Stand up 2.26 大森ゴールドジム(レポ):RISEアマ全日本優勝から5年、石川泰市がKing of Rookie -67.5kg優勝
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Stand up vol.16
2023年2月26日(日)ゴールドジムサウス東京ANEEXS
記事提供:Stand up実行委員会
第4試合 King of Rookie 2022 -67.5kg 決勝 3分3R(延長1R)
○石川泰市(Ten Clover Gym/KAMINARIMON 2018 全日本Aクラス-70kg優勝)
×和田哲平(FASCINATE FIGHT TEAM)
判定3-0 (29-28/29-28/29-28)
※石川が新人王に
KAMINARIMON(現在のRISEアマチュア大会のNova)2018 全日本Aクラス-70kg優勝の石川はプロ戦績4戦2勝(1KO)1敗1分の24歳。対する和田は2戦2勝(1KO)のこちらも24歳。昨年12月4日の大会で対戦した両者だったが、1R44秒、石川のローブローで和田が試合続行不可能で無効試合となったため、今大会で再戦となった。和田のセコンドには原口健飛が付いた。
1R、お互いに様子見の中、接近戦で石川は左フック、石川は右ローをこつこつ当てていく展開。
2Rも両者は慎重な攻めの中、和田は右ロー、後ろ蹴りと技を散らしていく。接近戦を仕掛ける和田だが、石川のパンチを被弾し鼻血を出す。
3R、後手に回り気味の石川は一気にパンチ連打で前に出ると、右ストレートを当てダウンを奪う。和田は巻き返しを狙って打ち合いにいくも時間切れ。
判定で勝利し、新人王に輝いた石川は「今回、2018年にKAMINARIMONで優勝して以降、交通事故があったりで戦線離脱した時期があったのですが、ここでスタートラインに立ったばかりなので、RISEのリングでもう一度ベルトを獲れるように頑張ります」とRISEタイトル奪取を目標に掲げた。
第3試合 57.5kg契約 3分3R
×杉山豪基(TARGET SHIBUYA)
○指田 烈(TEAM TEPPEN)
判定0-3 (28-30/28-30/27-30)
杉山は5戦2勝3敗の実績を持つ24歳。昨年9月のKing of Rookie 1回戦で塩川琉斗に敗れ今回が再起戦となる。対する指田はStand upアマチュアBクラストーナメント-65kg級優勝の実績を持ち、3戦2勝1敗の20歳。前戦となった昨年10月の『RISE WORLD SERIES 2022』のオープニングファイトでは永松進之介に判定勝ちしている。
1R、空手をバックボーンに持つ杉山は独特な構えとステップから左ストレート、アッパーとスピードある攻撃。指田はコーナーに詰めて左ミドル、右ストレートで追い込むが捕えきれない。2R、回りながら攻める杉山に、再びコーナーに詰めた指田が左フックでダウンを奪う。その後もプレスを強める指田は二段蹴り、左ボディ。3R、杉山は左ストレート、指田は最後までKO狙いで左フックから蹴りにつなげていく。判定で指田が勝利した。
第2試合 60kg契約 3分3R
○近藤大晟[たいせい](及川道場/JAPAN CUP 2022 -65kg級優勝、Stand upアマチュア全日本大会Aクラス-65kg級優勝)
×原口アンドレイ(TEAM TEPPEN/Stand upアマチュアAクラス-65kg優勝)
判定3-0 (28-27/28-27/28-27)
JAPAN CUP2022-65kg級優勝とStand upアマチュア全日本大会Aクラス-65kg級優勝の実績を持つ近藤は今回がデビュー戦。対する原口はStand upアマチュアAクラス-65kg優勝し、昨年12月の『RISE EVOL.11』でデビューしYU斗にKO勝ち。今回が2戦目。
1R、原口がプレスをかけながら右ストレート、近藤はローを散らす。近藤が組む展開が目立つ中、接近戦で近藤の左フックと原口の右フックが交錯し、体勢を崩した原口が後方に倒れるとレフェリーはダウンと判断した。
2R、巻き返しを狙う原口は右ストレートでダウンを奪い返す。近藤は左フック、左ボディ、テンカオと攻撃を打ち分け接近戦でラッシュを仕掛け、原口は耐えた。3R、接近戦を仕掛ける近藤は掴んでのヒザ、ブレイク後の攻めで警告を受ける。再開後、原口は右ローを効かせるも、近藤は乱打戦を仕掛けていく。僅差の判定で近藤が勝利した。
第1試合 63kg契約 3分3R
×太陽(K’Bスポーツジム)
○TAKU(TARGET)
2R 2’00” TKO (レフェリーストップ:右ストレートで2ダウン後)
Stand upアマチュアAクラス-65kg級優勝の実績を持つ太陽は2戦1勝1敗の18歳。前戦となった昨年4月大会では加藤圭太に1RKO勝ち。対するTAKUはJAPAN CUP2022-65kg級準優勝の実績を持つ22歳。昨年10月のプロデビュー戦では大河内佑飛に判定勝ちし、今回2戦目となる。
1R、TAKUが序盤から右ストレートを炸裂させるが、太陽は打ち合いにいきテンカオを交ぜて前進。リーチがありながらもTAKUは中に入り込んでパンチを当てていく。2R、太陽はバックブロー。打ち合いでTAKUが右ストレートでダウンを奪う。立ち上がる太陽に、再び右ストレートを当てるTAKUはパンチ連打でダウンを奪ったところでレフェリーがストップ。TKO勝ちしたTAKUは今大会のMVPも獲得した。
寺戸伸近GMの総括
「全体的にアグレッシブでレベルが高い試合でした。Stand upとしてもそれぞれの選手の今後の活躍が楽しみです。第1試合のTAKU選手は豪快なKO勝ちだったのでMVPに選びました。近藤選手も凄くいい選手でしたが、競り合った展開の中で、倒し切ったTAKU選手は凄いと思います。
第2試合の指田選手はキレが良く、恐ろしいほどの攻撃力で倒せる選手だなという印象を受けました。もっと経験を積めば上にいける今後が楽しみな選手だと思います。
第4試合は再戦でした。お互いにしっかり攻撃を見ている攻防の中でしっかりダウンを取る石川選手の攻撃が光りました。石川選手は新人王を獲ったことで、RISEさんのリングに上げさせていただいて活躍を期待したいと思います。
次回は4月23日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX大会です。7月16日(日)から新人王トーナメント『King of Rookie 2023』がスタートするので、そこに向けて経験を積みたい選手や大舞台に上がりたい選手がエントリーしていますので次回も期待できるカードになると思います」
第11回 Stand up アマチュア in 東京
Bクラストーナメント中学生部-45kg
優勝:髙橋琉真(K-BRIGHT)
Bクラストーナメント中学生部-50kg
優勝:秋元青哉(KGFC)
Bクラストーナメント中学生部-55kg
優勝:小嶋聖来(ドージョー☆シャカリキ)
Bクラストーナメント女子部-53kg
優勝:本田ななか(TRY HARD GYM)
Bクラストーナメント一般部-55kg
優勝:松延聖希(チームドラゴン)
Bクラストーナメント一般部-60kg
優勝:塚田 翔(SUN GYM)
Bクラストーナメント一般部-65kg
優勝:松井大地(MAX FIGHTING SPORTS GYM)
準優勝:武 礁太(新宿レフティージム)
Bクラストーナメント一般部-70kg
優勝:舩谷竜生(TEAM TEPPEN)
Aクラストーナメント一般部-55kg
優勝:平原 陸(TRY HARD GYM)
準優勝:川野龍輝(クロスポイント吉祥寺)
Aクラストーナメント一般部-60㎏
優勝:山下範真(クロスワンジム湘南)