シュートボクシング 11.20 愛知 ホテルプラザ勝川(レポ):山田彪太朗、SB日本フェザー級王座挑戦者決定トーナメント優勝。12.25 両国では「RISE王者(門口佳佑)をぶっ倒します」
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SHOOTBOXING 2022 YOUNG CAESER CUP CENTRAL #31“DEAD or ALIVE 05”
2022年11月20日(日)愛知・ホテルプラザ勝川
記事提供:グラップリングシュートボクサーズ名古屋
SB日本フェザー級次期挑戦者決定1DAYトーナメント
第2試合 SB日本フェザー級次期挑戦者決定1DAYトーナメント一回戦 3分3R
○内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本フェザー級3位)
×パク・ヒョンウ(韓国/金提国際エックスジム/MAX FCバンタム級3位)
判定3-0 (30-27/30-26/30-27)
川上叶(龍生塾)が保持するSB日本フェザー級王座への次期挑戦権を懸けた4人制のワンデイトーナメントが行われた。
1R、パンチ主体のパクに対し、内藤の右ロー、右カーフが次々入りパクは露骨に嫌がる。終盤には内藤が首投げを決めてシュートポイントを奪う。2Rには内藤がロー連打でコーナーに詰めてダウンを奪う。再開後も内藤がロー主体の攻めで優勢も、パクは異様な粘りを見せてパンチで反撃。3R、パンチで前進し続けるパクに、内藤は左三日月蹴り、左右ローを当てるが倒し切れない。パクは左右フック、ジャンピングパンチも見せて最後まで攻め抜く意地を見せたものの、内藤が大差の判定勝ちで決勝戦に駒を進めた。
第3試合 SB日本フェザー級次期挑戦者決定1DAYトーナメント一回戦 3分3R
○山田彪太郎(シーザージム/SB日本フェザー級2位)
×弘樹(Y’ZD GYM)
判定3-0 (30-27/30-27/30-27)
1R、山田は左ジャブ、左ミドル、回転の速いパンチで弘樹を追い込むが、弘樹もパンチのコンビネーションで応戦し引かない。左ボディブローもヒットさせる山田は2Rもヒットさせて追い込むが、弘樹は左右フックで前進しタフネスぶりを見せる。3R、右アッパー、左ボディ、左右フックと手数で圧倒する山田だが、弘樹は最後まで攻撃を出し続けて反撃。山田は倒し切れなかったが、大差を付けて判定勝ちした。
第9試合 メインイベント SB日本フェザー級次期挑戦者決定1DAYトーナメント決勝 3分3R
×内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本フェザー級3位)
○山田彪太郎(シーザージム/SB日本フェザー級2位)
判定0-3 (25-30/25-30/25-30)
※山田が王座挑戦権を獲得
決勝戦に勝ち上がってきたのは内藤三兄弟の長男と山田ツインズの兄。1R、内藤は左ミドルからパンチにつないで前進するのに対し、山田はローから左ボディとお互いに手数を出す接戦。2R、山田の細かい連打の前に、内藤が押されてロープを背負う展開に。山田は左ボディをヒットさせて、内藤の動きを止める。
3R、打ち合いの中で山田が遂に左アッパーでダウンを奪う。負けじと意地を見せて反撃する内藤の勢いに押される山田だが、打ち合いの中で右ストレートを炸裂させ2度目のダウンを奪う。最後まで打ち合いが繰り広げられ試合終了。2度のダウンを奪った山田が判定勝ちで王座抽選権を獲得した。
12月25日(日)東京・両国国技館にて開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022』で第5代RISEフェザー級王者・門口佳佑との対戦が決定している山田は「今日一緒に出たトーナメント3選手の想いを含めて現RISEチャンピオンをぶっ倒します。タイトル挑戦も獲れて日本一にもなるので、山田彪太朗のことを少しでも注目してもらえたら嬉しいです」とアピールした。
内藤啓人、韓国の選手に判定勝ち。北川裕紀・竜也がKO勝ち
第8試合 セミファイナル SB 54kg契約 3分3R(無制限延長R)
○内藤啓人(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本バンタム級3位)
×アン・ジョンホ(韓国/沃川チーム天下/MAX FC)
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)
1R、パンチで攻めるジョンホに、内藤は右ローをこつこつ入れる。パンチの打ち合いでは内藤が左フックをクリーンヒットさせてダウンを奪った。2R、内藤は左ボディ、右ストレート、右三日月蹴りと次々と多彩な技をヒットさせるが、タフなジョンホは手数を落とすことなく前進する。3R、内藤のパンチで鼻血を出すジョンホは苦しそうな表情ながらもパンチで前進。内藤は次々とヒットさせるが最後まで仕留めきれず。内藤が判定勝ちした。
第7試合 SB 63.5kg契約 3分3R(無制限延長R)
○北川裕紀(ZERO ONE GYM/SB日本スーパーフェザー級4位)
×森本大喜(CRISS-CROSS/SB日本スーパーライト級5位)
3R 2’03” TKO (3ダウン:右カーフキック)
1R、ガードを固めながら右ローをこつこつ入れる北川は右ストレート、三日月蹴りを効かせる。組んでは首投げでシュートポイント。2R、パンチ主体の森本に、北川は変わらず右ローをこつこつ入れて組んでもこかしてペースを握ったまま。3R、右カーフで削っていく北川は右ハイでダウンを奪う。その後も右カーフで2度のダウンを奪った北川がTKO勝ちした。
第6試合 MAX FCルール 68.5kg契約 3分3R
×五十嵐大樹(名古屋JKファクトリー)
○竜也(CRISS-CROSS)
1R 0’20” KO (左ハイキック)
1R、左ボディをヒットさせて前に出る竜也は右ストレートをヒット! さらに左ハイをクリーンヒット。この一撃で五十嵐はぶっ倒れ、竜也が豪快にKO勝ちした。
第5試合 SB 60kg契約 2分3R(延長1R)
○土井涼雅(グラップリングシュートボクサーズ多治見)
×金子徹哉(BELLWOOD FIGHT TEAM)
判定3-0 (30-29/30-28/30-28)
1R、金子が体格差を活かして前進し、土井は下がりながらも攻撃し組んではヒザを入れる。2R、リーチあるパンチで付き離す土井は接近戦ではヒザを入れる。3Rもパワフルな攻撃の金子に、土井は右ストレート、組んでのヒザを入れて主導権を握る。フルマークの判定で土井が勝利した。
第4試合 SB 女子46kg契約 2分3R(最大延長2R)
○風羽(龍生塾ファントム道場)
×奥村琉奈(OISHI-GYM)
判定3-0 (30-27/30-27/30-25)
1Rからお互いに激しく打ち合う中、風羽は組み付くと強引に組み倒す。2Rには風羽がスタンディング肩固めを決めるがキャッチには至らない。3R、強引に組み付く風羽はヒザ蹴り。首投げでシュートポイント、さらに肩固めでキャッチポイントも奪う。奥村は組まれてしまい自分のペースに持ち込めない。風羽が判定勝ちした。
第1試合 MAX FCコンテンダーズルール 55kg契約 2分3R
○和田リク(グラップリングシュートボクサーズ)
×澤田昴青(GONG GYM坂戸)
判定3-0 (30-26/30-26/30-26)
1R、前進する澤田に、和田は左ミドルを主体とした攻め。2Rには打ち合いに持ち込む澤田に、和田が右ストレートもヒットさせて優勢を印象付ける。3R、疲れの見える和田を澤田が追い込む場面もあったが、和田がパンチ連打でダウンを奪う。和田が判定勝ち。