パンクラス 3.21 ベルサール高田馬場(レポ):新会場でのパンクラス2022年開幕戦。猿飛流が小川徹を、KARENが藤野恵実を、内藤由良がロッキー川村2を下し新王者に
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PANCRASE 326
2022年3月21日(月/祝)東京・ベルサール高田馬場
レポート&写真:久保与志 (見所紹介:井原芳徳)
パンクラスは18年から東京・新木場のスタジオコーストをホーム会場として使用していたが、22年1月いっぱいで閉鎖され、22年は異なる会場に移って開催する。ベルサール高田馬場はJR山手線等の高田馬場駅から徒歩4分の好立地で、旧体制のKNOCK OUTやプロレスのスターダムが使用している、2,000名超収容のイベントホールだ。次の4月29日の大会は立川ステージガーデンに開催地が変わる。
第2部
第7試合 メインイベント パンクラス・フライ級チャンピオンシップ 5分5R
×小川 徹(TRIBE TOKYO MMA/王者)※2度目の防衛戦(正規王者としては初防衛戦)
○猿飛流[さとる](リバーサルジム川口REDIPS/1位、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝&MVP)
判定0-3 (山﨑47-48/大藪47-48/太田47-48)
※猿飛流が王者に
フライ級ではONE Championshipに参戦中の前王者・仙三が防衛戦をできないため、4選手参加の暫定王者決定トーナメントの一回戦が昨年5月大会で行われ、小川は秋葉太樹に、猿飛流が上田将竜に勝利した。だが猿飛流が負傷し決勝を辞退し、小川が不戦敗で暫定王者に。10月大会で小川は上田に判定勝ちし、暫定王座を初防衛。仙三が防衛戦の見通しが立たないため、1月にベルトを返上し、小川が正規王者になった。猿飛流の怪我が完治し、幻の決勝が実現すると共に、小川にとって2度目の防衛戦となる。
1R、立ち上がりからプレッシャーをかけていく小川に対して、猿飛流は蹴りで距離を保とうとする。小川が強い左ボディストレートをヒットさせて猿飛流を下がらせると、さらに前に出て被せの右フックもヒット。距離を取り直そうとする猿飛流をさらに左ストレートで追いかける。記者採点は10-9で小川、オープンスコアも3者共に小川につける。
2R、小川が猿飛流の蹴りをキャッチして左フックを当てるも、猿飛流は組んだ状態からパンチを返してケージ際まで押し込む。離れて打撃の攻防に戻り、小川が左ボディ、ハイで猿飛流のサークリングを阻もうとすると、猿飛流もクイックな左ジャブ、ローで応戦する。ラウンド後半になると小川が距離を詰めながら組みの展開も織り交ぜていくが、猿飛流もケージ際の攻防で体勢を入れ替えるなど対処して離れ際に右ヒジを狙う。記者採点は10-9で小川、オープンスコアは2者が猿飛流、1者が小川と割れる。
3Rも小川が圧力をかけていく展開で試合は進み再三左ボディストレートをヒット。猿飛流は右ミドル、前蹴りを駆使して中に入らせまいとするがプレッシャーに押されて後退する場面が増えてくる。記者採点は10-9で小川も、オープンスコアは2者が小川、1者が猿飛流とこのラウンドも割れて割れて全く分からない状況に。
4Rも序盤は小川が左ボディをヒットさせていき、猿飛流の右ミドルに合わせて右ヒジもヒット。さらに左ボディストレートから右フックのコンビネーションで攻勢を強めるが、猿飛流が右フックを当てて少し小川をグラつかせると、右ハイから右ストレートを決めてフラッシュダウンを奪う。すぐに立った小川だがダメージはあり、猿飛流は組もうとした小川を離してパンチの連打を浴びせる。何とか組んで凌ごうとする小川を猿飛流が逆にテイクダウンするが、小川もすぐに立って再びスタンドに。今度は小川が左ストレートをクリーンヒットしてグラつかせるが、猿飛流は下がらず応戦する。記者採点は9-10で猿飛流、ここまでのトータルスコアは39-36。オープンスコアは3者共に猿飛流のため、ここまでの合計も3者ともイーブンになったか。
5R、口からの出血で呼吸が苦しそうな猿飛流だが動きは落ちておらず、小川の左ストレートにダブルレッグを合わせてテイクダウンを奪う。すぐに立ちあがった小川のバックにつきヒザを入れる猿飛流。ここから互いに有利なポジションを取ろうとケージ際での目まぐるしいスクランブルが展開され、5Rにもかかわらず両者は休むことなく動き続ける。シーソーゲームの末に最後にポジションを得たのは猿飛流。バックについてグラウンドに持ち込むと、小川の顔面にパンチを落としタイムアップとなった。記者採点は9-10で猿飛流、トータルスコアは48-47で小川。判定は3者共に47-48、小川の圧力に屈することなく後半ラウンドをもぎ取った猿飛流が新王者に就いた。
呆然としたような表情でベルトを腰に巻いた猿飛流は「本当にまだ夢の中にいるみたいで信じられなくて。小川さんが強くて1Rを取られて、もうそこで心が折れそうになってました。でも本当に仙三さんが巻いていたベルトが欲しくて、他の何を捨ててもこれだけは獲りたいと思いました」とベルトを獲った喜びを語ると「二十歳でデビューしたんですけどメンタルが弱くて、精神疾患を患って格闘技も就職も出来なくなって親の元で3年ぐらい実家療養をしていて。それでもどうしても格闘技だけは諦めきれなくて、27歳で復帰したんですけどそこで失神KO負けして何回も心が折れそうになったんですけど、それでも応援してくれる人達が一杯居て、両親も『生きているだけでいいから』と言ってくれて。それが凄く勇気をもらって吹っ切れてまた格闘技をやろうって立ち上がってここまで来れました」と決して順風満帆ではなかったここまでの想いを吐露した。
第6試合 コーメインイベント パンクラス女子ストロー級チャンピオンシップ 5分5R
×藤野恵実(トライフォース赤坂/王者)※初防衛戦
○KAREN(PRAVAJRA/1位)
4R 3’18” TKO (レフェリーストップ:右肘打ちによる頭部のカット)
※KARENが王者に
藤野は04年にプロデビューした41歳のベテラン。18年からパンクラスを主戦場にすると、19年12月の女子ストロー級暫定王者決定戦でチャン・ヒョンジに一本勝ちしキャリア初のベルトを獲得。正規王者・ヴィヴィアニ・アロージョがUFC継続参戦のためベルトを返上し、藤野が正規王者となった。20年からのコロナ禍の影響で海外勢が来日できず、パンクラスを主戦場とする日本の女子選手も少ないことから、なかなか試合が組まれない状態が続いたが、昨年9月、RIZINでRIZIN女子スーパーアトム級王者・浜崎朱加の相手に選ばれ、激しい打撃戦の末に判定負けしている。パンクラスでの試合はヒョンジ戦以来2年3ヶ月ぶりだ。
対するKARENは現在18歳。藤野が暫定王者になった19年12月の大会でプロデビューし、DIANA、青木文菜、EDGE、新谷琴美相手に4連勝。昨年10月の新谷戦では、開始すぐから金網に押し込んでの右肘打ちの連打で新谷を血だるまにしてTKO勝ちし、印象を残した。とはいえ新谷もプロ2戦目。藤野は37戦24勝12敗1分。実力・実績・経験、全てにおいて藤野が大きく上回ったが、KARENが下馬評を覆すことに。
1R、独特の構えから右のサイドキックで藤野のヒザ関節を狙っていくKARENに対し、藤野は機を見て距離を詰め組み付きにいく。ケージ際に押し込んだ藤野だがすんなりとテイクダウンは奪えず、KARENは藤野のふくらばぎにカカトを落としていく。一旦離れスタンドで距離を取っての膠着状態が続くが、藤野の組み付いてハイクラッチから浴びせ倒してテイクダウンを奪う。藤野がハーフから細かいパンチを入れてパスガードを狙うが、KARENは上体を抱えながらグラウンドでも藤野の右カーフにカカトを落としていく。記者採点は10-9で藤野、オープンスコアも3者共に藤野につける。
2R、互いに遠い間合いから藤野が詰めてテイクダウンを狙っていくがKARENが防ぎきり、KARENはステップインからサイドキックを上中下と散らし、さらに強い左ミドルや掛け蹴りも放っていく。藤野は組みに持ち込んでも有効打やテイクダウンまでは至らず、逆にKARENの執拗なカカト蹴りで削られている感もある。記者採点は9-10でKAREN。オープンスコアは2者がKAREN、1者が藤野につける。
3RもKARENのサイドキックに合わせて藤野が組み付いてケージ際に押し込んでいくがテイクダウンは奪えず。少しステップインが鈍くなり足へのダメージが蓄積してきているように感じられる。記者採点は9-10でKAREN、オープンスコアは3者共に藤野につける。
4R、これまでとは違い距離を取るのではなく自分からプレッシャーをかけていく藤野。KARENの蹴り足を掴んでパンチから組み付き、離れるとまたパンチから組んでテイクダウンを試みる。しかしここでKARENが上になるとすかさず右ヒジを強打。さらにバックチョークに捉えると藤野の動きが止まりレフェリーが試合をストップした。場内ではTKOがアナウンスされバックチョークではなくカットによる出血を見てレフェリーが試合を止めたか。デビューから5戦、史上最年少の18歳でパンクラス王者となったKARENは涙ながらに喜びを爆発させ「JKなめんな!」と叫んだ。
第5試合 パンクラス・ミドル級王者決定戦 5分5R
○内藤由良[ゆら](リバーサルジム横浜グランドスラム/1位)
×ロッキー川村2(パンクラスイズム横浜/2位、元ミドル級&ライトヘビー級王者)
1R 0’42” KO (左フック)
※内藤が王者に
内藤は25歳、川村は40歳。内藤は20年9月にMMAデビュー。2戦目の勝利後には、キッズレスリング時代の先生だった川村に対戦を要求していた。昨年9月大会では川村もMMA復帰戦でKO勝ち。12月大会ではフェルナンド・マツキに判定勝ちし、プロデビュー以来の連勝を4に伸ばしている。
1R、開始早々に内藤が左ジャブから強烈な左ミドルを見舞うと、その威力に場内が少しどよめく。さらにプレッシャーをかけ続ける内藤はカーフキックも入れて川村をケージ際に追い込むと左フックを一閃。アゴに被弾した川村は後方にバッタリと倒れ追撃のパウンドを入れようとしたところでレフェリーがすぐに試合をストップした。
42秒という衝撃の秒殺劇で幼少期の師匠超えを果たした内藤は「この試合をするためにパンクラスに来たようなものです。川村先生本当に対戦していただきありがとうございました」と涙ながらに川村に感謝の意を伝えると「幼少期から憧れていたこのキング・オブ・パンクラスのベルトを獲れて嬉しい気持ちもありますし、パンクラス代表としてこれから世界と戦っていくので皆さん応援よろしくお願いします!」と宣言した。
第4試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント一回戦 5分3R
×中田大貴(和術慧舟會HEARTS/1位)
○亀井晨佑[しんすけ](パラエストラ八王子/3位、ネオブラッドトーナメント2018同級優勝)
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)
フェザー級王者・ISAOへの挑戦者を決める4選手参加のトーナメントの一回戦2試合が今大会で行われた。決勝は4月29日の立川ステージガーデン大会を予定している。
トーナメント一回戦にはランキング上位4名がエントリー。中田は昨年2月のRoad to ONEで岩本に1R TKO勝ちすると、5月のパンクラスでは元フェザー級王者の田村一聖も1R KO。9月大会のメインイベントではRyoに判定勝ちし、既にトーナメント出場者2人を下している。11月にはRIZIN TRIGGERに上がり、パンクラスの元上位ランカーでUFC出場経験もある堀江圭功に判定負けしている。対する亀井は9月大会で約2年ぶりに復帰し、三宅輝砂に判定勝ちしている。
1R開始から中田が右のパンチを中心にアグレッシブに仕掛けると、亀井もリーチを活かした左ジャブ、インファイトになると右ヒジで応戦。手数と運動量で中田が押し込みスタンドでバックキープからヒザ蹴り、離れるとバックヒジから左フックを決めてフラッシュダウンを奪う。記者採点は10-9で中田、オープンスコアも3者共に中田につける。
2Rも序盤は左ボディを中心に中田が攻勢を仕掛けるが、亀井は入り際に左ジャブを集中させて中田の接近を拒むと動きが止まったところに右ストレートもヒットさせる。中田は回転の速いパンチで再び押し込もうとするが、ここも左ジャブの集中打を浴びてしまい鼻からの出血で呼吸も苦しげに映る。記者採点は9-10で亀井、オープンスコアも3者が亀井につける。
イーブンで迎えた最終R、中田が右フックで入っていくが亀井はボディロックからケージ際に押し込んでテイクダウンを奪う。立ち上がった中田に亀井が顔面への右前蹴りとヒットさせると、中田も負けじと右フックを当て返す。両者激しく打ち合い残り1分を切ったところで中田がダブルレッグを仕掛けるも亀井はこらえ、叫び声を発しながらヒジを落とす展開でタイムアップ。記者採点は9-10、トータルスコア29-29で亀井。判定は1-2、甲乙つけがたい激闘はスプリットデシジョンで亀井に軍配が上がった。
第3試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント一回戦 5分3R
○岩本達彦(BLOWS/2位、ネオブラッドトーナメント2020同級優勝)
×Ryo(4位、元THE OUTSIDER 75-70kg王者)
1R 3’17” アームロック
岩本は9月大会で遠藤来生に判定勝ちして以来の試合。Ryoも9月に中田に敗れて以来の試合で、その試合では計量で400gオーバーしていたが、今回は計量をクリアした。
1R、左ローで飛び込むように入ってくるRyoに対し、岩本は距離を取り直して左フックをヒット。ふらついたRyoだが組みついてテイクダウンを奪うとアキレス腱固めを仕掛ける。これに岩本もヒールフックで応戦し足関節の応酬に。先に立ち上がろうと動いたRyoに岩本が下から足をきかせてコントロールすると、Ryoの左腕を捉えてアームロックの体勢に。これが完璧に極まりRyoはしばらく耐えるも最後はタップアウト。岩本が鮮やかな一本勝ちでトーナメント決勝に駒を進めた。
第2試合 ライト級 5分3R
×葛西和希(マッハ道場/3位)
○松本光史(M PLATIC/5位、元修斗世界王者)
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)
葛西は昨年2月のRoad To ONEで長田拓也を3R膝蹴りでKO。9月のパンクラスではライト級3位の林源平に判定勝ちし、ランキング7位から3位にアップした。現在4連勝中だ。松本は昨年5月のパンクラスでアキラに3R TKO負けを喫したが、12月大会では松岡嵩志に右フックでわずか76秒でTKO勝ちしている。
1Rは葛西がステップワークを駆使しながら左ジャブや右カーフを決めて手数で圧倒するも、2Rに入ると松本は左ジャブ、フックをボディに集め、さらに右カーフも駆使して葛西のサークリングを止めにかかる。葛西は松本の入り際にテンカオを合わせるも、松本が蹴り足を掴んでテイクダウンを奪う。
3Rも徹底したアウトボクシングを続ける葛西に対し、松本は丁寧にジャブを突きながらテイクダウンの機会を伺う。葛西がアウトボックスで逃げ切るかに見えたが、残り30秒を切ったあたりで葛西自らテイクダウンを仕掛けると、松本がバックに回りパウンドを落とし続け試合終了。最後の攻防が勝負の分かれ目になったか、スプリットデシジョンで松本が競り勝った。
第1試合 フライ級 5分3R
×田代悠生(パラエストラ千葉)
○前田浩平(GRABAKA)
2R 2’16” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
第1部
第7試合 パンクラス・フェザー級王座挑戦者決定トーナメント・リザーブマッチ 5分3R
○透暉鷹[ときたか](ISHITSUNA MMA/5位、修斗2019同級新人王)
×名田英平[ようへい](コブラ会/8位、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝)
2R 1’31” 裸絞め
1R、共にオーソドックスから左ジャブ、右カーフで牽制しあうも的確にヒットさせているのは透暉鷹の方か。透暉鷹が飛びヒザ蹴りから組み付きテイクダウンを狙うが名田もケージ際で体を入れ替えて対応し、どちらもテイクダウンを許さない。
2Rに入ると透暉鷹がダブルレッグでテイクダウンを奪うが名田もギロチンチョークを仕掛ける。透暉鷹が首を抜くと名田はすぐに立ち上がろうとし、すかさずバックから両足をロックした透暉鷹がスタンドでバックチョークを極めてリザーバーの座をものにした。
第6試合 フェザー級 5分3R
×遠藤来生[らいき](Power of Dream Sapporo/10位)
○内村洋次郎(イングラム/元ZSTウェルター級王者)
判定1-2 (28-29/29-28/28-29)
1R、サウスポーの内村はオーソドックスから右のパンチで飛び込んでくる遠藤に対しカウンターで左ストレート、ヒザを狙っていく。内村の蹴りでローブローの中断後、残り時間わずかのところで遠藤がテイクダウンを奪う。
2R、内村の蹴り足をキャッチして左フックから右ハイとしかける遠藤。今度は遠藤の蹴りがローブローになり中断。さらに内村の左インローが急所に入ってしまいまたも中断となってしまう。内村に警告が与えられ、再開後は遠藤がタックルに行くもここは内村がこらえる。
3R、テイクダウン狙いも混ぜながらパンチで詰める遠藤を内村も打ち合って迎え撃つ。遠藤がタックルでケージまで押し込み際に右フックをヒット。ガクッと腰が落ちた内村だが組み付いてテイクダウンを奪う。ハーフガードから内村が細かいパンチとヒジを落とし続け、遠藤が立ち終わったのとほぼ同時にタイムアップ。判定は1-2のスプリットで内村が接戦を制した。
第5試合 ストロー級 5分3R
○高島俊哉(リバーサルジム新宿Me,We/4位、ネオブラッドトーナメント2017同級優勝)
×尾崎龍紀(コブラ会/6位、ネオブラッドトーナメント2019同級優勝)
1R 1’54” 裸絞め
1R、パンチにカウンターでシングルレッグを合わせた高島がそこからリフトアップして豪快にテイクダウンを奪う。尾崎はギロチンで抱えるが高島はすぐに対処して肩固めをセットアップ。さらにパスガードからバックについて裸絞めを極めて一本勝ちを収めた。
第4試合 ライト級 5分3R
×渡部拓馬(reliable)
○DARANI(PRAVAJRA)
1R 0’38” 裸絞め
第3試合 ウェルター級 5分3R
×中村勇太(T-Rex Jiu-Jitsu Academy/4位)
○髙橋攻誠(RIGHT THING ACADEMY)
1R 2’40” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
第2試合 フェザー級 5分3R
×ハンセン玲雄(reliable)
○鹿志村仁之介(IGROO)
2R 0’58” 三角絞め
第1試合 ストロー級 5分3R
×大城正也(T-Rex Jiu-Jitsu Academy)
○植松洋貴(NEVER QUIT)
判定0-3 (28-29/28-29/28-29)