ROMAN 3.15 GENスポーツパレス(レポ):時間無制限バーリトゥード2試合。関根“シュレック”秀樹、小路晃との52歳対決で9分11秒TKO勝ち。ヨースキストー、石川英司との29分51秒の死闘制す
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みつ葉グループ presents ROMAN 4
2026年3月15日(日) 東京・GENスポーツパレス
レポート&写真:井原芳徳 中継:U-NEXT
※R.O.M.A.ルール(バーリトゥード)は、ベアナックル、頭突き・金的あり。禁止技は目潰し、噛みつき、指粘膜への指挿入、指への関節技、頭髪つかみ等。ROMAN柔術はヒールフック・スラミングあり。
時間無制限バーリトゥード2試合。関根“シュレック”秀樹、小路晃との52歳対決で9分11秒TKO勝ち
第10試合 R.O.M.A.ルール(バーリトゥード) 無差別級 時間無制限
×小路 晃(小路道場)
○関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)
9’11” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
昨年4月のROMAN第2回大会でゲイ・ババカールに25秒TKO負けした52歳の関根“シュレック”秀樹がバーリトゥードルールに再挑戦し、15年ぶりに現役復帰する同じく52歳の“ミスターPRIDE”こと小路晃と対戦した。
小路はPRIDEのテーマで登場し、ケージの外を一周し、四方の観客と握手してから入場する。レフェリーはPRIDEのレフェリー兼ルールディレクターだった島田裕二氏が務める。
時間無制限のバーリトゥードだが、試合は通常のMMAの範疇の技の攻防となる。ゴングが鳴ると、小路がプレッシャーをかけ続け、右ローを随所で当てる。お互い探り合いが続き、攻撃が少なかったが、次第に小路の右ローの頻度が上がり、距離が詰まり、小路が左ジャブも当てるようになる。すると7分過ぎ、左ジャブをもらった関根はバランスを崩し、マットに片膝をつく。
小路はここぞとばかり前に出て、立った関根に左右のパンチを連打し、場内は湧き上がる。関根は耐えると、右フックを当て返し、小路は追撃を警戒して距離を取り、再び右ロー主体の慎重な攻めに。関根はタックルを仕掛け、小路が切ると、小路は再びパンチを連打してくるが、関根は右フックで迎撃して小路を跳ね返すと、脇を差して組み付き、中央付近で相撲の状態となる。
すると9分過ぎ、体格で勝る関根が右脇を差しながら左腕で小路を引っ張りながらグラウンドに引き込むと、すぐさま引っ繰り返し、うつぶせになった小路の背後から押さえ込む。関根は重みのある右の肘とパウンドを連打すると、小路は防戦一方となり、島田レフェリーがすぐさまストップした。関根は涙を流し、小路と抱き合い称えた。
マイクを持った関根は「俺はずっとプロレスラーになりたくて、でも就職氷河期で、色々あってプロレスラーの道をあきらめ、警察官になりました。そんな時、同い年でPRIDEでイゴール・ボブチャンチンとかムリーロ・ニンジャとかセーム・シュルトとか、世界の怪物たちと戦っている小路さんをうらやましく、そして正直言うと、ちょっと妬ましく思っていました。自分は36歳の時にボンサイ柔術と出会い、MMAデビューしました。ちょうどその頃、小路さんは三崎(和雄)さんと引退試合をして圧倒されました。自分の過去が今日、小路さんと向き合っていて、浄化されていくのがわかりました。1秒でも長く小路さんと拳を交えていたかったけど、足のダメージも深刻になってきたので、寝技に行きました、本当は最後まで殴り合っていたかったです。バーリトゥードでもMMAでも、小路さんは子供たちに見せたいと言っていましたが、所詮、暴力です。暴力だけど、暴力だからこそ、暴力をどうやって使うか。暴力を止めるのは、正しい暴力しかない。その使い方、筋道を子供たちに教えていけたらと思います。今日は先生でありライバルであり尊敬するマルキーニョス・ソウザと、クレベル・コイケ、最初に柔術を教えたくれた最初の師・マウリシオ・ダイ・ソウザ先生が来てくれました。自分はボンサイ柔術というソースをもって正しく格闘技を広めたいと思います」とアピールした。
続けて関根は「今日は勝者というか敗者はいないと思います。15年ぶりにリングに上がってくれた僕たちのアイドル、小路さんに一言お願いします」と話すと、小路がマイクを持ち「小路晃、15年ぶり52歳の挑戦でした。挑戦は終わりますが、やっぱり総合格闘技、最高です。ROMANの未来、格闘技の未来、日本の未来、皆さんで盛り上げていきましょう。ありがとうございました」と話し、ケージを後にした。
ヨースキストー、石川英司との29分51秒の死闘制す
第9試合 R.O.M.A.ルール(バーリトゥード/頭突き・金的攻撃禁止、グローブ着用) ウェルター級(77.1kg) 時間無制限
○ヨースキ・ストー[Yoski Suto](ブラジル/IMPACTO JAPAN BJJ)
×石川英司(フリー)
29’51” TKO (レフェリーストップ:スタンドパンチ連打)
10月の第3回大会での道着MMA戦で柔術黒帯のストーに送り襟絞めで一本負けした46歳のベテラン・石川英司は、MMA寄りのバーリトゥードルール(頭突き・金的攻撃禁止、グローブ着用)でストーと再戦した。石川のセコンドにはGRABAKA時代の同僚の山崎剛がつく。
試合は約30分に渡る死闘に。ストーは石川を金網に押し込むと、金網を両手でつかみながら、膝蹴りを連打する。金網つかみは通常のMMAでは反則だが、R.O.M.A.ルールでは有効で、石川のテイクダウンをディフェンスする形となる。だがストーの膝蹴りがローブローとなり、ブレイクして再開する。
するとまたも金網際の攻防となり、金網を背にした石川が片足タックルで倒そうとするが、ストーは倒れず、石川の脇を抱えつつ、パンチを連打して追い詰める。パンチのヒットが収まってからも、ストーは押し込んで膝を細かく当て続ける。石川は防戦が続くものの、インターバルが無いため、攻め続けているストーも次第に膝蹴りの頻度が下がる。
すると15分経ち、ストーが片足タックルで倒すと、バックマウントを奪う。ストーはバックキープし裸絞めを執拗に狙う。石川は耐えると、18分過ぎ、体をひねって上になり、場内は湧き上がる。石川は時折上からパウンドと肘を当てるが、ストーも下から腕をつかむ等して、長時間の打撃を許さない。お互い時折休みながら戦っている印象だ。
25分過ぎ、石川が体を起こして立ってパウンドを落とそうとすると、ストーは下から足関を狙い、石川は金網をつかんで倒れず防御する、そして石川はがぶって押さえ、頭に膝を連打する。石川は再びハーフで押さえるが、少し膠着し始めると、ケージの外の山崎明審判員がケージの中のレフェリーにアクションを促すよう指示し、レフェリーはアクションコールを出し始める。ストーは下から腕をつかんでいたが、山﨑氏に促され、レフェリーはブレイクする。通常のMMAならありうるブレイクだが、「バーリトゥード」という主旨に沿えば、本当に必要なブレイクだったか疑問が残る。
これでストーは救われる形となったか?パンチの打ち合いから、ストーが序盤のように石川を金網際に詰める。するとストーが離れ際に右フックを当てると、石川がフラつき、ストーはチャンスを逃さず左右のパンチを当て続けると、次第に石川はサンドバッグ状態となる。レフェリーはなかなか止めず、ここでもケージの外の山﨑氏が手を上げて振ると、ようやくレフェリーがストップし、同時の石川もマットに倒れ込み、29分51秒の激闘が終わった。
エリック・メネギン、道着MMAで竹本啓哉を圧倒し判定勝ち
第8試合 ROMAN COMBAT(道着MMA) フェザー級(65.8kg) 15分
×竹本啓哉(ALIVE)
○エリック・メネギン[Erick Meneghin](IGLOO)
判定0-3
10月大会での初の道着MMA戦で松本大輔に判定勝ちした竹本啓哉は、同大会で清水俊一に三角絞めで一本勝ちしたエリック・メネギンと対戦した。
1R、竹本が前蹴りを放つと、メネギンは蹴り足をつかみつつ引き込み、下から腕を登らせ腕十字を仕掛ける。竹本は金網際まで運んで上から押さえて対処したが、メネギンはリバースしてマウントを奪う。メネギンはハーフに戻るが、5分ごろにサイド、マウントと移行する。半分の時間が経ち、ハーフに戻って膠着すると、山崎レフェリーはアクションコールを繰り返した後にブレイクする。
だがメネギンはまたも引き込むと、すぐリバースしてハーフで押さえる。その後はメネギンがマウント、バックと移りつつコントロールを続け、残り1分にはパウンドを連打して差を示し判定勝ちした。
第7試合 ROMAN COMBAT(道着MMA) バンタム級(61.2kg) 15分
○渡部修斗(FIGHT LYNX)
×橋本圭右(フィジカルスペース柔術アカデミー)
2’28” ボーアンドアローチョーク
1R、渡部が右のカーフキックを連打し、タックルで倒すと、パウンドを当て、バックマウントを奪うと、裸絞めを狙ってから、ボーアンドアローチョークを極めてタップを奪った。
渡部は「来年、代々木で大会があるので、この階級の王座決定戦に出たい」とコメントした。
第6試合 ROMAN柔術 ウェルター級(77.1kg) 7分
○岡本裕士(RJJ)
×渡慶次幸平(KNOCK OUT クロスポイント・パラエストラ吉祥寺)
6’19” 腕ひしぎ十字固め
24年10月のROMAN旗揚げ大会でバーリトゥードルールに挑戦し勝利した渡慶次幸平が、ヒールフック有効のROMAN柔術の試合に出場し、48歳のベテラン柔術家・岡本に挑んだ。
渡慶次はカニ挟みからの引き込みを繰り返すが、岡本が上からコントロールを続け、中盤にはサイド、マウントで攻める。すると残り1分のアナウンスを聞き、サイドから腕十字を極めてタップを奪った。
第5試合 ROMAN柔術 無差別級 7分
○白木大輔(CARPE DIEM HOPE)
×パウロ・フェレイラ[Paulo Ferreira](ブラジル/ボンサイ柔術)
判定3-0
序盤から白木がトップから攻める展開となるが、その先に行けず、一旦スタンドに戻る。またもフェレイラが引き込むが、白木はすぐにサイドを奪うと、マウント、バックマウントと移行する。終盤、白木が裸絞めを狙い続け時間切れ。終始主導権を維持した白木が判定勝ちした。
第4試合 ROMAN柔術 フェザー級(65.8kg) 7分
×鍵山士門(QUIP)
○須藤拓真(X-TREME EBINA)
6’09” ストレートフットロック
須藤が開始すぐから上になると、鍵山の下からの足関に対処しつつ、中盤にはパスガードに成功する。すぐにハーフに戻されるが、再び足を抜いてマウントを奪う。須藤は高い位置まで登ってから、終盤に差し掛かった5分半過ぎ、体を後ろにひねって足をつかんでストレートフットロック(アキレス腱固め)を極めてタップを奪った。
第3試合 ROMAN COMBAT(道着MMA) 83kg契約 15分
×パウロ・スリアン[Paulo Surian](ブラジル/スリアンファイトジム)
○藤田 大[ひろし](THE BLACKBELT JAPAN)
7’43” アームバー
1R、開始すぐ、藤田が巴投げで倒し、上から押さえる。藤田はハーフ、サイド、トップを行き来しつつ、時折パウンドや肘を当てる。藤田はサイドで押さえ続けると、7分半の半分の時間を告げる「ハーフタイム」というコールを聞き、アームロックを極めてタップを奪った。
第2試合 ROMAN COMBAT(道着MMA) 無差別級 10分
×石川健太郎(士道館)
○マルロン・ゴドイ[Marlon Godoy](ブラジル/ボンサイ柔術)
0’51” TKO (レフェリーストップ:右ストレート)
第1試合 ROMAN COMBAT(道着MMA) 無差別級 10分
○西村 刀(Impact)
×関澤寿和(ねわざワールド蓮田)
1’33” TKO (コーナーストップ:グラウンドパンチ)

































