Krush 9.30 後楽園ホール:安保璃紅とレオナ・ペタス、第5代スーパー・フェザー級王座決定戦以来16か月ぶり再戦
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Krush.93(9月30日(日)後楽園ホール)で元スーパー・フェザー級王者の安保璃紅とレオナ・ペタスが対戦することになった。両者は昨年5月の第5代王座決定トーナメント決勝で対戦し、璃紅が判定勝ちし、プロ8戦全勝・19歳で初のベルトを巻いた。だが10月の郷州征宜との初防衛戦で判定負け。今年に入りTRY HARD GYMから兄の瑠輝也と共に独立し、大阪に自分たちのチーム「team ALL-WIN」を構え、6月の再起戦では覇家斗に判定勝ちした。
対するレオナは2016年に中国の英雄伝説のアジア-60kgトーナメントで優勝。同年10月からスタートした16選手参加による第5代王座決定トーナメントでも“DYNAMITE”高橋佑太、覇家斗、朝久泰央に完勝して決勝に進み、下馬評通りの活躍を見せたが、新鋭・瑠輝也に王座を阻まれた。しかしその後は原田ヨシキ、西京佑馬、ジャオ・チョンヤン相手に3連勝。その間に弟の加藤虎於奈と共にバンゲリングベイ・スピリットから独立し「THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS」を結成。偶然にも璃紅と似たような再起ロードを辿ることになる。
レオナは7月の日中対抗戦で中国の新鋭・ジャオ・チョンヤンを2R KOすると「僕以外のタイトル挑戦は無いと思います。その前に去年5月28日、僕がやられた選手ともう一回やらないといけないと思います」と、瑠輝也との再戦を熱望。宮田充K-1プロデューサーも「KOのインパクトがあの日の対抗戦で一番あった。3連勝で勢いに乗っている」とレオナを高く評価し、さっそく両者の再戦をマッチメイクした。
6月大会では郷州から島野浩太朗にベルトが移動。スーパー・フェザー級のタイトル戦線は不安定な状況が続いている。だが良く言えば群雄割拠で、璃紅とレオナの一戦も、ライト級・ゴンナパー vs. 大沢文也、スーパー・ウェルター級・ピケオー vs. 和島大海のWタイトルマッチに引けを取らない注目のカードとなる。
◆安保璃紅
先日のKrush(のレオナのマイクアピール)を見させてもらって、やっぱりか、と思いました。気持ちを切り替えて、勝つための研究をやり直して、前回戦った時とは違うスタイルで戦って行けたらと思います。前のレオナ選手との試合の時は足を怪我していて全く蹴れなかったので、今回は蹴りも出せて、万全の状態で戦えると思うので楽しみです。
7月のレオナ選手の中国の選手との試合を見て、さすがって思いましたね。レオナ選手に僕のことを「60kgで一番強い」と言っていただいて嬉しいですけど、僕はレオナ選手のことを一番と思っていないですし、もっと強い選手をぶっ倒したいんで、9月はさらにパワーアップして帰って来ます。
(前回戦った時と比べてどこが成長した?)あの時は負けを知らなくて、イケイケという感じでしたけど、(郷州との)初防衛戦で出鼻をくじかれて、負けを知って、もっと人として強くなれたと思います。あの試合が大きな節目でした。
◆レオナ・ペタス
7月22日にジャオ・チョンヤン選手をKOして、リングで言ったことをかなえてくれた宮田さんに感謝しています。試合を受けてくれた安保璃紅選手もありがとうございます。前回安保選手に負けているので、次は無いと思っています。2度同じ相手に負けたら終わりなので、必ずここで勝ちたいです。
前回安保選手と戦って、凄く上手くて速くて、何でもできる選手と思いました。6月の覇彌斗戦を見て、改めて強いなって思いましたね。安保選手に負けるまでは7連勝で、英雄伝説でもベルトを取ってイケイケでしたけど、負けたことで、支えてくれる方々のありがたみを感じ、人として成長できて、12月・4月・7月といい感じでつながっていると思います。今、60kgで一番強いのは安保選手と思っています。
正直、次の試合は10月ぐらいが良くて、9月は早いと思いましたけど、トレーナーが今年中に僕にベルトを取らせたいと言っているので、戦うことにしました。この試合が王座挑戦者決定戦でもいいと思っています。これまで1年間、安保選手に勝つために本気でやってきました。1年でどれだけ変わったか期待して見て下さい。
他にも以下の5試合が新たに決定している。
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
山崎陽一(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/Bigbang王者)
藤村大輔(A-BLAZE×KICKGYM)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
平山 迅(ROYAL KINGS)
瑠久(K-1 GYM横浜infinity)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
出貝泰佑(TEAM GYAKUSAN/元Bigbangスーパーバンタム級王者)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)
蓮實 光(パラエストラ栃木)
プレリミナリーファイト ライト級(62.5kg) 3分3R
関川和将(DTS GYM)
塚本拓真(TANG TANG FIGHT CLUB/第5回K-1アマチュア全日本チャレンジAクラス-65kg優勝)※デビュー戦
山崎と藤村は16年12月に対戦。2Rに山崎が左フックでダウンを奪ったが、1Rと3Rは藤村が攻勢で、延長戦にもつれ込むと、藤村が3Rからの優勢を維持し、パンチを当て続け勝利している。
平山迅は8月18日の名古屋大会での海斗戦が組まれていたが中止に。宮田プロデューサーの話によると、海斗の所属先のポゴナ・クラブジムから「個人的事情」による欠場の申し出があったといい、さっそく平山には、8月5日のKrushの第1試合で迅也に2R KO勝ちし勢いに乗る瑠久との試合が9月に用意された。
◆山崎
藤村選手には負けているんで、今回はリベンジでKOで倒すしかないと思っています。(藤村の印象)バランスが良くて粘り強い選手ですね。(同じ大会でタイトルマッチを行うピケオーと和島についてどう思う?)2人にKOで負けているので、リベンジしてKrushのベルトを取りたい気持ちは変わっていないです。
◆藤村
前回山崎選手と戦った時は延長の末になんとか勝つことができたので、そこからいかに自分が成長できているかをアピールしたいです。山崎選手は全力で逆襲に来ると思うので、全力で返り討ちにします。山崎選手はパンチが強く、細かいテクニックも巧く、ベテランの風格がありました。あの時の勝利は自信になりました。タイトルマッチがかすむような激闘を繰り広げたいです。
◆平山
名古屋の試合が無くなって、練習でお世話になった皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。気持ちの切り替えはできていますけど、まだ体と考えていることがうまくマッチしていない感じですね。瑠久選手は8月5日のKrushで勝った後に木村“フィリップ”ミノル選手の名前を出してましたけど、まだ早いでしょ。(瑠久をにらんで)あの試合見たやろ?死ぬぞ。今回は勝って当たり前の選手と言われると思うので、勝ち方ですね。
◆瑠久
食べ応えあるオジサンをさっさとぶっ飛ばします。引退させる勢いでボコボコにします。(平山の「死ぬぞ」発言を聞いて)俺も試合見て「これは死ぬな」って思いました(苦笑)。あの時は興奮状態で木村選手の名前を言いましたけど、絶対木村選手とやれるぐらいの選手になりたいです。俺は平山選手と違って可能性も華もあるんで。俺がK-1出た方が絶対人気出ます。思いっきり打ち合ってKOします。平山選手がうるさいんで、関西帰って漫才やってもらいます。
◆出貝
前回(6月大会で隼也ウィラサクレックに延長判定1-2で敗戦)はいい動きで、手応えを感じました。階級を変えたら?とかよく言われますけど、ここで結果を出すと決めたので、早い段階で次の試合が決まってうれしいです。金子晃大選手がバンタム級のチャンピオンになりましたけど、彼と(去年11月に)やった時も手応えがあったので、早いところリベンジマッチがしたいです。(晃貴の印象は?)普通にうまくて強い選手だなと思います。ただ、総合的な戦闘能力で行くと、倒して当たり前の相手ですね。(Krushでは5連敗だが「手応え」を勝利に変えるには何が足りない?)前回も前々回も考えてやったつもりですけど、正直、答えが正確には出ないですね。とにかく倒すことが一番だと思います。倒す力しっかりつけないといけないと思います。今回のテーマは「圧倒」です。出貝ワールドで染めたいです。
◆晃貴
40戦のキャリアのある相手に勝って、チャンピオンへの挑戦にアピールできるよう頑張ります。金子選手に一度負けているのでリベンジしたいです。(出貝の印象)リーチが長くてやり辛そうですけど、勝てない選手じゃない感じです。
(Twitterで同じ米子出身で同い年のタレント・山本舞香さんと食事に行った姿をアップしていましたが、接点は?)中学生ぐらいから仲が良くて、東京に来てからまた会うようになりました。学校は違いましたけど、米子は狭いんで、みんな知り合いですね。2人だけじゃなく妹も一緒でした。FRIDAYされないので大丈夫です(笑)
◆鈴木勇人
僕の目指しているところなのはチャンピオンベルトなので、それまでの試合を一つ一つこなしていくだけだと思います。格闘技はパワーだけじゃ勝てないのを教えます。自分が負けている篠原悠人選手がベルトを取ったので、リベンジとベルトを取る機会がセットになってありがたいです。今回は完封して勝とうと思います。
◆蓮實
前回同様にあっさりKOして、11月のK-1に準備を向けたいと思います。普通に考えて(鈴木とは)パワーが違いますね。大舞台のK-1で最短でベルトを取りたいです。今回も1RでKOして凄いと思ってもらいたいです。パンチ一発で失神させます。
対戦カード
Krushライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/王者)※初防衛戦
大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/挑戦者)
Krushスーパー・ウェルター級(70kg)タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
ジョーダン・ピケオー(オランダ/マイクスジム/王者)※4度目の防衛戦
和島大海(月心会チーム侍/挑戦者)
スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
安保璃紅(team ALL-WIN/元王者)
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/英雄伝説アジア-60kgトーナメント’16優勝)
スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
山崎陽一(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/Bigbang王者)
藤村大輔(A-BLAZE×KICKGYM)
Krush第6代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント一回戦Aブロック 3分3R(延長1R)
軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/元バンタム級(53kg)王者)
森坂 陸(エスジム)
Krush第6代スーパー・バンタム級(55kg)王座決定トーナメント一回戦Aブロック 3分3R(延長1R)
椿原龍矢(月心会チーム侍)
亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
平山 迅(ROYAL KINGS)
瑠久(K-1 GYM横浜infinity)
バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
出貝泰佑(TEAM GYAKUSAN/元Bigbangスーパーバンタム級王者)
晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)
蓮實 光(パラエストラ栃木)
プレリミナリーファイト ライト級(62.5kg) 3分3R
関川和将(DTS GYM)
塚本拓真(TANG TANG FIGHT CLUB/第5回K-1アマチュア全日本チャレンジAクラス-65kg優勝)
概要
大会名 Krush.93
日時 2018年9月30日(日) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・ン未定 本戦開始・18:00
中継 AbemaTV(生放送)、GAORA
チケット料金 SRS席15,000円 RS席9,000円 S席7,000円 A席5,000円 ※当日座席券は各500円アップ ※小学生からチケットが必要です。
チケット販売 K-1.SHOP チケットぴあ イープラス ローソンチケット 後楽園ホール5F事務所(店頭販売) グッドルーザー(電話予約)
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/