RISE 10.17 後楽園ホール:フェザー級王者決定戦 大森隆之介「格闘技業界を良くするために、絶対にチャンピオンにならないといけない」×中嶋愛樹斗「高校を中退してOISHI GYMに来て腹を括った」

GYM VILLAGE [→おすすめジム一覧]
センチャイムエタイジム中野
本場のムエタイ、教えます。初心者、ダイエット目的の方も大歓迎!まずは見学・体験を!

GYM VILLAGE [→おすすめジム一覧]
センチャイムエタイジム蒲田
3号店25年7月オープン!入会キャンペーン実施中!初心者の方、女性の方、大歓迎!
RISE 202(10月17日(日)後楽園ホール)の第7代RISEフェザー級王座決定戦で対戦する大森隆之介と中嶋愛樹斗のインタビューがRISEクリエーションから届いた。
第7代RISEフェザー級(57.5kg)王座決定戦 3分5R(延長1R)
大森隆之介(EX ARES/1位、バンタム級(55kg)1位)
中嶋愛樹斗(OISHI GYM/2位、元DEEP☆KICK -55kg王者)
大森は26歳。24年8月、RISEバンタム級王者の大﨑孔稀に挑戦し判定負け。昨年1月、フェザー級に階級を上げ平野凌我に判定勝ち。4月、鈴木真彦に判定勝ち。10月のフェザー級トーナメント一回戦では翔に判定勝ち。今年2月の決勝で梅井泰成に判定勝ちして優勝し、同級王座挑戦権を獲得した。だが、安本晴翔が王座を返上したため、安本との王座戦とはならず、今回、新鋭の中嶋との王座決定戦が組まれた。なお、大森は7月、ONEフライデーファイツに参戦し、アリ・アルキナニ(イラク)に判定勝ちしている。
中嶋は16戦15勝(10KO)1敗の19歳。24年9月、大阪のDEEP☆KICKで-55kg王座を獲得。兵庫の誠剛館から愛知のOISHI GYMに移籍し、昨年5月のONEフライデーで中国の選手に判定勝ち。8月に愛知のLegendで渡口燿に判定勝ち。12月、沖縄のMATSURIで良星に1R KO勝ち、今年2月、フランスでジラリー・キャルービーに判定負け。5月、RISEに初参戦し、フェザー級10位の白石舜に2R TKO勝ち。7月、元フェザー級王者で2位の梅井泰成を圧倒して判定勝ちし、RISEわずか3戦目で王座に挑む。
大森隆之介「19歳のクソガキに負けるわけないだろって思って毎日生きています」
―― 大森選手はお仕事もされているみたいですが、そちらは忙しいんですか?
大森 めちゃくちゃ忙しいです。
―― ご自分で会社をやられているんですか?
大森 来月に法人になる予定です。
―― なるほど。ではその準備に向けて忙しいわけですね。
大森 そうですね。普通に仕事を任せてもらっているものもあるので、それをこなすだけで結構精いっぱいって感じです。
―― じゃあ仕事をして練習をしてという生活がずっと続いている感じですか?
大森 そうなんですよ。そうするとどうしても仕事で練習時間に間に合わない時とかもあるので、そういう時はジムの子にお願いして、昼間にミットを持ってもらったり、空いた時間を使いながらなんとかやっています。
―― 結構ハードな日々を過ごしているんですね。
大森 試合が近づいてくると焦る気持ちが出てくるので、焦ると「結構忙しかったんだな」って再認識します。
―― 大森選手の性格的には、仕事もして競技もやるっていう方が合っていますか?
大森 どうですかね。でも僕のビジョンとしては、元々格闘技をやり出した理由がチャンピオンになりたいというところではなかったので、自己表現の場所として選んでいたっていうのがあったんですよね。しかも見てくれている人に何か感じてもらえるのが良いっていう想いの方が大きかったんですよ。それがちょっとずつ変わっていって”業界を変えたい”って思うようになったんですけど、起業するきっかけになったのは”業界を変えたい”って思っていたけど、業界の変わるスピードを現実的に考えたら、僕が救いたかった子たちが現役の間に変えることはまだ難しいかなと思ったんですよ。次の世代、その次の世代ぐらいでやっと金銭面的にもファイターとして生きていける未来はあるかもしれないけど、現状は厳しいなと思って。なのでまずは目に届く子たちを何とかしてあげようという想いから始めて、忙しいですけど自分の中では気持ちよくやらせてもらっています。
―― そんな忙しい中、今回やっとタイトルマッチが決まりましたけど、そこへの気持ちやモチベーションの部分はどうですか?
大森 モチベーションに関しては、正直なことを言ったら応援してくれる人が減るかもしれないですけど下がっていますよね。元々は安本晴翔を目指してやっていたので、中嶋選手が強いとか弱いとかじゃなくて、(安本に比べて)遜色ないくらい強いとは思うんですけど、自分が思い描いていた道と違うなっていうのでモチベーションが下がったというのはありますね。でも最近は後輩に引っ張られて、モチベーションもだいぶ取り戻してきてます。
―― 後輩というワードも出ましたけど、身近な人でいうと門口選手がONEで勝って、先日は伊藤琉之助選手もBigbangでタイトルを獲得して、同門の選手からも刺激を受けていますか?
大森 そうですね。特に佳くん(門口佳佑)と琉之助と最近デビューした王希っていう子に関しては、ずば抜けた野心を感じるというか、本当に目的のために頑張っている「いいアホ」なんですよ。僕がよく昔から、チャンピオンになるって言ってブレずにその道に向かっていけるやつのことを「いいアホ」って呼んでいるんですけど、そういう人たちを見ていると”俺はこうはなれないな”って思っていたんですけど、大﨑孔稀とタイトルマッチをやった時ぐらいから”俺もこうなるんや”と思って、ずっと頑張って踏ん張ってやってきた感覚があって、その気持ちを皆んなの活躍を見て、取り戻せているなっていう感じがありますね。
―― 僕からしたらそのチームの中で引っ張っていってる大森選手も「いいアホ」だと思います(笑)。
大森 自分ではそうは思わないんですよね(笑)。金銭面的に見たら、会社をして大きくなっていく方が格闘技をやっているよりもいいし、自分の本当の目的を見失いそうになる瞬間がいっぱいあるんですけど、普通の人ってそうじゃないですか。好きで始めた仕事がそうじゃなくなっていく瞬間があって、でも何かのタイミングでやっぱり好きだなと思うタイミングもあって。僕はそんな感じなので、いいアホになるというよりは目的を見失わないように頑張ろうと思ってずっと踏ん張っているタイプですね(笑)。
―― 中々タイトルマッチが決まらない期間が長く続き、そこを経て中嶋選手との対戦が決まりましたけど、改めてタイトルマッチが決まった今の心境はいかがですか?
大森 タイトルマッチが組まれたことでいうと、以前の大﨑戦は山田虎矢太をバックブローで倒して飛び級でタイトルマッチをさせてもらえて、「俺がタイトルマッチ?!」みたいな感じだったんですよ。けど今となってはタイトルマッチが組まれて当たり前だよと思うようになっているし、逆に俺以外誰がいるんだよって思ってずっと待っていたし、そこで自分自身の成長を感じるなっていうのがあって、それは自分の中で嬉しい所でした。今回のタイトルマッチについては中嶋選手が19歳じゃないですか。練習量で言ったらもしかしたら僕はあの時より減っているかもしれなくて、色々なことを考えて雑念があって迷う時も多いですけど、19歳のクソガキに負けるわけないだろって思って毎日生きてます(笑)。
―― それは以前にも言っていた「大人の強さを見せたい」っていう所にも繋がってきますか?
大森 やっぱり大人の強さというか、対戦相手のSNSをよく見るんですけど「僕にも背負っているものがある」みたいな、すごい根性が入っている感じの書き方をされてますけど、僕はファイターとしてずっと歩んできたキャリアの中で全然そのレベルが違うと正直思っています。僕の方が試合数は少ないですけど、それ以上にこの業界を良くしたいっていう思いとか、業界に携わる人たちをなんとかしたいという思いももちろんあるし、元々背負っているものが全然違うぜって思いますね。
―― なるほど。それだけの思いを受け止めて、背負っているものも背負っているよと。
大森 そこで言うと、SNSを見ていると彼もめっちゃ走っていてスタミナもあるっぽいし、めっちゃ仕上げてくると思うんですけど、僕の気持ちが折れることはないだろうなという気がします。
―― どちらかと言うと、中嶋選手は「いいアホ」の部類の選手だと思うんですよ。17歳で高校を辞めて、単身で家を出て愛知まで行ってOISHI GYMでバイトをしながらやっていくと決めているタイプなので。その辺はどういう風に中嶋選手のことを見ていますか?
大森 19歳でそういう生き方を決めていて、めっちゃ良いなと思います。僕もそういう風に生きれたら良かったなという思いもあるんですけど、バイトだけじゃ無理だと思うので、スポンサーを集めてほとんど食っていけている状態じゃないですか。じゃあそのスポンサーに何をしてあげられているのかって思うところがあって、自分の試合で感動させることが恩返しなのかってなるとそうじゃないだろうし、お金をもらっているだけに近いじゃないかなと思うんですよね。僕はいまスポンサーからはあまりお金をいただいていないんですけど、お金を貰う時に「すいません」って言って受け取ってしまう性格だったので、自分は向いていないなと思って仕事を始めたんですけど、そういう責任感もそうだし、僕とは全然違う考えだなっていうのは思いますよね。
―― そういう部分を含めて「大人の強さを見せる」ということですね。
大森 そうですね。
―― ファイターとして対峙することを考えるとどういう印象がありますか?
大森 パンチが強くて勢いがありますよね。たぶんOISHI GYMに行ってから安定感が出ているし、戦い方がいやらしくなったというか首相撲をするところはしっかりしているし、パンチもフルでは打ってないですよね。誠剛館にいた頃は満振りで、当たったらラッキーみたいなパンチをいっぱい打つってイメージだったんですけど、OISHI GYMに行ってからは10割で打っていたのを7,8割に落として連打で攻めていくスタイルに見えるので、めっちゃ安定感出ていて嫌だなーって感じです。
―― とはいえやりづらさや苦手だなと思う印象はないですか?
大森 背の高いやつが嫌いなので苦手は苦手です。けど時折見せる心の弱さだったり、全開でいっている部分はどうしてもあるので、それを見ると付け入る隙は全然あるなと思いました。てか今当たっておいてよかったなと思いますね。あと3年ぐらいしたら絶対勝てないなって感じるので(笑)。
―― まだ伸び代があると思って見ている分、戦うのが今でよかったと(笑)。
大森 はい。3年後に当たる前に早めに勝って早めに引退しようと思います(笑)。
―― 競技生活という部分で考えると、あと何年やるとか自分の中で目標を決めてやっているんですか?
大森 それは難しいですね。ちょうど2年前くらいに拳が治って、大﨑戦が終わった後から今までモチベーションが保ちづらくて。鈴木真彦にも勝ってますけど、大﨑戦ほど頑張ったかと言われたら正直だいぶ練習サボってたんですよ。なのでちょっとずつモチベーションが落ちていて、そこで安本戦っていうのが来て、僕はここで燃え尽きて辞めてもよかったと思っていたので、僕のモチベーション次第ですけど30歳までが限界かなって思います。
―― 今回はフェザー級のタイトルマッチですけど、12月からは-55kgの世界トーナメントの開催が決まっていて、バンタム級の中でもランキングが1位なので当然出る権利はあるのかなと思います。出場選手には大﨑孔稀選手もいて、やり返せる相手もいますがそこについてはどう考えていますか?
大森 トーナメントは3ラウンドですよね。僕3ラウンドだったら大﨑に勝てると思ってるんですよ。5ラウンドある中の大﨑孔稀には現状日本人で誰も勝てないと思っているんですけど、戦った感じ僕のこと苦手そうだったし、ダウン取られたけど僕が1番苦戦させてるし。なので大﨑とも戦いたいし志朗選手とも戦ってみたいなとずっと思っているし、対戦したい相手がいっぱいいるなっていう意味でトーナメントには興味があります。たぶんトーナメント自体はスタイル的にもあまり得意ではないので、普通に好奇心ですよね。57.5kgを獲って55kgに戻るってなったらしんどいのはしんどいので、何試合もできるわけではないので好奇心で参戦してみたいなという思いはあります。
―― 今回の試合が終わってからにはなると思いますが、トーナメントについてもアピールしていきたいですか?
大森 そうですね。怪我がなくいけるんだったら本当に出さしてもらいたいですね。運良く9月19日の試合も皆んなが判定で終わってくれているので、誰も決まっていないっていうね(笑)。
―― 現状9月25日の時点では、大﨑孔稀選手と志朗選手が内定している状態ですね。
大森 そこの2人と花岡は分かる話なんですけど、順当にいけば僕を含めた4人なのに「お前誰なん?」って出場選手見てずっと思っていました(笑)。大鹿くんに関しては本当に強かったし伊東くんも好きだけど、そんなのあかんよって、せこいやんって思いますよね。あと山田くんは本当に頑張りましたよね。玖村くんも別に勝ってないよみたいな。鈴木真彦にだいぶ前に勝っただけなので、もう1回やれよとは思いますよね。まあ鈴木くんも本戦に入ってきてもまあまあって感じですね。僕が怪我したんだったら真彦くんが出た方が僕ら現役選手たちは納得できますよね。
―― そういう部分では同じ55kgの階級でやってきている選手の中には、面白くないと思っている選手が他にもいる可能性がありますか?
大森 絶対そうだと思います。試合に出れていない下のランキングの選手とかも思っていると思いますね。
―― 話をタイトルマッチに戻しますが、ベルトを当然獲るつもりでいると思うのですが、獲った時をイメージするとどんな感情になると思いますか?
大森 今回に関しては2回タイトルマッチをやっているみたいなものだと思うんですよね。安本が返上した以上、梅井戦がタイトルマッチで良かったじゃんと思っているから、今となったら正直ベルトなんていらないんですよ。だから”チャンピオンになった”っていう称号は欲しいんですけど、ベルト自体はいらないからそのままリングに置いてきたろうと思ってます(笑)。
―― それぐらいの気持ちでいるんですね(笑)。
大森 いざ持ってみたらどう思うかは分からないですけど(笑)。だから僕がイメージしているのは「返上します!」って言ってパフォーマンスで置いて、「すいません。スポンサーのところの挨拶だけ」って言って裏でちゃんと受け取ろうと思っています(笑)。
―― ではその辺りのパフォーマンスにも注目ですね。
大森 はい。
―― 試合まで1ヶ月を切っていますが、大森選手の試合はどんな風に見たら楽しめますか?
大森 内面的な部分は見えづらいので今言葉にすると、ずっと格闘技業界を変えたいと思ってやってきたけど、現実的にそれが自分の生きている時間には叶わないかもしれないっていうことに気づいて、じゃあどうしたらいいかって考えました。まず組織を運営したことないやつが業界を変えようって言っても”何言ってるんだ”としかならないから、それを経験するために起業をしています。1億、10億ってあげていった時に見ている景色は絶対に違うだろうなと思っていて、だから今の活動も選手生活も全部僕の中で繋がってくるんですよ。本当に格闘技業界を良くしたくて、格闘技に携わる人たちがもっと報われたらと思ってずっとやっていて、そのために絶対にチャンピオンにならないといけないと思っています。僕の内面的な部分は言葉でしか言えないので、そんな覚悟が出る試合にしたいなと思っています。
―― 試合内容についてはいかがでしょうか?
大森 相手はバチバチに殴ってくると思うので、どこかで絶対に打ち合う展開は来るので、そこを絶対に見逃さないでほしいです。
―― そこは集中して見なければいけませんね。
大森 お互いに1発で終わらせられる力はあると思うので、目を離さないようにしておかないと1発で終わると思います。中嶋くんも僕も、フックやストレートをもらったら終わりだと思っているので。
―― そういう意味ではKOを狙っていますか?
大森 KO”ボーナス”を狙っています(笑)。ボーナスで会社を運用したいので(笑)。
中嶋愛樹斗「大森選手には爆発力があって、僕はパンチ力とかはないですけど、タイミングで倒すので、どっちかが倒れるような試合になる」
―― 今回タイトルマッチという事になりましたが、試合が決まった時は真っ先に誰かに伝えましたか?
中嶋 まずはお母さんとお父さんに伝えました。
―― ご両親はどんな反応でしたか?
中嶋 え!もうタイトルマッチ?みたいな感じでした。家族も僕も、コツコツランキングを上げていって、早くても22歳とかにタイトルマッチかなという予想をしていたので。
―― 長い時間がかかると見ていて、ベルトまでたどり着けたらいいなって感じだったんですか?
中嶋 そうですね。コツコツランキングを上げていくものだと思っていたんですけど、トップランカーの選手と戦わせていただいて、それでRISEの方が評価してくれたおかげでタイトルマッチも決まって、率直に嬉しいです。
―― 前回の試合では長年フェザー級のトップにいて元チャンピオンでもある梅井選手との対戦でしたが、実際に対戦してみていかがでしたか?
中嶋 自分でも勝てるんだと思いましたね。組んだ時とかに、僕もまだ体が出来上がっていないのもあって大人の力強さを感じたんですけど、それ以外の印象はないですね。
―― じゃあ自分でもRISEのトップランカーと渡り合えるといことが自信になったという事ですね。
中嶋 すごく自信になりました。
―― 以前からRISEが”憧れの舞台”だと仰っていますが、RISEのベルトを意識し始めたのはいつくらいからでしたか?
中嶋 それはプロになる前からですね。
―― デビューする前の時から好きな選手とかはいましたか?
中嶋 大﨑兄弟や鈴木真彦選手みたいな絶対王者をずっと見ていたので、その頃から「RISEのベルトかっこいいな。ベルト取りたいな」って思っていました。
―― その憧れからRISEにも出るようになって、今回王座決定戦が決まりましたね。決まった瞬間は嬉しさとプレッシャーのどちらが大きかったですか?
中嶋 嬉しさですかね。やってやるぞっていう気持ちでした。ここまできたんだからやるしかないっていう気持ちが強かったです。
―― ジム内の反応はどうでしたか?
中嶋 梅井選手に勝ったことで1位の大森選手しかいない状態だったので、すぐにタイトルマッチかもう1戦挟んでタイトルマッチだろうなって感じの雰囲気でした。
―― 前回梅井選手に勝った事で、自分の中で変わったことや心境の変化などはありましたか?
中嶋 元々サウスポーが本当に苦手だったんですけど、初めてジラリー選手に負けてからサウスポーと戦う時はよく考えるようになったんですよ。なので梅井選手がサウスポーだったのでめっちゃ不安だったんですけど、いざやってみるとサウスポーもやりやすいなと思って、苦手意識がなくなっていました。
―― その苦手意識を克服できた部分は具体的にどういう所なのか説明することはできますか?
中嶋 サウスポーって距離が遠いとよく言われていて、サウスポーからしたらオーソドックスとは戦い慣れているから攻撃も当たりやすいっていう風に言われているんですけど、サウスポーとの戦い方を考えるようになってからは距離感が掴みやすいというか、右の攻撃が当たるようになって自分主導になりやすいので苦手意識がなくなりました。そこで自分の成長を感じました。
―― 海外でジラリー・キャルービー選手との試合も経験していますが、身長の高い選手に対しては苦手意識はないですか?
中嶋 今までにジラリー選手くらいの背丈の人と4人くらい対戦してきたのでそこは大丈夫です。同じ背丈の相手の方が同じ高さで1番強いパンチが当たるので、そっちの方がやりやすいなとは思います。
―― ちなみに大森選手とは関西方面で一緒ですが面識はありましたか?
中嶋 面識は全くないですね。もちろん試合会場とかで見たことはあるんですけど、話したりは全然していないので絡むのは今回が初めてですね。
―― 大森選手の試合を見たことがあると思いますが、選手としてはどのような印象がありますか?
中嶋 引き出しが多くて速いですよね。あと背丈も一緒で長い攻撃を使っている所とかが自分とスタイルが似ているなと思います。
―― そういう部分で”やりやすさ”はどうですか?
中嶋 自分と似ている選手ってやりにくさの方が勝ちそうですけど、自分と似ているからこそ苦手な部分とかも似ているかもしれないので、その苦手を僕は知っているのでメリットはあると思います。
―― どんな場面で勝負をしていこうとか、こういう感じで戦おうっていうのは大まかに決めていますか?
中嶋 大森選手って結構動くし、パンチをよく使うボクシングスタイルじゃないですか。なので前のONEの試合みたいに打ち合ってきてくれたら僕は嬉しいです。僕の好きな打ち合いの展開に持って行きたいと思っています。
―― 5ラウンドでの試合は初めてですか?
中嶋 初めてです。
―― スタミナ的な部分に心配はないですか?
中嶋 そうですね。練習前に走ったりとか、毎週水曜日に外部コーチが来てくれて走り込みとかがあるので、5ラウンドのスタミナの不安はないですね。でも多分4ラウンド目からが勝負って言われているだけあって、4と5ラウンド目でひっくり返されることがタイトルマッチではあると思うので、そこは注意したいです。
―― 最初から5ラウンド戦うつもりで挑みますか?それとも勝負できるところがあればいくつもりで挑みますか?
中嶋 早く終わりたいので、倒せれば最高ですよね。5ラウンドいく気は全くないので、3ラウンドまでに倒すと決めいています。
―― 先ほど大森選手のインタビューを行ったのですが、大森選手も「お互いに倒す武器があるからスパッとどちらかが倒れる試合になる」と仰っていました。中嶋選手はどう思いますか?
中嶋 僕もそう思いますね。大森選手には爆発力があって、僕はパンチ力とかはないかもしれないですけど、タイミングで倒そうと思っているので、どっちかが倒れるような試合になると思います。
―― 今まで16戦やってきてダウンをした事はあるんですか?
中嶋 1回だけカーフでダウンしたことがあります。
―― それが唯一のダウンですか?
中嶋 唯一ですね。それ以外でダウンしたことがないです。
―― 打たれ強い方ですか?それとも当たらないようにしているんですか?
中嶋 (大﨑)孔稀さんとよくスパーリングさせてもらうんですけど、あのパンチが痛すぎて重すぎて(苦笑)。それに比べたら全然大丈夫だなってなります。
―― 試合よりも普段の練習の方が怖いですか?
中嶋 怖いというより”痛い”です(笑)。
―― なるほど(笑)。今ジムとしてはビッグマッチが続いているような状態で、先日は先輩の大﨑一貴選手が那須川龍心選手に敗れてしまいましたが、あの世界タイトルマッチはどのような思いで見ていましたか?
中嶋 前回判定で色々言われたりしていて、会見ではお互いの会長が出てきたり、一貴さんと龍心選手の試合ではあるんですけどジムの威信をかけた試合でもあったと思うので、負けてしまった時は率直に心の底から悔しい気持ちになりました。あとは僕も一貴さんの試合を見て勇気をもらったので、次は僕が勝って一貴さんの気持ちを上げられるような試合を見せたいです。今回、同じジムから3人出て,追い込みする時期が一緒なのでジム内も気合いがめちゃくちゃ入っています。
―― 同じタイミングで追い込めるとジム的には活気が出て、雰囲気がすごく良さそうですね。
中嶋 そうなんですよ。良い雰囲気でできています。
―― 今は追い込みで辛い練習が続いていますか?
中嶋 体重とかは今までで1番調子が良いので不安はないんですけど、疲労との戦いかなって感じですね。自分の気持ちとの戦いです。
―― あとは疲労も抜きつつ、ちょっとずつ調整という感じですね。
中嶋 はい。早く戦いたいですね。ベルト取ってホッとしたいです(笑)。
―― ベルトを取ったその先はどんな目標がありますか?
中嶋 フェザー級といえば安本選手がいるじゃないですか。前の試合も間近で見ていたんですけど、やっぱり強いなと思って。でもチャンピオンになったらそのトップの座を変えたいなっていう思いはあります。あとはRISEのベルトを2階級とか3階級制覇したいっていう目標もあるので、勝ってチャンピオンになって会長と話して”自分の次の目標はなんだろうか”っていうのを決めたいですね。
―― 普段はお仕事もジムでやっていて、ほぼ格闘技中心の生活だと思うんですけど、ハマっている事や趣味はありますか?
中嶋 服が好きなので休みの日には古着屋に行ったりしています。あとはサウナも好きなので、リフレッシュがてらに銭湯に行ったりしています。
―― ジムの人たちと行くことが多いんですか?
中嶋 予定が合えばですけど、1人で行くことが多いですかね。
―― そうなんですね。1人で行動できるタイプですか?
中嶋 1人でできます。
―― 今回RISEでは2戦目になりますけど、改めて中嶋選手を見るRISEファンの方はどんな所に注目したら良いと思いますか?
中嶋 色々な記事とか皆さんからも「若手の新鋭」とか「超新星」って嬉しい言葉をもらったりするんですけど、皆んなの期待に答えないといけないし、RISEのチャンピオンになることは自分の夢でもあるので、そうなることが僕の仕事だと思っています。1番見てほしいのは、大森選手も大森選手で覚悟があって背負っているものも大きいんですけど、僕も高校を中退してOISHI GYMに来て覚悟を決めて腹括ってきたので、覚悟の違いを見てほしいです。
―― 最後にいつも応援してくれているファンの皆さまにメッセージをお願いします。
中嶋 いつも僕に携わってくださり、皆さん本当にありがとうございます。夢のタイトルマッチが目の前なので、ここを獲るのがOISHI GYMの中嶋愛樹斗だと皆んなに強い姿を見せます。当日は応援をお願いします。
対戦カード
第11試合 第7代RISEフェザー級(57.5kg)王座決定戦 3分5R(延長1R)
大森隆之介(EX ARES/1位、バンタム級(55kg)1位)
中嶋愛樹斗(OISHI GYM/2位、元DEEP☆KICK -55kg王者)
第10試合 RISE QUEENフライ級(52kg)タイトルマッチ 3分5R(延長1R)
テッサ・デ・コム[Tessa De Kom](オランダ/ファイトチーム・フラールディンゲン/王者、Enfusion&IFP世界ストロー級(52kg)王者、ICO K-1 世界53kg級王者)※4度目の防衛戦
YAYAウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックス幕張/2位、元J-GIRLSスーパーフライ級王者)
第9試合 ミドル級(70kg) 3分3R(延長1R)
髙木覚清(RIKIX/3位、Bigbangミドル級王者)
宮城寛克(赤雲會/5位)
第8試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
琉樺[るか](タイガームエタイ/LA GYM JAPAN/8位)
惺也[せいや](OISHI GYM/9位)
~初代RISE QUEENフライ級王者・小林愛三 引退セレモニー~
第7試合 バンタム級(55kg) 3分3R(延長1R)
松下武蔵(フリー/10位)
福井萌矢[ともや](建武館/11位)
第6試合 スーパーフェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
SEIDO(LARA TOKYO/10位)
岩城悠介(RIKIX/元WPMF世界スーパーフェザー級王者)
第5試合 スーパーフライ級(53kg) 3分3R(延長1R)
酒寄珠璃(XAP/スーパーフライ級8位)
正木翔夢(OISHI GYM/フライ級6位)
第4試合 オープンフィンガーグローブマッチ 62.5kg契約 3分3R
金ちゃん(K style)
寺坂哲伸(TEAM TEPPEN)
第3試合 フライ級(51.5kg) 3分3R
谷田貝海吏(CYCLONE GYM)
河野文太(直心会)
第2試合 フライ級(51.5kg) 3分3R
王希(EX ARES)
天翔人(TARGET SHIBUYA)
第1試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
加古大晴(team Bonds)
各務壮祐(XAP)
概要
大会名 RISE 202
日時 2026年10月17日(土)開場・17:00 開始・17:15
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA
チケット料金 VIP席 40,000円 SRS席 20,000円 RS席 10,000円 S席 8,000円 レディースシート 8,000円 A席 6,000円 小中高生シート 2,000円(当日のみ) ※未就学児は保護者膝上に限り無料
チケット販売 LINEチケット イープラス チケットぴあ
お問い合わせ RISEクリエーション 03-5980-7409 https://www.rise-rc.com/









