KNOCK OUT 3.22 常葉アリーナ:REBELS SERIES 2026開幕戦。中島玲、鈴木千裕を「インパクトを残して勝っていって引きずり出す」、成尾拓輝「龍聖選手とは早くやらせてもらいたいのでKOします」
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KNOCK OUT REBELS SERIES.9(3月22日(日)福島・KNOCK OUT常葉アリーナ)のメインイベント、セミファイナルに登場する4選手のインタビューがKNOCK OUTから届いた。
KNOCK OUTの配信特化型大会・REBELS SERIESは、東北新幹線の郡山駅から車で1時間の山中の常設会場で行われており、冬は雪が降るため休止していたが、前回11月30日大会から約3か月を経て春を迎え、26年の戦いが開幕する。
去年までYoutubeで配信されていたが、今回はU-NEXTで正午より生中継される。
第9試合 メインイベント BLACK スーパーライト級(65kg) 3分3R
中島 玲(KNOCK OUT クロスポイント渋谷/ハイブリッドアカデミー/元KNOCK OUT-BLACKウェルター級(67.5kg)王者、元プロボクシング日本スーパーウェルター級暫定王者)
力斗(TEAM PREPARED/元大和フェザー級王者)
元プロボクサーの中島は24年3月のK-1でキックデビューし、6月の2戦目からKNOCK OUTに参戦し、12月の横浜大会で渡部太基を1R右フックでKOし、キック4戦目でKNOCK OUT-BLACKウェルター級(67.5kg)王者となる。だが昨年4月、ユリアン・ポズドニアコフにダウンを奪われ判定負け。6月の代々木大会でベルトを懸けて再戦を予定していたが、中島は練習中の怪我により欠場。8月から上京してKNOCK OUTクロスポイント渋谷に練習拠点を移し、10月大会では小川悠太に判定勝ち。12月の代々木大会ではポズドニアコフ相手に王座を懸け再戦したが1R KO負けした。今回、1階級下のスーパーライト級(65kg)に下げて再起戦を行う。
力斗は大分出身で福岡のPREPAREDに所属する24歳。キック21戦15勝(9KO)5敗1分で、昨年11月のKNOCK OUT後楽園大会では井上舜矢に判定勝ちしている。
第8試合 BLACK スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
成尾拓輝[ひろき](究道会館/HOOST CUP日本ライト級(60kg)王者)
小森玲哉(ONE’S GOAL)
成尾は23歳。日本拳法をベースとし、キック転向後はホーストカップの王者になる。27戦18勝(14KO)8敗1分と高いKO率を誇る。24年11月からONEフライデーファイツにも参戦し、3試合連続でKO勝ちし3試合とも35万バーツ(約160万円)のボーナスを獲得した。8月のチャン・チンタオ戦では2R KO負けしたが、9月のホーストカップでは安川侑己を32秒左膝蹴り一撃でKOしライト級王座防衛に成功。11月の常葉大会でKNOCK OUTに初参戦すると、下地奏人を2R右ストレートでKOした。3月14日の後楽園大会での小森との試合が組まれ、1月20日に発表されたが、成尾が1月30日のONE Friday Fights 140でチェン・ジャーイーに3R KO負けし、KNOCK OUTルールの45日間のダメージサスペンド期間規定に抵触し、8日後のREBELS SERIESにスライドされた。
小森は29歳。KNOCK OUT出場当初は3勝1分けと好調だったが、24年8月から昨年4月までピッチ・ソムパッツ、優翔、辰次郎相手に3連敗。9月のKrushで西元也史に判定勝ちしたが、12月のKrushでは上野奏貴に判定負けした。
中島玲、鈴木千裕を「インパクトを残して勝っていって引きずり出す」
―― 年末、代々木第二でのユリアン・ポズドニアコフ戦、今改めて今振り返るといかがですか?
中島 悔しいです。もう、それだけですね。
―― やりたいことができなかった?
中島 はい。あと、相手の雰囲気に飲まれた感じがあります。来日するたびにどんどん強くなってるというか……自分が初めてやった時と比べても、強くなってるというだけじゃなくて、雰囲気とか立ち振る舞いもちょっと変わった感じがしましたね。会見の感じとかも含めて。
―― やっぱり来日を重ねて、慣れてきたのもあるでしょうし。
中島 そうですね。悪く言えば、「コイツ、調子に乗ってきたな」みたいな感じもあって。
―― 今回はスーパーライト級での試合ですが、ユリアンにやり返したいという気持ちはやっぱりありますか?
中島 ありますね。ここから自分がスーパーライト級でどれだけ成績を積んでも、「でもユリアンの方が強いし……」って、普通の人からしたら思っちゃうじゃないですか、あの負け方なので。それはちょっとイヤなので、やり返したいですね。
―― いずれ機会があればと。
中島 やっぱり一番は、ちょっと場数を踏まないと、と思ってます。試合じゃないと成長できない部分は、たぶんいっぱいあるので。
―― ただ、前にも言われていたと思うんですが、実際、体格的にも65kgぐらいがベスト体重ではありますか?
中島 それはそうですね、減量の感じとかも、別にウェルター級の時が楽やったっていうのは、別にそんなにないんですけど。でも感覚的に、もう一階級下でも全然いけるな、みたいな感じではありました。体格的にもスーパーライト級が適正なんじゃないかなっていうのは、自分でも思ってはいましたし。
―― それでウェルター級以上の階級でやると、やっぱり相手が大きくなってきますしね。
中島 でも、相手が大きいからどうのこうのっていうのは、ちょっと自分にとってはイヤなんですよ(笑)。
―― そこは美学があるんですね。ただ今回は改めてスーパーライト級でということになりますが、前回の試合も踏まえて、練習で気をつけてきたことはありますか?
中島 いろんなことを全部意識しながら練習してるので、別にあの試合から変わったこととかは特にないですね。ユリアン戦の前も、「こういう意識で練習してたら、最終自分は絶対強くなれる」っていうところが見えたので、特に変わりはないです。
―― その前の小川悠太戦の時点から、よりキックボクサーらしく、蹴りも交えての試合スタイルができてきていると思いますが。
中島 そうですね。ただ、キックボクサーらしくなることで、自分はちょっと悪い方向に行ってる感じがあって。今まで悪い方向に行っていた経験とかも踏まえて、今は改めて、よりキックボクサーとしていい方向に成長できてるなと、練習していてすごく思ってるんですよ。それを今回の試合で試したいなというのは、すごくありますね。
―― ボクシング出身というところを殺さず、キックボクサーらしさも加えていくみたいな?
中島 そうです、そうです。やっぱりお客さんが見たいのは、どこまで行ってもパンチでバーン!っていうのを期待してると思うので。ただ、そこでパンチ一辺倒になるんじゃなくて、キックボクサーらしい蹴りも見せつつ、というのが、今は一番理想的ですね。
―― その再起戦が、力斗戦になりました。改めて、力斗選手についてはどういう印象ですか?
中島 決して油断できない相手というか。思い切りもあるし、まだ若いですし。その思い切りのよさに飲み込まれないようにとは思っています。
―― 一番警戒するところは?
中島 やっぱり飛び込んでくるのと、一番最近の試合とか見て思うのは、カーフキックじゃないですか。でも自分はカーフ、カーフ、カーフ!みたいな戦い方のヤツはあんまり好きじゃないので、こっちが見せないとイカンなと思ってます。
―― 力斗選手はすごくボクシングが好きで、中島選手がボクシングのチャンピオンだった時から見ていたらしいんですよ。だから今回はパンチで勝負したいと言っていました。
中島 そう言っといて、絶対カーフを蹴ってきますよ(笑)。でも、もしパンチで勝負してくるなら、彼に勝ち目はないかなと思います。ただ、蹴りありきのパンチと、ボクシングのパンチというのはまた違うので、そこは警戒しないといけないなとは思いますけどね。まあでも、あのパンチ自分には当たらないと思います。
―― 何RでKOしたいと思っていますか?
中島 2RまでにはKOします。本当は、「何Rで」みたいなのはあんまり言いたくないんですけど、今回は2R以内に。3Rには行かないと思います。
―― ここで勝って、その先はどう考えていますか?
中島 スーパーライト級で、とりあえずベルトを獲りたいですね。そうしたらたぶん、ユリアンとの再戦もみんな納得してくれるかなというのはあるので。何も持ってない状態でもう一回ユリアンとっていうのは、お客さんからしても面白くないというか。それと、他団体の日本人選手とかでも、スーパーライト級だと名前を知ってる選手は多いので、そういうところでもKNOCK OUTの中島玲としてやっていきたいなとも思います。
―― BLACKスーパーライト級というと、今の王者は鈴木千裕選手になるわけで、タイトルを獲るには、彼を引っ張り出さなきゃいけないことになります。そこはどう考えていますか?
中島 自分はすぐにでもやりたいですけどね。ここでインパクトのある勝ち方をして、すぐ引きずり出そうと思ってるので、そんなに時間はかからないと思います。今回の試合でもインパクトのある試合を見せるので。「もうスーパーライト級の防衛戦は、中島玲しかおらんやろ」って、見てる人もすぐなると思います。
―― 内容はもちろんですが、説得力のある相手にそういう勝ち方をすることですよね。ただ、千裕選手がMMAで復帰してからというところもあるあると思いますが。
中島 それでも、なるべく早く実現させたいですね。自分は鈴木千裕選手のことは、MMAファイターとしてはすごくリスペクトしてますけど、キックボクサーとしてはそんなに強いと思ってないので。ただ、彼が今はMMAに集中したいと言ってるのに、「俺とやれよ」って煽るのも何とも……という感じじゃないですか。だから、自分がインパクトを残して勝っていって、周りが「千裕、中島玲には負けるんじゃないの?みたいになって、彼が「そんなことない!じゃあやろうぜ!」となってくれるのが、一番理想かなと。彼の性格を踏まえても、その流れで実現するのが一番気持ちがいいなと思うので、そうさせたいですね。
―― なるほど。あと、2月大会で大谷翔司選手がラストマッチを行って、ジムでも名実ともにトップということになりましたが。
中島 自分はその試合もセコンドとして近くで見ていて、大谷さんに勝ってほしかったというのもあるんですけど、いずれ自分も引退する時が絶対来るので、ちょっと複雑な心境になりました。大谷さんの応援をしながら、自分も大谷さんの立場に立って考えてしまう、みたいな。同時に、ずっと目標に向かって頑張ってきた人が最後に負けで終わってしまって、目標を叶えられなかったというところを間近で見て、すごい心に来るものがあって。いろいろ感じるものが多かった試合でした。
―― ファイターとしての気持ちを、また新たにした感じですか。
中島 そうですね。やっぱり、格闘技はいつまでもはできないので。ずっと本気ではやってるんですけど、より一層本気でやろうと思いましたね、自分は。
―― では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
中島 やっぱりパンチに期待しててください。最後にもう一つ、「力斗、頑張れよ」って、書いといてください。
―― 分かりました。ありがとうございました!
力斗「ボクシング王者のパンチを味わいたい。『極上の噛ませ犬』になってみせます!」
―― 今回は常葉大会のメインで中島玲選手との対戦となりました。最初にオファーを聞いた時はどう思いましたか?
力斗 僕は3週間前に試合したんですけど、今回のオファーが来たのがその試合の前だったんですよ。だから本当ならその次の試合は決めたくなかったんですけど、中島選手ってメチャクチャ強いじゃないですか。だから、やれるんだったらやらせてもらいたいなと思って、すぐに受けました。
―― それはやはり、元チャンピオンというところも大きかったんですか?
力斗 いや、それよりも、僕はボクシングが好きなので、ボクシングで日本チャンピオンの時から知ってましたし、そんな実績のある選手の強さを味わいたかったというか。全然レベル差があるのは分かるんですけど、自分の可能性もまだ信じてるので、やってみたいなと思いました。
―― ではその中島選手の印象は?
力斗 飛び込みの速さとハンドスピードと、爆発力。もうそういうところは惚れ惚れしますね。
―― ただ、爆発力とかキレという点では、力斗選手も自信のあるところなのでは?
力斗 いやぁ……やっぱりあのスピードと当てるタイミングというところでは、ボクサーはやっぱりうまいと思いますね。それで倒せてるんだなと思いますし。ボクシング時代はKOが多いわけじゃないですけど、パンチに慣れてないキックボクサーからすると、みんなやっぱり倒れてるので。ただ一発の威力では、僕の方があるのかなというのは思ってます。
―― 中島選手は最近の試合では、蹴りもけっこう出して、キックボクサーらしさも見せていると思いますが、そこはどう感じていますか?
力斗 蹴りも普通にメチャクチャうまいですよね。今は本当に、キックボクサーとして、その中でもパンチが特化されている選手だなという感じはします。
―― そんな中島選手に対して、どう闘おうと思っていますか?
力斗 僕はたぶん、カーフしかないって思われちゃってるので、今回はカーフ蹴らないで、相手がパンチ強いからパンチでいきたいなと思っています。
―― 逆にそこでぶつかり合いたいと。
力斗 はい。最近、KNOCK OUTではいい試合が見せられてなくて、そこは申し訳ないというのもあるので、攻撃的にいきたいなと思っています。
―― 真っ正面からパンチ勝負したいと。
力斗 そうですね。中島選手のパンチも味わった上で、できれば殴り勝ちたいです。
―― 殴り勝つためには、何が必要だと思いますか?
力斗 パンチだけでいったら、もちろんやられると思うので、ヒザ蹴りとかそういうところは使っていきたいと思っていて。僕もカーフ以外で、いろんな蹴りが使えたらなとは思っています。
―― そこも意識して練習している?
力斗 それが、3週間前の試合で相手が3kgオーバーしちゃって。WBCムエタイのブラジル王者だったんですけど、体も頑丈ですごかったんですよ。それで焦っちゃって無理して蹴って、足をちょっとケガしちゃって。なので右足が使えなくて、左足の練習はできたんですけど。逆に左足に磨きがかかったという感じはありますね。
―― ケガのことは事前に出しちゃって平気なんですか?
力斗 あ、そうか(笑)。でも、面白い方で大丈夫です。相手がこれを読むとしても、あんまり気にはならないので。相手もたぶん、気にしないだろうし。
―― 豪快ですね(笑)。
力斗 いやいや(笑)。今回、中島選手に当ててもらって、本当にすごく感謝してるんですよ。当ててもらったからには、負ける覚悟も持ってぶっ倒しにいきたいなと思ってるので。それでやられるかも分からないですけど、覚悟は決まってる感じです。もう正面衝突します。
―― KNOCK OUTでは今年一発目になりますが、ここからはどうしたいですか?
力斗 KNOCK OUTで覚えてもらえるようにしたいですね。チャンスがあればもうガンガン出たいなと思ってます。やっぱり試合してナンボなので、倒されない限りは、どんどん試合したいです。
―― そして前回の井上舜矢戦が、初の八角形リング「KNOCKTAGON」での試合でした。初めてでしたよね。実際やってみてどうでしたか?
力斗 自分たちのジムのリングが八角形なので慣れていたのと、そもそも僕がそこまで頭よくなくて、「リングの中央を取らなければいけない」とか、あんまり気にしてないんですよね。でもやった感じだと、四角形より八角形の方がやりやすかったなと思います。自分にとっては、四角形よりはいいですね。
―― そうなんですね。あと、今大会にも一緒に出場する武内晴信選手とは、幼馴染らしいですね。
力斗 そうなんです。家も近所で、小学校からクラスも一緒で。ちっちゃい時から家に泊まったりとかしてたぐらいで。
―― そんなになんですね!
力斗 僕は親が離婚してるんですけど、元の名字が武内だったんですよ。「武内力斗」で。だから兄弟と間違えられたりしてましたね。だけど、あっちがイケメンなので、そこはあんまり間違えられなかったですけど(笑)。
―― いやいや、力斗選手も男前じゃないですか。
力斗 無理しないでください(笑)。
―― いやいや、本気で言ってますよ!
力斗 まあ、もっといい試合ができたら、そう言われても納得するかもしれないです。
―― 了解です(笑)。しかし、武内選手も同じKNOCK OUTで活躍するようになってきて、お互いさらにモチベーションが上がってるのでは?
力斗 そうですね、嬉しいです。ハルはちっちゃい時から一緒にやってたんですけど、一時期は格闘技から離れてたので。それがまた大人になっても一緒にできてるっていうのは、「二人で上がっていくぞ」みたいに思えるので、いいですね。ただ、お互いの試合が被っちゃうと、ミットを持ち合ったりができなくなるじゃないですか。そういうところはちょっとキツいですけど。ただ二人で出られるところはプラスに捉えてます。
―― KNOCK OUTでは、一緒に出るのは初めてですからね。
力斗 そもそも、プロで一緒に出るのが初めてなんですよ。だからアマチュアの時以来です。だから一緒に勝ちたいですね。アイツはパコーン!と勝つでしょう。俺はパコーン!とやられるかもしれないですけど、一緒に勝てるように頑張ります。
―― 常葉での試合という点ではどうですか?
力斗 僕は初めてですけど、ハルは慣れてるので、ついていくだけです。メッチャ過ごしやすかったと聞いてるので、楽しみです。
―― では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこですか?
力斗 今回、もちろん噛ませ犬だって分かってるんですけど、「極上の噛ませ犬」を見せたいです。「噛ませ犬が間違えて勝っちゃったぞ」、みたいな。
―― 分かりました。ありがとうございました!
成尾拓輝「もうKO中毒なんです。120%フルパワーで倒すところを見てほしい!」
―― 昨年11月30日のKNOCK OUT初参戦、常葉で下地奏人選手に勝利しました。今、あの試合を振り返ると?
成尾 1Rはリングを広く使われて、ステップワークで逃げられてたので、2Rはそれを修正して、一撃でヒザを合わせて勝てたので、自分にとっても成長につながった試合だったかなと思ってます。
―― 途中から修正するということは、これまでもありましたか?
成尾 いや、2Rに行くことが少なかったので、あまりなかったですね。1Rでなかなか攻撃が当たらないところから、どの攻撃だったら当たるのかというのをインターバル中にセコンドと話したりして、それが2RにバチっとハマってKOできた感じです。
―― そこも含めて、いい経験になったと。KNOCK OUTで試合してみて、いかがでしたか?
成尾 メチャクチャよかったですね。KNOCK OUTは初めてでしたけど、スタッフの人とかも本当にいい人ばっかりで、かつ常葉も、ちょっと寒かったんですけど(笑)、施設の中はメチャメチャきれいで、本当に闘うことに集中できる環境だったなと思います。次もまたここで試合するとは全く思ってなかったんですけど(笑)、自分としては楽しみです。
―― 八角形リング「KNOCKTAGON」はどうでしたか?
成尾 思っていたよりも、自分が不利になるようなリングではなかったなと思いました。八角形なので追い詰めにくいとかあると思うんですけど、試合の中ではあまりそこは感じなくて、ずっとプレッシャーをかけ続けられるリングでした。
―― 本来は14日の後楽園大会に出場するはずが、1月末にONEでKO負けしてからの日数の関係で、この常葉大会にスライドになりました。ONEでの試合はどうでしたか?
成尾 本当にKOを狙って、1Rからずっと120%の攻撃を振り続けていってたんですけど、相手の中国人選手が体もすごく強くて、かつ距離感も合わせにくくて、そこがハマらずに、最後、顔とボディを効かされて負けちゃったなという感じでした。ちょっと世界の壁を知ったというか、やっぱり中国人選手は強いなという感じですね。しばらくは日本で土台を作り直して、もう一回海外に挑戦したいなと、今は考えています。
―― 今回は小森玲哉選手との試合です。印象は?
成尾 ちゃんと俺と打ち合ってくれるのかなっていうのは、一つ心配なところですね。動画とかも見たんですけど、別にテクニックがあって上手いというわけでもなければ、ちゃんと殴り合ってくれるかどうかっていうのも、ちょっと不安なところはあるので。でもミスしないように、自分の実力をはっきり見せて、圧倒して勝ちたいなと思っています。
―― 小森選手は過去の試合を見ると、けっこう殴り合う選手という認識なんですが……。
成尾 確かに、「激闘派」みたいな感じで紹介されてたりしますよね。でも動画を見たら、思ったより強くないなと思って。ここでぶっ倒して、スーパーフェザー級は他に敵がいないよねと早く思わせて、次のタイトルマッチとかに進んでいきたいなと思っています。
―― では今回も早い段階での決着を狙って、最初から行くと。
成尾 そうですね、いつもそのつもりでやってるので、今回もフルスイングでいきます。
―― では、前回のONEでの反省を踏まえる必要もない?
成尾 闘い方の部分においては、何も変わらないですね。フルスロットルで行って、本当に倒すか倒されるかの試合を常々やってるので。今回も変わらずやるだけです。やっぱり普通に判定勝ちしてるだけじゃ、上に行けないと思いますからね。もうギャンブル中毒というか、KO勝ちしてお客さんが盛り上がって、それをリングコーナーに登って見てる瞬間に、本当に中毒になっていて、それを求めてKO第一主義みたいな感じになりましたね。
―― しかし、あんなに最初からフルパワーでいけるというのもすごいですよね。
成尾 みんな遠慮するというか、温存したりするところを、自分はもう最初から限界突破でいけるところ、本当に後先考えずに120%で終わらせられるところが、自分の持ち味かなと思ってます。
―― 最初から120%を出すために、アップとかを激しくやったりしているんですか?
成尾 いえ、アップとかも全然やってなくて。
―― そうなんですか!
成尾 2~3Rぐらい、ちょっと軽めに合わせミットをするぐらいですね。最初から行けるのはたぶん、脳のブレーキを全て取っ払えるみたいな、そういう脳とか性格とかの部分じゃないかなと思ってます。
―― ちょっとヤバそうな感じに聞こえてきました(笑)。
成尾 試合になったらもう本当に殺し合いというか、1対1でやるかやられるかの世界なので、ブレーキいらずの120%で、ゴングが鳴った瞬間からいけるだけのマインドセットが、試合の時には整ってる感じです。
―― 試合の時は、どこかのタイミングでスイッチが入る感じはありますか?
成尾 いや、もう本当にゴングが鳴った瞬間にスイッチが入りますね。その瞬間、本当にスイッチが入って、今までミットとかでは出せなかったような力とか技とかが、試合の中では出せるので。
―― 「練習ではできるのに、試合で出せない」みたいな声はよく聞きますが、全く逆ですね。
成尾 そうですね。練習ではメッチャ強いのに、試合になったら急に弱くなるっていう選手もいるんですけど、自分は本当に逆で。練習では全く弱いんですけど、試合になったらもうマインドがブチギマってるんで、今まで練習してない技とかも全然出せちゃって、謎にうまくいくっていう感じですね。
―― そうですか! では自分でも予測がつかないところもあったり?
成尾 はい、もう制御不能ですね。
―― 今回は2戦目ですが、KNOCK OUTでの「先」も、改めて見えてきた部分があるのでは?
成尾 もう本当に、スーパーフェザー級のBLACK王座を獲って、REDも獲りたいと思ってます。今盛り上がっているKNOCK OUTでひと旗上げてやろうっていう気合いは、もうメッチャ入ってますから。
―― 3月14日の後楽園大会で、REDスーパーフェザー級はいろいろ選手が出てきました。BLACKはまだ選手層が薄くはありますが。
成尾 それだけにBLACKでは、龍聖選手をもう必ずぶっ倒せばチャンピオンですよね。その後はいきなりREDで、ゲーオガンワーン選手とやらせてほしいです。
―― おお!
成尾 ムエタイ仕込みでメッチャ強い選手だと思いますけど、自分のフルスイングパンチをオープンフィンガーグローブでお見舞いして、無敵のゲーオガンワーンを倒したいと、今は考えています。
―― 龍聖選手の名前は以前にも出していましたが、2人ともに勝つ自信がある?
成尾 あります。まずは龍聖選手を倒して自分がBLACKのチャンピオンにならないと、その先も見えないので。龍聖選手とは早くやらせてもらいたいので、そのためにも今回、KO勝ちします。
―― では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
成尾 とにかく自分のパワーに注目してほしいなと思ってます。本当にスーパーフェザー級で一番と言えるぐらいの攻撃力を見せつけるので、相手がどんな感じで倒れていくのかっていうところを見ていてほしいですね。
―― 分かりました。ありがとうございました!
小森玲哉「今年は勝負の1年。自分も気持ちのこもったフルスイングで倒します!」
―― KNOCK OUTのリングには約1年ぶりですね。その後はKrushに連続参戦して1勝1敗で、2025年は3戦1勝2敗という戦績でした。小森選手の2025年を振り返ると?
小森 思うようにうまくいかないなっていう反省もあり、という感じの1年でしたね。でも一戦一戦、課題を明確に見つけて改善はできているので、ムダな試合は一つもなかったかなと思います。
―― 最近は、課題として改善してきたのはどういうところですか?
小森 前回の試合では1Rにダウンを獲られたので、立ち上がりの闘い方、ファイトスタイルを改善しています。
―― 今回の成尾拓輝選手は、特に最初からガンガン来るタイプですが……。
小森 そこはもう大丈夫です。まあ、あまり詳しくは言えませんが。
―― そうですか(笑)。成尾選手はKNOCK OUTで2戦目ですが、その強さはどう見ていますか?
小森 あのフルスイングが持ち味の選手なんだなという印象です。今回はKNOCK OUTらしく、自分もフルスイングでぶつかります。
―― おお、力強いですね。ただ、これまでも行く時は行くという感じではありましたが、ガンガン振るというタイプとはまた違いますよね?
小森 そうですね(笑)。まあ、成尾選手に完全に付き合うというわけではなく、呑み込むような勢いで、後手には回らない試合ができたらなと思っています。
―― 成尾選手は他団体のチャンピオンで、KNOCK OUTの王座も獲ると宣言しています。ずっとKNOCK OUTでやってきている小森選手としては、外から来られて割り込まれるのは、もちろんイヤですよね?
小森 そうなったら悔しいので、ここで止めたいですね。でも自分も含めて、現状ではやっぱり成尾選手はベルトに近い存在なんだろうなとは思っています。あとは成尾選手も名前を挙げている龍聖選手ですよね。逆に言うと、ここで成尾選手に勝てばそこに行けると思っています。僕もタイトルしか見てないので。
―― そして、常葉での試合は今回が初になります。
小森 はい、楽しみです。八角形リングも初めてで、初めてづくしなんですよね。やっぱり初めてのことはワクワクするので、すごく楽しみです。ONE’S GOALからはミサイル雄選手が出てるんですけど、八角形リングの具合とか、設備が整っているという話とか、あとは寒いっていうところも(笑)聞いているので、そこも気をつけたいなと思っています。
―― その八角形リング「KNOCKTAGON」に関しては、どうイメージしていますか?
小森 八角形リングはジムにないので、同じ環境では練習はできないですけど、四角形のリングでもサークリングとかのイメージはしながら取り組んできました。コーナーがないというところは、やりやすさもやりにくさも両方あるなという感じです。
―― 先ほど名前が出たミサイル雄選手も含め、今、ジムの状況はどうですか?
小森 鈴木貫太さんが、一時期ケガで離脱していたんですが戻ってきて、来月には他団体でタイトルマッチに出場します。今はプロ選手が自分を含めて5人いて、貫太さんを筆頭に、切磋琢磨しています。プロ選手が増えてきて、充実していますね。
―― さて今回、最終的にはどう勝ちたいと思っていますか?
小森 フルスイングで、ノックアウトします!
―― 今まで、小森選手がフルスイングでノックアウトしたところは見たことないんですが……。
小森 (笑)。楽しみにしててください。
―― ここで勝って、今年は去年の分も躍進したいと。
小森 はい、ここで勝ってベルトに近づきたいです。復帰してから2年半になりますし、今年は勝負の1年になると思っています。この1年で結果を出せるように、覚悟を持って取り組んでいきます。
―― では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
小森 気持ちですね。気持ちの込もったフルスイングを見てほしいです。
―― 分かりました。ありがとうございました!
対戦カード
※KNOCK OUTのBLACKルールは肘無し・ワンキャッチワンアタックのキックルール。REDルールはオープンフィンガーグローブ着用・肘有りキックルール。UNLIMITEDルールはREDルールに加え倒してからの打撃も有効なルール
第9試合 メインイベント BLACK スーパーライト級(65kg) 3分3R
中島 玲(KNOCK OUT クロスポイント渋谷/ハイブリッドアカデミー/元KNOCK OUT-BLACKウェルター級(67.5kg)王者、元プロボクシング日本スーパーウェルター級暫定王者)
力斗(TEAM PREPARED/元大和フェザー級王者)
第8試合 BLACK スーパーフェザー級(60kg) 3分3R
成尾拓輝[ひろき](究道会館/HOOST CUP日本ライト級(60kg)王者)
小森玲哉(ONE’S GOAL)
第7試合 RED フェザー級(57.5kg) 3分3R
皆川裕哉(KICK BOX/元ジャパンキック・フェザー級王者)
茂木豪汰(上州松井ジム)
第6試合 BLACK スーパーバンタム級(55kg) 3分3R
川野龍輝(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)
夏目竜雅(TRY HARD GYM)
第5試合 BLACK スーパーフェザー級(60kg) 3分3R>
祐輝[よしき](OU-BU GYM)
歩希[いぶき](team VASILEUS)
第4試合 RED ライト級(62.5kg) 3分3R
武内晴信(TEAM PREPARED)
麻太郎(健心塾)
第3試合 BLACK ライト級(62.5kg) 3分3R
宇山京介(KNOCK OUTクロスポイント渋谷)
宗雅(フリー)
第2試合 RED(ボクシンググローブ着用) スーパーライト級(65kg) 3分3R
須田知希(Katana Gym)
加藤大智(React Gym Shonan)
第1試合 BLACK バンタム級(53.5kg) 3分3R
馬上一樹(REX GYM)
早川悠太(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)
概要
大会名 KNOCK OUT REBELS SERIES.9
日時 2026年3月22日(日)開場・11:30 開始・12:00
会場 福島・KNOCK OUT常葉アリーナ
中継 U-NEXT(2,189円/月)
※配信特化型大会のためチケットの一般販売は行いません。
お問い合わせ Def Fellow 03-6262-3760 inquiry@knockout.co.jp https://knockoutkb.com/










