UFC 8.16 シカゴ:朝倉海、UFC 2戦目は21戦目のフライ級11位ティム・エリオットと。エリオットのマネジメント先が発表
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UFC 319: du Plessis vs. Chimaev(8月16日(土/現地時間)米国イリノイ州シカゴ:ユナイテッドセンター)に朝倉海が出場し、フライ級上位ランカーのティム・エリオットと対戦することになった。エリオットをマネジメントする米国のイリディウム・スポーツエージェント社がXアカウントで5月26日に明らかにした。
フライ級 5分3R
ティム・エリオット[Tim Elliott](米国/11位)
朝倉 海[かい](JAPAN TOP TEAM/15位、元RIZINバンタム級王者、元THE OUTSIDER 55-60kg級王者)
エリオットは38歳。レスリングをベースとし、09年にMMAデビュー。12年5月からUFCに上がり、13年11月から15年2月に3連敗し、UFCとの契約が終了したが、Titan FCで王者となる。16年のThe Ultimate Fighterシーズン24に参加すると、決勝で扇久保博正に判定勝ちし、UFC再契約とフライ級王座挑戦権を獲得したが、12月、王者のデメトリアス・ジョンソンに判定負けした。UFC復帰後の戦績は14戦7勝(2一本)7敗。19年10月から20年5月にはデイブソン・フィゲイレード、ブランドン・ロイバルら相手に3連敗を喫したが、その後は7戦5勝2敗と好成績を残す。23年12月、ス・ムダルジに1R肩固めで一本勝ちし、昨年5月、平良達郎との試合が組まれたが、怪我でエリオットが欠場し、1年8カ月ぶりの試合に臨む。今回UFC公式戦通算21戦目となる。

LAS VEGAS, NEVADA – DECEMBER 07: Kai Asakura of Japan punches Alexandre Pantoja of Brazil during the UFC 310 event at T-Mobile Arena on December 07, 2024 in Las Vegas, Nevada. (Photo by Cooper Neill/Zuffa LLC)
朝倉兄弟の弟・海は31歳。兄の未来とともにTHE OUTSIDERで頭角を現し、17年12月からRIZINに参戦し16戦13勝(8KO)3敗。19年8月の5戦目で堀口恭司を68秒KOし一気に名を上げ、同年大晦日のマネル・ケイプとのバンタム級王座決定戦では2R TKO負け。20年8月、扇久保博正に1R TKO勝ちし同級王者にとなるが、同年大晦日の堀口との再戦で1R TKO負けし初防衛に失敗。21年大晦日のバンタム級日本GP決勝で扇久保に判定負け。22年7月のヤン・ジヨン戦の直前に右拳を負傷。23年5月の1年半ぶりの復帰戦で元谷友貴を3R KO。7月のフアン・アーチュレッタとのバンタム級王者決定戦の前に左膝の靭帯を損傷し欠場したが、大晦日の仕切り直し戦で2R TKO勝ちし、王座奪還を果たした。昨年6月にUFCとの契約を発表。7年半ぶりにフライ級に階級を下げ、12月の初戦でいきなり王者・アレシャンドレ・パントージャに挑戦するチャンスを得たが、1Rから打撃戦で劣勢に立たされ、2R裸絞めで一本負けした。海はUFC未勝利だが、フライ級ランキングの最下位の15位に入っている。
ベラトール・PFL・ONE等、他団体の元王者がUFC初戦でいきなり王座に挑戦することは近年なく、海は異例の抜てきだった。最初はランカーとのマッチメイクが一般的で、前回の王座戦以上に、海の真価が問われる一戦となる。