Krush 7.27 後楽園ホール:10年で初戴冠 伊藤健人「まだまだ道の途中」×4度目のKrush王座挑戦 大岩龍矢「昔と意識は全然違う」。新美貴士×竹内将生、悠斗×安尾瑠輝のインタビューも
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Krush.163(7月27日(土)後楽園ホール)に出場する伊藤健人、大岩龍矢、新美貴士、竹内将生、悠斗、安尾瑠輝のインタビューがK-1 GROUPから届いた。
第9試合 セミファイナル Krushライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ/王者)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、元Bigbangライト級王者)
伊藤は31歳。14年2月にKrushに初参戦。小澤海斗とは1敗2分で、大岩龍矢、中島千博、山本直樹らに敗れ、なかなか芽が出なかったが、22年12月以降、鈴木翔也、堀井翼、ティントーン、里見柚己相手に4連勝すると、今年2月には里見がKrushライト級王座を懸けてのリマッチで、伊藤はわずか38秒、右フックでKOし、Krush参戦10年にして初の王座奪取を果たした。
大岩は32歳。15年1月からKrushに上がっているが、まだKrush・K-1のベルトを巻いていない。16年12月のKrushで伊藤に勝っているが、過去3度のKrushのタイトルマッチで黒星を喫してきた。昨年は6月のK-1で横山朋哉に判定負けしたが、12月のK-1でスーパー・フェザー級からライト級に階級を上げ、篠原悠人をKOし、2月のKrushでは計量オーバーの弘輝に判定勝ちしている。
第7試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
新美貴士[たかひと](名古屋JKファクトリー/元Krushフェザー級王者)
竹内将生[まさき](エイワスポーツジム/元BOM・Bigbangフェザー級王者、元MA日本スーパーバンタム級王者、元WPMF日本&J-NETWORKバンタム級王者)
新美は20年にKrushフェザー級王者となり、斗麗、岡嶋形徒、篠塚辰樹相手に3度防衛。22年5月に玖村修平に敗れ王座陥落。昨年3月、RISEに参戦し、門口佳佑に判定負け。続く6月のKrushでは寺田匠に判定勝ちしたが、10月には稲垣澪に判定負けした。昨年末の中国で試合をし、今年3月のホーストカップ名古屋大会ではホーストカップの王者でシュートボクシングとRISEの上位ランカーでもある魁斗と延長戦の末に引き分けている。
竹内は昨年12月に佑典にKO勝ちしたが、今年2月に石田龍大にKO負け。K-1 GROUP 7戦目で元王者との試合が巡って来た。
第4試合 フライ級(51kg) 3分3R(延長1R)
悠斗(HUNGRY GYM/元Krushフライ級王者、WMC日本ライトフライ級(49kg)王者、元プロボクシング日本同級王者)
安尾瑠輝[りゅうき](K-1ジム心斎橋チームレパード/DEEP☆KICK -51kg王者)
悠斗はキックボクシングでプロデビューした後、ボクシングに転向し日本ライトフライ級王座を獲得。その後、キックに戻り、22年9月のBOMでWMC日本王座を獲得。昨年7月のKrushでK-1 GROUPに初参戦すると、松葉斗哉をわずか9秒、左フック一撃でKO。10月の2戦目で王座挑戦権を得ると、王者の大鹿統毅を46秒左フックでKOしベルトを巻いた。だが1月の初防衛戦では、大夢に2R KO負けし王座陥落し、今回が再起戦となる。
安尾は7戦5勝(3KO)2敗の19歳。昨年は2月・5月とKrushで連敗したが、大阪でのDEEP☆KICKの-51kg王者決定トーナメントに参加すると、9月に龍太郎に判定勝ち、12月にKING陸斗にKO勝ちしてベルトを奪取した。今年3月のKrushでは、欠場の心直の代役で1階級上のバンタム級(53kg)で緊急出場し、矢島直弥を3R右ローでKOしたことが評価され、前フライ級王者の悠斗との試合が用意された。
10年で初戴冠 伊藤健人「まだまだ道の途中」
―― 試合がだんだんと近づいてきましたが、練習の状況はいかがでしょうか?
伊藤 もう本当に順調ですね。日々日々、100%に近づけられるようにやってる感じです。
―― 追い込みはいつ頃までなんですか?
伊藤 1週間前ぐらいまでなんですけど、「追い込む」という意識ではなくて本当に倒し切るための練習をしているので、「ああ、今日も一生懸命追い込んだなあ……」という感覚ではなくて、本当に倒すために近づいたなという練習です。ミスをなくすというか、倒す確率を1%でも上げていくという感じです。
―― カード発表会見の時に大岩選手から、「伊藤選手が持っていたらベルトの価値が上がらない」という発言がありましたよね。その場でも反論されていましたが、あれはどう受け止めましたか?
伊藤 瞬間的には「チャンピオンになってない人間には言われたくないな」と思いました。3代続いて初防衛できてないベルトということで、やっぱりベルトの価値はチャンピオンである自分が上げるべきだと思ってるので、本当に巻いてない人間にその使命というのは分からないかなと。
―― 大岩選手は2月、伊藤選手がタイトルを獲った同じ大会で弘輝選手に勝って挑戦が決まった形ですが、あの日の大岩vs弘輝戦はどう見られましたか?
伊藤 僕は過去に2人ともやったことがあって、両方とも負けているので意識はしてたんですけど、当日は自分の試合の前だったので直接見ることはできなくて。あとで映像で確認したんですが、客観的な印象としてはちょっと締まりのない試合というか、伝わらない試合だったのかなと思いました。僕がまだチャンピオンになる前の試合でしたが、チャンピオンになって見返しても、自分の相手ではないのかなと思いました。
―― 同時に、初防衛戦のプレッシャーということをよく言いますが、それは実際に感じていますか?
伊藤 記者会見のときにも、「過去の格闘技界を見ても初防衛戦が一つの山場」というようなことを言っていて、でもその時はまだ具体的には分からなかったんですけど、やっていくうちに、マインドの持ち方なのかなと自分で捉えるようになっていて。それを分かった上で練習をずっとやってきたので、今はもう別にそのプレッシャーとかはないですね。自分が自分の動きをして、倒して勝って、その結果が防衛成功という形になると思ってます。
―― その「マインドの持ち方」というのは?
伊藤 一つの目標としてずっと追ってきた「チャンピオンベルトを巻く」という結果が自分の手に入って、僕の場合はそれに向けて10年間ずっと走ってきたわけですよね。チャンピオンになった時に満足してしまった結果が、初防衛戦で失敗するっていう形になるのかなと、自分なりに分析していて。自分の場合はずっと追ってきたんですけど、ベルトを巻いて満足というのは一つもなかったので、また違うのかなと。だから初防衛戦のプレッシャーと、いうのはそういう重圧なのか、メインイベンターとしてやることの重圧なのかというのもあると思うんですけど、僕のマインドセット的には、別にまだまだ道の途中だという気持ちでいるので、初防衛戦だからどうこうというのはなくて。まだまだ道の途中で、ただベルトを持った人間として、その使命を果たしてよりトップに向かっていくというマインドでいるので、今はそのプレッシャーとかはないという感じです。
―― それこそ傍目には、今言われたように10年かかっての初戴冠なので、達成感に浸ってもおかしくないという気はするんですが。
伊藤 そうですね。実際に僕の周りで、本当にずっと応援してきてくれてる応援団の人たちにはそういう気持ちがあるというのは、僕にも直接そういう声も届いてますし、そう思っていただけるのは良かったのかなとは思いますけど、僕本人の気持ちとしては、全然まだそういう気持ちがないので、全然まだ途中ですよという感じですかね。
―― むしろここで満足してちゃ駄目だと。
伊藤 追ってる時のメンタルとしては、あれを絶対に巻きたいというメンタルでずっと走ってきたんですけど、巻いた時にはもっとやるべきことがあるんだなというのが新しく見えて、新しい自信とともに見えた部分があるので。
―― 今回は本当にチャンピオンとして、メインイベントの赤コーナーに立つわけで、その意味では前回の里見戦ともまた違うものがあると思いますが。
伊藤 そうですね。今の自分のスタイルは自分を全て出すっていうファイトスタイルというか、それこそそういう生き方になっているので、そこに関しては重圧というのはないですね。本当にそれを出すことに全部集中していて、必ず出すんですけど、そしたらメインイベントでも、別にどこの試合でも、必ずお客さんが盛り上がる試合になるので、そこは何も思ってないです。
―― では、相手どうこうではないということですか?
伊藤 逆に言うと、相手どうこうにしたくないんです。本当に我を通すというか、それは本当にチャンピオンという立場だからこそ、どんな相手が来ても自分の戦い方を通して、メインイベンターとしての試合をするということですね。
―― そういうところからしても、すごく変わったんじゃないですか。
伊藤 そうですね(笑)。本当に、昔から見ていただいてる方にはそういう言葉をいただいてますね。そういうところもヒントをもらったり、教えていただける環境にいるので、本当にありがたいです。
―― かなりいい形のKOが2試合続いています。今回もそれを期待する方がどんどん多くなると思うんですが。
伊藤 周りの人にはぜひ期待していただいていいと思います。逆に、自分が自分に期待することはなくて。常に最悪の状況を思い浮かべて、もちろん最高の状況にするために日々やっているので。みんなの期待を応えるためにベルトを持っていると思っているので、そこは必ず使命を果たします。
―― それを実現できているのは、楽しそうですよね。
伊藤 はい、めちゃくちゃ楽しいです(笑)。僕は勝ちと負けをずっと繰り返してる人間だったんですけど、ぶっちゃけた話、負けてる時も強くなってるのが自分では分かっていたんですね。結果がついてきてなかったので、そこには楽しさはちょっと薄かったんですけど、ただ強くなっているという実感はずっとあって。結果が出なくて本当に悔しくて、自分を信じ切れないけど、でも格闘技は楽しかったんですよ。そこからも練習して、自分の知らないところも知って、それに今結果が追いついてきてくれているので、より楽しいというか。だからこそ驕らないように、調子に乗らないように、自分で客観的に見るようにしています。
―― ではもう、そのチャンピオンとしての自分を実際にリング上で出すだけと。
伊藤 そうですね。今の自分を出した結果、チャンピオンになれたので、より自分を出して、そこに「伊藤健人は強いから、やっぱりチャンピオンなんだよね」みたいな。「チャンピオンの伊藤健人のために頑張る」じゃなくて、「伊藤健人にチャンピオンがついてくる」みたいな感じですかね。ちょっと難しいんですけど(笑)。
―― いえいえ。
伊藤 一つ変わらないことは、僕が勝つということなので。
―― では最後に、今回の試合への“決意”を改めて教えていただけますか?
伊藤 今、たぶんチケットが9割ぐらい売れていて、また当日までに超満員にするように自分たちも含めて頑張るんですけど、見に来ていただいたお客さんにパワーを与える試合を必ずして、僕が、伊藤健人が倒して勝って、Krushのチャンピオンという形を周りにも発信できるような試合にするので、ぜひ注目していただけたらと思います。
―― 分かりました。ありがとうございました!
4度目の挑戦 大岩龍矢「昔と意識は全然違う」
―― 2月に弘輝選手に勝って、同じ日に伊藤選手が新チャンピオンになって、今回のタイトルマッチとなったわけですが、前回の試合となる弘輝戦を今振り返ると?
大岩 計量オーバーされたのがは初めてで、昔から「計量オーバーされたら、何があっても絶対試合はやらないぞ」と思ったんですよ。
―― 断ろうと思っていたと。
大岩 はい、そういうのがあったら試合にならないので、断ろうと思ってたんです。で、いざ本当に相手が計量オーバーした時に、最初は「やらない」って言ってたんですけど、応援してくれてる人とか、いろいろ準備に関わってくれた人のことを思うと、やっぱり断れなくて。「やるしかねえな」となって、一応やったんですが……勝ったからまだよかったですけど、減点1とかだけだとやっぱりリスクはあるなと思いましたね。階級があるスポーツだからフェアじゃないし、あれは試合じゃなかったなって僕は思ってます。倒さなきゃいけなかったかもしれないですけどね。今後はやらないかなと思います。
―― なるほど。言いにくいかもしれないですが、実際、リング上での気持ちの面には影響しましたよね?
大岩 やっぱりゼロではないと思います、もちろん。
―― ただ、何にせよ試合に勝って、挑戦権を掴みました。同じ日にタイトルを奪った伊藤選手のことは、今どう見ていますか?
大岩 僕も何回も挑戦していて思うことは、やっぱりベルトを獲れる人って、何か持ってるし、なるべくしてなっているので、それまでの戦績とかどうとか関係なしに、チャンピオンになった人が強いと思うんですよね。だから、もちろんナメてはないですし、ベルトを獲るために戦いに行きます。
―― 伊藤選手は2試合連続で里見柚己選手にKO勝ちして、チャンピオンになりました。今までとの変化みたいなものは感じてますか?
大岩 実際に見た時に、体が大きくなったなと思いました。以前よりパワーがついたなと。一発のパワーもあるし、やっぱ倒す攻撃力、タイミングとか当て勘があるなと思いました。
―― 伊藤選手とは6年半前に一度対戦して、大岩選手が判定勝ちしていますが、その時とはお互いに全然別ものということですか?
大岩 僕はそう思ってます。全然別ものだと思ってますし、2回目だとも思ってなくて、新しい選手とやるという気持ちでしかないです。前回がどうこうはもう全くないですね。お互いに、ゲームプランとか攻撃力とか気持ちの面とか、全部において絶対に成長しているし、全然違うので。
―― ではこの間に、大岩選手が一番成長したというか、強くなったという手応えを感じている部分はどこですか?
大岩 試合中の冷静さだったりとか、攻撃力、攻撃のバリエーションとか引き出しも、全てにおいて成長してると思ってます。パンチの技術も蹴りの技術もレンタルも、全て成長してます。
―― Krushのタイトルマッチは4回目になりますが、これまで3回のタイトルマッチでベルトに手が届かなかった理由は、自分では何だったと思っていますか?
大岩 振り返って今と比べると、あの頃は全然獲れるわけないなと思いますね。チャンピオンになるという意識だったり、練習に取り組む姿勢とか考え方とか、全てにおいて足りていなかったので。昔は練習もただやってるだけ、ただ満足してるだけという感じだったので。もちろんその時は全力でやってるんですけど、全てを懸けてやってたのかというところでの意識は、今とは全然違ってて、だから獲れなかったんだろうなと思います。
―― では今回は、どういう試合をして、どう勝ちたいですか?
大岩 今はもう、本当に自分の戦いをするだけという感じだし、そしたら自然とベルトが獲れるのかなと思います。伊藤選手だからこうとか、ベルトが欲しいからこう動くとかじゃなくて、この一戦に懸ける思いも誰よりも強いと思っているので、本当に全部出し切って、悔いのない試合をしたいなと思っています。
―― ここしばらくで、練習環境がだいぶ変わったと思います。その影響はありますか?
大岩 僕はあまり影響ないかもしれないですね。むしろ逆に集中できてるというか。今、渡辺雅和さんがフリーのトレーナーなので、お願いしてパーソナルをやってもらっているんです。マンツーマンでずっと作り上げている感じで、スパーリングとか対人の練習は武尊が今チームは違いますけど仲間なので、一緒にやったりもしているし、もちろんKRESTにも行ってるし、他のジムの選手にもお願いして練習もしています。雅和さんとマンツーマンでやっているからこそ、気持ちというか信頼というかがあるから、今はすごく充実しています。
―― 改めて、4回目のタイトルマッチで伊藤選手に挑んで、チャンピオンになるという“決意”を聞かせていただけますか?
大岩 “決意”というよりは、本当に今このタイミングとか全てにおいてそうですし、Krushのタイトルマッチっていうこと全てがそうなんですけど、ここが集大成だと思っているので。チャンピオンになるとか、伊藤選手がとかじゃなくて、今は格闘技だけに集中して、格闘技だけの人生を送っているので、本当に悔いなく自分の戦いをするだけかなと思ってます。そうすれば自ずとチャンピオンになる存在だと自分でも思っているし、ならなきゃいけないと思っているので、あとは自分の戦いをするだけという感じです。
―― 分かりました。ありがとうございました!
新美貴士
―― カード発表会見の時点では、竹内選手の試合映像は「まだあまり見ていない」とのことでした。その後、見ての印象は?
新美 その後もあんまり見てないんですよ。自分は普段からあまり相手の映像をたくさん見る方ではなくて。
―― そこは選手によって分かれますよね。見ない選手は「イメージが固まってしまうのがイヤ」という理由をよく聞きますが、新美選手も?
新美 そうですね。相手がいつも同じように来るわけではないので。
―― その会見で、竹内選手は「判定では勝てないので、いつもより前に出て攻めようと思っている」と言っていましたが、そこについては?
新美 そこもあんまり気にしてないですね。自分の動きができれば、相手がどう来ても対応できるはずなので。
―― 相手どうこうではなく自分の問題だと。
新美 そうですね。試合は、自分がどれだけ成長したかを試せる機会なので、それが見せられればと思います。そうすれば自ずと勝てると思いますし。
―― 練習に関しては、どんな状況ですか?
新美 試合1週間前の土曜日で追い込みは終了して、今は体調管理と体重に気をつけてという感じですね。最後の最後でバッチリ決まった感じなので、試合が楽しみです。
―― 「最後の最後でバッチリ決まった」というと?
新美 3月にホーストカップさんの試合が終わってからずっと追い込んでいて、疲労の蓄積もあったんですよ。それで終盤は追い込みなんですけどミットのラウンド数を少し減らしたりしていて、ちょっと疲労が抜けたところでさらに動きがよくなったというのが実感できた感じです。だから今はすごくいい状態です。
―― 今も話が出たホーストカップでの試合は、海外を除くと久々の他団体出場だったと思いますが、いかがでしたか?
新美 今まで手数を出して戦ってきたんですけど、あの時の試合前から、「さらに手数を出して戦っていこう」と思えていたんですね。試合ではいつもよりコンパクトにいけたし、蹴りとパンチのバランスもよかったし、いい感覚で試合ができた感じがありました。他団体というところについては、もう中国とかでもやってきてるので、そのへんはもう気になりませんでした。
―― 試合を重ねて、動じないメンタルが増しているのかなと思うんですが。
新美 そうですね。試合をやるごとにやるべきことが分かってきて、自分のやるべきことをしっかりやるだけという感じになっていますね。あとは練習でやってきたことが自然に出せれば勝てると思っているので。
―― それでコンディションもいいのであれば、今回の試合は自分に期待するところも大きいのでは?
新美 はい。どれだけいい動きができるかというのがすごく楽しみだし、いい勝ち方ができればまたトップ戦線に挑みたいなと思っているので。
―― 6月には同じフェザー級で王座決定トーナメントが始まりました。今回は新鋭中心という顔触れになりましたが、どう感じましたか?
新美 6月の準決勝は結果だけ確認したぐらいで、試合とかは見てないですね。僕はもともと稲垣澪選手にやり返したいと思っていて、このトーナメントも稲垣選手が勝ち上がるのかなと予想していたんですけど、この前の試合で負けちゃったので。タイミングが来たらKrushフェザー級のベルトを獲り返すのもありだなとは思ってるんですけど、今はそこまで強い関心を持っているわけではなくて。その後のことのためにも、今回しっかりといい勝ち方をしたいなと思っています。
―― では最後に、改めてこの試合に向けての“決意”を教えていただけますか?
新美 今回の試合では、自分の成長が楽しみだなと思っているので、しっかり圧倒的な勝ち方を見せたいなと思っています。
―― 分かりました。ありがとうございました!
竹内将生
―― 試合が近づいてきましたが、練習は今どんな状況ですか?
竹内 追い込みは先週末で終えて、今週からはちょっと慣らしつつ体重調整とかしながらという感じですね。
―― 仕上がりとか手応えはいかがですか?
竹内 いやもう、メチャメチャいいですね。いつもよりいい気がします。そうなんですね。今回、練習メニューをちょっと追加したんですよ。
―― というと?
竹内 普通、練習前に走るじゃないですか。僕も今まで通り走って練習するまでは一緒なんですけど、その後もランニングをしてみたんですよ。普通、疲れてるからやらないじゃないすか。時間も遅くなるし。でも今回、試合間隔がちょっと空いちゃってたもので、ちょっと通常体重も増えちゃって。だから有酸素運動をちょっと増やさなきゃなっていうことで最初はやってたんですけど、毎日練習終わりに走るようになってから足腰もだいぶしっかりしてきましたし、基礎体力も今まで以上に上がったなという実感もあったので、それをちょっと続けてみて。試合が決まってからもずっとやってたんですけど、それが今回調子よかったポイントじゃないかなって思ったりしますね。普通みんながやらないようなことを、ちょっと今回やってみた感じです。
―― そういうやり方もあるんですね。
竹内 いや、分からないですよ、今回どうなるか(笑)。まあでも、他の人がやってないことをやったので、いいかなとは思ってますけど。
―― その中で、新美選手への対策もされてきたと思いますが、試合ではどう戦いたいですか?
竹内 カード発表会見でも言いましたけど、勝っても負けても判定はまずないなって思ってるので、本当に新美選手に勝つならもう倒すしかないなとは、本当に思ってます。だから倒す気で行きます。
―― ただ新美選手は前に前に出てくると同時に、打たれ強くもありますよね?
竹内 いや、ちょっと分からないですね。僕は意外と、そんなに打た強いイメージはないです。ガードが固いなというぐらいですね。その潰し方さえハマれば、倒せるなと思ってます。
―― 倒すにあたっては、昨年末、佑典選手にKO勝ちした手応えも生きていますか?
竹内 あの時は作戦はばっちりハマった感じでしたけど、やっぱり倒す時ってある程度タイミングだと思うので。今回もタイミングがバッチリ合えば絶対倒せると思ってるので、その練習はしっかりやってきました。
―― カードが発表された時点では、「蹴りvsパンチ」の図式になるのかなと思った人も多いと思いますが。
竹内 半々ですかね。もちろん今回も蹴りますし、蹴るからパンチが当たると思ってるので。もともとは蹴り主体の戦い方ですけど、今回はいつもよりは蹴らないかもしれないですね。パンチと蹴り、半々ぐらいの割合になるかと思います。
―― いつもよりはパンチを多くする必要があると。
竹内 単純に、そうしないと分が悪くなるかなと思うので。あんなに急に距離を詰められちゃうと、やっぱり蹴りの威力も半減しちゃいますし、あんな距離でミドルなんか蹴ってもヒザが当たるぐらいしかないので、ならもうちょっと割合を変えて、パンチを当てるための蹴りを使っていこうかなと思ってるところですね。
―― そのあたりの意識は、K-1 GROUPに参戦するようになって、けっこう変わってきていますか?
竹内 そうですね。もともとはずっとムエタイの団体で試合をしていて、そこからRISEを経てKrushに出たんですけど……RISEはRISEで、どっちかと言えばテクニック寄りな選手が多かったと思うんですよ。Krushの選手って、みんなボカスカ倒しに行くじゃないですか。Krushに来てからはそういう選手が多すぎるので、最初は戸惑いましたね。戦い方もやっぱ変えなきゃいけないなと。1戦2戦とやって、本当に思いました。
―― 試合のテンポからして違いますよね。
竹内 そうですね。確かにリズムが全然違いますね、みんな。だからいい部分は残しつつ、試行錯誤していきながら変えていった感じですかね。それがだんだん形になってきてると思います。
―― 今回は元Krushチャンピオンとの戦いになりますが、これをまたきっかけに王座にも近づいていかないとですね。
竹内 はい。でも会見で新美選手も言ってましたが、その先のことのこととか考えずに、今はこの試合、新美選手のことしか考えてないですね。勝てばおのずと、またそういう結果も近づいてくると思うので。
―― そもそもの話になるんですが、先ほども言われていたようにずっとムエタイでやってこられていましたよね。ムエタイのベルトも何本も獲って、K-1 GROUPに参戦するようになったのはなぜだったんですか?
竹内 ただ単純に、エイワスポーツジムはどのルールで戦っても強いんだぞっていうのを証明するために、僕はKrushのリングに上がりたいと思いました。ムエタイからヒジなしのルールに行くと決めた時は、そういう思いが一番にありました。
―― ただ、やっぱり実際にやってみると想像と違ったところもけっこうあったのでは?
竹内 スタミナ、体力の使い方が全然違いましたね。みんな1Rからエンジン全開で来るので、そこが一番違いました。ただ、全部が全部合わせちゃうと自分のスタイルも崩れちゃうので、ちょっとずつ修正をかけながらやってきました。
―― それがだんだん形になってきていて、その上でエイワスポーツジムの強さを見せると。
竹内 はい、それが僕の一番の仕事ですねはい。
―― ジム愛が強いんですね。
竹内 エイワスポーツジムのみんなは、はい、そこがたぶん、他のジムの人たちとは一番違うと思います。団結力も強いですし、中川会長の存在がデカいですね。会長は男気ある方で、みんなそこに向かってついていっている感じなので、おのずと同じような気持ちで突き詰められているんだと思います。
―― では最後に、この試合への“決意”を教えていただけますか?
竹内 新美選手は、僕がKrushに参戦して戦ってきた中で一番強い相手なので、まずここでしっかり勝って結果に繋げることと、あとはエイワスポーツジムの強さを証明するっていうこと、この二つをこの試合でしっかり見せたいと思います。
―― 分かりました。ありがとうございました!
悠斗
―― 1月のタイトルマッチの結果には、正直「まさか!」と思いました。ご自身はあの結果を受けてどう思われましたか?
悠斗 今となったら、「なるべくしてなったのかな」と思いますけどね。力みすぎてしまったというのが一番で。プライベートでもいろいろあって、けっこう頑張ってたんですけど……今思い返すとケガとかもあったり、力むことによって本来の自分のスタイルというか動きが出せなかったというのがあったり。今になると、それがよく分かるという感じですね。
―― 今回は再起戦になりますが、そこからどう立て直していったんでしょうか。
悠斗 けっこう大変でしたね。もともと感じていた年齢的な壁もあったりして。綺麗事じゃなく、31歳になって、今までと同じハードな練習をしていたら、朝起きた時に回復してないわけですよ。ちょうどその壁にぶつかってたタイミングだったのかなというのもあって。それで練習の内容はけっこう修正しました。
―― どんな感じに変えたんですか?
悠斗 まず量をガッツリ減らしました。分かりやすいところでは、今までは3分1Rの後のインターバルを30秒から1分にしたり。それが一番大きく変わったように感じますね。
―― 今の自分に合った練習に変えたということですか。
悠斗 そうですね。そうすることによってもともとあったけっこう大きなケガもよくなりましたし、あと、5月に離婚したんですよ(笑)。
―― そうなんですか……。
悠斗 1月の試合の前にいろいろあったというのもそれで、だいぶゴチャゴチャっとしてて(笑)。そういうのもあって、けっこういろいろ変わりましたね。それで4月の頭にXで「そろそろ行けます」と書いたら安尾選手が「やりましょう」って名乗りを上げてくれて。最初は「誰だよ?」と思ったんですけど、ちゃんと見たらDEEP☆KICKのチャンピオンだし、すごく面白い試合をしていたので、やりたいなと思って。「やろうぜ、チャンプ」という感じで決まりました。
―― 安尾選手についてはどういう印象を持ちましたか?
悠斗 若くてイケイケで、まだキャリアは7戦しかないんですよね。勢いのある選手なんだなと思いました。全ての面で警戒はしてますけど、格闘家としてはいろんなレベルがまだそんなに高くないのかなという印象です。
―― そういう相手に、自分としてはどういう試合をしたいですか?
悠斗 今回いろいろ変えて、自分のターニングポイントになる試合なんですよね。だからやっぱり相手がどうというよりは、40戦やっててもまだまだ新しいことばっかりなので、自分と向き合うためにやってるところもあって。今回の出来次第では自分の進退が出てくるかもしれないし。圧倒的に勝ちたいというのはありますけどね。
―― またリングに戻ってくるにあたって、Krush王座の奪回だったり、大夢選手へのリベンジだったりは視野に入れていますか?
悠斗 うーん……別に、やったら普通に勝てるとは思ってるんですけど……誰も僕の気持ちなんかわかんないと思いますよ。
―― というと?
悠斗 Krush2戦で、大夢選手に勝ってる大鹿統毅選手も倒してますし、自分にはそのポテンシャルがあると思ってます。実際、前回の試合までに連勝していて、このまま高めていけば普通に勝てるという気持ちはあるんですよ。ただ、フライ級というこの階級では、いくら派手に勝ったとしても跳ねないなという、“大人の自分”として限界を感じてる部分もあったんですよ。やるからにはスターになりたいんですよね、やっぱり。スターになるために自分の人生を切り売りして頑張ってきて、格闘技の酸いも甘いも分かっちゃってるし、自分としては格闘技はやり切っちゃってるんで。あとは、「どれだけ……」って感じですよね(笑)。
―― ……。
悠斗 このへんの感覚は、誰にも分かんないと思いますけどね。Krushもムエタイもボクシングもベルト獲って、誰もやったことのないことをやってるんですけど、自分の中ではまだ闇の中でもがいてるような感覚があって。
―― ただ、Krush参戦から2試合のKOは、階級を超えた衝撃があったのは事実だと思いますよ。
悠斗 そうですよね(笑)。だから難しいんですよ。前回負けた自分への情けなさもありますし……こう見えて真面目なんですよ、僕(笑)。だから期待に応えなきゃ、応えなきゃと思って力みすぎたところもありますし、今は逆にこれがちょうどいいのかなとも思ってます。だけど、求められてるものも分かりますし、あれが続けばフライ級の何かが変わる、それができるのは俺しかないと思ってやってますよね。だから、大夢選手との再戦よりは、K-1でチャンピオンになるという方が一番のモチベーションになってるかな。
―― そのための、改めての第一歩となる試合ですね。
悠斗 はい、そういう気持ちです。レベルは以前とは全く違いますし。スパーリングやミットの動画を見返しても、レベルが上がってるのが分かるので。やっぱりトップのアスリートたちを見ても、30代から練習を変えている人は伸びていきますよね。20代や10代と同じ練習量をやってる人は壊れていっている。自分は確実に強くなってます。実戦練習でも倒したりしてますし。
―― 悠斗選手の再起を楽しみにしているファンも多いと思いますし、あの敗北からどう戻ってくるのかが気になる人も多いと思います。
悠斗 そこが一番見せたいことかもしれないですね。この世界ってハイリスク・ハイリターンじゃないですか。僕は真面目なので、そこに全部懸けてやってますから。全部失ってベルトも失って、家族からも離れて、いろいろ言われましたけど、僕は1回も負けてカッコ悪いなんて思ったことはないんで。いろいろ言うヤツは「じゃあお前らやってみろよ」って話なんで。
―― では最後に、改めてこの試合への“決意”を教えていただけますか?
悠斗 僕は何回も立ち上がってきたので、また立ち上がる姿を見てくださいというところですね。
―― 分かりました。ありがとうございました!
安尾瑠輝
―― まずは前回、3月の矢島直弥戦を振り返っていただけますか?
安尾 代打出場が決まってから試合まで2週間切ってたので、不安で仕方なかったです。前日会見で相手が「ガンガン来る」って言ってたので、自分もいかないとダメだなと思って試合に臨んで、しっかり自分が倒しに行くという姿勢で戦えたのはよかったです。でも矢島選手がなかなか倒れなくて、「あれ、全然倒れへん!」と思いながらやってました。
―― 序盤攻め込みましたが、矢島選手の巻き返しがすごかったですよね。場内もものすごく沸いてたんですが、聞こえてましたか?
安尾 そこまで余裕がなかったです。矢島選手のことだけ考えてました。
―― そういう激しい試合ができた上で倒して勝てたわけですが、いかがですか?
安尾 試合が終わって、周りの人たちから「とてもよかったよ」「面白かった」と言ってもらえたので、メチャうれしかったです。
―― 前日会見では、矢島選手から挑発的な言葉もかなりありました。そこはどう思っていましたか?
安尾 今回の悠斗選手もそうなんですけど、とてもいい方だなあと思ってました。挑発とかはあまり気にならなくて、平気でした。
―― そうなんですか?
安尾 僕、中学生の時からそういうのにあまり敏感じゃなくて、逆に何か言われても気付かなかったりしてたんですよ(笑)。
―― ナチュラルに流せてしまうタイプなんですね(笑)。しかもあの会見と試合の時のギャップがすごかったですよね。
安尾 それはよく言われます(笑)。でも試合は緊張しちゃうので、いつも試合前は「絶対に勝つ!」って口に出しながら挑んでます。たぶん、試合に集中できてるのかなと思います。
―― というところで今回は悠斗選手が相手ですが、どんな印象ですか?
安尾 ずっとあのフックで倒してるので、あのフックは怖いなーというのはありますね。勝ち負け関係なく、あのフックをどう考えてやってるのかを悠斗選手に教えてもらいたいんですよ。自分もあのフックを身につけたいので。会見でお願いしようかなあと思ってて、まだどうなるか分からないですけど。
―― 試合前からそういう話が出るとは(笑)。試合結果次第みたいなところもありそうですが……もちろん試合では勝つつもりでいるわけですよね?
安尾 そうですね。もちろん勝った上で教えてほしいです。悠斗選手はあのカウンターで勝ってきて、特にKrushに上がってから2試合の勝ち方がすごかったので。アレを真似したいなーという気持ちが強いです。
―― その件がどうなるかも楽しみです(笑)。その前に、試合ではどう勝ちたいですか?
安尾 前の矢島戦もKO勝ちできたので、今回もKO勝ちできたらいいなというのはありますね。これで倒したいとかはないんですけど、ところどころ、「これで効かそう」という技は何個か考えています。
―― 倒して勝って、フックを教わりたいと。その先は?
安尾 悠斗選手は元Krush王者で、その先には悠斗選手に勝った大夢選手がいるので、今回勝って「大夢選手、試合お願いします」って言えたらなーって思ってるんですけど。みんなと話してても、「次は大夢選手に挑もな」という話はしてるので。
―― 確かに、悠斗選手に勝てば一気に近づきそうですね。悠斗選手と大夢選手のタイトルマッチはどう見ていたんですか?
安尾 悠斗選手がずっとすごいKO勝ちをしてたので、悠斗選手が勝つんじゃないかなと思ってましたね。でも試合では、大夢選手が攻略とか戦い方とかうまいなーと思いました。
―― 悠斗選手は再起戦になるので、より万全に立て直してくると思います。そこについては?
安尾 そうだとは思ってて、そこは試合にならないと分からないので、何が来るかとかあんまり想像はできてないんですけど、試合では自分が倒されずに、攻撃をしっかり当てられるような感じにできればなあと思ってます。自分がどこかでミスをすると倒されてしまうなあと思ってるので。
―― 他の試合よりも緊張感が高いというか、より気が抜けない試合ですね。
安尾 そうですね、やっぱり一発を持ってるので、ミスできないですね。
―― 他団体ではチャンピオンになったり、前回の試合も矢島選手とのやりとりも含めて話題になりました。このところ、試合をするたびに反響が大きくなってきているのでは?
安尾 それはありますね。矢島戦の後、ファンの人たちができたりとかで、「自分も知られていくようになってるんやなー」と思ったし、「試合に勝ってみんなファンになってくれた!」と思ってうれしかったですね。それまではあんまり実感もなかったので。
―― そうなると、欲ももっと出てくるのでは?
安尾 もっと上に行くには、今回の試合も絶対勝たなアカンなという気持ちになってます。今回は大事な試合だと思います。
―― では最後に、今回の試合への“決意”を教えていただけますか?
安尾 今回勝たないと、次の大夢選手に自分から「お願いします」ということも言えないですし、上に上がってきたのに、ここで負けてしまったらまた一からやり直しになってしまうので、気持ちはより高まってきてます。今回は絶対勝ちたいです。
―― ちなみに、この試合が終わったらすぐ8月になりますが、この夏やりたいことは?
安尾 僕は友達があんまりいないし彼女もいないので……(笑)。神戸でteam glanzというチームを始めてチーム経営もあるので、まず生徒の皆さんに「勝ったよ!」と言おうと思います。
―― 分かりました。ありがとうございました!
対戦カード
第9試合 セミファイナル Krushライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
伊藤健人(K-1ジム蒲田チームアスラ/王者)
大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者、元Bigbangライト級王者)
第8試合 メインイベント ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
大沢文也(ザウルスプロモーション/元Krushライト級王者)
ペットサムイ・シムラ(タイ/志村道場/元ラジャダムナン・スーパーライト級王者)
第7試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
新美貴士[たかひと](名古屋JKファクトリー/元Krushフェザー級王者)
竹内将生[まさき](エイワスポーツジム/元BOM・Bigbangフェザー級王者、元MA日本スーパーバンタム級王者、元WPMF日本&J-NETWORKバンタム級王者)
~休憩~
第6試合 第9代Krushバンタム級(53kg)王座決定トーナメント・準決勝(2) 3分3R(延長1R)
白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス/元KNOCK OUT-RED&ムエタイオープン・スーパーフライ級王者)
峯 大樹(若獅子会館/元RKSバンタム級王者)
第5試合 第9代Krushバンタム級(53kg)王座決定トーナメント・準決勝(1) 3分3R(延長1R)
黒川瑛斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
林 佑哉(K-1ジム大宮チームレオン/ジャパンカップキックボクシング&RKSバンタム級王者)
第4試合 フライ級(51kg) 3分3R(延長1R)
悠斗(HUNGRY GYM/元Krushフライ級王者、WMC日本ライトフライ級(49kg)王者、元プロボクシング日本同級王者)
安尾瑠輝[りゅうき](K-1ジム心斎橋チームレパード/DEEP☆KICK -51kg王者)
第3試合 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
心直[しんた](REON Fighting Sports GYM/元KNOCK OUT-REDスーパーフライ級王者)
矢島直弥(TSKjapan/元WPMF日本&蹴拳ムエタイ・フライ級王者)
第2試合 63.5kg契約 3分3R(延長1R)
友尊[ゆたか](TEAM K/BLUE DOG GYM/元NJKFスーパーフェザー級王者)
天野颯大[そうた](キング・ムエ/K-1甲子園2021 -60kg優勝)
第1試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
村田健悟(ALONZA ABLAZE)
ゆいら(健心塾)
プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
光佑[こうすけ](ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
宮本拳聖(K-1ジム総本部チームペガサス)
プレリミナリーファイト第2試合 フェザー級(kg) 3分3R
安 晟太[やす じょうた](サクシードジム team EXCEED/K-1カレッジ2021 -60kg優勝)
渡邉 陸(POWER OF DREAM)
プレリミナリーファイト第1試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
原田翔貴(拳心會館)
上田咲也(HIGHSPEED GYM/K-1甲子園2022 -65kg優勝)
概要
大会名 Krush.163
日時 2024年7月27日(土) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:15 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生放送) 、U-NEXT(生放送|2,189円/月)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円(完売) S席 10,000円 A席 7,000円(完売) ※当日券500円アップ ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.CLUB イープラス ローソンチケット グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/