Krush 8.27 後楽園ホール:日韓対抗戦出場の壬生狼一輝「倒して勝って黒田選手のK-1王座に挑戦したい」、松山勇汰「Krushのベルトまで最短距離でいきます」、TETSU「僕がプレッシャーをかけて最後は倒す」
MARTIAL WORLD PRESENTS GYM VILLAGE
中野トイカツ道場
中野駅徒歩3分。平日7~23時、年中無休営業。入会金&月謝2ヶ月分無料!
Krush.152(8月27日(日) 後楽園ホール)の日本vs韓国・3対3に出場する壬生狼一輝、松山勇汰、TETSUのインタビューがK-1 GROUPから届いた。なお、フェザー級で銀次(VAINQUEUR GYM)と対戦予定だった石田龍大(POWER OF DREAM)が肺炎となりドクターストップがかかったため試合が中止となった。試合順も発表されている。
Krushでは4月の女子大会で日韓対抗戦を行ったが、今回はその男子版。7月に退任した中村拓己・前プロデューサーが企画し、7月14日の発表会見では「今回の対抗戦で日本チームはあえて国際戦の経験が少ない・若い選手たちを選びました。韓国チームも7月の両国大会に出場するジン・シジュン選手に紹介してもらったのですが、こちらも若い・アグレッシブな選手を選んでもらいました。この対抗戦を通じて、日本チームには今までにない姿を見せて欲しいし、『韓国にもこんなにいい選手がいるんだ』ということを知ってもらいたい。この日韓戦でしか見せられないものを見せたい」と、人選や狙いを説明していた。
第9試合 メインイベント 日本vs韓国・3対3・大将戦 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
壬生狼一輝(力道場静岡/元Krushバンタム級王者)
パク・ヒョンウ[Park Hyungwoo](韓国/キムジェXジム/MAX FCスーパーバンタム級1位)
壬生狼は21歳。昨年12月のK-1大阪大会の初代K-1バンタム級王座決定トーナメント1回戦でサンベル・ババヤンに勝利したが、準決勝で黒田斗真に判定負け。黒田には21年のバンタム級日本最強決定トーナメント決勝、同年12月の再戦に続き3連続で敗れている。今年6月のK-1横浜大会では白幡裕星に判定勝ち。今回は対抗戦の日本側の大将に選ばれた。
ヒョンウは17戦9勝(3KO)8敗の19歳。昨年7月のPRO-KARATEDO達人Neo大阪大会で笹木一磨に1R KO負け。11月のシュートボクシング愛知大会では内藤凌太に2Rにローでダウンを奪われ判定負けしている。
第8試合 セミファイナル 日本vs韓国・3対3・中堅戦 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/K-1甲子園2020 -60kg優勝)
チャン・ウヒョク[Jang Woohyuk](韓国/ソンナム・ソルボン/KTK/KTKスーパーフェザー級王者)
松山は19歳。20年のK-1甲子園を制し、21年12月のプロ3戦目で寺田匠相手にプロ初黒星を喫したが、その後はスーパー・フェザー級に階級を上げ、目黒翔大、SOUL、岡嶋形徒相手に3連勝中。5月の岡嶋戦では1R中盤に左ハイキックでKO勝ちし大きなインパクトを残している。対するウヒョクは17戦12勝(4KO)5敗の22歳。
第7試合 日本vs韓国・3対3・先鋒戦 63kg契約 3分3R(延長1R)
TETSU(月心会チーム侍)
チャン・ドクジュン[Jang DeokJun](韓国/チームサイコピットブルス/KOREA BEAST GP&K-COMBATスーパーライト級王者)
TETSUは22歳。昨年12月に山本直樹にKO負けした後、故郷大阪の古巣・月心会チーム侍に戻って、当時のリングネームのTETSUに戻し再出発し、6月のKrushでは三宅祐弥を3R終盤に右フックでKOしている。ドクジュンは21戦13勝(8KO)8敗の28歳。
壬生狼一輝
――日本vs韓国・対抗戦が近づいてきましたが、今回はどんなことを意識して練習していますか?
壬生狼「最近フィジカル系のトレーニングを多めにやっていて、身体も大きくなってきました。今回はそこから身体を絞って試合をしようと思っています。パワー・倒す力はついたと思うし、今回は倒す試合を見せたいですね」
――今回はKOへのこだわりが強いようですね。
壬生狼「前回の白幡(裕星)戦ではダウンを取ることができたんですけど、自分はK-1 GROUPに来て1回もKO勝ちがなくて。そろそろKO勝ちを見せないとやばいなと。今回は最低でもKO勝ちがテーマだと思っています」
――壬生狼選手自身もただ勝つだけではいけないという意識も強くなっていますか?
壬生狼「もちろんです。お客さんは倒す試合を見たがっているし、それを楽しみにしていると思うので、その期待に応えたいです」
――対戦相手のパク・ヒョンウ選手の印象を聞かせてください。
壬生狼「自分から前に出て攻めて、数が多い選手だと思います。ただパワーはそこまでないかなと思います。ヒョンウ選手は一緒に練習することがあるBELLWOOD FIGHT TEAMの内藤凌太さんとも試合をしていて、凌太さんがローキックでダウンをとって勝ってるんですよ。だから絶対に負けられないし、今回は倒して勝ちます」
――今回は対抗戦の大将戦=メインイベントを任された形です。どんな試合をしなければいけないと思っていますか?
壬生狼「大将を任せられて、しかもKrushのメインなので、しっかりKOで締めないと示しがつかないです」
――対抗戦で日本チームとして強さを見せたいですか?
壬生狼「見せたいです。全勝全KOでいきます!」
――今年は他団体から参戦してきた白幡選手を迎え撃ったり、日韓対抗戦に出場したり、今までにないシチュエーションの試合が続いています。これからの目標・展望を教えてください。
壬生狼「ここで倒して勝てることを証明して、K-1のベルトに挑戦したいです。K-1も新体制になりましたけど、K-1チャンピオンになるという目標はぶれないです。その理由は3回やって3回負けている黒田斗真がそこにいるからです。僕は黒田選手から獲るベルトに価値があると思っています」
――プロ・アマ通して3回やって勝てなかった相手は今までいますか?
壬生狼「いないですね。しかもプロで初めて負けた相手が黒田選手なんですよ。黒田選手に勝たない限り、格闘技人生終われないです」
松山勇汰
――今回の日本vs韓国・3対3のオファーを受けた時の心境はいかがでしたか?
松山「国際戦で相手も韓国のチャンピオンなので、すごくいいオファーをいただけたと思いました」
――キャリア的にもそろそろ外国人選手と戦いたいという思いはありましたか?
松山「僕は誰々とやりたいというのはなくて、チャンピオンになるための最短距離をいきたいと思っているんですね。今回の相手はそこにつながる試合だと思いました」
――対戦相手のチャン・ウヒョク選手にはどんな印象を持っていますか?
松山「がっちりした身体でパンチを振ってくる、韓国人選手らしいファイターという印象です」
――どんな試合をイメージしていますか?
松山「理想はリーチや蹴りを活かして距離を取る戦い方なんですけど、最後は気持ちの勝負になると思うんですね。だから今回はビッグミットやラッシュだったり、心拍数をあげる練習をたくさんやってきました。どんな展開になっても勝つつもりです」
――松山選手は2試合連続でKO勝ちしていますが、倒して勝つ以外の練習にも力を入れているんですね。
松山「はい。目黒翔大選手とやった時、判定勝ちしたんですけど、追い上げられてしんどい試合だったんです。改めて試合は練習と違ってキツイものだと思って、あれから自分を追い込むようになりました。試合前はそうやって追い込まないと気持ち的に嫌ですね」
――もちろん倒せる武器も増やしていますか?
松山「空手時代から蹴りが得意で、キックでは左のヒザ蹴り・ハイキックで倒すことが多いんですけど、他にも倒せる武器はあるので、そういう技も出していきたいです」
――対抗戦・日本チームとして戦う気持ちはいかがですか?
松山「いつもはvs対戦相手・大会の中の1試合で、自分一人のことでいっぱいなんですけど、今回は日本チーム=3人で対抗戦なので、それをプレッシャーには感じてないですが、より一層勝たないといけないという気持ちになりますね。やっぱり日本人全員で勝ちたいです」
――最初の質問にもあったように、これからの目標はベルトですか?
松山「はい。今はKrushベルトが目標なので、そこまで最短距離でいきます」
――では最後にどんな試合をファンのみなさんに見せたいですか?
松山「みんな僕にKO勝ちを期待していると思うし、その期待には応えたいと思います。ただ短い時間で倒すのではなく、しっかり試合を組み立てて最終的に倒すKOを見せたいです」
TETSU
――前回6月「Krush.150」から月心会チーム侍の所属に戻り、三宅祐弥選手にKO勝ちしました。あの試合を振り返っていただけますか?
TETSU「自分の古巣で練習・試合をして、心が落ち着くというか、精神的にいい状態で戦うことができました」
――東京でやってきた練習を活かすことはできましたか?
TETSU「はい。月心会でやってきたことと東京で矢口トレーナーに教えていただいたことを上手くミックスさせることが出来ました」
――東京時代はパンチの技術が飛躍的に伸びて、前回の試合では蹴りもよく出ていましたね。
TETSU「東京では自分がどう頑張ってもものにできない技術を教えてもらって、本当にたくさんことを勉強させてもらいました。今はパンチ・蹴りどちらでも戦える空手スタイルになってきたと思います」
――今回の対抗戦のオファーを受けた時の心境はいかがでしたか?
TETSU「前回の試合から感覚が短かったんですけど、大会の軸になる対抗戦のオファーをいただいて。こんなチャンスを逃すわけにはいかないと思ったし、対抗戦のメンバーに選んでもらえてうれしいです」
――対戦相手のドクジュン選手にはどんな印象を持っていますか?
TETSU「漢(おとこ)って感じでガンガン来るファイトスタイルだと思います。ただ7月の両国大会の時に同じチームのジン・シジュン選手のセコンドとして来日していて、控え室で挨拶させてもらったんですけど、すごくおとなしそうな選手でビックリしました。試合と全然違うやん!って(笑)」
――ドクジュン選手は韓国国内で2つのタイトルを獲っていて、今回の対抗戦出場選手のなかでも最も実績がある選手です。
TETSU「ライト級はチャンピオン以外の選手の実力が拮抗していると思うので、ここで外国人選手にいい勝ち方ができたら、KrushのベルトやK-1で戦うチャンスにつながると思います」
――対抗戦として試合に挑む心境はどうでしょう?
TETSU「僕も今まで対抗戦を見てきて、自分が応援している側の選手が負けたら『何してんねん!』って気持ちになっていたので、絶対に勝ちたいです。日本チームの全勝でいきます」
――前回の試合も踏まえて、TETSU選手の試合を楽しみにしている人たちにどんな試合を見せたいですか?
TETSU「見ている人はドクジュン選手がガンガン来て、僕が当てさせずに当てるような試合をすると予想しているかもしれませんが、そういう試合はしません。僕がプレッシャーをかけてドクジュン選手を下がらせるような試合をして最後は倒します!」
対戦カード
第9試合 メインイベント 日本vs韓国・3対3・大将戦 バンタム級(53kg) 3分3R(延長1R)
壬生狼一輝(力道場静岡/元Krushバンタム級王者)
パク・ヒョンウ[Park Hyungwoo](韓国/キムジェXジム/MAX FCスーパーバンタム級1位)
第8試合 セミファイナル 日本vs韓国・3対3・中堅戦 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
松山勇汰(TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/K-1甲子園2020 -60kg優勝)
チャン・ウヒョク[Jang Woohyuk](韓国/ソンナム・ソルボン/KTK/KTKスーパーフェザー級王者)
第7試合 日本vs韓国・3対3・先鋒戦 63kg契約 3分3R(延長1R)
TETSU(月心会チーム侍)
チャン・ドクジュン[Jang DeokJun](韓国/チームサイコピットブルス/KOREA BEAST GP&K-COMBATスーパーライト級王者)
第6試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
近藤魁成(TEAM3K/K-1甲子園2017・2018 -65kg優勝)
FUMIYA(E x F)
第5試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
竹内将生(エイワスポーツジム/元BOM・Bigbangフェザー級王者、元MA日本スーパーバンタム級王者、元WPMF日本&J-NETWORKバンタム級王者)
健介(Jay’s Box)
第4試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
昇也(士魂村上塾/MA日本スーパーライト級王者、元Bigbang同級王者)
古宮 晴(昇龍會/K-1甲子園2021 -65kg優勝)
第3試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
山崎陽一(KIKUCHI GYM/元Bigbangスーパーウェルター級王者)
小田尋久[じんく](TEAM3K)
第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
久保一馬(FIGHT CLUB 428)
勝輝[まさき](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
第1試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
齋藤紘也(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
坂本優輝(ARROWS GYM)
プレリミナリーファイト第3試合 ライト級(62.5kg) 3分3R
龍之介(K-1 GYM HIKARIMACHI TEAM BEAST)
吉川[きっかわ]諒(VAINQUEUR GYM)
プレリミナリーファイト第2試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
聖也(ウィラサクレック・フェアテックス西川口)
下村泰平(K-1ジム総本部チームペガサス)
プレリミナリーファイト第1試合 女子アトム級(45kg) 3分3R
Kiho(TeamK.O.Garage)
末松 晄[あき](Weed GYM)
概要
大会名 Krush.152
日時 2023年8月27日(日) 開場・17:00 プレリミナリーファイト開始・17:15 本戦開始・18:00
会場 後楽園ホール
中継 ABEMA(生放送)、U-NEXT(生放送|2,189円/月)
チケット料金 SRS席 20,000円 RS席 15,000円 S席 10,000円 A席 7,000円(完売) ※当日券500円アップ。16:00より販売 ※小学生からチケットが必要
チケット販売 K-1.SHOP グッドルーザー 出場選手・所属ジム
お問い合わせ グッドルーザー 03-6450-5470 https://www.k-1.co.jp/krush/