Breakthrough Combat 2.26 東京:神龍誠、今年後半のRIZINフライ級GP開催?見据え柔術黒帯のエリック・メネギンとグラップリング戦。竹内稔×須藤拓真のProgressフェザー級王座決定戦ほか決定
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
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無観客・配信特化型のMMA&グラップリング大会「Breakthrough Combat(ブレイクスルー・コンバット)03」(2月26日(水)18:30よりザ・ワンTV YouTubeチャンネルにて生中継)で、神龍誠がポイント制のProgressグラップリングルールで柔術黒帯のブラジル人選手・エリック・メネギン(Igloo)と対戦することになった。
グラップリング Progress 60kg契約 5分2R
神龍 誠(神龍ワールドジム/元DEEP&CFFCフライ級王者)
エリック・メネギン[Erick Meneghin](ブラジル/Igloo)
神龍はRIZINフライ級の主力選手の一人で、昨年大晦日のRIZINではフライ級とバンタム級の中間の59kg契約で、UFC出場経験もあるホセ・トーレスと対戦したが、2R・3Rともにバックを取られる等、組みの展開で印象を悪くし、判定1-2で惜敗した。グラップリングだが2025年初の戦いは、初参加のBreakthrough Combatとなる。
Breakthrough Combatの昨年10月の第1回では中原由貴、泉武志12月の第2回では北岡悟、中島太一がProgressグラップリングマッチに出場している。
神龍の参戦の経緯について、Breakthrough Combatの長谷川賢プロデューサーは「神龍選手サイドからは1月の早い段階でProgress出場の要望が届いていたのですが、RIZINフライ級王座に挑むワールドクラス・ファイターの参戦は、2025年春の国内MMAの動向に大きな影響を与えることを考慮し『出場していただけるのは非常に嬉しいですが、周囲の調整は神龍選手サイドで行ってもらえますか』と返答をさせてもらっていました。それでも神龍選手から『出たい』と連絡が届き、今大会の出場が決まりました」と説明している。
対戦相手のエリック・メネギンは、グラップリング大会のLevel-Gを主催する高橋サブミッション雄己の推薦する在日ブラジル人選手。三角絞めを得意とし、長谷川は「JBJJF全日本柔術を含め道着柔術でも結果を残し、ノーギでは全日本2位、Gladiatorカップでも優勝するなど両分野で日本のトップといえるグラップラーです」と紹介している。
両選手のコメントが主催者から届いている。
◆神龍「今回新たな挑戦として、プログラップリングに挑みます。対戦相手も寝技のトッププロと聞いていますが、極めに行きます。応援よろしくお願いします」
◆メネギン「RIZINのトップ選手を相手に自分の柔術を試せるのは嬉しいし光栄です。配信を視聴してくれる皆さんが楽しめるような試合をしたいと思いますので応援よろしくお願いします」
また、神龍はこのカードが発表された後、Xに「今年のフライ級トーナメントに向けて勝ちに行きます!」とも記している。RIZINの榊原信行CEOは昨年11月のRIZIN名古屋大会終了後の総括談話の中で、25年の夏以降にフライ級GPを開催するプランを明かしており、神龍としては強豪柔術家との実戦を通じて寝技への対応力をフライ級GPに向けて高めておきたい考えがあるようだ。
グラップリング Progressフェザー級王座決定戦 5分3R
竹内 稔(CARPE DIEM/元Progressフェザー級王者)
須藤拓真(X-TREME EBINA/修斗バンタム級世界5位)
竹内は昨年2月のGladiator Challenger Series 01で竹本啓哉をアナコンダチョークで破りProgressフェザー級初代王者となる。だが7月のGladiator Challenger Series 02で上久保周哉にポイント1-6で敗れ王座陥落した。上久保はUFCに多数の選手を送り込んでいる米国のMMA大会・LFAと契約し、LFAデビューに備えるためProgress王座を返上。前王者の竹内と須藤の間で新たにベルトが賭けられることとなった。須藤は12月のBreakthrough Combat 02のProgressルールの試合で、中島太一にブルドッグ・ニーバーで一本勝ちしている。
◆竹内「最近グラップリング界で目覚ましい活躍を見せている須藤選手と対戦できることを、とても嬉しく思います。前回の試合では、対戦相手の中島太一のセコンドについていましたが、とんでもない技を目の当たりにしました。また、今成さんに足関で一本勝ちしており、最近の活躍は本当に脅威です。自分も一本勝ちを狙うスタイルなので、今回の試合は間違いなくスリリングで見応えある試合になるはずです」
◆須藤「竹内選手といえばアナコンダチョークが代名詞の首刈り族。自分は足関節が好きなレッグハンターなので、特化型同士の対決になります。前回、MMAファイターの中島選手は挑戦者という立場で、グラップリングで戦ってくれました。そんな中島選手の気持ちに応える為に、相手の土俵である立ち技の攻防に付き合ったつもりです。今回はタイトルマッチで相手は元チャンピオン。自分が挑戦者のつもりで戦います。竹内選手が相手なら引き込みポイントを守り切る戦いではなく、挑戦者であるこちらのフィールドで、足の取り合いで戦ってくれると信じています。グラップリングの面白さが視聴者に伝わるような、バチバチの極め合いをしましょう!」
MMA バンタム級 5分3R
トレント・ガーダム[Trent Girdham](オーストラリア/HEATジム)
竹本啓哉(ALIVE/元GLADIATORバンタム級王者)
RIZINで井上直樹や後藤丈治とも戦っているガーダムはタイのタイガームエタイで選手兼トレーナーとして活動していたが、名古屋のHEATジム所属となり、日本での試合機会を求め初参戦する。
◆ガーダム「2月26日に東京で開催されるBreakthrough Combatの第3回大会に出場できることを非常に嬉しく思っています。私の目標は、対戦相手の竹本選手を破り、激しいフィニッシュを決め、2025年のキャンペーンのスタートに素晴らしい勝利を収めることです」
◆竹本「UAEW、RIZINと大きな舞台で戦ってきたトレント選手と試合できて光栄です。そんなトレント選手に勝って今年は飛躍の1年にします」
MMA フライ級 5分3R
イ・ジュンヨン[Lee junyoung](韓国)
上田将年[まさとし](G-face TEAM緒方道場)
◆上田「今回は素晴らしい大会に、そして海外の良い選手とのオファーありがとうございます。長年、国内団体で闘ってきた選手として日本人選手意地を見せたい。そして地元福岡の若い選手達に地方からでも勝てるぞという背中を魅せたいです。相手に若さでは勝てませんが勝ちへの執念は相手より勝れるよう頑張ります! 応援の程よろしくお願いします」
◆ジュンヨン「前の試合結果が良くなかったのにも関わらず(※昨年9月のONE Friday Fights 78でジアン・クラウド・サクレッグに1R TKO負け)、日本で戦う機会を与えていただき誠にありがとうございます。上田選手は経験豊富なベテランと聞きました。そのような強い相手と憧れの日本での初試合ですが、自分も全力を尽くしで存在証明をしてみます。応援宜しくお願い致します」
MMA バンタム級 5分3R
チェ・ハンギ[Choi Hankil](韓国)
熊崎夏暉[なつき](BRAVE)
◆ハンギ「自分にとって日本の大会はUFCと共に、いつか戦いたいと思っていた場所です。貴重なチャンスを下さったBreakthrough Combatの皆さんに感謝致します。相手は試合経験こそ少ないですが、無敗の選手なので抜かりなく準備をしていきます」
◆熊崎「全局面で圧倒して、フィニッシュします!」
MMA フライ級 5分3R
ベ・ジュンウ[Bae Jungwoo](韓国)
山崎蒼空[そら](マッハ道場/パンクラス・フライ級9位、ネオブラッド・トーナメント2024同級優勝)
◆ジュンウ「挑戦する事が好きなのでBreakthrough Combatという新しい舞台から呼ばれて本当に嬉しいです。以前は上久保選手と試合をしましたが、今回の相手の山崎選手も負けなしの強者と聞きました。傷だらけになる覚悟で試合するので応援宜しくお願い致します」
◆山崎「今回Breakthrough Combatに参戦させていただきありがとうございます。世界を見据えてここで戦えることを光栄に思います。この先を見据えたパフォーマンスをするので楽しみにしていてください」
概要
大会名 Breakthrough Combat(ブレイクスルー・コンバット)03
日時 2025年2月26日(水)開始・18:30
会場 東京都内・非公開(ザ・ワンTV YouTubeチャンネルにて生中継)
お問い合わせ PROGRESS実行委員会 info@breakthrough-combat.com https://breakthrough-combat.com/