新日本キック 10.21 後楽園ホール:REBELSと交流戦 喜多村誠×T-98、リカルド・ブラボ×UMA決定。江幡塁・勝次はタイ人と対戦
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新日本キック「MAGNUM 48」(10月21日(日) 後楽園ホール)でREBELSとの王者クラス同士の交流戦2試合が行われる。70kg契約5R・喜多村誠(伊原道場新潟支部/元日本ミドル級王者)vs. T-98(クロスポイント吉祥寺/REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王者、元ラジャダムナン王者)、ウェルター級3R・リカルド・ブラボ(アルゼンチン/伊原道場アルゼンチン支部/日本ウェルター級王者)vs. UMA(K&K BOXING CLUB/元REBELS 65kg王者)が決まった。
6月のKNOCK OUTでは、江幡塁 vs. 小笠原瑛作という、両団体のトップ対決が実現し、塁がKO勝ち。この一戦をきっかけに新日本キックの伊原信一代表、REBELSの山口元気代表が、それぞれのリングでの交流戦実現に向けて意気投合し、REBELS 10月8日 後楽園ホール大会では、日菜太 vs. 緑川創の大一番が早速組まれた。このカードを発表する7月の会見はクロスポイント吉祥寺で行われ、伊原代表も出席したが、今回の会見は代官山の伊原道場で行われ、山口代表も登壇し、会見場もホームとアウェーを意識した設定となる。
T-98は前夜の新日本キック後楽園大会で参戦の挨拶を済ませ、KNOCK OUT等を通じて活躍を知る新日本のファンからも暖かい拍手で迎えられた。一夜明けての代官山での会見で、T-98は「国内の試合の選択肢で、これまで新日本キックは無いと思っていたのですが、お話をいただいた時は驚きました。歴史ある団体にオファーをいただき光栄です。喜多村選手は昔から新日本で活躍している有名な選手です」と真面目に話した後、「喜多村選手は顔が怖いのが最初の印象でした。僕も怖いと言われます。顔の怖さではいい勝負なので、試合では負けないようにしたいです」と語り、来場者を笑わせた。「最近は倒す練習をしているので、右の拳を喜多村選手の顔面に叩き込みたい」とも語り、「緑川(創)には一回負けているので、チャンスがあればリベンジしたい」と今後の展望も語った。
迎え撃つ側の喜多村は「久しぶりにモチベーションの上がる試合を組んでくれたので、キック人生賭けるぐらいでこの試合にぶつけたいです。みんなに言われるように喜多村選手は“ムエタイゴリラ”です。本当に頑丈で強いですね。勝って次につなげたいです」「元ラジャダムナン王者で、70kg日本人最強の男と試合できるて光栄ですが、負ける気はありません。勝つ気で試合に臨みたいです」「T-98選手は前に出てくれるタイプなのでやりやすいですね。判定決着だと色々言われるので、しっかりKOしたいです」「僕も緑川さんに負けているので、いずれはリベンジしたいです」とコメントした。
伊原代表も「お互いいい顔をしているね。顔が凶器とも言えるね」と話して場を和ませると「これぞキックボクシングという試合になると思う」と激闘を期待。今後の交流戦についても「どんどんやりたいです。続けていくことに意味があります」と意欲を示した。山口氏も「新日本さんは素晴らしい選手が多いですし、REBELSもいい選手が多い。ただ試合するだけじゃなく、お互いのリングを盛り上げて行けて、お互いの選手が光り輝く場所ができると思います」と交流の意義を語った。
リカルド・ブラボはアルゼンチン出身ながら伊原道場の内弟子となり、5月に当時日本ウェルター級1位の政斗との日本ウェルター級王座決定戦で4R肘でTKO勝ちしタイトルを獲得。前夜の後楽園大会ではREBELSが送り込んだCAZ JANJIRAに判定勝ちし、デビュー以来の連勝を8に伸ばした。直々に指導する伊原代表も「まだ(日本で練習を)初めて1年半ですが素質があります。本当にキックが好きで、1を言うと2を覚えてくれる」と高く評価し、CAZ戦を見た山口代表も「潜在能力が高い」と警戒する。UMAは国内外の各団体での経験豊富で、山口代表も「新日本さんにはいないタイプ」と評する。早速王者としての真価が試されるブラボは「UMA選手は全体的に素晴らしく、チャンピオンにふさわしい選手です。勝って今後につなげたいです」と意気込みを語った。
さらに今大会では江幡塁の6月の瑛作戦以来の試合、勝次の前夜の大会からの連続出場が決まり、両者ともタイ人と対戦する。塁の相手、デープブリー・オー・デットポンは元ルンピニー認定フライ級2位の27歳。戦績112戦87勝(18KO)23敗2分。4月からの最近3試合はタイの東北部のブリラム県、タイの東のカンボジアで3戦し2勝1敗している。勝次の相手、オートー・オー・デットポンはブリラム県でのバンタム級トーナメント優勝の経験があり、4月から最近3試合はいずれもタイの地方での試合で判定勝ちしている。戦績60戦38勝(5KO)17敗5分で構えはサウスポーだという。
塁は瑛作戦について「組まれることが無かったカードで、KO決着になって、大きな反響がありました」と振り返り、「6月以来の試合なので、さらに進化した姿を見せたいです」「ムエタイのベルトにつながる試合なので勝ちたいです」と意気込み。前夜もタイ人に2R KO勝ちした勝次は「今、31歳ですけど、今までで一番調子が良かったです。KNOCK OUTに参戦してから自分の後援会ができ、期待に応えたいと思い、全てを発揮できました」「今回も勝って新日本キック最強と示したいです」とコメント。今後については「KNOCK OUT復帰を待っている人が多いですが、いきなり復帰よりも、WKBAのタイトルを取って、今は自分の価値を上げたいです」と話した。
会見には前夜の後楽園大会でKO勝ちした江幡睦と重森陽太も登場。アーリー・ロー・ペットポートーン (タイ)に2R KO勝ちした睦は「5月と7月はKOできなかったのですが、タイで練習し、今回はKOで勝てて、攻撃力、技術面でパワーアップが実感できた試合でした」、RYOTA・RENSEIGYMに2R KO勝ちした重森は「12月のKNOCK OUTのライト級アジアトーナメント参戦が決まり、今回は何がなんでも落とせない試合でした。パンチでも試合を動かせる選手というのを見せたかったので、結果的に左フックでKOできて、トーナメントに向けての準備は確実に整ってきている手応えを覚えました」と振り返った。
対戦カード
56kg契約 3分5R
江幡 塁(伊原道場本部/WKBA世界スーパーバンタム級王者)
デープブリー・オー・デットポン[Thepburi Or.Detphol](タイ/元ルンピニー認定フライ級2位)
70kg契約 3分5R
喜多村誠(伊原道場新潟支部/元日本ミドル級王者)
T-98(クロスポイント吉祥寺/REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王者、元ラジャダムナン王者)
62.5kg契約 3分3R
勝次(藤本ジム/日本ライト級王者)
オートー・オー・デットポン[Auto Or.Detphol](タイ/元ブリラム県バンタム級トーナメント優勝)
ウェルター級 3分3R
リカルド・ブラボ(アルゼンチン/伊原道場アルゼンチン支部/日本ウェルター級王者)
UMA(K&K BOXING CLUB/元REBELS 65kg王者)
概要
大会名 MAGNUM 48
日時 2018年10月21日(日)開場・16:45 開始・17:00
チケット料金 SRS¥20,000/RS¥15,000/S¥10,000/A¥7,000/B¥5,000/立見¥4,000(当日)
お問い合わせ 伊原プロモーション 03-3780-1338