RWS 6.27 ラジャダムナン(レポ):RISE世界王者 大﨑孔稀、チャイトーンに肘で切られるも1R右ストレートでKO勝ちしラジャダムナン認定スーパーバンタム級暫定王座獲得

GYM VILLAGE [→おすすめジム一覧]
神楽坂 江戸川橋 クラミツムエタイジム
立ち技最強、ムエタイを究める!16周年、選手コース開設。ジュニア、女子クラスも。今ならスタート月会費0円!

GYM VILLAGE [→おすすめジム一覧]
センチャイムエタイジム蒲田
3号店25年7月オープン!入会キャンペーン実施中!初心者の方、女性の方、大歓迎!
RWS 200
2026年6月27日(土)タイ・バンコク:ラジャダムナンスタジアム
レポート:井原芳徳 Photo by (C)RWS
メインカード第2試合 ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級(55.3kg)暫定王座決定戦 3分5R(インターバル2分)
○大﨑孔稀(OISHI GYM/6位、RISE世界バンタム級(55kg)王者、元RISE同級王者、元BOMバンタム級王者、元WMC日本&J-NETWORKスーパーフライ級王者)
×チャイトーン・ウォーウラチャー[Chaitone Wor.Auracha](タイ/8位)
1R 2’31” KO (右ストレート)
※大﨑が暫定王者に
大﨑兄弟の弟・孔稀は26歳。3月のRISE両国国技館大会では、3年半前に延長判定負けした相手である志朗と対戦し、3Rに左フックでダウンを奪い5R判定勝ちし、11連勝でRISE世界バンタム級(55kg)王座を獲得した。試合後、孔稀は「(RISEの)伊藤代表、RWSに挑戦させてください。お兄ちゃん(=一貴)が挑戦して取れなかったベルト、僕にリベンジの機会をお願いします」とアピールし、今回、RWSでのラジャ王座戦が用意された。
RISEは昨年11月、RWSとの提携を発表し、12月のRWS主催ラジャダムナンスタジアム80周年記念大会で、孔稀の兄でRISE世界スーパーフライ級(53kg)王者の一貴がラジャダムナン認定バンタム級(53.52kg)王者・ジャルンスックに挑戦したが、膝と肘に苦しみ全ラウンドの点を取られ判定負けした。
4月のRWSでもRISE世界スーパーライト級(65kg)王者のチャド・コリンズがダム・パルンチャイのラジャダムナン認定スーパーライト級(63.5kg)王座に挑戦したが、大差の判定負けを喫している。
孔稀はプロキャリアの初期の18年、肘有りのJ-NETWORKとムエタイのWMCの日本タイトルを獲得。19年からはRISEを主戦場にしているが、21年4月には福田海斗に判定勝ちしムエタイのBOMのタイトルも獲得。22年5月のNO KICK NO LIFEでは加藤有吾との肘で斬り合い5R TKO勝ち。以降4年間はRISEとONEで肘無し・キャッチ制限ありのルールで試合を重ねて来たため、一貴同様、首相撲や肘打ちへの対応が大きな課題となる。
当初今回、ペッシラー・ウォーウラチャーの持つラジャダムナン認定スーパーバンタム級王座に挑戦する予定だったが、ペッシラーが病気を理由に欠場し、ペッシラーの同門で同級8位のチャイトーンと同級暫定王座を争うことが、試合1週間前に発表された。なお、孔稀は今回の参戦発表後、6位にランクインしている。
チャイトーンは19歳。ペッシラー同じくサウスポー。昨年11月、ジャパンキック後楽園大会で、瀧澤博人とWMO世界フェザー級王座を争い、2Rまで左ミドルを駆使し、左肘で切り裂き優位に進めていたが、3Rに瀧澤の左肘をもらい逆転KO負けしている。その試合時はラジャのフェザー級5位だった。
1R、開始すぐから孔稀が前に出て、チャイトーンはサウスポーで距離を取りつつ、左ミドルを的確に当て続ける。孔稀はパンチを振うがまだ距離が遠い。すると中盤、チャイトーンが左ミドルを当てて一旦離れた後、踏み込んで左の縦肘をヒットし、孔稀の額を切り裂く。チャイトーンはさらにもう一発左肘を当てる。孔稀の顔が血で染まると、さらに圧を強め、左フックを当てるが、チャイトーンは組み付いて追撃を封じる。チャイトーンは左ミドルを変わらず当て、主導権を握り続ける。だが終盤、孔稀は右ボディストレートをヒット。チャイトーンは苦しそうな様子で少し下がると、パンチを振りつつ組み付こうとしたが、孔稀は突き放し、左ストレートをヒット。ひるんだチャイトーンに、孔稀はパンチを振い続け、右ストレートでダウンを奪う。チャイトーンは大の字になって倒れ、レフェリーがストップし、孔稀のTKO勝ちとなった。孔稀はラジャ暫定王者のベルトと王座戦のKOボーナスの85万バーツ(約400万円)も獲得した。
孔稀は腰にラジャのベルトを腰に巻き、肩にRISEのベルトを懸けて勝利者インタビューを受け「最高です。ありがとうございました」と笑顔で叫び「1R始まって早速ムエタイの洗礼を浴びたんですけど、例え肘で切られても最後まで打撃を振り続けるって決めていたんで、もらっても倒せばいいやと思いながら振り回しました」と試合を振り返った。ペッシラーとの王座統一戦について聞かれ、孔稀は「もちろん僕はペッシラー選手とやるために来たんで、次戦、ペッシラー選手、やりましょう」と答えた。

