ジャパンキック 11.23 後楽園ホール(レポ):元ONE&ルンピニー王者ペッダム、ONEフライデー5戦4勝の睦雅を左の蹴りで翻弄し判定勝ち。瀧澤博人、ラジャダムナンのランカーに3R肘でTKO勝ちしWMO世界フェザー級王者に

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2025年11月23日(日)後楽園ホール
レポート&写真:井原芳徳 中継:ツイキャス
元ONE&ルンピニー王者ペッダム、ONEフライデー5戦4勝の睦雅を左ミドルで翻弄し判定勝ち
第11試合 ダブルメインイベント2 WMO世界スーパーライト級王座決定戦 3分5R
×睦雅[むが](ビクトリージム/WMOインターナショナル・スーパーライト級王者、ジャパンキック・ライト級王者)
○ペッダム・ペッティンディーアカデミー[Petchdam Petchyindee Academy](タイ/ペッティンディーアカデミー/元ONEキックボクシング・フライ級王者、元WBCムエタイ世界フェザー級王者、元ルンピニー認定バンタム級王者、元プロムエタイ協会バンタム級王者、元True4Uライト級王者、TOYOTAマラソントーナメント・フェザー級王者)
判定0-3 (48-50/47-49/47-49)
※ペッダムが王者に
睦雅は29歳。ジャパンキックとONEフライデーで交互に試合をする状況が続いており、今年1月のONEフライデーファイツのエー・ミウ戦でキャリア初のKO負けを喫し連勝が11でストップしたが、それ以降はジャパンキックで2勝、ONEで2勝しており、最近では9月のONEでラヤン・メッキに判定勝ちし、ONEフライデー5戦4勝としている。
ペッダムは27歳。ムエタイの元ルンピニー王者で、ONEでは肘無しキックルールのフライ級(61kg)王座を獲得。21年9月の内藤大樹戦後はラジャダムナンでのRWSを主戦場としつつ、中国の武林風(WLF)や日本のK-1に参戦。昨年9月のK-1では与座優貴に3R左カーフキックでKO負けした。続く武林風の試合でも中国の選手に判定負けしたが、今年6月のRWSではK-1で大岩龍矢に勝ったトーマス・アギーレと対戦し判定勝ちしている。
5R制のムエタイなら戦い慣れたペッダムにとって優位となりそうだが、ONEで修羅場を度々くぐってきた睦雅がどう突破口を見出すか見もの。元ONEのトップ選手のペッダムにムエタイルールで勝てば、ONE側の評価も高まることだろう。
試合はやはりこのルールに慣れたペッダムがサウスポーからの左の蹴りで睦雅を翻弄する展開に。1R、ペッダムはサウスポーで構え、序盤から前に出て、左ミドルを随所で強打する。終盤にはペッダムが睦雅をロープ際に詰め、左ストレート主体でパンチを振るう。睦雅は少し被弾し、打ち合いで自分もパンチを返すが、当て返せず、若干ながら押された状態になる。記者採点はまだイーブン。オープンスコアリングシステムが採用され、ジャッジ3者もイーブンとする。
2R、睦雅が前に出るが、ペッダムは左に回って距離を取り続け、左ミドルを随所で的確に当てる。終盤には左インローも増やし、睦雅の足が少し流れる。蹴り数ではっきりペッダムが差を印象付ける。記者採点はペッダム。ジャッジ2者がペッダム、1者がイーブンとする。
3R、睦雅は前に出続け、パンチを振るうが、なかなか強打につなげられない。ペッダムは変わらず左ミドル、ローを的確に当て、左ハイとストレートも当て、有効打でより差をつける。記者採点はペッダム。ジャッジ3者もペッダムにつける。
4Rも同様の展開で、前に出る睦雅をペッダムはかわし、左のミドル、ロー、ハイを当て続ける。残り30秒を切ると首相撲とステップで逃げつつ、左ミドル、ボディも当て、はっきり差を印象付けて終える。記者採点はペッダム。ジャッジ3者もペッダムにつける。
5R、ペッダムは首相撲を多用するようになり、睦雅も膝を当てるが、追い詰めるほどにはならない。終盤、ペッダムは回って距離を取りながらも左ミドルを何発も当てる。睦雅も右ストレートを当てるが、最後は逃げ切られて終わる。記者採点はイーブン。合計47-50でペッダム。ジャッジ3者とも2ポイント差でペッダムを支持し、ペッダムが判定勝ちし、WMOのタイトルを獲得した。
瀧澤博人、ラジャダムナンのランカーに3R肘でTKO勝ちしWMO世界フェザー級王者に
第10試合 ダブルメインイベント1 WMO世界フェザー級王座決定戦 3分5R(インターバル2分)
○瀧澤博人(ビクトリージム/WMOインターナショナル・フェザー級王者)
×チャイトーン・ウォー・ウラチャー(タイ/ウォー・ウラチャージム/ラジャダムナン認定フェザー級5位。WMO世界フェザー級10位、タイPRYDE TVフェザー級4位)
3R 1’25” TKO (レフェリーストップ:左肘打ち)
※瀧澤が王者に
1R、瀧澤がオーソドックス、チャイトーンがサウスポーで構え、離れた距離からミドル、ロー主体の攻防が続く。両者まだ探り合いで攻撃が少ない。終盤、チャイトーンが前に出てパンチを振るう場面が少し目立つように。記者採点はイーブン。ジャッジ3者ともイーブン。
2R、チャイトーンがじわじわ圧力をかけると、飛び込んでの左肘を当て、瀧澤は早くも右まぶたを切られて出血する。瀧澤も肘の応酬で場内を沸かせるが、切り返すことはできない。チャイトーンは左ミドルも当て、トータルの攻撃数でも上回る。記者採点もジャッジ3者もチャイトーン。
3R、チャイトーンが左ミドルを強打し、優位な流れが続く。ところが瀧澤がロープを背負った局面で、チャイトーンが左肘を振って突っ込んでくると、瀧澤は左肘をカウンターでクリーンヒット。不意を打たれたチャイトーンはワンテンポ遅れてからダウンする。チャイトーンは右ほおから出血した状態で倒れたまま立てず、ナルンチョン・レフェリーがストップし、瀧澤のTKO勝ちとなった。
マイクを持った瀧澤はラジャダムナン王座への挑戦を熱望し、最後は2人の娘と共に勝利を喜んだ。
第9試合 セミファイナル 52.5kg契約 3分3R
○西原茉生(治政館ジム/ジャパンキック・フライ級王者)
×ローマ・ルークスワン(タイ/ルークスワンジム/IMSAスーパーフライ級王者)
判定3-0 (勝本30-27/西村30-27/少30-27)
1R、両者サウスポーで構え、西原は左のローキックを的確に当てて主導権を握る。中盤過ぎからは右ジャブ、フックも当てる。ローマはまだひるまないが、ほとんど攻撃が返せない。記者採点は西原。
2R、西原が左ロー、ストレート、右ジャブのヒットを増やし、さらに差を広げる。ローマも組んでの膝、離れての右肘を返すが、西原は勢いが止まらず攻め続ける。
3R、ローマは半ばあきらめモードで距離を取り最小限のダメージで抑えようとしている様子で、西原は攻めあぐねるものの、随所で右ジャブ、ボディ等を的確に当て、しっかり印象を作って終える。3Rともポイントを取った西原が判定勝ちした。
第8試合 セミファイナル 52.5kg契約 3分3R
○細田昇吾(ビクトリージム/ジットムアンノン・スーパーフライ級王者)
×ソッサイ・ウォー・ウラチャー(タイ/ウォー・ウラチャージム/元タイ国スラナリースタジアム・ライトフライ級王者)
1R 1’48” KO (左ボディフック)
1R、両者ローの蹴り合いから始まるが、細田の右カーフキックが効き目を発揮する。すると細田はカーフを当てつつも、圧力を強め、パンチを増やし左ボディを効かせると、右ボディ、左ボディを立て続けに当ててダウンを奪う。ソッサイは倒れたまま立てず、細田がKO勝ちした。これで3連続KO勝ちした細田は「まだまだこんなもんじゃないです。もっと上を目指します」とアピールした。
第7試合 66.7kg契約 3分3R
○ペップンミー・ビクトリージム(タイ/ビクトリージム/元ムエサイアム・イサーン・フライ級2位)
×CAZ JANJIRA(Team JANJIRA/NKBウェルター級王者)
判定3-0 (椎名30-28/勝本30-28/少30-28)
1R、両者サウスポーで構え、ロー主体の攻防で、差が乏しかったが、2Rからペップンミーがギアを上げ、左ローを効かせつつ、左ストレート、左右の肘等も増やして優位に。3R、いずれの攻撃も増やしつつ、組んでの膝も当て、ヒット数で大差をつけ終了。ペップンミーが判定勝ちした。
第6試合 ライト級 3分3R
○林 瑞紀(治政館ジム/ジャパンキック・ライト級5位)
×乱牙(フリー/元NKBライト級王者)
判定2-0 (30-29/29-28/29-29)
第5試合 フェザー級 3分3R
×石川智崇(KICKBOX/ジャパンキック・フェザー級3位)
○海士(ビクトリージム/ジャパンキック・フェザー級5位)
判定0-3 (29-30/29-30/28-30)
第4試合 スーパーフェザー級 3分3R
×青木大好き(OZジム)
○松岡優太(チームタイガーホーク)
判定0-2
第3試合 フェザー級 3分3R
○BANKI(治政館ジム)
×エイジ(RANGER GYM)
判定3-0
第2試合 53kg契約 3分3R
○西澤将太(ラジャサクレックムエタイジム)
×トム・ルーククロンタン(Team S.R.K)
判定3-0
第1試合 フェザー級 3分3R
○西山天晴(治政館ジム)
×石井隆浩(尚武会ジム)
1R 1’08” TKO
オープニングファイト アマチュア 85kg契約 1分30秒2R
○石田岳士(SOGA KICKBOXING GYM)
×長曽我部優空(ROCK ON)
判定3-0





















