K-1 7.13 福岡:SAHO×RISEテッサ・デ・コムの王者対決の可能性について宮田充P「意義のあること。女子はそういうのきっかけでホットにしたい」
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K-1 DONTAKU 7月13日 マリンメッセ福岡B館大会の終了後の宮田充プロデューサーが記者会見で、各階級の今後の展望を述べた。動画はこちら。
K-1のSAHOとRISEのテッサ・デ・コムの女子フライ級王者対決について宮田氏は「意義のあること。(女子は)層が厚いわけじゃ無い」「女子選手だけでも何かやりたい」「女子はそういうのきっかけでホットにしたい」と、この1試合をきっかけに女子全体を活性化させたい考えを示した。
9月から開幕する「K-1 WORLD MAX 2025 -70kg世界最強決定トーナメント」について、璃久がKO負けしたことで「日本人が入るのは無し」と明言。ヘビー級、ライト級、フェザー級の今後についても述べ、福岡大会についても「定番にできるならしたい」と話した。
ララ・フェルナンデスからダウンを奪い判定勝ちし女子フライ級王座を初防衛したSAHOについて、宮田氏(写真左)は「SAHO選手の完勝でしたね。8月のKrushで池内紀子選手がギリシャの強い選手(ソフィア・ツォラキドゥ)と防衛戦をするので、勝った方がSAHO選手の次の挑戦者で面白い。ただ強い外国人とやるだけだと感情移入が難しい。例えば池内選手が向かってきたら、SAHO選手の『こいつにだけは負けられない』といった本性が出ると思う。今日、寺田(匠)君が前の方に組まれたと(不満を)言っていて、ノンタイトル戦だから試合順が落ちるんですけど、寺田の中で『クソッ』ていう感情があって、1Rの怒涛のKOに結びついたのかなあと思います。SAHO選手には怒らせるマッチメイクをしたいです。絶対熱いものを持っているので、次のタイトルマッチはそういう挑戦者をぶつけたい。『宮田の野郎』ぐらい言わせたいですね」と話し、自分が悪役になってでもSAHOのポテンシャルを引き出したい考えを示した。
なお、SAHOはフェルナンデス戦後、池内戦について聞かれ「やるときはいつか来ると思うんで。負ける気しないんで。防衛戦、海外選手なんで、どんな試合見せるか楽しみです。まあでも、自分の中では相手違うなって思ってるんで」と語り、レベルの違いを強調していた。
一方、SAHOと同じ階級のRISE QUEENフライ級の王者のテッサ・デ・コムが、6月29日のRISEで小林愛三に判定勝ちし2度目の王座防衛を果たした後「K-1のSAHO選手と戦いたいです。彼女はいい選手なので、自分が勝って最強だと証明したいです」とコメントし、SAHOも福岡大会の前日記者会見で「私も強いなと見ていて、まさか自分の名前が出てくるとは思ってもいなくて。ぜひ、K-1の舞台で呼んでくれるならいつでもやりたいですね」と答えていた。
宮田氏はデ・コムの対戦要求について「Xだったり記事を見て面白いなあと思ったんですけど、連絡来たらいいなって思いますね。こっちからどうですかって言うのもアレだし」と、呼びかけたRISE側のアクション待ちだと前置きしつつも「意義のあることなので。(女子は)層が厚いわけじゃ無いじゃないですか。(選手は)より高みを求める。テッサ・デ・コム選手は何度も日本で試合をしているし、日本で試合をすることが好きだと思うんですよね。同じ体重でチャンピオンがいることが許せないと思っているだろうし、SAHO選手もたぶん同じことなので、これは絶対やったほうがいいと思います。福岡大会までバタバタだったんで考える時間が無かったんですけど、ファンの人が喜ぶことなんで。今、交流は絶った感じなんですけど、女子選手だけでも何かやりたいですね。各階級の体重のズレがちょっとありますけど、そこは調整できるし、女子はそういうのきっかけでホットにしたいですね。女子選手がある程度(各階級の)チャンピオンが認定されて同じようなルールなのはRISEさんだけなので。いきなり伊藤(隆代表)さんは怖いんで淵脇(剛マッチメイカー)さんあたりにLINEしようかな(笑)。ファンの人も見たそうな感じだったんで動いてみましょうか」と語り、デ・コムの発言をきっかけに、他の階級を含めたRISEとのトップ勢同士の対抗戦で、女子シーンを活性化させたい考えを示した。
女子アトム級では2月の王座決定トーナメント決勝で松谷綺と接戦を繰り広げ判定負けした末松晄が、同じ福岡出身の大西日和との半年ぶりの再戦でも、しっかり差を見せつけ判定勝ちした。判定勝ちのためマイクは無かったが、5月のKrush大阪大会での紗依茄戦でのKO勝ちの後「今年中に松谷選手にリベンジして、必ずK-1チャンピオンになりたい」と話していた。
今後の末松の起用について宮田氏は「末松選手が松谷選手とトーナメント決勝で争ったのが2月で、大阪でもいいKOして、今回も(大西と)差が縮まらなかったですね。末松選手からするとまたなんで同じカードというのがあったかもしれないですけど、九州対決ですし、前回もいい試合でしたし、大西選手にもチャンスをあげていいかなと思いました。本当は海外遠征できるといいんですけど、45kgの女子は欧米ではほとんどないんですよね。松谷選手は決勝でやっているから、末松選手はもうちょっと(勝利を)積んでからのほうがいい。松谷選手、SAHO選手、女子トップ選手の動かし方は考えどころですね。ファンの皆さんでこういうのがいいというのがありましたらXにお寄せください」と語り、松谷と末松の再戦はまだ先という考えを示しつつ、ファンの声を聞きながら女子の上位勢の今後を検討する方針も示している。23年3月のK-1とRISEの対抗戦では、菅原美優が宮﨑小雪とのアトム級王者対決で敗れており、宮田氏がSAHO×デ・コムの件で語ったような交流戦も可能性の一つとなるだろう。
ヘビー級ではロエル・マナートが地元福岡在住のK-Jeeを2R右カーフキックでKOし、王座2度目の防衛を果たした(今大会からヘビー級は体重制限無しの無差別級で行われている)。昨年の無差別級GPではアリエル・マチャドが3連続KO勝ちで優勝し、今回の福岡大会でマチャドはリオ・リチャードソンを1R右カーフキックでKOした。奇しくもカーフキックの競演となったマナートとマチャド。マナートは「ぜひ挑戦してほしい」とマチャドに呼びかけ、マチャドは「今、私のベルトを彼が持っていますので、次の試合で奪います」と答えた。
宮田氏は「マナート対マチャドはリング上で合意なので、あとはいつやるかなという感じです。シナ・カリミアンが絶対絡んで来るんで、それだけは阻止したいです。来週あたり事務所来そうなんで」と苦笑しつつコメントし、カリミアンのアクションに関係なく実現させる方針を示した。9月7日の代々木競技場第二体育館大会だと間隔が短いため、11月15日の代々木第一での70kgトーナメントの大会の可能性が高そうだ。
その70kgトーナメントは9月の代々木第二で16選手による一回戦8試合が予定され、既に出場決定しているカスペル・ムシンスキ、ゾーラ・アカピャンが福岡大会で揃ってKO勝ちし、好調ぶりをアピールした。璃久がアカピャンに1R KO負けし、5月のKrush大阪大会ではアビラル・ヒマラヤン・チーターが小田尋久からKrush王座を奪取し、元K-1王者の和島大海も1月でK-1との契約が終了している。7月1日の会見では70kgトーナメントの16選手中8選手が発表された際、宮田氏は「日本で開催だから日本人をいれなければいけないという考えはない」「本人選手は1名か、もしかしたら0名になってしまうかもしれません」と話していた。福岡大会終了後、宮田氏は「日本人が入るのは無しかなと思います。今のK-1のメンバーの中で、最後、璃久君に託していたので。外国人の候補がいっぱいいるので、そこで固めようと思います」と話した。
与座優貴が王座を返上したライト級について、宮田氏は「朝久裕貴君からライト級トーナメントという言葉が出たので、やろうと思います。里見(柚己)君が海外選手に勝ちまくっているし、2月に西京(佑馬)君が優勝したKrushのトーナメントもいいトーナメントだったし、大岩(龍矢)君が今回復帰してきたんで、メンバーが揃って来ています。篠原(悠人)君も(5月の)Krush大阪大会で良かったですし。11月とかですかね。ただ、70kgトーナメントがあるので、何がいいのか」とコメント。11月の代々木第一まではある程度カード編成が定まっているため、実施日程や王者決定方法については引き続き検討したい様子だった。
王者の寺田匠が階級アップを示唆しているフェザー級について、宮田氏は「兼田(将暉)君、石田(龍大)君はタイトルに挑戦できる実績は十分にある。寺田君は(スーパー・フェザー級新王者の)レミー・パラとやりたいと言っていましたけど、階級を上げて返上するのか、これから話してみたいです」とコメントした。
黒田斗真が王座を返上したバンタム級では、石井一成が黒田に敗れてから1年半ぶりにK-1に戻り、白幡裕星を延長に及ぶ接戦を繰り広げ判定勝ちした。宮田氏は「石井君はリングに上がった時に華があって、主役が帰って来た感じがある。ムエタイのトップを目指しているけど、ぜひK-1にあがって欲しい。またオファーします」と話した。
K-1の福岡大会は22年8月以来3年ぶり4度目。翌23年7月、カルロス菊田氏がプロデューサーに就任してからは行われず、宮田氏がプロデューサーに復帰し再開した。メインではK-Jeeが完敗したが、朝久兄弟の活躍が光り、宮崎出身の寺田は成長ぶりを地元九州のファンにアピールし、石井一成もスリリングな戦いで観客を沸かせた。福岡のKPKB、KOS、大分のKODO、熊本のRUSH ONの王者クラスの選手が多数出場し、多くの選手は敗れたが、K-1福岡大会は九州勢のモチベーションを高めるきっかけになっているはずだ。宮田氏は「(冠スポンサーの)ECO信頼サービスの樋口(龍二)会長が最後の挨拶で、来年もやろうかみたいなことを言ってくれたのが、今日一番うれしかったですね。毎年夏に福岡といったらファンの人も育つし、福岡以外の人も来年は旅行がてら行こうかとなるので、定番にできるならしたい」と話している。





