K-1 WORLD GP 3.10 さいたまスーパーアリーナ:林健太、本気のタイキックも「全然痛くない」?。システマ呼吸法、ボクシングも導入し打倒・卜部功也へ
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2月21日(木)神奈川・綾瀬のFLY SKY GYMにて、3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」の[K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・卜部功也と対戦する挑戦者・林健太が公開練習を行った。(記事提供:K-1 JAPAN GROUP 写真: (C)M-1 Sports Media)
昨年12月のK-1ライト級世界最強決定トーナメントを制し、挑戦者として王者・功也に挑む林。公開練習では芸を仕込むのが恒例になってきたが、今回は最近習得に励んでいるというシステマの呼吸法で、FLYSKYGYMのトップファイター、キヨソンセンのタイキックに耐えるというネタ(?)を披露。
強烈なミドルをケツに見舞われ明らかに悶絶していた林だが、インタビューでは「追い込みと同時に毎日このトレーニングをしています。あの呼吸法だと全く痛みを感じないんです。さっきも1ミリも痛くなかったです」と語った。
家族を養うために昼間は現場仕事をし、それ以外の時間で練習を続けている林。所属するK-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTでは昼間にプロ練習があるため、仕事の都合でフルにKRESTのプロ練習に参加できない状況だった。そこで林は1年前からFLY SKY GYMでの練習を開始。今回の試合から所属をK-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG(FLY SKY GYM)に変更し、この日の公開練習もFLY SKY GYMにて行われた。
「FLY SKY GYMで練習させてもらうようになったのはちょうど1年ぐらい前になりますね。去年6月のBigbangからはFLY SKY GYMの人たちにセコンドにもついてもらっていて、全力で自分のことを見てもらえています。自分のディフェンス力は10で表すと2ぐらいしかなくてショボすぎたんですけど(苦笑)、ディフェンスに関しては知らない情報を教えてもらって理解することが多いですね。ここでトレーニングする度に自分が強くなっていると実感しています。(ライト級世界最強決定トーナメントで優勝して)自分のパンチは当たれば倒れるんやなって再確認できました。攻撃をもらったり、ダウンをもらったりして悪いところも見えたんで、良い部分を伸ばしつつ、今は主にディフェンスを鍛えています」
また林はボクシング世界王者・井上尚弥のフィジカルトレーナーでもある高村淳也氏や井上の父・真吾さんの指導も受け「トーナメントでは他の選手と比べても、僕の方が一回り身体が大きくて、高村さんのトレーニングの成果は大きいと思います。そのつながりで井上真吾トレーナーにも練習見てもらうようになったんですけど、今も週2回ぐらい大橋ジムでスパーさせてもらったり、パンチやディフェンスの方も見てもらっています」と様々な技術を吸収している。
仕事とのかけもちで限られた練習時間ではあるものの「前回のトーナメントで優勝して、感動してくださった方が多くて、サポートもしてもらえるようになった。今は少し仕事も休んで、今までよりも多くトレーニングできるようになった」という林。「仕事が終わって練習に行く時に『今日は仕事で疲れたから練習休もうかな』と思うときもあるんですけど、家族が言い訳になってしまうと思って『アカン、行かないとダメや』って感じで、やっぱり頑張ろうと思うようになってきた」と家族の存在が林のメンタル面を支えている。
対戦相手の功也については「みんなは功也くんはテクニックが凄い印象があると思うんですけど、僕はけっこうパワーもあると思っている」と林。「功也くんの攻撃をもらったら駄目やなって思っているし、僕もオフェンスだけじゃなく、ディフェンスも良いレベルまで持っていって、やっと功也くんと戦えるかなと思ってます」とディフェンス力の向上が重要になると続けた。
試合前のインタビューでは林の“家族愛”と、兄・弘嵩と同時K-1チャンピオンを目指す功也の“兄弟愛”がクローズアップされている。これについて林は「功也くんは兄弟愛で、僕は家族愛ですけど、僕の兄弟(※林は3兄弟で3人ともプロ格闘家)も全力で自分の練習に付き合ってくれるし、自分のことを想ってくれている。僕もけっこう兄弟愛強いんで、この試合は兄弟愛vs家族愛&兄弟愛ですね。だから僕の方が功也より愛は強い」と熱弁。
「正直今までやったら盛り上げることやKOで魅せることしか考えてなかったんですけど、今回に関してはホンマに勝ちに徹します。別にKOじゃなかったとしても、俺は今回はホンマに勝ちたいと思ってますね」と勝利への執念を垣間見せた。インタビュー後には改めて気迫のこもったミット打ちを見せて公開練習を終えた林。家族・兄弟愛でK-1のベルトを手に入れることができるか?
対戦カード
第19試合 日本vs世界・7対7 59kg契約 3分3R(延長1R)
武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(60kg)王者)
ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー[Yodkitsada Yuthchonburi](タイ/ユッタチョンブリージム/ラジャダムナン認定フェザー級王者、ルンピニー同級1位)
第18試合 日本vs世界・7対7 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
皇治(TEAM ONE/ISKA K-1ルール世界ライト級(61kg)王者)
ヤン・サイコ[Jan Szajko](ドイツ/キックボックステンペル/ISKA K-1ルール世界スーパーフェザー級(59kg)王者)
第17試合 日本vs世界・7対7 68kg契約 3分3R(延長1R)
和島大海(月心会チーム侍)
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス/Krushウェルター級(67.5kg)王者)
第16試合 日本vs世界・7対7 女子51kg契約 3分3R(延長1R)
KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/Krush女子フライ級(50kg)王者)
ヨセフィン・ノットソン(スウェーデン/オールスターズ・トレーニングセンター/IFMA世界女子フライ級王者)
第15試合 日本vs世界・7対7 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
芦澤竜誠(K-1ジム総本部チームペガサス)
ホルヘ・バレラ(スペイン/チーム・ジーザス・カベロ/WKL世界フェザー級王者、ISKA K-1ルール欧州フェザー級王者)
第14試合 日本vs世界・7対7 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
野杁正明(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元スーパー・ライト級(65kg)王者)※K-1 GYM EBISU FREE HAWKから所属変更
ジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム/Krushスーパー・ウェルター級(70kg)王者)
第13試合 日本vs世界・7対7 スーパー・バンタム級(55kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
武居由樹(POWER OF DREAM/K-1 WORLD GP王者)
アレックス・リーバス(スペイン/チーム・ジーザス・カベーロ)
~休憩(約10分)~
第12試合 K-1 WORLD GPウェルター級(67.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
久保優太(K-1ジム五反田チームキングス/王者)※初防衛戦
城戸康裕(谷山ジム/挑戦者)
第11試合 K-1 WORLD GPフェザー級(57.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
村越優汰(湘南格闘クラブ/王者)※初防衛戦
卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、元スーパー・フェザー級王者)
第10試合 スーパーファイト スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元Krushライト級王者)
安保瑠輝也(team ALL-WIN)
第9試合 スーパーファイト スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
左右田泰臣(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元RISE王者)
松花征也(リバーサルジム横浜グランドスラム/元シュートボクシング日本王者)※MASAYA改め。シーザージムから所属変更
第8試合 スーパーファイト スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
小宮山工介(K-1ジム北斗会館/元RISE王者)
郷州征宜(K-1ジム総本部チームペガサス/元Krush王者)
第7試合 スーパーファイト スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushバンタム級(53kg)王者)
玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
~休憩(約10分)~
第6試合 K-1 WORLD GPライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者)※初防衛戦
林 健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/FSG/挑戦者)
第5試合 K-1 WORLD GPクルーザー級(90kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
シナ・カリミアン(イラン/ウィラサクレック・フェアテックス・イラン/王者)※初防衛戦
加藤久輝(ALIVE/挑戦者)
第4試合 スーパーファイト ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)
篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者)
第3試合 スーパーファイト ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/Krush王者)
リュウ・ウェイ(中国/深圳争途格闘クラブ/CFP)
第2試合 スーパーファイト ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
近藤魁成(大成会館/K-1甲子園-65kg ’17 ’18 優勝)
瑠久(K-1 GYM横浜infinity/K-1甲子園-65kg ’17 準優勝)
第1試合 スーパーファイト フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krush王者)※K-1 GYM EBISU FREE HAWKから所属変更
覇家斗(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
~開会式(13:00)~
プレリミナリーファイト第4試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R
FUMIYA(ポゴナ・クラブジム)
中野滉太(POWER OF DREAM)
プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
友尊(TEAM K)
川口拓真(K-1ジム総本部チームペガサス)
プレリミナリーファイト第2試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
森坂 陸(エスジム)
黒田勇斗(隆拳塾)
プレリミナリーファイト第1試合 53kg契約 3分3R
璃明武[りあむ](K-1ジム総本部チームペガサス)
吏羅[りら](K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
概要
大会名 K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~
日時 2019年3月10日(日) 開場・11:00 プレリミナリーファイト開始・11:30 本戦開始・13:00 (第6・12試合の後に休憩)
会場 さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナ
中継 AbemaTV(全試合生中継) GAORA(生中継 15:00~21:30)
チケット料金 ロイヤルシート(特典付き) 100,000円(前売分完売) アリーナSRS席 50,000円(前売分完売) アリーナRS席 30,000円(前売分完売) スイートバルコニー 18,000円(前売分完売) アリーナS席 15,000円(前売分完売) スタンドS席 12,000円(前売分完売) スタンドA席 8,000円(前売分完売) スタンドB席 6,000円 ※武尊応援シートは完売 ※当日券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット発売所 チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、K-1.SHOP、ディスクガレージ、後楽園ホール5F事務所、フィットネスショップ水道橋本店、グッドルーザー(03-6450-5470)、K-1ジム各店補
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/