで大丈夫です。どちらと戦ってもベルト獲ることには変わりない」と佐々木とババヤンんどちらが勝ってもベルトは自分が奪取すると言い切った。
吉岡ビギン
「まずは対戦してくださった晃貴選手、そしてKRESTのみなさん本当にありがとうございました。前バンタム級王者ということだけあって晃貴選手めっちゃ強かったですし、流石王者だったなっていうのを肌で感じました。気持ちの強さも凄かったですし、逆に僕が折れそうになるくらい強かったので、良い試合が出来て良かったです。
(晃貴と戦って勝って学んだものは大きかった?)そうですね。1Rで2回ダウンを取って、そこからまとめる技術がまだ自分には全然なかった。そこはすごく課題やったんで、本当にそこは悔しいなって気持ちで一杯でしたね。(三日月蹴りなどの空手の技は晃貴に対して試合前から有効だと思っていた?)そうですね。晃貴選手がかなり減量してくると思ってたので、三日月も有効だなって試合が決まってからけっこう思っていて、そこは出そうかなと思ってました。
(タイトルに近い位置まで来て、今後の目標は?)佐々木選手とババヤン選手がいずれ戦って、次に僕が挑戦者として行きたいですね。その後はK-1の方で戦って行きたいなというのがありますね。(佐々木とババヤンどちらと戦いたい?)全然どちらでも対策はするんで大丈夫です。どちらと戦ってもベルト獲ることには変わりないんで。
(三日月や二段蹴りは空手時代から使っていた?)空手時代から使ってました。幼い頃からやってる技で、段々大きくなるにつれて得意にはなってきました。(持ち前の攻撃力を身につけるためにどういう練習をしている?)僕は木村“フィリップ”ミノル選手に憧れているんで、筋トレだったりとか爆発的な攻撃力をつけるようなフィジカルトレーニングはけっこうしてますね。
(試合後に安保兄弟にはどんな声をかけられた?)けっこう怒られましたね(苦笑)。瑠輝也くんや洸輝くんは昔から僕の性格や動きを知ってるんで『お前の昔の悪い癖が出てた』って指摘していただきました。僕もその通り昔からの悪い癖が出たなと思いましたね。
(ファンのみなさんにメッセージは?)今回無観客で画面越しではあったんですが応援してくださって本当にありがとうございます。すごく自分の中では課題の残る試合だったんですけど、次は僕が挑戦者として、必ずベルトを獲れるように頑張りますので、次回は会場で応援していただけたら嬉しく思います」
山本直樹、延長にもつれ込む接戦を制し佐野天馬に勝利「試合内容は反省点ばかり。誰が見ても『この選手はタイトルマッチに相応しい』と思わせるためにKOで勝ち続けて行きたい」
昨年12月のタイトル挑戦からの再起戦となった山本直樹は延長にもつれ込む接戦の末に佐野天馬に判定勝ち。一夜明け会見では苦戦を強いられた試合内容を反省しつつ、今後再びベルトに挑戦するために「誰が見ても『この選手はタイトルマッチに相応しい』と思わせるためにはKOで勝ち続けて行くことだと思うので、しっかり倒して勝てるようにやっていきたい」と倒して勝つ姿を見せていきたいと語った。
山本直樹
「昨日は対戦してくださった佐野天馬選手ありがとうございました。そして昨日1日サポートしてくださったみなさん、AbemaTVで応援してくれたみなさんありがとうございました。です。(試合前はノビノビ戦いたいと語っていたが?)今回は初の無観客試合ってことでお客さんも会場にいなくて、余計ノビノビ戦えるかなって思ったんですけど、やっぱりリングに立つと熱くなっちゃったり、練習してきたことが出せなくて、まだまだ練習一杯しないといけないなと思いました。
(再びベルトに辿り着くために今後自分に必要なものは?)やっぱり誰が見ても『この選手はタイトルマッチに相応しい』と思わせるためにはKOで勝ち続けて行くことだと思うので、しっかり倒して勝てるようにやっていきたいと思います。
(延長戦になった時の気持ちは?)本戦で勝ったとは自分も思ってなかったんで。この試合は負けるわけにはいかないんで、延長では何が何でも倒しに行こうと思って前に出て、結果がついたんで良かったです。でも本戦でしっかり誰が見ても勝ったなと思うような試合内容をしないといけないですね。
(延長戦の前にセコンドからはどんな声をかけられた?)兄貴(山本優弥)からも『前に出て倒しに行け!』って言われたんで。それで背中を思いっきり殴られてけっこう痕が出来てるんで(苦笑)。次はまあ殴られないように自分の実力でしっかり勝ちたいと思います。(ファンのみなさんにメッセージは?)昨日はAbemaTVからたくさんの応援ありがとうございました。次は生で見てもらえるようしっかり練習してもっと強くなるんで、これからもよろしくお願いします」
斗麗、“狩りの始まり”で伊澤波人を衝撃の1RKO!「ここからもっと経験を積んでいく。10代のうちに世界一になりたい」
空位となっているKrushフェザー級のベルトをめぐるサバイバルマッチと見られた伊澤波人と斗麗の一戦だったが、ふたを開けてみれば斗麗が自由自在なスイッチワークを駆使して伊澤を翻弄。1Rで3度のダウンを奪うKO劇で強烈なインパクトを残した。
一夜明け会見で斗麗は「僕は世界一強くなりたいんで江川選手しか見てない」とK-1王者・江川優生との対戦に意欲。この試合を「狩りの始まり」だと表現していた斗麗は、次の標的として「K-1横浜大会で王座決定トーナメント本戦に出場した選手」とK-1フェザー級のファイターに向けて宣戦布告した。
斗麗
「まずAbemaTVで応援してくださったファンの皆様、本当にありがとうございます。無事に勝てることが出来ました。今回1Rで勝つことが出来たんですけど、対戦相手の伊澤選手がベテランやったし、めっちゃ強かったんで、練習にもめっちゃ気合い入ったし。やからこそこういう結果が生まれて、それも伊澤選手のおかげなんで本当にありがとうございます。
(ああいう勝ち方をして、自身としてはすぐにでもタイトル挑戦したい?)はい。でも僕はKrushのベルトというより、世界一強くなりたいんで江川優生選手しか見てません。その江川選手とやるまでにもっと一杯色んな選手とやって経験を重ねて、もっと強い選手とやって最後に江川選手とやりたいなと思ってます。
(試合後にはK-1大阪大会の出場をアピールしていたが、次の狩りの標的は?)次の標的は(昨年11月の)K-1横浜大会で世界トーナメント本戦に出場した選手とやりたいです。(江川が去年1年でブレイクしたように、自身もこの1年でそこまで行きたい?)それはあります。でもまだまだなんで、こっからもっと経験積んで頑張って行きたいと思います。
(左右にスイッチする戦い方は見本にしている選手がいる?)いや、僕は昔から構え両方出来て、それは勝手に出来るんで。それをチームで対策してて、それが完璧にはまったんで練習通りに出来て良かったです。でも僕は真似してる人はあんまりいないです。あっ、います! オランダ人です(笑)。やっぱりMike’s Gymにいるピケオーとか一緒に練習するんで(真似して)やってました。(元々の利き手は?)僕はご飯を食べるのが左で字を書くのが右やし両方です。昔空手やってた時から勝手にスイッチしたりしてたんで。スイッチしようとしてしてるわけでもないんで自分でも分からないです(笑)。
(今の実力はどれぐらいのレベルにあると思っている?)マジで自分はまだまだ弱い、こっからもっと強くならへんと絶対江川くんに勝てへんなと思ってるんで、もっと頑張ります。(いつもの決めポーズをやっている理由は?)やっぱり印象は大事じゃないですか。僕、がーどまんって好きなYou Tuberがいて、がーどまんがこれやってるんで真似しようと思って。K-1でこれやってる人いないんで、僕がやります。がーどまん、見といてください!(ファンのみなさんにメッセージは?)僕は10代のうちに世界一になりたいんで、これからももっと練習して強くなるんで、これからも僕の応援お願いします」
松本日向、多久田和馬との無敗対決で会心の1RKO勝利「強い選手と試合が決まったら練習をもっと頑張れるし、もっと強くなれる。次も強いバチバチな選手とやりたいです」
K-1甲子園王者vsK-1カレッジ王者&格闘代理戦争卒業生となった多久田和馬と松本日向。デビューから無敗同士の対決でもあった一戦は、松本が1Rに右のパンチで3度ダウンを奪う鮮烈なKO劇で多久田を下した。
一夜明け会見で松本は「多久田選手と試合が決まって、自分が練習で強くなれたことを実感した」と語り、今後については「自分はまだまだなんでもっとしっかり練習します」と謙遜しながらも「強い選手とやると決まったら練習をもっと頑張れるし、もっと強くなれると思う。強いバチバチな選手とやりたいです」とさらなる強敵との対戦を歓迎した。
松本日向
「昨日の試合はもっと厳しい戦いになると思ったんですけど、自分がリラックスしてセコンドの声も全部聞こえてたし、力が抜けて戦えたかなと思います。(新鋭対決でKO勝ち出来たことについて)今回の試合で自分はKOをあまり意識しないようにしようと思っていて、KOを意識すると粗も出るし、逆にカウンターも食らってしまうと。第1試合と第2試合がKOで決まってるし、ちょっと力むところはあったんですけど、いつも教わってるように身体を残すことを意識して戦えたのでこの結果につながったかなと思います。
(ダウンシーンで残心も見せていたが空手対決という意識もあった?)はい。本当は極真時代の先生が試合を見に来てくれるはずだったんで。自分は極真で育ってきたっていうのを伝えたかったのもあってやりました。(バンタム級戦線でも急浮上したと思うが?)自分はまだまだなんでもっとしっかり練習して。今回多久田選手と試合が決まって、すごく自分が練習で強くなれたことを実感していて。強い選手とやると決まったら練習をもっと頑張れるし、もっと強くなれると思うので、やっぱり強いバチバチな選手とやりたいです。
(プロ3戦目で今までと違った部分は?)今回の試合は自分の中でまた新しい気持ちで挑もうというのがあって。デビュー戦と2試合目と同じ相手だったし、代理戦争からのつながりだと思っていたんで。今回はデビュー戦ぐらいの気持ちで行こうと思っていて、その気持ちの違いがやっぱりあったのかなって思います。(格闘代理戦争出身で実際に戦った橋本実生がKOしたのは意識した?)意識せざるを得なかったですね。KOで自分もつなげなきゃっていう気持ちはなかったんですけど、やっぱり実生くんがKOしたから俺もしっかり魅せなきゃなって一気に力が入りましたね。
(いつも入場でお客さんにアピールしているが無観客試合でどうしようと思った?)昨日は本当にめったにない機会だって先輩たちに言われてて『ちゃんとやりきれ』って。『俺には観客が見えてるぞ』って先輩たちみんなに言われて(笑)。やっぱりみんなが見えるぐらい盛り上げていつも通りやれって先輩たちにけっこう煽られました。本当はKOとか生で見せたいと思ったんですけど、こういう時だからこそ画面越しにみんながしっかり喜んでくれたり、頑張ろうと思ってもらえたら自分はすごく嬉しいです。
(ファンのみなさんにメッセージは?)昨日は応援本当にありがとうございました。すごい力になったし、画面越しからでもやっぱり届きました。これからもっともっと頑張って、もっともっとシルバーウルフの先輩たちや大宮司さんにお世話になって強くなるので、しっかり応援お願いします」
提髪和希、2戦連続のKO劇で覚醒の予感!?「練習でも先輩にも通用するようにもなってきて自信がついた。今年は知名度を上げたい」
昨日の第2試合で聖也を1RKOで下し、プロデビュー戦の敗北をバネに3連勝を飾った提髪和希。一夜明け会見では「練習でも先輩にも通用するようにもなってきたし自信がついた」と名門KRESTで揉まれる日々で確かな成長を実感していると語り、同門の橋本実生や岡嶋形徒ら格闘代理戦争出身選手の“撮影係”になっているという自虐ネタもあってか、2020年の目標は「やっぱ知名度を上げたい」とした。
提髪和希
「昨日は1Rで倒そうと思ったんで、その通りになって良かったです。(2戦連続KO勝ちでデビュー戦の頃からの変化は感じている?)そうですね。練習でも先輩にも通用するようにもなってきたし自信がつきました。(昨日の試合は同門の野杁正明を彷彿とさせるような倒し方だったが)昔からファンだったんでKRESTに移籍してきた時はビックリしたんですけど、間近で見てると似てるって言うのはおこがましいんで…。でも理想ではあります。
(2020年の目標は?)やっぱ知名度を上げたいっすね。(試合後のマイクアピールの想いは?)僕の1試合前が(橋本)実生でその後が松本(日向)選手で、他にも一杯有名な選手がいて僕達の試合だけ微妙かなと思ってたんで、内容で魅せられたらと思って。あと今は大変な状況だと思うんで、そんな感じで発言しました。(ファンのみなさんにメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。もっと強くなります。これからも頑張りますので応援よろしくお願いします」
橋本実生、プロ初勝利で巻き返しを宣言!「しょうもない試合をしたら終わりと思って戦った。デビュー戦と2戦目の負けを忘れてもらうくらいの強い選手になっていきたい」
AbemaTV「格闘代理戦争4thシーズン」の卒業生として昨年プロデビューした橋本実生。プロのリングでは同じ格闘代理戦争組の松本日向に2連敗を喫したが、昨日の試合ではK-1カレッジ王者の豊田優輝をKOして、プロ初勝利を収めた。
一夜明け会見では「プロで初めて勝ってうれしすぎて朝まで遊んでました…」と遅刻を謝罪しつつ「デビュー戦と2戦目の負けを忘れてもらうくらいの強い選手になっていきたい」と今後の目標を語った。
橋本実生
「昨日はAbemaTVでたくさんの応援ありがとうございます。メッセージはゆっくり返していくんで、これからも応援よろしくお願いします。
(プロ初勝利をあげて)3連敗はないと思っていたんで、ここでしょうもない試合をしたら終わりやと思って戦いました。これから勝ち続けて、デビュー戦と2戦目の負けを忘れてもらうくらいの強い選手になっていきたいです。(昨日のKO連発の火付け役になったが?)自分は松本選手に負けているんで、昨日の試合を見て松本選手を倒すまではやめれんなと思いました。
(過去2戦との違いは?)あのままいっても勝てへんなと思って、お兄ちゃんに毎日教えてもらってスタイルを変えてやってきました。なので自信は今までの中で一番ありました。(特にどこにを修正した?)悪い所を直すのと全般的にスタイルを変えようと思ってやってきました。(試合中にセコンドから落ち着けという指示が出ていたが?)一回ダウンを取ったあと『倒さなあかん!』と思って焦ってしまって。でもセコンドの声が聞こえたんで落ち着きました。
(無観客大会の影響は?)僕はお客さんがいた方が楽しいです。(最初にダウンを奪ったあとのパフォーマンスについて)僕、辰吉丈一郎選手の腕を回すパフォーマンスが好きで絶対やったろうと思ってて。実は代理戦争の時にもやったんですけど、カメラに映ってなくて(笑)。それで今回やったんですけど、途中から(無観客で)誰もいいひんから『何やってんやろう?』と思って…途中でやめました(笑)。
(ファンのみなさんへのメッセージは?)結果も残せてなかったのに応援してくれたり、サポートしてくれたり…負けて辞めようと思ったけど続けることが出来ました。これからもよろしくお願いします」