RWS 2.12 後楽園ホール:重森陽太、タイの強豪サミンデット戦は「一つ一つの駆け引きを落とさない」、クロスポイント吉祥寺加入についても語る|馬渡亮太「今まで見せていない秘密兵器を用意している」
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RWS JAPAN(ラジャダムナンワールドシリーズジャパン)(2月12日(月/祝)後楽園ホール)に出場する重森陽太と馬渡亮太のインタビューがRWS JAPANから届いた。
ライト級 3分3R
サミンデット・ノーアヌワットジム[Samingdet Nor.Anuwatgym](タイ/ラジャダムナン認定ライト級8位、RWS同級トーナメント’23準優勝、元ラジャダムナン・WBCムエタイ世界・True4Uスーパーフェザー級王者)
重森陽太(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDライト級(62.5kg)王者、元WKBA世界同級王者、元新日本フェザー級&バンタム級王者)※Eight Weaponsから所属変更
重森は昨年2月の新日本キック後楽園大会で、ラジャダムナン認定ライト級王者・ジョームに挑戦したが判定負け。5月に新日本キックおよび伊原道場稲城支部から退会。その後、KNOCK OUTへのレギュラー参戦を表明し、8月の後楽園で2年ぶりにKNOCK OUTに参戦したが、バットマンに判定負けした。11月のKNOCK OUTでのOFGマッチでは元ルンピニー認定スーパーバンタム級王者のルンペットに2R肘でTKO勝ちしている。今回はKNOCK OUTからの派遣でRWS JAPANに参戦する。
サミンデットは昨年5月のRWSでレンタに判定勝ち。9月のRWSのライト級トーナメント決勝でラムナムーンレックに敗れたが、大会主催の中川夏生氏は「タイのライト級の5本の指に入る選手です」と評し「もし重森選手が勝った場合は、ラジャダムナンのタイトルマッチも全然ありうると思います」と話した。
―― 昨年を振り返ると、ご自身にとってどういう1年だったでしょうか。
重森 激動の1年だったなと思います。ずっと所属していた伊原道場稲城支部を抜けてフリーで活動していくことで選手として凄く環境がガラッと変わった1年でした。試合に関しては、2月のラジャダムナンスタジアムのタイトルマッチで1R開始15秒目くらいでローを膝でカットされたことこで脛が割れて骨が見える状態だったことで2~3カ月くらいは蹴られない時期が続きました。フリーになって初戦のバットマン戦では結果を残せす、11月のルンペット戦ではKO勝ちをしたことでいい形で1年を締められたのかなと。
―― 所属チーム名がEight Weaponsということですが、今はどういった練習環境なんですか?
重森 次の試合からクロスポイント吉祥寺所属になります。今、HAYATOジムのタイ人コーチのイソラサックさんには私がプロになった頃からずっとお世話になっていて、そのコーチとめちゃめちゃフィーリングが合うのでそこのジムで指導を受けながら、クロスポイント吉祥寺をメインで練習させていただいてます。
―― クロスポイント吉祥寺はトップクラスの選手が揃っているだけにいい練習もできていますか?
重森 今まで実戦練習をほとんどしてこなく、ひたすらミット打ちでイメージを作り上げて、サンドバック打ちをやって試合で試す感じだったんですけど、今は色んなタイプの選手がジムにいて、実戦練習する機会が増えたことで、僕の中で変化はあります。あと、鈴木千裕選手、小笠原瑛作君といったチャンピオンたちと一緒に同じ環境で試合練習できることで、格闘家として俺もやってやろうという気持ちになり、凄くモチベーションの上がる環境に移れたと思います。
―― そんな中でRWS参戦が決まったんですね。以前から意識はしていた舞台でしたか?
重森 昨年にラジャのタイトルマッチで負けましたが、やっぱりちょっと未練がありました。ちょうど去年タイに行った時にRWS観戦に行き、その時に試合をしていたのが、タイトルマッチで対戦したジョーム・パランチャイ選手だったんです。『俺が勝ったらここにいたんだよな』と観客席から見ていたら凄く悔しくなっていたので、今回日本大会一発目でお声が掛かったのは凄くご縁を感じます。
―― 今回の相手、サミンデットはRWSトーナメントでは準優勝、タイのライト級で5本の指に入る強豪とのことです。
重森 自分よりはテクニックもあるし、受け返しも早く、凄く強い選手だと思います。注目度の高い選手と試合することが、やっぱりタイにも名前が売れるので、死に物狂いで取りに行かないといけないと思っています。今回のカードは自分に得しかく、勝ったら相当リターンはデカいので、そこは勝った上でしっかりと取りに行こうと思っています。
―― 今回どういった勝ち方をしたいですか?
重森 総合的に相手の方が上なので気持ちが重要かなと。どんどんチャンスを作っていくことが必要だと思うので、もうしがみついていきます。絶対に蹴り負けない、押し負けないとか、そういう一つ一つの駆け引きを落とさないようにしていけば相手を苦しめられると思っています。あと、世界的にも注目されているイベントなので、世界の見ているムエタイファンに対して面白い選手がいるなとアピールできる試合をしたいですね。ちょっといい動きを見せたり、蹴りのラリーの中でしっかりと観客を盛り上げていったりとか、そういう会場の熱とかも大事にすることも意識していければ、結果につながると思うんですよね。
―― やはりその先はラジャダムナンタイトル再挑戦も意識していますか。
重森 もちろんチャンスがあれば獲りに行きたいですね。自分はムエタイ好きでやっていく上で絶対に避けては通れないところなので、ラジャのベルトを獲ることは大きな節目になると思っています。
128ポンド(58.05kg)契約 3分3R
カムバック・TKユッタナ[Comeback](タイ/ラジャダムナン認定フェザー級3位)
馬渡亮太(治政館/WMOインターナショナル・スーパーバンタム級王者、元ジャパンキック&チェンマイ認定バンタム級王者)
馬渡はジャパンキックボクシング協会の主力選手。22年には5戦5勝3KOの好戦績を残し、ジャパンキックの年間表彰で最優秀選手賞(MVP)・KO賞・最高試合賞の3冠を達成した。BOMが主催した「Road to ONE JAPANフェザー級ムエタイ日本トーナメント」では一回戦を突破したものの、昨年4月の決勝で吉成士門に接戦の末に判定負けした。5月と6月、タイの大手プロモーター・ペッティンディー主催興行でタイの選手に判定勝ち。10月のジャパンキックではビン・リアムタナワットに2Rに肘で切られTKO負けしている。
カムバックについて大会主催の中川夏生氏は「当初ラジャダムナンの現役フェザー級王者のチャイラー選手を招へいしようと思っていたんですが、12月27日のラジャダムナンの創設記念大会で、カムバックがハイキックでチャイラーをKOしました。今、タイで一番強い選手で、馬渡選手にカムバックに変わると伝えると、『カムバックの方が強いんでやらせてください』と二つ返事で受けてくれました」と話した。
―― 今回、RWS参戦が決まりました。最初にオファーが来たときはどういう心境だったんでしょうか。
馬渡 タイでも凄く有名な大会で盛り上がっている格闘技イベントなので、声が掛かって凄く嬉しかったです。
―― 意識していた舞台でしたか?
馬渡 そうですね。日本で開催されるとは知らなかったので、ケガをしていても絶対に出たいと思いました。
―― ムエタイを小さい頃からやってきただけにラジャダムナンスタジアムの大会ということでモチベーションは違いますか?
馬渡 凄く気合いが入りましたね。
―― 2022年は5戦5勝3KOの好戦績を残し、ジャパンキックの年間表彰で最優秀選手賞・KO賞・最高試合賞の3冠を達成した年になりましたが、2023年はご自身にとってどういった1年になりましたか。
馬渡 4月のROAD TO ONEムエタイフェザー級トーナメント決勝戦で士門(・PKセンチャイ)選手に負けたことが悔しくて、5月と6月にタイに行き2戦2勝し、10月にはジャパンキックのリングで2RKO負けしました。昨年はあまり試合はできず2勝2敗だったんですけど、強い相手とやれて初めて斬られてレフェリーストップで負けた経験もした年だったので成長した1年になりましたね。
―― 今年はどういった一年にしたいと考えていますか?
馬渡 昨年は4試合と自分の中では少ない試合数だったので、どんどん強い選手と試合したいですね。今回のカムバック選手に勝って、上位ランカーやチャンピオンを倒して自分ものし上がっていき、チャンピオンのタイトルを狙いたいと思います。
―― 今回の相手カムバック選手はどんな印象がありますか?
馬渡 もともと知っていた選手でした。サウスポーで蹴り、ヒジ、ヒザ、組みも何でもできるという印象です。日本のリングで強い選手と戦うことで凄くモチベーションは上がっています。ジムのタイ人トレーナーからは「相手は強敵だけど、行ける」と毎日凄く熱心に指導してくださっています。
―― 日本のリングではありますが、ムエタイのテクニックで勝ちたいですか?
馬渡 そうですね。自分はずっとムエタイをやってきたので、ムエタイで勝つのが一番です。
―― 日本のリングだとポイントを取る戦いではなく、KOを期待するファンも多いかと思います。
馬渡 もちろん勝つためにも倒しに行く勢いで頑張ります。今まで見せていない秘密兵器を用意しているので楽しみにしてください。今回、ラジャダムナンスタジアムの偉い方も来られるというので、いい勝ち方をして自分の名前を知ってもらい、タイに呼ばれて有名になりたいですね。9分間の中で凄く濃い激アツな試合をお届けして、最後は自分が勝ちますので、応援よろしくお願いします。
対戦カード
ラジャダムナン認定スーパーフライ級タイトルマッチ(王座統一戦) 3分5R
プレーオプラーオ・ペップラオファー[Praewpraw PetchPrawFah](タイ/王者・元ミニフライ級王者、元WMC・WBCムエタイ世界・True4Uミニフライ級王者)
名高・エイワスポーツジム[吉成名高](エイワスポーツジム/暫定王者・フライ級王者・元ミニフライ級王者、プロムエタイ協会・WPMF世界・BOMフライ級王者、WBCムエタイ・ナイカノムトム・スーパーバンタム級王者、元ルンピニー・WMC・WBC・IBFムエタイ世界ミニフライ級王者)
ライト級 3分3R
ラムナムーンレック・オーアチャリア[Lamnamoonlek Or.Atchariya](タイ/ラジャダムナン認定ライト級1位、RWS同級トーナメント’22 ’23優勝、WMC世界同級王者)
レンタ・ウォーワンチャイ[松井蓮汰](ウォーワンチャイプロモーション/ラジャダムナン認定ライト級15位、BOM・WMCインターコンチネンタル・WPMFインターナショナル同級王者、Road to ONE JAPANムエタイ日本トーナメント2023同級優勝)
128ポンド(58.05kg)契約 3分3R
カムバック・TKユッタナ[Comeback](タイ/ラジャダムナン認定フェザー級3位)
馬渡亮太(治政館/WMOインターナショナル・スーパーバンタム級王者、元ジャパンキック&チェンマイ認定バンタム級王者)
ライト級 3分3R
サミンデット・ノーアヌワットジム[Samingdet Nor.Anuwatgym](タイ/ラジャダムナン認定ライト級8位、RWS同級トーナメント’23準優勝、元ラジャダムナン・WBCムエタイ世界・True4Uスーパーフェザー級王者)
重森陽太(クロスポイント吉祥寺/KNOCK OUT-REDライト級(62.5kg)王者、元WKBA世界同級王者、元新日本フェザー級&バンタム級王者)※Eight Weaponsから所属変更
ミドル級 3分3R
ペッチマイ・シアダムムーパラーラジャムダン[Petchmai](タイ/ラジャダムナン認定ミドル級1位)
MIKE JOE(フィリピン/BATTLE FIELD/TEAM J.S.A/WPMFインターナショナル&WMCインターコンチネンタル・ミドル級王者、元Bigbangスーパーウェルター級王者)
63kg契約 3分3R
イサンヌア・チョーパンセン[Isannua Chotbangsaen](タイ)
永澤サムエル聖光(ビクトリージム/WMOインターナショナル&WBCムエタイ日本統一ライト級王者、元ジャパンキック同級王者)
女子アトム級 2分3R
ノンミン・トールソンキアット[Nongmin](タイ)
伊藤紗弥(尚武会/WBCムエタイ&WMC世界女子ミニフライ級王者、BOM女子ライトフライ級王者、IPCC世界女子アトム級王者、元WPMF世界女子ピン級王者)
フライ級 3分3R
アピデート・チョーバンセン[Apidet Chotbangsaen](タイ)
老沼隆斗(STRUGGLE/元REBELS-REDスーパーフライ級王者)
バンタム級 3分3R
佐藤九里虎(FAITH/WMC日本バンタム級王者・元同スーパーフライ級王者)
リュウノスケ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)
60kg契約 3分3R
パルコ・レンジャージム(レンジャージム)
オーシャン・ウジハラ(フリー/元WBCムエタイ日本統一フェザー級王者)
フェザー級 3分3R
佐野貴信(創心會/元WMC日本フェザー級王者)
元山祐希(武勇会/元ICO(チャクリキ)インターコンチネンタル・フェザー級王者)
フェザー級 3分3R
しょーい(SHONAN KAKUTO CLUB)
吏亜夢(ZERO)
女子スーパーフライ級 3分3R
NA☆NA(エスジム/ 元ミネルヴァ・スーパーフライ級王者)
Mickey(PIRIKA TP GYM/スック・ワンキントーン女子スーパーフライ級王者)
60kg契約 3分3R
お松・レンジャージム(レンジャージム)
萩原悠人(リバーサルジム久喜WINGS)
プレリミナリーファイト スーパーライト級 3分3R
小野寺楓珂(BOMスポーツジム八戸)
冨田賢輔(心成塾)
プレリミナリーファイト スーパーフライ級 3分3R
渡部 隼(尚武会)
ストロベリー稲田(治政館)
概要
大会名 RWS JAPAN(ラジャダムナンワールドシリーズジャパン)
日時 2024年2月12日(月/祝)開場・15:00 プレリミナリーファイト開始・15:30 本戦開始・16:00
会場 後楽園ホール
中継 U-NEXT
チケット料金 VIP席20万円 SRS席30,000円 RS席15,000円 SV席13,000円 A席8,500円 B席6,500円 ※チケット完売
チケット販売 イープラス 出場選手・所属ジム
お問い合わせ BOMプロモーション(エイワスポーツジム) 045-324-3855 https://twitter.com/RWSMUAYTHAIJP