Krush 11.23 名古屋国際会議場:過去7度開催のKrush名古屋大会が6年ぶりに再開。提案者の大岩龍矢も凱旋試合へ
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Krush.168 ~in NAGOYA~(11月23日(土/祝)名古屋国際会議場イベントホール)の開催が発表された。Krushの名古屋大会は12年から18年の7年間、年に1回夏に開催され、約6年ぶりに再開する。K-1 GROUPとしては19年12月のK-1以来5年ぶりの名古屋大会となる。
Krushの名古屋大会は名古屋出身の野杁正明が開催を熱望したことをきっかけに、2012年8月26日に「Krush.22 ~in NAGOYA~」の大会名で名古屋国際会議場にて初開催された。メインイベントでは地元勢の瀧谷渉太が匠に判定勝ちしKrush -55kg王座の初防衛に成功した。野杁も出場し判定勝ちし、本戦第1試合ではデビュー間もない安保瑠輝也が1R KO負けしている。
その後も名古屋大会は夏のKrushの恒例行事として定着する。翌13年9月大会では、同年5月のGLORYの世界トーナメント決勝で不完全決着に終わっていた野杁と久保優太の再戦が組まれ、野杁が判定勝ちでリベンジしKrush -67kg王座を獲得した。(上写真)
14年大会には大雅、木村“フィリップ”ミノルが出場。同年に新生K-1が本格始動。15年には野杁が山崎秀晃に勝利し、16年には大岩龍矢が小澤海斗の-55kg王座に挑戦したが延長判定負け。17年と18年は野杁、大和哲也、KANAが揃い踏みしていた。18年12月に宮田充氏から中村拓己氏にK-1プロデューサーが交代すると、19年12月にはスケールアップし、ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)でK-1の大会が開催されたが、以降はコロナ禍の影響もあり、名古屋でのK-1 GROUPの大会が途絶えていた。
昨年8月に宮田氏がKrushのプロデューサーに復帰。今年7月27日のKrush後楽園大会で大岩龍矢が伊藤健人に判定勝ちしKrushライト級王座を獲得すると、「僕がKrushを盛り上げます。地元の名古屋にKrush、K-1を持ってきます。名古屋観光大使狙ってます」とアピールした。宮田氏も「明日から名古屋大会に向けて動きます」と話し、早速5日後の8月1日、名古屋大会開催が発表された。
プレスリリースによると、大岩の発案をきっかけに「ファンや名古屋近郊のファイター、関係者からたいへん大きな反響を呼んだことで、Krush実行委員会では中京地区の格闘技のさらなる活性化に繋がると確信し、会場押さえに動きました。その結果、全国のファンの方に足を運んでもらいやすい休日に使用可能で、決定済みのK-1、Krush大会とも重複しなかったため、今大会の開催を決定しました」とのことだ。当然、提案者の新王者・大岩の地元凱旋試合が組まれることになりそうで、16年大会で王座獲得に失敗した無念を晴らせるか見ものだ。