極真会館 11.22-24 武蔵野の森 総合スポーツプラザ:4年に1度の世界大会制覇へ 鎌田翔平&荒田昇毅「ラストチャンス」、上田幹雄「特に基本に取り組んだ」、髙橋佑汰「己に勝つ」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
センチャイムエタイジム錦糸町
最強のムエタイで最高の“美Body”を目指す!初心者の方、女性の方、大歓迎。見学無料!
国際空手道連盟極真会館(館長・松井章奎)「第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会」(11月22日(金)23日(土/祝)24日(日)東京・武蔵野の森 総合スポーツプラザ)の記者会見が10月2日、代官山道場で行われた。
「全世界空手道選手権大会」は極真会館が4年に一度開催する、体重無差別の世界大会で、世界各国・各地域から選抜された166名が3日間にわたって優勝を争う。組み合わせは極真会館公式サイト参照
03年は現日本代表監督の木山仁が制したが、07年はエヴェルトン・テイシェイラ(ブラジル)、11年はタリエル・ニコラシヴィリ(ロシア)、15年はザハリ・ダミヤノフ(ブルガリア)が優勝し、3大会連続で空手母国・日本が優勝を逃している。前回15年も当時20歳の上田幹雄が6位、エースの荒田昇毅が8位と日本勢が苦戦した。
その後、16年の全日本大会では鎌田翔平が高橋佑汰を決勝で破り初優勝。17年の全日本では高橋が鎌田を決勝で破り初優勝。18年の全日本では2強を追う上田と、鎌田の決勝(上写真)となり、上田が勝ち初優勝を果たした。ロシアなどの各国強豪の多数参戦する全日本大会でも、日本勢が好成績を残せるようになった。
その3人の全日本優勝者と、荒田が日本4強の地位を確立し、今年4月の全日本ウェイト制大会優勝者の大澤佳心、加賀健弘らが追いかける立場。ロシアからは昨年全日本4位のキリル・コチュネフ、5位のアンドレイ・ルジン、7位のアントン・グリアエフ、8位オレクサンダー・イエロメンコも参戦し、ブラジル、フランス、ポーランドなどからも世界各地の大会を這い上がった精鋭が多数出場する。
なお、4年前の全世界大会の後、ルール改定が行われた。上段への技がクリーンヒットした後に残心を示したり、相手を転倒させた後に突きを出した場合も技有りとなる。さらに瞬間的な押し、相手の腕や足に対する捌きなども可能になっている。
日本選手団の木山監督(上写真中央)は「改定ルールでは、外国人に比べて体力の劣る日本人が技術を生かせるようになりました。日本の4強は優勝を取れる選手ですが、若手の伸び、頑張りも大きな影響を与えると思います。若手が気を吐いて一致団結すれば、日本人の世界大会優勝も近いと思います」と分析した。
会見に出席した選手たちのコメントは以下の通り。
◆鎌田翔平(東京城西支部/2018全日本2位・2017 2位・2016優勝、2017世界ウェイト制重量級優勝)
今大会で3度目の世界大会挑戦です。空手を始めて26年目の集大成として大会に臨み、優勝という最高の形で締めくくれればと思います。4年前の世界大会には引退を決意して臨みましたが、3回戦敗退という納得のいかない結果だったので、家族とも相談しながら続けました。あれから4年間、結果をある程度出すことができたので、本当のラストチャンスと思っています。優勝して引退したいです。
◆上田幹雄(神奈川横浜北支部/2018全日本優勝、2017世界ウェイト制軽重量級3位、2015世界6位)
4年前の世界大会では情けない思いをし、それから4年間、極真会館で一番強くなると思って練習を続けました。ここまで支えてくれた極真会館と家族に優勝で恩返ししたいです。一回戦から外国人は全部マークしています。僕のDブロックではアショット・ザリヤン選手(ロシア/2015世界5位)もいますし、コンスタンティン・コバレンコ選手(ロシア/2018ヨーロッパウェイト制重量級優勝)とは6月に一緒に稽古し、空手に対する強い思いを持った選手でしたので、戦って勝ちたいです。去年の全日本大会の前にロシアで修行をし、優勝はできましたが、基礎能力がまだ弱いと感じ、この1年間は特に基本稽古に取り組みました。昔は体が細かったですが、心・技・体、共に成長できたのも、皆さまのおかげです。
◆荒田昇毅(千葉中央支部/2018全日本3位・2017 3位、2017世界ウェイト制重量級3位、2015世界7位)
3度目の世界大会出場で、(32歳という)年齢的にも世界チャンピオンになる最後のチャンスだと思います。色んな方との出会いや協力があってここまで来れたと思いますので、恩に報いる戦いをして優勝したいと思います。どの試合も気が抜けないですけど、Cブロックではアンドレイ・ルジン選手(ロシア/2019ヨーロッパウェイト制軽重量級優勝、2018全日本5位、2018全日本ウェイト制軽重量級優勝、2017世界ウェイト制軽重量級優勝)と決勝で当たる組み合わせですし、ゴデルジ・カパナーゼ選手(ロシア/2019全日本ウェイト制重量級優勝、2011世界3位)も警戒しています。
◆髙橋佑汰(東京城北支部/2017全日本6位・2017優勝・20162位、2017世界ウェイト制軽重量級2位)
相手に勝つよりも己に勝つことをテーマに、ここまで稽古してきました 4年前の世界大会のベスト16から4年間、準備してきた全てを出し切りたいです。同じBブロックでは3回戦で当たるイゴール・リャシェンコ選手(ロシア)が長身(189cm)で若くて(21歳)で勢いがありますね。四回戦は久保秀和選手(広島支部)とアレハンドロ・ナヴァロ選手(スペイン)のどちらか、その次は大澤佳心選手とアントン・グリアエフ選手(ロシア/2019ロシアンカップ重量級3位、2018全日本ウェイト制重量級優勝)のどちらかとと戦うと思います。Bブロック決勝で当たる可能性の高いキリル・コチュネフ選手(ロシア/2018全日本4位、2015世界4位)が身長190cmで、身長の高い選手に警戒しながら戦いたいです。
◆大澤佳心(東京城西世田谷東支部/2018全日本ウェイト制軽重量級優勝)
優勝しか考えていないので、残り1か月半、気を抜かず私生活と稽古の日々を送りたいです。
◆加賀健弘(東京城西支部/2018全日本ウェイト制中量級優勝)
世界大会は初出場です。小さい選手が大きい選手に勝つ魅力的な組手をして、会場を沸かせ、最後は優勝します。
◆西村界人(東京城北支部/2019オールアメリカンオープン3位)
今大会は日本勢が絶対負けられません。自分が頂点に立つ気持ちで頑張りたいです。
◆山川竜馬(東京城北支部/2019オールアメリカンオープン6位)
2回目の世界大会となるのですが、前回出し切れなかった自分の力を出し切り、日本代表の責任と自覚も持って戦います。
◆星龍之介(本部直轄浅草道場/2019東日本・日本代表最終選抜戦優勝)
世界大会は初出場で、小さい時からの夢の舞台でした。3日間暴れて、表彰台一番高いところに登るのが夢です。
◆安島喬平(茨城支部/2019東日本・日本代表最終選抜戦2位、2018全日本ウェイト制軽重量級2位、2013全日本優勝)
私も3回目の世界大会出場です。経験と実績は十分あると思いますので、自分が優勝するという気持ちを前面に出して戦います。
◆髙橋扶汰(東京城北支部/2019東日本・日本代表最終選抜戦3位、2018東日本優勝)
世界大会は初出場で、少し不安もありますが、これまでやって来た練習を思い出し、辛い時も頑張ります。
◆竹岡拓哉(東京城西支部/2019東日本・日本代表最終選抜戦4位、2011・2017全日本ウェイト制中量級優勝)
3度目の正直ということで、しっかり実力を出し、一人でも多く外国人を表彰台から引きずり落とす気持ちで戦います。
◆小林健人(東京城北支部/2019東日本・日本代表最終選抜戦ベスト8、2017全日本ウェイト制軽量級3位)
残りの期間、しっかりいい準備をして、最高の舞台で最高のパフォーマンスを発揮できるようにします。
◆樋口知春(総本部道場/2019東日本・日本代表最終選抜戦ベスト8、2018全日本ウェイト制中量級優勝)
小さい頃から夢だった世界大会に初出場できることでワクワクしています。強豪外国人と当たることになると思いますが、小さい体でも勝てるということを、子供たちに証明したいです。
◆髙木 信(東京城西世田谷東支部/2018全関東-80kg級優勝)
自分の持ち味を活かして、期待に応えられるような組手をしたいです。
出場予定選手(日本選手)
【第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会】
上田幹雄(神奈川横浜北支部)
鎌田翔平(東京城西支部)
荒田昇毅(千葉中央支部)
髙橋佑汰(東京城北支部)
大澤佳心(東京城西世田谷東支部)
加賀健弘(東京城西支部)
清水祐貴(東京城北支部)
西村界人(東京城北支部)
山川竜馬(東京城北支部)
星龍之介(本部直轄浅草道場)
安島喬平(茨城支部)
髙橋扶汰(東京城北支部)
竹岡拓哉(東京城西支部)
久保英和(広島支部)
小林健人(東京城北支部)
徳田寛大(大阪南支部)
樋口知春(総本部道場)
【2019世界女子空手道選手権大会】
永吉美優(東京城西世田谷東支部)
佐藤七海(東京城西国分寺支部)
本村愛花(東京城東北千住支部)
島田慧巳(本部直轄浅草道場)
※組み合わせは極真会館公式サイト参照
概要
大会名 日本赤十字社 災害義援金チャリティー 第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会(同時開催:2019世界女子空手道選手権大会、2019ワールドエリート空手道選手権大会(22日))
日時 2019年11月22日(金)23日(土/祝)24日(日)
会場 武蔵野の森 総合スポーツプラザ(東京都調布市西町290-11/京王線「飛田給」徒歩5分、西武多摩川線「多磨」徒歩20分)
チケット料金
11月22日(金)
A席 4,000円(当日 5,000円/3階自由席)
11月23日(土・祝)
S席 8,000円(当日 9,000円/1階指定席)
A席 5,000円(当日 6,000円/3階指定席)
11月24日(日)
S席 12,000円(当日13,000円/1階指定席)
A席 9,000円(当日10,000円/3階指定席)
B席 5,000円(当日 6,000円/4階自由席)
3日間通し券
SRS席 50,000円(前売り限定/アリーナ席指定席:パンフレット付)
チケット販売 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、極真会館(郵送orFAX申し込み)、全国各支部・道場
お問い合わせ 国際空手道連盟極真会館(館長・松井章奎) http://www.kyokushinkaikan.org/