RISE 1.13 後楽園ホール:志朗「天心君に負けて得るものも多かった」「今年は1位にならないとダメ」
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昨年9月16日のRISE WORLD SERIES 2019 -58kgトーナメント決勝で那須川天心に敗北してから4カ月、志朗がRISE 136(1月13日(月/祝) 後楽園ホール)で再起戦を迎える。拳を交わすのは“伝説の壊し屋”京谷祐希。志朗は「油断できない」と手綱を締め直す。(記事提供:RISEクリエーション 聞き手:布施鋼治)
――いい新年を迎えることができました?
志朗 自分的には今度の試合に勝って、新年を迎えたいというところです。クリスマスも年末年始もずっと練習をやってきたので、年が明けたからといってその実感はないですね。
――元旦も?
志朗 いつもの平日と同じように過ごしていました。ニックさんのジムがやっていたので、普通に練習していました(苦笑)。お正月だからといって、お雑煮も食べなかったですね。
――志朗選手といえば、昨年9月に実現した那須川天心選手との世界トーナメント決勝を振り返らないわけにはいきません。あの一戦から4カ月、気持ち的には吹っ切れた?
志朗 できているし、天心君と闘うことで新たな目標ができました。やっぱりRISEルールでの天心君はとても強い。彼に負けたことで、いろいろなことを学びました。もっというと、負けて得るものも多かったです。
――一番学んだことは?
志朗 自分に足りているものと足りないものがハッキリわかったということです。RISEルールで勝つためには、どういう練習をしたらいいのか? どこを伸ばしたらいいのか? 試行錯誤しながら、結構いろいろなことを試しました。また天心君とやることになったとしても、RISEルールですからね。このルールで勝たないと意味がないです。
――今後の練習の拠点は今まで通りタイ? それとも日本?
志朗 日本になると思います。練習相手としてタイ人を日本に呼びたいという気持ちはあるけど、自分からタイに行ってという気持ちはないです。ムエタイの練習を続けていると、近い距離やクリンチがクセになってしまうので。
――ところで、今回の京谷祐希戦は4月の大阪大会から開幕するアジアトーナメントの前哨戦の意味合いが強いです。
志朗 そんな先のことまではまだ(苦笑)。しかもいまから(すでに出場が決まっている)アジアトーメナントのことを意識できるまで弱い相手ではない。いまは1月13日の試合に集中しています。京谷選手は14勝(10KO)というレコードを持っているので、パンチ力もあると思います。油断できない。ニックさんともいろいろ相談しています。
――どんなところに注目してほしい?
志朗 今まではローキックなどの蹴りが期待されていたと思うけど、RISEルールだとそれだけでは通用しないです。本来ならば4月のアジアトーナメント一回戦まで待っても良かったけど、今大会への出場を希望したのは試したいことがあったらからです。
――新しい志朗スタイルには、どの程度アジャストできている?
志朗 練習ではできています。あとは実戦でどれくらいできるかになってくるけど、期待してもらって構いません。天心君との一戦が終わってから、ずっと試したいことにトライし続けているので。
――この試合のポイントは昨年の世界トーナメント参戦時の契約体重は-58kg級でした。しかし今回は55kg級。志朗選手にとってはベストの階級での一戦となります。
志朗 ハイ。おかげで体重面でのストレスはなくなりました。58kg級で闘っている時には、相手が大きい分、結構ストレスを感じていたので。
――大晦日のVS江幡塁戦で那須川選手も56kg級で闘いましたけど、58kgで闘っている時より動きがシャープでスピードもありました。
志朗 そういうことが僕にもあるんじゃないですか(微笑)。最後の減量時には少しの水抜きが必要ですし。そうすることでスイッチが入ります。2~3kgの水抜きだったら、体調面でも問題はないですね。
――その那須川VS江幡戦はご覧になりました?
志朗 ハイ、自宅で見ました。ある専門誌でも僕は「早く終わるんじゃないか」と予想したけど、その通りになりました。
――志朗選手はあのふたりと闘った数少ない選手です。
志朗 どちらとも闘ったのは僕と宮元選手だけですかね。江幡選手の長所は一発の強さだと思うけど、今までの試合を見てみるとKO勝ちは4~5Rが多い。相手が疲れガードが下がったところを当てるというパターン。でも天心君が3Rまでにスタミナが切れるということは難しいと考えたので、すぐ終わるかなと。なので、あの結果に自分はあまり驚かなかったですね。
――逆にスイッチが入った?
志朗 そうですね。やる気がさらに出たというか。やっぱり同じ階級ですからね。
――すでに出場が決定しているアジアトーナメントは6月が決勝戦。そこまで他のスケジュールは入れない?
志朗 入れたくないですね。RISEに参戦して良かったと思うのはモチベーションが高い試合が続いているということ。選手にとっては、それが一番いい。勝ったら勝った分だけ有名になれます。
――最後に今年の目標を数文字の言葉で表現するとしたら?
志朗 去年は2位だったので、1位じゃないですか。ニックさんに「あっ、あの人、世界の2位の人だよ」は突っこまれる(苦笑)。今年は1位にならないとダメだと思います。
対戦カード
第9試合 メインイベント RISEバンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
鈴木真彦(山口道場/王者、WBCムエタイ日本統一バンタム級王者)※初防衛戦
良星(平井道場/1位、元Bigbangスーパーバンタム級王者)
第8試合 セミファイナル RISE第6代ライト級(63kg)王座決定戦(RISE WORLD SERIES 2020 -63kg出場者決定戦) 3分5R(無制限延長R)
秀樹(新宿レフティージム/1位、K-1 REVOLUTION FINAL -65kg級世界王者)
原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/2位、Road to RIZIN KICK Tournament(2018 58kg)優勝)
第7試合 RISE WORLD SERIES 2020 -63kg出場決定トーナメント決勝 3分3R(延長1R)
第6試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
志朗(BeWELLキックボクシングジム/ISKAムエタイ世界バンタム級王者)
京谷祐希(山口道場)
~休憩~
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
宮崎就斗(TARGET/4位)
澤谷大樹(HAWK GYM/6位)
第4試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
SEIDO(Lara-Tokyo/同級13位)※Team ORCAより所属変更
中澤良介(TRY HARD GYM/16位、2019年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級優勝)
第3試合 RISE WORLD SERIES 2020 -63kg出場決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
直樹(BRING IT ONパラエストラAKK/RISEライト級(63kg)級4位、スック・ワンキントーン スーパーライト級王者)
山口侑馬(山口道場/RISEスーパーライト級(65kg)1位、元INNOVATIONライト級王者)
第2試合 RISE WORLD SERIES 2020 -63kg出場決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
北井智大(チームドラゴン/RISEライト級(63kg)3位)
髙橋一眞(真門ジム/NKBライト級王者)
第1試合 ライト級(63kg) 3分3R
畑中健太(蹴空ジム)
KENTA(HAYATO GYM/JAPAN CUP 2016 -65kg級優勝)
オープニングファイト第2試合 61kg契約 3分3R
齋藤奨司(FIGHT FARM/2018年KAMINARIMON全日本大会-65kg級優勝・大会MVP)
KAZUMA(KASHIMA DOJO)
オープニングファイト第1試合 バンタム級(55kg) 3分3R
七海貴哉(G-1 TEAM TAKAGI)
大森隆之介(EX ARES/JAPAN CUP 2019 -60kg級優勝)
概要
大会名 RISE 136(ライズ ハンドレッドサーティシックス)
日時 2020年1月13日(月/祝) 開場・17:00 オープニングファイト開始・17:30 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 AbemaTV(生中継)
チケット料金 SRS席 15,000円(完売) RS席 10,000円(完売) S席 6,000円(完売) A席 5,000円(完売) 立見 4,000円(完売) ※当日券の販売はありません ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 チケットぴあ イープラス 後楽園ホール
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5319-1860 http://www.rise-rc.com/