パンクラス 12.15(昼)ニューピア:田嶋椋、ラジャボフ戦は「殴り合いたいけど丁寧に」。5戦全勝・4連続KO勝ちの鈴木悠斗「自分の試合に塩試合は無い」。栁川唯人「去年の年末は地獄、今回は天国に」。THE BLACKBELT JAPAN移籍初戦の菅歩夢「寝技の成長を見てほしい」
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PANCRASE 350(12月15日(日/昼)東京・ニューピアホール)に出場する選手のうち4選手が11月29日、東京都内での記者会見で、試合に向けての意気込みを語った。
田嶋椋、ラジャボフ戦は「殴り合いたいけど丁寧に」
バンタム級 5分3R
田嶋 椋(OOTA DOJO/4位・元暫定王者、ネオブラッドトーナメント2022同級優勝&MVP)
オタベク・ラジャボフ[Otabek Rajabov](タジキスタン/TAJMMAFジム/6位、IMMAFアマチュアMMA世界大会バンタム級2022・23優勝)
田嶋は25歳。22年12月の横浜大会でTSUNEに4R TKO勝ちしバンタム級暫定王者となったが、昨年4月の正規王者・中島太一との王座統一戦では攻めあぐね判定負け。12月に笹晋久に判定勝ち。今年3月には井村塁と対戦し、打撃戦の末に判定負けしたが、大会のベストバウト賞に選ばれていた。
ラジャボフは21歳。アマチュア19戦18勝1敗で、IMMAFアマチュアMMA世界大会で2度優勝。7月のパンクラスでプロデビューし、5連勝中だった髙城[たき]光弘に3R裸絞めで一本勝ちしランキング入り。試合後のマイクではパンクラス王座獲得を目標に掲げ、2戦目で元暫定王者との試合が用意された。
◆田嶋
(ラジャボフの印象)外国人選手ということで、パワーとかすごいと思うし、打撃も寝技も全部できるオールラウンドだと思っています。
(強化した点)外国人と戦えるようなフィジカルをしっかり作ってきました。
(前回3月の井村との死闘で得たもの)負けてしまったんですけど最後まで気持ち出して戦えたことが良かったです。前々回のチャンピオンシップがすごい塩試合になってしまったので、それに比べたらだいぶ良かったなと思いますね。
(今回はどんな試合にしたい?)前回殴り合ってすごい楽しかったんで、今回もしたいんですけど、良くないので(笑)、丁寧にやります。
(ファンに向けてのアピール)立ちでもぶん殴って、寝かしでもぶん殴って、フィニッシュに行くんでしっかり見てください。
5戦全勝・4連続KO勝ちの鈴木悠斗「自分の試合は塩試合は無い」
ライト級 5分3R
鈴木悠斗 (パラエストラ八王子/12位、ネオブラッドトーナメント2024同級優勝)
小川道的[どうてき](柔術兄弟/ALIVE伊勢支部)
鈴木は5戦全勝、4連続KO勝ちの19歳(試合時)。5月のニューピア大会で15秒KO勝ちし、ネオブラッドトーナメント・ライト級優勝を果たしてランキング入り。7月の立川大会では元ZSTライト級王者でライト級12位の平信一の寝技をしのいで2RパウンドでTKO勝ちした。11月10日のニューピア大会では同級6位で元修斗世界王者の松本光史との試合が組まれたが、松本の練習中の怪我により中止となり、1カ月後の大会に鈴木の試合が用意された。
小川は三重在住の34歳。MMA 21戦11勝8敗2分。柔術をベースとし、パンクラスには16~20年に大阪大会中心に出場し5戦2勝3敗。20年9月には葛西和希に判定負け。最近では昨年7月のGRACHAN大阪大会で、後にGRACHANの暫定王者となる林 RICE 陽太に13秒飛び膝蹴りでKO負けしている。今年3月にはInstagramで三重に本山のある浄土真宗高田派の僧侶になったことを報告しつつ「格闘家としてこれからも殴ったり蹴ったりしながら生きていきます。生活習慣も今まで通りです」と記していた。
◆鈴木
(小川の印象)筋肉凄くて“筋肉だるま”なのかなと思うんですけど、すぐスタミナ切れて、フィニッシュできると思います。体はすごいんですけど、見た目だけかなみたいな。
(派手なサングラスについて)フィニッシュボーナスで買わせていただいたサングラスです。
(結構高い?)そこまでじゃないですが10ちょっととかそんなもんです。やっぱりパンクラスさんからいただいたお金はどんどんちょっといいものに変えていこうかなと思っているので、自分にボーナスください(笑)。
(相手のグラップリングに付き合う?それとも自分の良さを押し通す?)臨機応変に変えていこうかなと思っています。自分の元のスタイルの打撃でやって、組んだら組んだで付き合って一本とかバウンドアウトとか全然狙っていっているので、そこは問題ないかなと思います。判定は負けだと思ってるんで、1Rから決めにいきます。
(ファンに向けてのアピール)自分の試合は多分塩試合はないと思うので、どのラウンドでもどの場面でも目を離さず、しっかり見ててくれればいいかな、と思います。
栁川唯人「去年の年末は地獄だったんで、今回は天国に」
フェザー級 5分3R
名田英平[ようへい](コブラ会/9位、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝)
栁川唯人(K-PLACE/11位、ネオブラッドトーナメント2023同級優勝)
名田は昨年後半、Ryoとキム・サンウォンに判定負けし、今年も2月に三宅輝砂にTKO負け、7月にシュウジ・ヤマウチに一本負けし4連敗中だ。栁川は23年のネオブラで優勝し、同年末の横浜大会ではRyoと好勝負を繰り広げるも一本負け。手術を経て9月の糸川義人戦で判定勝ちしている。
◆栁川
(名田の印象)まだ試合の動画をチェックしてないんでわかんないですけど、まあなんかパンチも寝技もできるのかみたいな印象なんで。はい、そんな感じですね。
(試合のテーマ)9月フィニッシュできなかったので、とにかくフィニッシュします。何Rでもいいので。
(どんな試合をしてこの今年1年を締めくくりたい?)去年の年末は地獄だったんで、今回は天国になるような試合をしたいと思います。
(去年末の怪我から9月の復帰までの状況)負けた12月の試合の2ヶ月くらい前に古傷だった膝が結構悲鳴あげて、練習でも動けないくらいボロボロになっちゃって。その段階で手術するって決まって、試合には出たかったので出て、普通に負けちゃって、年明けすぐ手術してそれをかばってたら次は逆の箇所を手術してとか、他にもいろいろ怪我とか病気が重なって、前回の試合まで9ヶ月かかっちゃいました。
(9月の糸川戦について)初めて3ラウンド全部戦って、打撃でいっぱい打ち合ってみました。今まですぐ寝かして寝技するっていう試合をしてきたんですけど、それを一回やめて、自分がやったことないことをトライして経験を得る試合にした感じでした。次はしっかりフィニッシュして勝てるかなという感じです。
(今回に向けて強化した練習)全局面で圧倒できるように寝技も打撃ももちろん全部やってるんで、試合はどっか壊そうと思ってるんで楽しみにしていてください。殴ってアゴ壊すのも、首締めるのも、頸椎ねじるのも、肘を壊すのも、全部楽しいし、したいなと思うので、早く餌食になってくるのかなと思っています。
(ファンに向けてのアピール)1R行っても2R行っても3R行っても、ぶっ壊して再起不能にしてやります。
THE BLACKBELT JAPANに移籍初戦の菅歩夢「寝技の成長を見てほしい」
フライ級 5分3R
菅 歩夢(THE BLACKBELT JAPAN/バンタム級10位、ネオブラッドトーナメント2023年同級優勝&MVP)※宇留野道場から所属変更
岸田宙大[ひろと](パンクラス大阪稲垣組)
菅は昨年のネオブラ優勝者で、今年7月の大阪大会で試合が組まれたが左目の網膜剥離により欠場していた。今回から千葉のTHE BLACKBELT JAPANに移籍し初戦となる。岸田は柔道をベースとしつつ柔術黒帯を持ち、今年のネオブラでは2勝して9月の決勝に進んだが山崎蒼空に判定負けしている。
◆菅
(岸田の印象)同い年の2001年生まれなんですけど、まだ若いのに柔術の黒帯で試合見て寝技強いなっていう印象です。
(試合のテーマ)相手は寝技が強いので、その寝技の対策と、あとは自分が得意な打撃でしっかり仕留められるように対策してきました。
(どんな試合をしてこの今年1年を締めくくりたい?)普通に勝つだけじゃなくてしっかりインパクトを残して、来年からも期待されるような印象をつける試合にしようと思っています。
(7月の欠場について)前回の試合の2週間前ほど前に、左目が網膜剥離になって全く見えなくなって手術するため欠場しました。
(階級ダウンについて)フバンタム級でやっていくにはフィジカル面できついなと思って、今年の3月にしっかり練習して、計量で56.7まで落としてできるなという感じだったので、フライ級に転向しました。
(THE BLACKBELT JAPANへの移籍について)元々出稽古で行かせてもらっていて、軽量級でトップクラスの選手たちのいるジムなので移籍しました。鶴屋怜君だったりとか寝技が強い選手が多いので、寝技の成長を見てほしいです。扇久保(博正)さんはじめトップクラスの選手がいっぱいいて、今までやられてこなかった技とかをやられて、やっぱりトップの選手は違うなっていうのを実感しました。大体昼と夜の2部練なんですけど、練習中は全く喋らず切磋琢磨してやってるって感じで、とても刺激をもらえるいい環境です。
(ファンに向けてのアピール)自分の打撃は倒せる打撃だと思っているので、しっかりインパクトを残して勝ちますので、応援よろしくお願いします。
なお、バンタム級でギレルメ・ナカガワ(ブラジル/ボンサイ柔術)と対戦予定だった平岡将英(KRAZY BEE)が練習中の怪我により欠場する。代わって渡邉泰斗(サツキジム横浜)がナカガワと63kg契約で対戦する。
対戦カード
PANCRASE 350(昼開催)
メインイベント キング・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ バンタム級 5分5R
透暉鷹[ときたか](ISHITSUNA MMA/王者・元同フェザー級王者)※初防衛戦
カリベク・アルジクル ウルル[Kalybek Arzykul Uulu](キルギス/Olymp Gym Bishkek/1位)
バンタム級 5分3R
田嶋 椋(OOTA DOJO/4位・元暫定王者、ネオブラッドトーナメント2022同級優勝&MVP)
オタベク・ラジャボフ[Otabek Rajabov](タジキスタン/TAJMMAFジム/6位、IMMAFアマチュアMMA世界大会バンタム級2022・23優勝)
フェザー級 5分3R
名田英平[ようへい](コブラ会/9位、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝)
栁川唯人(K-PLACE/11位、ネオブラッドトーナメント2023同級優勝)
ライト級 5分3R
鈴木悠斗 (パラエストラ八王子/12位、ネオブラッドトーナメント2024同級優勝)
小川道的[どうてき](柔術兄弟/ALIVE伊勢支部)
フェザー級 5分3R
岡田拓真(リバーサルジム横浜グランドスラム/13位)
敢流[いさな](パンクラス大阪稲垣組/14位、ネオブラッドトーナメント2024同級優勝)
フライ級 5分3R
菅 歩夢(THE BLACKBELT JAPAN/バンタム級10位、ネオブラッドトーナメント2023年同級優勝&MVP)※宇留野道場から所属変更
岸田宙大[ひろと](パンクラス大阪稲垣組)
フライ級 5分3R
砂辺光久(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE/元パンクラス・ストロー級・フライ級・スーパーフライ級王者)
時田隆成(トライフォース東中野)
63kg契約 5分3R
ギレルメ・ナカガワ[Nakagawa Guilherme](ブラジル/ボンサイ柔術)
渡邉泰斗(サツキジム横浜)
PANCRASE 351(夜開催)
メインイベント キング・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ フェザー級(第11代王者決定戦) 5分5R
平田直樹(トライフォース柔術アカデミー/1位)
三宅輝砂[きさ](ZOOMER/3位、ネオブラッドトーナメント2021同級優勝)
フライ級 5分3R
猿飛流[さとる](リバーサルジム川口REDIPS/元王者、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝&MVP)
ジョセフ・カマチョ[Joseph Camacho](グアム/スパイク22/11位)
フライ級 5分3R
有川直毅(K-PLACE/5位)
山崎蒼空[そら](マッハ道場/12位、ネオブラッドトーナメント2024年同級優勝)
ストロー級 5分3R
寺岡拓永(ROAD MMA GYM/5位、ネオブラッドトーナメント2023同級優勝)
船田電池(和術慧舟會HEARTS/6位、ネオブラッドトーナメント2024同級優勝)※船田侃志[かんじ]改め
バンタム級 5分3R
合島大樹(roots/12位)
山本歩夢(K-PLACE)
ストロー級 5分3R
リトル(HIDE’S KICK!/4位)
織部修也(CAVE)
ライト級 5分3R
平 信一(綱島柔術/ZST/13位、元ZST同級王者)
張 豊[ジャン・ユタ/Zhang Yuta](Tri.H.Studio/頂柔術)
フライ級 5分3R
水戸邉荘大(TRIBE TOKYO MMA)
小林了平(SONIC SQUAD)
概要
大会名 PANCRASE 350/351
日時 2024年12月15日(日)PANCRASE 350 開場11:55 開始12:15 / PANCRASE 351 開場16:40 開始17:00(いずれも予定)
会場 ニューピアホール [HP]
中継 U-NEXT(2,189円/月)
チケット料金 VIP席 50,000円 S席 20,000円 A席 13,000円 自由席 9,000円(満席の場合は立見) ※未就学児は膝上観戦に限り無料、着席の場合有料
チケット販売 イープラス パンクラスストア 出場選手・所属ジム
お問い合わせ パンクラス 03-5339-9198 http://www.pancrase.co.jp/