REBELS 10.8 後楽園ホール:日菜太の相手は緑川創に決定。日菜太「肘の有無に関係無く、70kgの日本一決定戦」
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REBELS.58(10月8日(月/祝) 後楽園ホール)に出場する日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS 70kg級王者)の対戦相手が緑川創(藤本ジム/元新日本キック日本ウェルター級王者)に決まった。ルールは肘無し、首相撲のブレイクがムエタイよりも早めのREBELSルールで、70kg契約 3分3R(延長1R)で争われる。
REBELSのエース・日菜太は「K-1 WORLD MAXの時に取れなかった忘れ物」だというK-1のベルト目指し、昨年からK-1に復帰。3月のK’FESTA.1でのスーパー・ウェルター級(-70kg)タイトルマッチに辿り着いたが、2Rに王者・チンギス・アラゾフの左フックでマットに沈んだ。日菜太は鼻と頬の骨折の療養を経て、ホームグラウンドのREBELSにて再起戦を行うことが7月19日に発表されていた。
新日本キックの中量級を長年けん引してきた緑川は、6月27日にタイでラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王座に挑戦したが、同級5位のシップムーン・シットシェフブンタムに1Rから左ストレートでダウンを奪われ、その後もサウスポーからの左ミドル等の蹴りをもらい続け判定負けした。今回戦う日菜太もサウスポーからの左ミドルを得意とする。
2人とも5~6年前から共通の出稽古先であるボクシングジムのEBISU K’s BOXで一緒に練習することがあり、春の両者の試合前にもスパーリングしていた。なお、緑川は8月19日のKNOCK OUTでの宍戸大樹戦を控えている。REBELSには13年4月に参戦し、日菜太と同門のT-98とムエタイルールで対戦し判定2-0の僅差で勝利している。
7月25日にクロスポイント吉祥寺で記者会見が行われ、両選手が意気込みを語った。
◆日菜太
3月21日のK-1のタイトルマッチの後、休んでる間、何回も「辞めよう」と思ったんですけどもう一回やりたい相手が見つかって、復帰しようと思って、本格的にトレーニングを始めました。ここでのフィジカルトレーニングでも進化を感じているので、いい一歩を踏み出したいです。
(練習仲間でもある緑川と戦う心境は?)やり辛いと思いましたけど、もう、あらかた色んな選手と試合してきたので、相手を選ばず、とにかく勝たないと次のステージ行けないと判断しました。昔から彼が肘無しのK-1ルールで戦えば最強だと思っていたので、今回の試合は、肘有り・肘無しに関係無く、70kgのキックボクシングの日本一決定戦になると思います。
(冒頭に話した、やりたい相手とは?)この間(米国のベラトールで)アラゾフとジョルジオ・ペトロシアンが試合をして、アラゾフが勝つと思っていたら、ペトロシアンが勝って、ペトロシアンがあの歳(32歳)なのに進化していたことに驚きました。8月26日で32歳になる日菜太が、最後にあの領域にもう1回たどり着けるのか、ここから頑張ってみて、これで無理なら最後ってぐらいな気持ちです。
(約2年ぶりにREEBLSに上がる心境は?)K-1のベルトを取って帰って来たかったんですけど、できなくて、負けて帰ってきますけど、ファンの皆さんには強い日菜太の姿を見せて、REBELSは色んな選手が再生できる場なんだぞ、世界に出ている選手も出られる場なんだぞ、と見せたいですね。10月は色んな興行がありますけど、一番面白いカード並ぶのがREBELSになるはずで、その中でも僕と緑川選手の試合は、お互いの意地のぶつかり合う、一番盛り上がると思います。後楽園ホールを満員したいですね。
◆緑川
6月のラジャダムナンのタイトルマッチで負けてしまって、色々考えていたんですけど、もう一回初心に帰って、昔のような気持ちで、1試合1試合を大事にして続ければ、またタイトルに近づけると思っています。そのためにも負けられない試合と思っています。
(練習仲間でもある日菜太と戦う心境は?)ずっと一緒にスパーリングをしていましたけど、僕は肘有りにこだわってきたので、戦うことは無いと思っていました。でも、プロとして純粋に、最高のカードをファンの皆さんに見せたいと思って、このオファーを受けました。日菜太選手がK-1ルールでは日本一で、スパーリングでも気持ちの強さを感じていましたね。
(8月19日のKNOCK OUTから比較的短いスパンでの試合が続くことへの心境は?)今ここで踏ん張れないとこの先いけないよ、っていうメッセージだと捉えていて、その分の覚悟もしています。
(ファンへメッセージを)日菜太選手も言っていますけど、意地のぶつかり合う試合になると思います。僕は新日本キックを代表して出て、日菜太選手にとってはホームグラウンドのREEBLSなので、激しい試合になると思います。ぜひ後楽園ホールに見に来てください。
会見には日菜太の師匠でありREBELSのプロデューサーでもある山口元気氏、緑川の所属する新日本キックの伊原信一代表も出席した。
6月8日のKNOCK OUT後楽園ホール大会では、江幡塁 vs. 小笠原瑛作という、両代表の愛弟子対決があり、塁が3R右ストレートでKO勝ち。やや押され気味だった塁が一発で逆転し、超満員の後楽園ホールが割れんばかりの歓声に包まれた。
伊原代表は「塁の試合の後に山口代表とはリングの上で健闘を称えあって抱き合って、気持ちのいい男だと感じましたね。これから何かやるんじゃないかって予感がありました。遺恨も無いですし、皆さんと一緒で、一日も早く日菜太選手と緑川の試合を見たいです」とコメントした。両プロモーションとも実力者ぞろいなのはKNOCK OUT等の他団体のリングでも証明済。両首脳とも今後の交流に意欲的で、これからも本格的かつ意外性のあるカードの実現が期待できる。
対戦カード
REBELSルール(肘無し・首相撲制限あり) 70kg契約 3分3R(延長1R)
日菜太(クロスポイント吉祥寺/REBELS 70kg級王者)
緑川 創(藤本ジム/元新日本キック日本ウェルター級王者)
概要
日程 2018年10月8日(月/祝) 開場・17:00 オープニングファイト開始・17:10 本戦開始・18:00
チケット料金 VIP席¥30,000 SRS席¥15,000 S席¥10,000 A席¥7,000 B席¥5,000 C席¥4,000 ※当日券500円アップ ※6歳未満は入場無料(座席を必要とする場合は有料) ※8月8日発売開始。8月3日の「REBELS.57」後楽園ホールにて先行販売
チケット販売所 REBELS公式サイト イープラス 後楽園ホール 参加各ジム、参加各選手
お問い合わせ REBELSプロモーション 03-6262-3760 inquiry@rebels.jp