ONE 7.12 ルンピニー:初黒星からの再起戦、澤田千優「伊澤星花選手は映像では伝わり切らないプラスアルファも教えてくれる」「11月の日本大会に出たい」

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ONE Fight Night 33(7月12日(土)タイ・バンコク・ルンピニースタジアム)に出場する澤田千優のインタビューがONEから届いた。(写真:(C)ONE Championship)
澤田は今年1月、メン・ボーに判定負けし、ONEでの連勝が3、デビュー以来の連勝が9でストップした。澤田は現在MMA女子アトム級5位にいる。今回は同級2位の三浦彩佳に昨年11月一本負けしているマカレナ・アラゴンと対戦する。
大会の模様はU-NEXTで12日午前9:45から配信され、澤田の試合は第4試合を予定している。
第4試合 MMA 女子アトム級(52.2kg) 5分3R
澤田千優(team AKATSUKI/5位、元修斗女子アトム級世界王者)
マカレナ・アラゴン[Macarena Aragon](アルゼンチン)
澤田は27歳。レスリングで18年全日本社会人選手権優勝等の実績があり、21年に修斗でMMAプロデビュし王座獲得。23年2月にONEに初出場し、サナーズ・ファイアズマネシュに2Rアームロックで一本勝ち。フロリダでの試合、修斗での防衛戦での勝利を経て、昨年3月のONEでジヒン・ラズワンに判定勝ち。5月にはノエル・グランジャンに判定勝ちし、ONE 3連勝とし3位まで浮上した。だが今年1月のメン・ボー戦では寝技の展開で押され判定負けし、プロ10戦目で初黒星を喫した。
アラゴンは23歳。柔道の元アルゼンチン代表。MMA 3戦全勝の後、昨年11月、ONEに初参戦し、三浦彩佳に1R Vクロスアームロックで一本負け。今年4月、ジヒン・ラズワンに判定勝ちしている
―― 前回のメン・ボー戦を振り返ってください。
澤田「メン・ボー戦は、ストライカーvsレスラーという形で自分自身だけでなく周囲からも見られていたので、その分レスリングをやり切らないといけないという気持ちで取り組んでいました。実際、試合をやってみて思っていた以上に自分の形が通用せず、相手が対策をしっかりやっていて、やられてしまって。いい面も悪い面も、悪い面が多いんですけど、すごい勉強になった試合です。自分のレスリングがやり切れなかったのは凄く悔しかったので、悔しい分、いい経験になったと思います」
―― 澤田選手はタックルからテイクダウン、トップコントロールしながらパウンド、もしくはサブミッションを極めるのが、必勝パターンかと思いますが、メン・ボー戦はどの様な試合展開のイメージで挑んだのですか?
澤田「作戦的には、最初から打撃からタックル、テイクダウンを取り切って、トップ取ってというイメージは1ラウンド目からしていました。でも、1ラウンド目が作戦通り行かなかったので、自分の中で作戦通りに行かなければいけないという焦りもあって、2ラウンド目以降もテイクダウンをすごい狙いに行って、3ラウンドを使い切った感じになりました」
―― 確かに、今まで以上にテイクダウンを取りに行く姿勢が感じられましたが、メン・ボーのテイクダウンディフェンスは固かったですか?
澤田「そうですね。構えの形にしてもそうでした。常にアッパーを狙って、構え自体がディフェンスに徹していたので、メン・ボー選手自体が攻めに転ずる形ではなくて、全部ディフェンスした感じで、それがひしひし伝わっていて。その中で、自分が飛び込んだ時に、相手のパンチが来るなっていうのとか、そのヒリヒリする感じだったりとかを対峙してみて、プレッシャーだったりとか、打撃の圧だったりを感じました」
―― その中で自身のパフォーマンスで良かった点、手応えを感じた部分は?
澤田「試合前にイメージしていたのが、相手のスタンド打撃を一発でも貰ったら効いてしまう、一発でも貰ったらヤバイと考えながら練習をして、その打撃に一歩も下がらなかったこと。グラウンド状態でパンチをもらってしまったんですけど、パウンドですごい殴られちゃったんですけど、スタンド状態でクリーンヒットでパンチもらうってことはなかった。逆にスタンドでパンチを自分が当てたのを少し感じたので、スタンドでの打撃の展開は自分が思っていた以上に出せたかなと思います。その一方でもう少しスタンドで見せられないと今後キツイよなっていうのは反省としてありました」
―― メン・ボー選手、左目下をかなり大きく腫らしていましたよね。
澤田「そうですね。私はおでこが腫れちゃったんですけど、彼女の顔の方が私より腫れていました。多分、グラウンドで下から私が肘を出した時に当たって、2ラウンド目あたりにもう目が腫れていました」
―― 結果は惜しくも敗戦となりますが、次に繋がる手応えや課題も見つかった試合だったのですね。そこから約半年が経ちましたが、今はどの部分を強化できていると感じますか?
澤田「トータル的に自分の得意な部分を活かすMMAの練習をしてきたので、前戦以上に、いかに自分の得意な展開に持ってけるかっていう、スタンドでの打撃だったり、強化してきた部分をしっかり出していきたいです」
―― これまでの話を伺っていると、スタンド打撃にかなり自信がついた印象があります。自身の戦い方が、これまでのレスラーという戦いから、トータルなMMAファイトに移行している実感はありますか?
澤田「実感は試合を通してじゃないと。いかに練習とかで出せても、試合で出せなかったら意味がないので。そのための試合だと感じます。今回の試合で、そのMMAのレスリング、トータルスキルが上がっているところを見せられるように、自分でも実感するために、しっかりとやることやって勝ちに行かなければいけないと思っています。勝たない限りはその実感は湧かないです」
―― そういう意味では、今回の試合は自分の成長の実感だったり、それを証明する機会になる訳ですね。
澤田「そうですね」
―― 澤田選手のインスタに伊澤星花選手との練習の様子が公開されていました。彼女とはよく練習していますか?
澤田「去年ぐらいからずっと一緒に練習してもらっています。結構な頻度で一緒に練習させてもらっています」
―― 一緒に練習するきっかけは何だったのですか?
澤田「元々は、藤野恵実選手と練習をする仲で、JTTでその他の女子選手と一緒に練習したりするのですが、伊澤選手もそこで練習する様になりました。一緒に練習していたら、割と練習の感覚だったりとか、フィーリングじゃないですけど、やっている感じがお互いに良かったので、週に3、4回ぐらい一緒に練習しています」
―― 伊澤選手との練習で影響を受けたり、もしくは影響を与えたり、何か変化した部分はありましたか?
澤田「私はレスリングが強みなので、伊澤さん的にはレスリングがしっかりできる相手選手がなかなかいないので、練習をやってくれて勉強になりますみたいな感じで言ってくれています。多分、私はそれよりも得ているものが多いですが。伊澤選手はスタンドでの打撃もしっかり出来る上手い選手。あと寝技が1番の武器だと思うので、そういった極めの部分であったりとか。極めに行くまでのアプローチの部分だったりとか。映像を見ただけでは伝わり切れない部分などのプラスアルファも教えてくれるので、私は感謝しています」
―― 澤田選手が伊澤選手得意のチョーク系の極めをバンバン出すと面白いですね。
澤田「面白いですよね。1個極め技を持っている選手はそれだけで脅威なので、そういった部分を私も身につけていかないとと思っています」
―― もしかしてそれは、今回の試合での一本勝ち宣言ですか?
澤田「一本勝ちはもう狙っています」
―― 今回の対戦相手マカレナ・アラゴンの印象は?
澤田「ONEでは2試合出場していて、試合を見ると、前に出てくるタイプ。柔道ベースで身体が強く、腰もしっかり強い印象です」
―― 特に警戒している点は?
澤田「腰の強さだったり力が強いと思うので、多分1発目のタックルだと切られてしまう可能性があると思います。あとはパンチもテクニックというより、重たいパンチを振ってくる可能性もあると思うので、そういったパンチを貰わないようにしっかり注意したいです。自分から先手を打って、相手に出させない展開にしなければいけないです。相手のペースに持って行かれてはダメだと感じています」
―― アラゴン選手は、敗れはしましたが、初戦の三浦彩佳戦もインパクトを残し戦いを見せましたし、その後にジヒン・ラズワンに勝っていますよね。
澤田「ジヒン選手はリーチも長いし身体も大きい選手。その自分より一回り大きい相手にパワーだったり、スピードで勝った選手なので、そこも警戒すべき点です」
―― 今の女子アトム級MMAのトップ戦線は、メン・ボー、三浦、王者のザンボアンガ選手などストローから落として活躍している選手が目立ちます。単純にフィジカルの強さが考えられますが、澤田選手はこのような選手達にどう立ち向かいますか?
澤田「私は体が大きい方ではないので、細かいテクニックの部分だったり、打撃だったり、レスリング力は、あの段階の中でも抜けていると思うので、そこは引き続き強化します。あとはベースのフィジカルの部分だったり、フレームでは負けない内面のインナーの部分だったりは強化していかなきゃいけないなと思います。前回の試合で極め力もつけないといけないと感じました」
―― この試合の後、誰と戦いたいですか?
澤田「上位ランカーと戦いたい部分はありますが、言ったもん勝ちみたいなところもあるので、ザンボアンガ選手とやりたいと試合で勝ったら言ってもいいのかなと思います」
―― 11月の日本大会開催の発表がありましたが、どのような気持ちですか?
澤田「3月大会に出る可能性はあったのですが、直前で流れてしまって。もしかしたら出るかもしれないっていう感じだったので、11月の大会はナンバー大会でもあるので、出れるなら是非出たいと思っています」
―― 最後にファンへメッセージをお願いいたします。
澤田「いつも応援してくれているファンの皆さん、ありがとうございます。
半年ぶりの試合なんですけど、しっかりいい勝ち方してインパクトを与えます。トップに駆け上がっていくので、応援よろしくお願いします」



