ONE 6.5 ルンピニー(レポ):フィリピン在住の折居大河、ONE 2連続KO勝ちで本戦契約。大田拓真、英国人選手にダウン奪われ判定負けしONE 2連敗

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ONE Friday Fights 157
2026年6月5日(金)タイ・バンコク:ルンピニースタジアム
レポート:井原芳徳 写真提供:(C)ONE Championship 中継:U-NEXT
フィリピン在住の折居大河、ONE 2連続KO勝ちで本戦契約
第1試合 MMA バンタム級(65.8kg) 5分3R
×フリアン・マヨルガ[Julian Mayorga](米国)
○折居大河(JBドリームフィットネスジム)
1R 3’03” TKO (レフェリーストップ:右ストレート→グラウンドパンチ)
折居は30歳。日本と西アフリカのガーナのハーフで、フィリピンのセブ島に住み、23年から同地でMMAを始め、24年4月にはDEEPフューチャーキングトーナメントにも出場した。フィリピンの大会でプロデビューし3戦全勝した後、4月のONEフライデーでザール・マウィア(インド)に2R TKO勝ちし、35万バーツ(約170万円)のボーナスを獲得した。今回ONE 2戦目だ。
1R、マヨルガがプレッシャーをかけるが、折居は回って距離を取りつつ、右のカーフキックを的確に当て、ヒット&アウェーを続ける。マヨルガも右カーフを返す場面もあるが、折居は足を上げて対処する。マヨルガはパンチ主体だが、折居は防御を続ける。すると中盤過ぎ、折居が前に出返すと、右フックが交錯するが、マヨルガが左フックを続けて放って、ガードが甘くなったところに、折居が右ストレートをアゴにヒット。不意を打たれたマヨルガがダウンし、折居が鉄槌を連打したところで、レフェリーがストップした。
勝利者インタビューで、折居は英語で「足が折れてもいいからカーフを蹴り続けて勝とうと思いました」と試合を振り返り、総額10万ドル(1600万円)でのONEとの本戦契約が発表された。折居にONEがつけた愛称は「ブラックサムライ」。8月から本格スタートする日本でのONE SAMURAIシリーズにレギュラー参戦することになりそうだ。
大田拓真、英国人選手にダウン奪われ判定負けしONE 2連敗
第7試合 ムエタイ フライ級(61.2kg) 3分3R
○ジェイコブ・トンプソン[Jacob Thompson](英国)
×大田拓真(新興ムエタイジム/WBCムエタイ世界フェザー級(57.15kg)王者、元WBCムエタイ日本&NJKF同級王者、IRON FISTムエタイ世界スーパーフェザー級(58.98kg)王者、元S1ジャパン-55kg王者)
判定3-0
大田は26歳。ONE 5戦3勝2敗。昨年6月のNJKFでアントニオ・オルデンを3R KOしWBCムエタイ世界フェザー級王座を獲得。9月のNJKFではルールニミッツに判定勝ち。12月にONEに1年1か月ぶりに参戦したが、イズラエル・ドス・サントス(ブラジル)に判定負けした。
トンプソンは23歳。昨年5月から今年2月にONEで3戦し、タイ人相手に1勝2敗。
試合はベスト体重より少し上で戦うことになる大田がトンプソンのパワフルなファイトに手こずる展開に。
1R、序盤からトンプソンがプレッシャーをかけ、右ストレート、ミドル、ローを当てる。大田はステップで距離を取りつつ、右フック、ボディストレートを返すが、ヒット数では劣る。すると終盤、太田が左インローを当ててから左ミドルにつなげると、トンプソンが蹴り足をキャッチしてから右フックを当ててダウンを奪う。大田はすぐ立ち、ダメージは小さい様子だが、トンプソンは左フックも当て、最後は首相撲で捕まえて膝蹴りを連打し、ムエタイスキルでも差を示す。
2R、開始すぐにトンプソンが詰めて来たが、大田が右ストレートを当てると、トンプソンの腰が落ち、場内はどよめく。だがトンプソンはすぐ持ち直し、前に出て左ジャブ、右ストレートを当てる。大田は鼻血を出す。大田はトンプソンの圧に押され続け、攻撃が減ってしまう。記者採点はトンプソンだが割れる可能性もある。
3R、ポイントリードのトンプソンは開始すぐから首相撲で大田を捕まえて膝を連打する展開を繰り返す。大田は対処できず印象が悪い。離れてもトンプソンは変わらずパンチを当て、蹴り足をつかんでパンチを連打する場面も。大田は左まぶたも腫らす。大田は崩れないものの、防戦がのまま終わる。記者採点はトンプソン。合計30-28でトンプソン。ジャッジ3者もトンプソンを支持し、トンプソンが判定勝ち。大田はONE 2連敗となってしまった。




