K-1 6.30 両国国技館:小宮山工介×レオナ・ペタス、西京春馬×ホルヘ・バレラほか決定。村越優汰は中国の選手と。小澤海斗・芦澤竜誠・大沢文也も出場
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K-1 WORLD GP 6月30日(日) 両国国技館大会の追加7カードが4月25日の記者会見で発表された。フェザー級(57.5kg)戦線では同級王者の村越優汰が中国GLORY OF HEROESバンタム級2位フォー・シャオロンと58.5kg契約で対戦し、同級の西京春馬は小澤海斗と芦澤竜誠をKOしているホルヘ・バレラと激突。スーパー・フェザー級(60kg)では小宮山工介 vs. レオナ・ペタスの好カードが組まれた。2週間前に発表されたスーパー・バンタム級(55kg)世界最強決定トーナメントのリザーブファイトも決まっている。残りカードは大型連休明けに発表の模様だ。
追加対戦カード
58.5kg契約 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)王者、元RISEバンタム級(55kg)王者)
フォー・シャオロン[Huo Xiaolong](中国/中国刑天舞威クラブ/CFP/GLORY OF HEROESバンタム級2位)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 KRUSH FIGHT王者)
ホルヘ・バレラ(スペイン/チーム・ジーザス・カベロ/WKL世界フェザー級王者、ISKA K-1ルール欧州フェザー級王者)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元K-1 KRUSH FIGHT王者)
鷹大(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/WPMF日本王者、元WMC世界&WPMF日本スーパーバンタム級王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
小宮山工介(K-1ジム北斗会館/元RISE王者)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/中国英雄伝説アジア-60kg級トーナメント2016優勝)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
芦澤竜誠(K-1ジム総本部チームペガサス/元INNOVATIONフェザー級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)
里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)
K-1 WORLD GP 2019 K-1スーパー・バンタム級(55kg)世界最強決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R(延長1R)
小倉尚也(スクランブル渋谷)
林 勇汰(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG)
村越優汰、武尊戦見据え58.5kgで試合「前回以上に攻める」
村越は3月の埼玉大会で卜部弘嵩に判定勝ちし王座防衛に成功。今回の相手・シャオロンは戦績26戦21勝(8KO)5敗の23歳。構えは村越と同じサウスポー。ブルース・リーを尊敬し、ヌンチャクを使った入場パフォーマンスをする選手だという。
村越はシャオロンについて「詰めて来た時に飛び膝蹴りを使ったり、インパクトのある勝ち方をしている映像を見ましたけど、自分と戦うことになれば当たらないと思います」と評し「前回はベルトも懸かっていて、何としても勝ちが欲しかった試合でした。今回は前回以上に攻める試合を見せたいです」とコメント。今回いつもより1kg多い契約体重となるため、「スーパー・フェザー級との2階級制覇を見据えているのですか?」という質問も飛び、村越は「K-1に来た時から(現WORLD GPスーパー・フェザー王者の)武尊選手とやると言ってきたので、それも見据えてということですね」と答えた。
西京春馬「ちゃんとバレラに勝った選手がいないので、僕はきっちり勝ちたい」
西京兄弟の兄・春馬は、昨年3月に村越優汰に判定勝ちしたが、6月の第2代WORLD GPフェザー級王座決定トーナメントの決勝では、開始早々の足の負傷により村越にTKO負け。休養を経て今年1月、江川優生を相手にKRUSHフェザー級王座の防衛戦を行ったが敗れてしまっていた。
春馬は「人生初の2連敗で落ち込んでいましたが、強い相手との試合が決まり、テンション上がっています」「3連敗したら終わりなので、絶対倒します」と力強く宣言。バレラからは「俺にとって恐れる相手ではない。西京が俺を倒すことは不可能だろう。逆に俺のパンチが当たれば倒れない相手はいない」とのコメントが届いたが、春馬は「僕を倒したら大したもんです。でもバレラは大したことないです。日本人でバレラにちゃんと勝った選手がいないので、僕はきっちり勝ちたいです」と答えた。バレラは昨年のトーナメント準決勝で村越に延長判定負けしたが、先にダウンを奪っていた。春馬としては完封して他の日本勢との差を示し、村越のベルトに近づきたいところだろう。
2連敗になってしまった理由を聞かれ「(KRUSHの)チャンピオンになった時のようなハングリーさが無いのかなと思っています」と答えた春馬。次戦に備え、5月にはタイで練習をするといい、慣れない環境での過酷な練習が春馬の心と体をどう成長させるか楽しみにしたい。
鷹大「小澤は知名度と実力が比例していない」、小澤海斗「黙ってろカス」
小澤海斗は今年からK-1ジム三軒茶屋シルバーウルフに移籍し、3月の埼玉大会で覇家斗に勝利。対する鷹大は昨年からKRUSHに上がり、4月大会で三輪裕樹をKOし、今回WORLD GPシリーズに初登場する。
小澤が鷹大について「誰だよこいつって感じ」と話せば、鷹大も小澤について「前は野性味があったのに、この間はポイントを取る勝ちに徹する試合をしていた。知名度と実力が比例していない」と評して挑発。小澤は「シルバーウルフでの練習は心の修行と思っていて、会見でも試合でもいい意味で熱くならないようになった」と口にしたが、鷹大の挑発を聞くと「口には出さないけど、黙ってろカスって思ってますよ。言っちゃった」と話し、不敵な笑みを浮かべた。
「勝ちに徹する試合」という鷹大からの評価に対し、小澤は「試合までの(舌戦などの)プロセスがどうなったとしても、試合で勝つか負けるかだから、この世界は。今は勝つことが大事」と話した。今回も小澤の冷静さと熱さのバランスのコントロールが勝敗の鍵となるかもしれない。
4連勝中のレオナ・ペタス、3年ぶりWORLD GPシリーズ登場
WORLD GP王者・武尊が右拳の手術後の療養のため不在となるスーパー・フェザー級では、小宮山工介 vs. レオナ・ペタス、大岩龍矢 vs. 芦澤竜誠が行われる。小宮山は昨年3月の第4代WORLD GP王座決定トーナメントの決勝まで進むも、武尊にKO負け。3月の埼玉大会では元KRUSH王者の郷州征宜に勝利した。レオナは第3代WORLD GP王者の大雅に勝った実績があり、最近10試合は8勝2敗で4連勝中と好調をキープしている。2月のKRUSHでは朝久泰央との再戦を制した。WORLD GPには16年4月の闘士戦以来3年ぶり、満を持しての登場だ。
小宮山は「レオナ選手は僕よりリーチがある。間合いの取り合いになるけど、そこに入ってきたら(自分の攻撃を当てて)眠らせちゃうんで。でも僕もその分危ないんで」と、スリリングな展開を予想し、「判定じゃなくKOで決着つけたいです」と話した。
レオナは「僕にとって大切な人が大きな病気になって、もしかしたら先が長くないので、その間に世界一になろうと思いました」「小宮山選手は世界2位(昨年のトーナメント準優勝)なので、この試合で勝てばK-1チャンピオンに近づけると思います」と話し、小宮山については「とても上手で、ポイントを押さえて点を取るタイプ」と評価。「自分は普段から命を削ってトレーニングしているので、ゲームではなく、命のやりとりをする殺し合いをしたいです」と、気合十分にコメントした。
芦澤竜誠「今回の試合でおしまいでもいい」
芦澤竜誠は卜部弘嵩とホルヘ・バレラに連続KO負け中だが、「別になんとも思っていないし、俺の戦いができているから問題無い」と豪語。大岩龍矢が「芦澤選手は知名度は上がっているけど、前に俺とやった時(17年5月のKRUSHで大岩が判定勝ち)よりも打たれ弱くなっているので、全然KOできる」と挑発すれば、芦澤は「俺は強い選手とやっているからで、全然打たれ弱くなっていない。寝言は寝て言えバーカ」と言い返した。
芦澤は今回、スーパー・フェザー級に階級をアップ。ターゲットは以前から挑発している皇治で、大岩も皇治戦を熱望している。8月24日のWORLD GPエディオンアリーナ大阪大会での皇治の相手の査定試合という見方もでき、中村拓己プロデューサーも「この2人が皇治選手を振り向かせるぐらいのインパクトを見せれば先につながると思う」と話す。大岩が「皇治を倒すための一歩なので、普通に勝って次につなげたい」と話せば、芦澤は「大岩が皇治選手とやりたいと言っても話題性が無いけど、俺が言ったら話題性がある。皇治選手のためにも俺が勝たないと」と返し、まだ知名度の低い大岩を揶揄した。
冒頭、2連敗について「問題無い」と話した芦澤だが「前回負けて、人生賭けて戦わないといけないと思った」という意識も持っている。「今回の試合でおしまいでもいい」「勝っても負けても最後のつもり」と、不退転の決意を示し「殺気立った時の俺は強いんで、そこ見てください」とアピール。試合でその気持ちがどう発揮されるか見ものだ。
大沢文也「自分で納得できない試合をしたら辞めます」
21歳の里見柚己はスーパー・フェザー級では減量が厳しくなってきたことから、ライト級(62.5kg)に階級を上げ、ベテランの大沢文也と対戦する。里見はKRUSHとKHAOSで6勝4敗の実績を残し、WORLD GPには初登場。「小さい頃から夢見ていたK-1の舞台に立ててうれしいです。一発目から大沢選手が相手で、滅茶苦茶強いので、気合が入っていて燃えています」「後輩の面倒見のいい大沢選手の人間性が好きです」「大沢選手の胸を借りてぶつかって行って、両国大会を盛り上げたいです」と話し、大沢への敬意を示した。
大沢は「3月10日(の埼玉大会は篠原悠人と)誰の記憶にも残らないようなしょっぱい試合をしてしまった」「今回は勝ち負けに関係なく、この間のような自分で納得できない試合をしたら辞めます」と、今回の一戦に賭ける思いを語った。
スーパー・バンタム級トーナメントのリザーブファイトは小倉尚也×林勇汰
武居由樹、玖村兄弟、晃貴の出場するスーパー・バンタム級(55kg)世界最強決定トーナメントのリザーブファイトとして組まれたのは、小倉尚也と林勇汰の一戦。小倉は「両国国技館で試合ができてうれしいですけど、本戦トーナメントのメンバーから漏れたので、その悔しさを試合にぶつけたいです」「勇汰選手はバランスがいい選手なので、倒したらステップアップになると思う。お兄さん(林健太)が(ライト級の)ベルトを獲って刺激になっていると思う」とコメント。勇汰は「僕は2月のKRUSHで(佐々木洵樹に)負けたのに、お兄ちゃん(健太)が3月にタイトルを獲って劣等感があります。長男の将多も今度復帰するので、毎日練習に付き合っていたら、いつもより動けるようになったので、今回は調子いいです」「小倉選手はパンチで前に出て来て、気持ちが強い選手なので、試合をしたら噛み合うと思うので楽しみです」と話した。
また、今回の会見ではK-1ガールズ改め「K-1 GIRLS team K-1」の今年度からのメンバーと新コスチュームもお披露目となった。
対戦カード
【K-1 WORLD GP 2019 K-1スーパー・バンタム級(55kg)世界最強決定トーナメント】
一回戦(1) 3分3R(延長1R)
玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス/K-1 KRUSH FIGHTスーパー・バンタム級(55kg)王者
ペッパンガン・モー・ラタナバンディット[Phetpangan Mor.Rattanabandit](タイ/T-DED 99/ラジャダムナン認定フェザー級4位、ルンピニー認定5位)
一回戦(2) 3分3R(延長1R)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 KRUSH FIGHTバンタム級(53kg)王者)
サンベル・ババヤン[Samvel Babayan](アルメニア/OMKE 54kgスペイン王者、WKN 53.5kgスペイン王者)
一回戦(3) 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級(55kg)王者)
アレックス・リーバス(スペイン/チーム・ジーザス・カベーロ)
一回戦(4) 3分3R(延長1R)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
サデック・ハシミ[Sadegh Hashemi](イラン/WMFアマムエタイ2017世界王者)
リザーブファイト 3分3R(延長1R)
小倉尚也(スクランブル渋谷)
林 勇汰(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG)
準決勝(1) 3分3R(延長1R)一回戦(1)勝者 vs. 一回戦(2)勝者
準決勝(2) 3分3R(延長1R)一回戦(3)勝者 vs. 一回戦(4)勝者
決勝 3分3R(延長1R)
【ワンマッチ】
K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(65kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ゲーオ・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者)※初防衛戦
安保瑠輝也(team ALL-WIN/挑戦者)
58.5kg契約 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)王者、元RISEバンタム級(55kg)王者)
フォー・シャオロン[Huo Xiaolong](中国/中国刑天舞威クラブ/CFP/GLORY OF HEROESバンタム級2位)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 KRUSH FIGHT王者)
ホルヘ・バレラ(スペイン/チーム・ジーザス・カベロ/WKL世界フェザー級王者、ISKA K-1ルール欧州フェザー級王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
小宮山工介(K-1ジム北斗会館/元RISE王者)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/中国英雄伝説アジア-60kg級トーナメント2016優勝)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元K-1 KRUSH FIGHT王者)
鷹大(ウィラサクレック・フェアテックス西川口/WPMF日本王者、元WMC世界&WPMF日本スーパーバンタム級王者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
芦澤竜誠(K-1ジム総本部チームペガサス/元INNOVATIONフェザー級王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)
里見柚己(K-1 GYM横浜infinity)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~ K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~
日時 2019年6月30日(日) 開場・14:00 プレリミナリーファイト開始・未定 本戦開始・15:00
会場 両国国技館
中継 AbemaTV(全試合生中継) GAORA(生中継/17:30~22:00)
チケット料金 ロイヤル 100,000円 アリーナSRS 50,000円 アリーナRS 30,000円 アリーナS 15,000円(完売) 枡(4名まで) 50,000円 スタンドA 9,000円 スタンドB 7,000円 ※当日券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット発売所 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、ディスクガレージ、フィットネスショップ水道橋本店、後楽園ホール、K-1.SHOP、グッドルーザー(03-6450-5470)、K-1ジム各店補
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/