RISE 7.12 後楽園ホール:花岡竜、ラジャ暫定王座奪取の大﨑孔稀に「こいつバケモンだなマジで」、RISEバンタム級王座にも意欲。梅井泰成、19歳の新星・中嶋愛樹斗戦では「200回記念のRISEの期待を盛大に裏切ったる」

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RISE 200(7月12日(日)後楽園ホール)の記者会見が7月1日、東京都内で行われた。
ナンバーシリーズ200回の節目にあたる大会を前に、RISEの伊藤隆代表は、アマチュアから対世界のピラミッド構造を維持しつつ、地方大会の拡充、親子招待企画などを通して、未来へ繋ぐプランを発表した。
メインイベントのISKA世界バンタム級王者決定戦に臨む花岡竜は、救急救命士の仕事との両立、4日前の大﨑孔稀のラジャダムナン王座戦での1R KO勝ちの試合の感想、空位となっているRISEバンタム級王座奪取のビジョンを語った。
フェザー級で対戦する元王者・梅井泰成と19歳の新星・中嶋愛樹斗も登壇。中嶋が「圧倒的なKOで勝つ」と世代交代を狙うのに対し、梅井は「このマッチメイクはRISE側の思惑が見え見え。200回記念大会という素晴らしい興行で、盛大にRISEの期待を裏切ったろうかなと思っています」と語った。
RISE伊藤隆代表「200回はゴールではなく新たなスタートです」
RISEのナンバーシリーズ200回目の節目にあたり、伊藤隆代表は「来週で200回を迎えますが、あっという間でした。100回目ぐらいまでは苦しい年数もありましたが、それが肥しとなり今の土台になっています。当初から本物の育成を掲げ、那須川天心をはじめ、今の原口健飛、ラジャで王座を取った大﨑孔稀らを輩出してきました。今後も本物同士が戦うイベントを続けます」と述べ、今後の企画やプランをを発表した。
伊藤氏は「200回を機に観るだけでなく体験できる格闘技を目指します。会場のイベントや限定グッズなどで1日中楽しめる点ターテイメントを目指します。競技面では、アマチュアのNovaから(プロの年1回のビッグイベント)ELDORADOを頂点とする明確なピラミッド構造を構築し、世界で戦える日本人を育てる方針は変わりません。今後は大阪でやっているEvolシリーズを全国展開し、若手育成の場にします」と今後のRISE全体の方針を説明した。
続けて伊藤氏は「今回、『RISE Next Dream』と題して、未来のRISEファイターを目指す子供達に本物の試合を客席で体験してもらうために、親子30組を今大会に招待します。10年後ぐらいに、この子たちがRISEのリングに立っているような夢を提供したいです」と新企画を発表し「200回はゴールではなく新たなスタートです」と力強く宣言した。
花岡竜、ラジャ暫定王座奪取の大﨑孔稀に「こいつバケモンだなマジで」、RISEバンタム級王座にも意欲
ISKAユニファイドルール世界バンタム級(55kg)王者決定戦(肘無し・ワンキャッチワンアタック) 3分5R
花岡 竜(橋本道場/RISEバンタム級(55kg)2位、元RISEスーパーフライ級(53kg)王者、元KNOCK OUT-BLACK同級王者、元INNOVATIONフライ級王者)
ジラリー・キャルービー[Djillali Kharroubi](フランス/CARCHARIAS GYM/元ISKAフリースタイルルール世界フェザー級(57kg)王者)
花岡は22歳。KNOCK OUT等で活躍後、22年6月からRISEを主戦場とし、24年12月には過去1勝1敗の政所仁に判定勝ちしRISEスーパーフライ級王者となる。昨年6月、モハメド・ミカイリ・ガザリとの54kg契約の試合で判定勝ち。8月の大田大会でも54kg契約で塚本望夢とOFGマッチを行い2R KO勝ち。12月、バンタム級で同級2位の鈴木真彦と対戦し判定勝ち。1月、階級アップのためスーパーフライ級王座を返上。3月、救急救命士の国家試験を受け合格し、4月から就職。キックは休んでいたが、今回、9月から開幕予定のバンタム級世界トーナメント出場を見据えて戦列復帰する。
キャルービーは25歳。構えはサウスポー。24年3月のRISEで、大﨑一貴のISKAオリエンタルルール(ユニファイドルール)世界フライ級王座に挑戦し判定負け。その後は10戦10勝(5KO)とハイペースで試合をこなし、同年11月にはISKAフリースタイル世界フェザー級(57kg)王座を獲得したが、昨年8月のRISEでは大﨑孔稀に判定負けした。今年2月、フランスでの試合でRISEの新鋭・中嶋愛樹斗に判定勝ちしている。
◆花岡竜
ジラリー選手は大﨑兄弟がボコボコにしたので「あんまり強くない」という印象が多分あると思うんですけど、ポテンシャルもあって背も高いし本当に強い選手です。ここはしっかりメインとしてKOして、200回記念を締めようと思うので応援よろしくお願いします。
(4月から就職した救急救命士の仕事の状況は?)消防所属ではなく病院所属の救急救命士なので、病院の救急外来で働いています。要請が入れば現場にお迎えに行くこともあります。
(日々の練習に支障は?)基本はないです。5時15分までに出動要請が入れば残業になったりもしますが、試合前は職場も理解があって調整してくれるので、基本的には練習に集中できています。
(RIKIXへ出稽古に行っている理由は?)職場から15分という近さもありますし、RIKIXの選手は基礎レベルが高くて良い選手が多いからです。12月の鈴木真彦戦の前にもお世話になりましたが、今回も実戦の練習としてお世話になりました。
(前回の鈴木真彦戦の時と比べて、変わった部分は?)前回は55kgの初戦で体が足りないところもありましたが、そこから7ヶ月経って体も大きくなっています。減量は少しきついですが、体の大きさやパワーは上がっていると思います。
(ISKAのタイトルをどう捉えている?)取ったからといって世界一という感じではないですが、RISEである程度トップに行った選手でないと挑戦させてもらえないベルト、という感覚です。
(RISE世界タイトルに挑戦する前の、パスポート的な意味合いか?)そうです。ここを取らないと12月からの(55kg)世界トーナメントという話もないと思いますし、自分が世界へ羽ばたくための切符だという感覚です。
(6月27日のRWSの大﨑孔稀選手がラジャの暫定チャンピオンになった試合の感想は?)見ていましたが、1R目に肘で切られて「これは無理でしょ」と思ってからの逆転劇だったので、やばいですね。RISEの55kgの世界王者の強さをムエタイのリングで見せつけられて「これでは勝てねえんじゃねえか」と思って見ていました。
(いつもの強気な姿勢ではない?)(兄の)一貴選手もリスペクトしているんですけど、孔稀選手の方が強いと前々から思っていて、志朗選手に勝った時も「勝てるかなあ」と思ったんですけど、今回「こいつバケモンだなマジで」と思いました(苦笑)。やるとなったら全力で勝ちにいきますけど、本当に世界のトップの選手です。
(相手に当てさせずに自分だけ当てる戦い方をより極めていくのか?)そこは極めてやっていますが、5Rあるのでラウンドごとに変えてもいいですし、ちょっと強気に倒しにいく姿勢もしっかり見せたいです。自分の持っているすべてを5Rで出したいです。
(内勤の仕事のようだが、なぜそんなに肌が黒いのか?)ちゃんと日焼けサロンに通っています。「黒さは強さ」ということで、しっかり黒さをキープしています(笑)。
(ISKA戦の後、12月の世界トーナメントまでに試合を挟む希望はある?)ちょっと期間が空くので、9月のWORLD SERIESか10月の後楽園あたりで1試合挟みたいです。今、RISEバンタム級の王座が空位なので、そこを取りにいこうかなと思っています。
(王座決定戦の相手として、ランキング通りの対戦を希望するか?)(1位の)大森(隆之介)選手がフェザーに専念するのであれば、(3位の)鈴木真彦選手になるのか、あるいは今出てきている(4位の)堀本祐惺選手になるのか、どっちでもいいですが、10月あたりに55kgのタイトルマッチができたらいいなと思います。
(大﨑孔稀選手も判定だったジラリー選手を自分がKOすれば、対孔稀選手への自信に繋がるか?)ジラリー選手を倒しても、孔稀選手の成長速度がめちゃくちゃ早いので当時とは違うとは思いますが、ここで自分がKOできれば、今はあまりないと思われている孔稀戦の勝負論をみんなに持たせられるんじゃないかと思っています。
(相手の強みの分析は?)サウスポーで身長もリーチも長く、距離感を掴むのが上手いです。パンチのテクニックもすごくて、そこに膝や蹴りもしっかり混ぜられるオールラウンダーな選手だと思っています。
(那須川龍心の6月6日の大﨑一貴戦を見て印象は変わったか?)大﨑選手を相手に頑張っていたとは思いますし、延長でもいいんじゃないかとは思うのですが、大﨑選手が取ったラウンドはなかったです。判定がおかしいと言う気持ちはわかるんですけど、延長戦であからさまに気持ちで負けているので、那須川選手はそういうところがまだ甘ちゃんだなと思います。
◆ジラリー・キャルービー(欠席のため代読)
RISEのリングに戻れることをとても嬉しく思っています。日本の格闘技にはファンの情熱や競技レベルの高さを感じていて、その中でRISEの舞台でISKA世界王座に挑戦できることは、自分にとって最高のチャレンジです。花岡選手は素晴らしいファイターですし、リスペクトしています。ただ、そのリスペクトもゴングが鳴るまでです。僕は自分の技術、経験、そして日々積み重ねてきた努力を信じています。今回の来日には一つしか目的はありません。それはこのベルトを勝ち取り、母国へ持ち帰ることです。世界タイトルをかけた大一番で最高のパフォーマンスをお見せします。全力で世界王座をつかみに行くので、ぜひ期待していてください。
梅井泰成、19歳の新星・中嶋愛樹斗戦では「200回記念のRISEの期待を盛大に裏切ったる」
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
梅井泰成(Mouton/2位・元王者)
中嶋愛樹斗[なかしま あきと](OISHI GYM/10位 元DEEP☆KICK -55kg王者)
梅井は28歳。22年8月、門口佳佑に判定負けしRISEフェザー級王座から陥落して以降の3試合も2敗1無効試合となり、24年6月に翔に判定勝ちしたが、9月に國枝悠太に判定負け。昨年4月には有井渚海に判定勝ち。10月のトーナメント初戦では吉田晄成に2R負傷判定勝ちし、久々に連勝した。だが今年2月のフェザー級王座挑戦者決定戦では大森隆之介に延長判定負けした。
中嶋は15戦14勝(10KO)1敗の19歳。地元愛知でのLEGEND、大阪でのDEEP☆KICK、ACCELで王座獲得実績があり、昨年5月のONEフライデーで中国の選手に判定勝ち。今年5月、RISEに初参戦し、フェザー級10位の白石舜を1Rから追い詰め、2Rに顔面への右膝蹴りでTKO勝ちした。試合後は「ランカー5位以上、誰でもいいんでやらせてください」とマイクアピールし、早速2戦目で2位で元王者の梅井戦が用意された。
フェザー級は安本晴翔の返上で王座が空位となっている。カード発表時のRISEのプレスリリースには「本来次期挑戦者だった大森隆之介と相対するのは新星か?元王者か?」と記されていた。今回の会見でRISEの伊藤隆代表は「内容次第でシャッフルする可能性もある。この両者にはビッグインパクトを残してほしい」と話し、他の選手が選ばれる可能性も残し、梅井と中嶋の試合内容も考慮して王座決定戦のカードを最終決定する方針を示している。
◆梅井泰成
[登壇時にRISEの試合中の]ローブローの時の曲が流れておかしいなと思ったら、仕込まれてましたね(苦笑)。彼が気づいてるか分からないですけど、さっき左肩に「No金的シール」を貼らせてもらいました、蹴られすぎて。内太モモの付け根が青あざになったり、球が紫色になったり、そういう経験をしてきているのでネタにしました。中嶋選手は強い若手ですが、このマッチメイクはRISE側の思惑が見え見えかなと。200回記念大会という素晴らしい興行で、盛大にRISEの期待を裏切ったろうかなと思っています。
(中嶋の印象)勢いがあって高身長で真面目な青年だなという感じです。ただ、彼が10位で僕が2位なので、ランキング制度が機能してないんじゃないかと割と思っていて。ランキングをなくした方がもっとおもろいマッチメイクをバンバン組めるんちゃうのと思いました。前回の挑戦者決定トーナメントとかもそうですけど、ランキング制度、いる?みたいにシンプルに思いますね。中嶋選手は強いので強い相手に勝ってこそ格闘家の価値ですし、非常に楽しみです。
(「RISEの期待を裏切る」のはどういうイメージ?)新しい顔で実力のある強い選手を上に上げていきたいという(団体の)感じがすごい伝わるんです。僕は古くから上位に居座っている感じなので、そこを入れ替えたいのかなと。だから逆に、上げたい人をKOしたいですし、圧倒したいです。終わってみれば「やっぱり梅井強かったな」というところを見せたいです。
(K-1の大久保琉唯との練習の手応えは?)スパーリングをしてもらいました。強いトップ選手と肌を合わせることで勉強になりますし、「ここが通用する」「もっとこうしないとあかん」という部分が分かって非常に刺激的です。良い環境に感謝しています。
◆中嶋愛樹斗
前回初参戦で、次いきなり2位で元王者の梅井選手と試合ができることに感謝していますし、受けてくれた梅井選手の男気にも感謝しています。今すごく調子が良くて、2月にジラリー(・キャルービー)選手に負けてからサウスポー対策を自分の中で見つめ直してきました。当日は僕らしく圧倒的なKOで勝ちたいと思います。
(梅井の印象)自分がRISEに出る前から見ていた強い選手で、一筋縄ではいかないのは分かりきっています。しっかり追い込んで倒そうと思っています。ストレートがとても見えづらい印象があるので、そこを注意したいです。
(試される一戦に向けての心境)前回勝って「5位以上とやりたい」と言いましたが、いきなり2位とは思っていなかったのでびっくりしました。同時に自分の強さを見せる時が来たなと感じています。結果で証明することがすべてなのでモチベーションが上がりました。
(超えていける自信は?)もちろん、夢であるRISEのチャンピオンになるためにはここを超えないとなれないので、しっかりこの壁を乗り越えて上に登りたいと思います。
(梅井相手に大森以上の勝ち方をする?)あの試合は延長でしたが、それ以上の結果を残さないといけないので、しっかりKOで勝ちたいです。
(キャルービーと戦った経験から、花岡との試合をどう予想する?)花岡選手はステップワークが上手くて、自分が当てて相手の攻撃をかわしながらポイントを取る戦い方なので、判定で勝つのかなと予想しています。
対戦カード
ISKAユニファイドルール世界バンタム級(55kg)王者決定戦(肘無し・ワンキャッチワンアタック) 3分5R
花岡 竜(橋本道場/RISEバンタム級(55kg)2位、元RISEスーパーフライ級(53kg)王者、元KNOCK OUT-BLACK同級王者、元INNOVATIONフライ級王者)
ジラリー・キャルービー[Djillali Kharroubi](フランス/CARCHARIAS GYM/元ISKAフリースタイルルール世界フェザー級(57kg)王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
チャンヒョン・リー[イ・チャンヒョン/Lee Chanhyeong](韓国/RAON/RISEスーパーフェザー級(60kg)2位・元同級王者)
GUMP(TEAM TEPPEN/RISEスーパーフェザー級(60kg)3位)
フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
梅井泰成(Mouton/2位・元王者)
中嶋愛樹斗[なかしま あきと](OISHI GYM/10位 元DEEP☆KICK -55kg王者)
フライ級(51.5kg) 3分3R(延長1R)
ブラックシーサー颯太朗(TEAM TEPPEN/7位)
正木翔夢[しおん](OISHI GYM/10位)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
KENTA(HAYATO GYM/5位、元DEEP☆KICK-63kg王者)
和田哲平(FASCINATE FIGHT TEAM/7位、GACHI!! ウェルター級2026優勝、元DEEP☆KICK-65kg王者)
ミドル級(70kg) 3分3R
森田崇史(team NEWALONE/元RISEミドル級王者)※森田崇文 改め
本野有哉(照道会/DEEP☆KICK -70kg王者)
ライト級(62.5kg) 3分3R
原口アンドレイ(TEAM TEPPEN)
雅志(RIKIX)
フライ級(51.5kg) 3分3R
谷田貝海吏[かいり](CYCLONE GYM)
王希[おうき](EX ARES)
概要
大会名 RISE 200
日時 2026年7月12日(日)開場・17:00 開始・17:15
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA
チケット料金 VIP席 40,000円 SRS席 20,000円 RS席 10,000円 S席 8,000円 レディースシート 8,000円 A席 6,000円 小中高生シート 2,000円(当日のみ) ※未就学児は保護者膝上に限り無料 ※6月15日(月)~20日(土)にLINEチケットにて特別料金で先行発売。6月21日(日)より一般発売
チケット販売 LINEチケット イープラス チケットぴあ
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/








