RISE 12.10 後楽園ホール:バンタム級王座戦公開練習。王者・鈴木真彦、“関西トップチーム”で「本物の1番目指す」×挑戦者・大﨑孔稀「組み立ても引き出しも僕が上」
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RISE 174(12月10日(日)後楽園ホール)のメインイベント、RISEバンタム級(55kg)タイトルマッチで対戦する鈴木真彦(王者)と大﨑孔稀(挑戦者)のインタビュー(公開練習の談話)がRISEクリエーションから届いた。
第11試合 メインイベント RISEバンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
鈴木真彦(フリー/王者、WBCムエタイ日本&HOOST CUP日本同級王者)※山口道場から所属変更 ※3度目の防衛戦
大﨑孔稀(OISHI GYM/1位、BOMバンタム級王者、元J-NETWORK&WMC日本スーパーフライ級王者)
鈴木は18年からRISEバンタム級王座に君臨し、昨年1月に拳剛に1R KO勝ちして以来3度目の防衛戦。21年9月に那須川天心に敗れるも、その後は江幡兄弟、金子晃大ら相手に5連勝した。昨年12月に志朗に敗れ、今年3月にK-1のリングで玖村将史に判定負けし2連敗となった。8月の後楽園大会ではイマッド・サヒを2R KOしている。
大﨑兄弟の弟・孔稀は昨年3連勝後、10月に志朗に延長判定負け。12月の両国大会ではSBルールでSB同級王者の植山征紀に判定勝ち。今年2月の寺山遼冴戦は負傷判定ドローに終わったが、5月の再戦では2Rに右膝蹴りでKO勝ちした。8月の大田大会でのバンタム級王座挑戦者決定戦では加藤有吾に判定勝ちしている。
鈴木真彦『倒すことしか考えてない。防衛戦ですけど攻めて攻めて防衛したい』
―― いよいよ決戦の日が近づいてきましたが、コンディションはいかがですか?
鈴木 コンディションは良い感じで仕上がってます。
―― 急に冷え込みが激しくなりましたがその辺は大丈夫ですか?
鈴木 今まで暖かすぎたというか、やっと冬だなという感じがします。全然体調も崩さず調子良いです。
―― 今日のミットを持ってくれた方がフェザー級チャンピオンの門口選手でしたが関西トップチームみたいで豪華ですね。
鈴木 今RISEのチャンピオンが関西に多いし、階級が上の門口選手と原口選手2人のチャンピオンと練習をして良い刺激を貰っています。
―― 全体的に関西が活躍している事に秘訣はありますか?
鈴木 どうなんでしょう。全体のことはよく分からないけど2人と一緒に練習していると勉強させられるものがありますし、意気込みや志も高いのでトップにいる選手はやっぱり違うなと感じます。
―― 今回3度目の王座防衛戦で最強のチャレンジャーを迎える事になりました。改めて大﨑孔稀選手の印象を聞かせてください。
鈴木 大﨑選手はステータスのバロメーターで言うと、全部がしっかりしているイメージです。だけど僕のパンチや蹴りで、今まで味わった事のない攻撃を浴びせてやろうと思っています。上手い選手だと思うけど全然問題ないです。
―― という事は大﨑選手を倒すイメージはできているという事ですね。
鈴木 倒すことしか考えてないし、防衛戦ですけど攻めて攻めて防衛したいです。
―― 攻めるチャンピオンという事ですか。
鈴木 最近関西でも強い選手がいっぱいいて刺激をもらっているんですけど、やっぱりRISEのチャンピオンっていうのを見せたいので試合で体現してみせます。
―― 他団体でも鈴木選手の名前を出す人が増えてきて、最近ではK-1の金子選手が対戦を熱望していましたがそこについては気になっていますか?
鈴木 金子選手は玖村選手とK-1の頂上決戦をやって勝ったわけじゃないですか。名前を出してもらうのは嬉しいけど、僕のけじめとしてはやられた相手にやり返して本当の1番を決める戦いで交わりたいなと思っています。だけど試合が組まれたら僕はいつでも戦います。
―― 良い内容で王座を防衛して勝利のタスキを原口健飛選手に繋ぐという感じになりますか?
鈴木 原口健飛が勝つことはもう分かっているでしょ(笑) だから僕が良い勝ち方をして気楽に試合を見れたらいいなって感じです。
―― 原口選手と門口選手とは普段から練習されているんですか?
鈴木 最近は週1で練習しています。試合会場とかでも仲良くます。
―― それ以外どんな練習をされていますか?
鈴木 僕は今フリーなので、先輩の山口兄弟がいる道化倶楽部やケルベロスがいる心将塾など色々なところに行っています。
―― 特にメインとなる様な場所は持たずにトレーニングしているんですか?
鈴木 そうですね。動き回っています。
―― ボクシングジムも行っていますか?
鈴木 ボクシングジムにも行っています。
―― フリーになってからの練習で、何か変化や進化した部分はありますか?
鈴木 進化を感じれているかは分からないですけど、結構楽しめているというか練習に対する姿勢は生まれ変わりました。
―― 練習のスケジュールもご自身で立てなければいけない状況だと思うのですが、弱点や伸ばしたいポイントなども自分で考えて練習していますか?
鈴木 そこまで考えていないですけど、色んな人と練習をしてます。
―― 今回の試合にテーマがあれば教えてください。
鈴木 覚悟と本物の強さです。
―― この試合に向けて重点的にトレーニングを積んだ部分はありますか?
鈴木 いつもとやる事は変わっていないですけど、チャンピオンとして覚悟や自覚を持って練習に挑んでいます。
―― 練習内容を変えていないという事は、自分の戦い方をすれば勝てるという自信の表れでしょうか?
鈴木 僕は僕の戦い方で見せたいものがあるし、それが1番僕の強みなのでそこに自信を持ってやっています。
―― どんな展開で試合が終わるのかイメージはありますか?
鈴木 今回5ラウンドですけど、気づいたら相手が倒れているっていう感じです。
―― この試合に勝って来年はどの様な年にしていきたいですか?
鈴木 今回の試合に勝ってしっかり防衛して、もう1度RISEのベルトの価値を高めていくというのもあるし、自分自身が目指している本物の1番を目指して、倒したい相手もやり返したい相手もいるし、そういった意味で世界に羽ばたいていきたいです。
―― 最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
鈴木 12月10日は2023年ラストの後楽園ホールなので、王者・鈴木真彦がしっかりと締めるので見ていてください。
大﨑孔稀『当たれば倒せる自信はあるし、それで倒せなくても5ラウンド通して勝てる自信はあります』
―― タイトルマッチが目前となった今の心境はいかがですか?
大﨑 早く試合がしたいなという気持ちです。
―― 鍼灸の学校にも通っていて、試合の追い込みと勉強の両立という部分で大変ではありませんでしたか?
大﨑 大変でしたけど学校の方は適度に点数を取ってって何とかやっています。
―― タイトルマッチは楽しみという感覚の方が強いみたいですけど、それだけ自信があるという証拠ですか?
大﨑 前回の加藤選手との試合が終わってから充実した期間を過ごせていて、それが自信につながっているので初めての感覚ではあるんですけど緊張より楽しみなのが1番ですね。
―― チャンピオンの鈴木真彦選手は5年間タイトルを保持しています。5年というと大﨑孔稀選手がRISEに参戦する時にはすでにチャンピオンだったと思いますが、その参戦した時と今とでは鈴木選手の存在に変わりはありますか?
大﨑 参戦した時は僕が53kgで戦っていたのであまり意識はしていなかったのですが、その時から常にアグレッシブでKOを狙うスタイルで盛り上げる試合ができる選手だったので、1選手としてすごい面白い試合をするなっていう印象でした。徐々に自分が階級もランキングも近づくにつれて、鈴木選手を超えなければいけないとずっと思っていて、僕だったら勝てる自信はあったので、やっとその日が来ました。
―― この1戦で鈴木選手は「なるべく早く終わらせる」という発言をしていたのですが、大﨑選手はどれぐらいで試合を終わらせたいですか?
大﨑 どっちでも対応できるように作戦を立てているので、早くても長くてもどちらでも良いです。倒せる技も5個くらい用意していて、それが当たれば倒せる自信はありますし、仮にそれで倒せなくても5ラウンド通して勝てる自信はあります。そういう準備をしてきたのでそこは問題ないです。
―― 自身の分析では鈴木選手より上回っている部分はどの辺りになりますか?
大﨑 技のレパートリーですね。鈴木選手は1、2ラウンドで攻めてきて倒すというイメージなんですけど、僕はそれもできるし組み立てて後半で倒すこともできるので、引き出しの多さは僕の方が上回っています。
―― 今回鈴木戦についてお兄さんの大﨑一貴選手からアドバイスはありましたか?
大﨑 これと言ってないですけど、作戦よりは気持ちの部分でアドバイスを貰いました。
―― もしチャンピオンになったら真っ先に何をしたいですか?
大﨑 真っ先に写真を撮りたいです。あとはもう言うことも決めているのでそれをマイクで言いたいです。
―― 試合の6日後にお兄さんの試合が両国国技館でありますが、今回の鈴木戦をクリアして勝利のバトンを渡すということになりますか?
大﨑 普段から勝利のバトンというのは意識してますけど、今回に関しては特別な思いがあるので僕が先に1週間前で大一番なので、そこで繋げればお兄ちゃんは問題なく勝ってくれると思うので最高のバトンを渡したいです。
―― 兄弟揃って勝って良い年越しを迎えたいですね。
大﨑 試合の終わるタイミングが1週間の違いで、2人で勝てば良い年越しができると思うのでお互い負けられないですし、負ける選択肢がないので2人で勝ちます。
―― RISEのタイトルマッチに辿り着くまでに時間がかかったと思いますが、このタイトルマッチにはどういう思いがありますか?
大﨑 自分自身の失敗だったり、悔しい思いを何回も何回もしてきたからこそ1個ずつ積み重ねてやっとここまで来れたので、何度もチャンスはないし簡単に戻って来れるほどRISEは甘くないので本当に落とせないと思います。僕自身も簡単に倒れることはないし、それが全面に試合で出せる展開にします。
―― 鈴木選手に関して言うと、近年で負けた試合というのが天心選手、志朗選手、玖村選手のトップオブトップの選手にしか負けていないです。この3人の試合の中で1番参考にしたり自分に近いなと思う様な試合はありますか?
大﨑 天心選手はサウスポーなので少し違うなと感じますが、玖村選手と志朗選手の試合は参考になります。
―― 鈴木選手の安定した強さはどこにありますか?
大﨑 前半の爆発力やパワーですね。力でねじ伏せて倒し切れるところが鈴木選手の強さですし、そういう所が常にトップに立ち続けている強さだと思います。
―― ちなみに爆発力は大﨑選手自身にはありますか?
大﨑 僕自信にも倒せる力はありますし、倒せる技の種類が多いので1個で倒せなくてもその次、2個目3個目をどんどん出して最後に仕留めれば良いので、そういう部分で対抗していきたいです。
―― 単純な図式にすると、パワー対テクニックになりますか?
大﨑 テクニックなんですけど、倒せるテクニックなので上手いだけじゃないです。鈴木選手はパンチのパワーで僕はテクニックにプラス倒せる力があります。
―― 鈴木選手はRISEを背負っている存在です。チャンピオンになったらそういった重りも背負おうことになると思います。
大﨑 重りではなくてむしろありがたいですし、そんなにプレッシャーを感じることではないです。今回ベルトを取ってチャンピオンになったとしても、その先組まれる試合を一つずつ勝っていくだけです。
―― では色々な思いを自分が背負っていく覚悟があるということですね。
大﨑 もちろんベルトを取ったらチャンピオンとしてというのはあります。まずは勝たなければいけないので、鈴木選手を倒して、そこから僕自信のチャンピオンとしての道を突き進んでいきます。
―― 最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
大﨑 いよいよここまで来ることができました。皆さまが信じて応援してくださって変わらずサポートをしてくださったおかげでやっとここまで来れたので、あとは僕がしっかり結果で見せて必ずチャンピオンになります。当日はABEMAでも会場でも応援をお願いします。勝ちます。
対戦カード
第11試合 メインイベント RISEバンタム級(55kg)タイトルマッチ 3分5R(無制限延長R)
鈴木真彦(フリー/王者、WBCムエタイ日本&HOOST CUP日本同級王者)※山口道場から所属変更 ※3度目の防衛戦
大﨑孔稀(OISHI GYM/1位、BOMバンタム級王者、元J-NETWORK&WMC日本スーパーフライ級王者)
第10試合 セミファイナル バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
加藤有吾(RIKIX/3位、WMC日本スーパーバンタム級王者)
有井渚海(ARROWS GYM/9位)
第9試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
稲井良弥(TARGET/1位、DEEP☆KICK -70kg級王者)
石川泰市(Ten Clover Gym/3位、Stand Up King of Rookie 2022 -67.5kg優勝)
第8試合 ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
憂也(魁塾/4位、元DEEP☆KICK -65kg王者)
フランクちゃん[Franck chan](タイ/TRY HARD GYM/ラジャダムナン認定ボクシング・スーパーフェザー級&ライト級王者)
第7試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
平野凌我(MTS/3位)
拳剛(誠剛館/9位、元DEEP☆KICK -55kg級王者)
第6試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
白石 舜(TEAM TEPPEN/8位)
戸井田大輝(戸井田ジム/13位、MA日本スーパーバンタム王者)
第5試合 ライト級(63kg) 3分3R(延長1R)
基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM/11位、シュートボクシング日本ライト級2位)
陽勇[ひゅう](TEAM3K/14位、Stand Up King of Rookie 2022 -65kg優勝)
第4試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
清水俊貴(NEXT LEVEL渋谷/KROSS×OVER KICKフェザー級王者)
牧野騎士[ないと](FASCINATE FIGHT TEAM)
第3試合 フライ級(51.5kg) 3分3R
柊真(新潟誠道館/Stand Up King of Rookie 2022 -51.5kg優勝)
ブラックシーサー颯太朗(TEAM TEPPEN)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
松山 瞬(TEAM TEPPEN)
岩永勝亮[しょうすけ](OISHI GYM)
第1試合 スーパーライト級(65kg) 3分3R
将太(KSS健生館)
山﨑一央[かずてる](TEAM TEPPEN)
概要
大会名 RISE 174
日時 2023年12月10日(日)開場・17:00 開始・17:30(予定)
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA
チケット料金 SRS席 15,000円 RS席 10,000円 S席 6,000円 A席4,000円(完売) 小中高生シート 2,000円(当日販売のみ) ※当日は500円プラス ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 イープラス チケットぴあ 出場選手・所属ジム
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com