DEEP 11.20 愛知 ホテルプラザ勝川(レポ):銀GSBが拓MAXにTKO勝ち。三ツ塚勇介、ユン・テスン、松岡疾人も一本/TKO勝ち
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DEEP NAGOYA IMPACT 公武堂ファイト
2022年11月20日(日)愛知・ホテルプラザ勝川
記事提供:グラップリングシュートボクサーズ名古屋
第8試合 フェザー級 5分2R
×拓MAX(TEAM HAMBOLT)
○銀グラップリングシュートボクサーズジム(GSB大須MACS)
2R 2’23” TKO (レフェリーストップ:右ストレートでダウン後)
前戦となった9月のDEEP浜松大会で劉獅にスプリット判定負けを喫した第3代WARDOGフェザー級王者・拓MAXが再起戦。銀GSBも3月のDEEP名古屋大会で今村滉にマスト判定で敗れており再起を狙う。2勝1敗の銀GSBが9勝12敗1分とキャリアで遥かに上回る拓MAX超えなるか。
1R、ゴングと同時に拓MAXはタックルを仕掛け、銀GSBに切られて以降はスタンドのみの攻防。銀GSBは左右ローをこつこつ当て右ストレート、左の三日月蹴りを出すなど、打撃で翻弄する。
2Rも銀GSBは右ローで動きを止めると右ストレートをヒットさせて拓MAXからダウンを奪い追撃パウンド。立ち上がる拓MAXとバチバチの打ち合いを繰り広げた銀GSBは最後に右ストレートをクリーンヒットさせてダウンを奪う。即座にレフェリーがストップし、銀GSBがTKO勝ちした。
第7試合 ライト級 5分2R
×田中壱季(エンカウンター)
○太田将吾(NEX-SPORTS)
判定1-2 (19-19○/○19-19/19-19○)
DEEP大阪大会、WARDONGなど大阪で開催される大会を主戦場にしている田中は、10月のWARDOGで勝利し短いスパンでの試合となる。戦績は16戦5勝11敗。対する太田はMMAキャリアは1戦、SBで2戦1勝1敗の戦績を持つ。
1R、田中の打撃をかいくぐって組み付く太田が何度もテイクダウン。スタンドでは右カーフで田中を削っていく。終了間際にテイクダウンされた田中が三角絞めを極めるが終了のゴング。2R、打ち合いを仕掛ける田中に、太田もパンチで応戦。大田はフロントチョークを極めるが、首を抜いて脱出した田中は打ち合いへ。最後にノーガードの打ち合いを展開し終了。太田がマスト判定で格上の田中から勝利した。
第6試合 バンタム級 5分2R
○三ツ塚勇介(Evermove)
×野木崇政(禅道会駒ヶ根道場)
1R 3’21” 三角絞め
19戦8勝11敗の三ツ塚は現在2連勝中。対する野木は3戦して未だ勝ち星はないが、昨年末の禅道会RF空手-66kg級で優勝している。
1R、強烈な左ミドルを放つ野木に対し、組み付いた三ツ塚はグラウンドの攻防で下から三角絞めを狙う。じわじわと絞めていくと野木がタップし、三ツ塚が鮮やかに一本勝ちした。
第5試合 フライ級 5分2R
○ユン・テスン(志村道場)
×加藤聡志(マーシャルアーツクラブ中津川)
2R 4’24” TKO (レフェリーストップ:グラウンドパンチ)
ユンは7月のDEEP名古屋大会で高田翔平に判定勝ち。対する加藤はアマチュアDEEPで戦績を重ね、全日本アマチュア修斗では準優勝でプロライセンスを取得し、今回がプロデビュー戦。
1R、加藤が組み付いてユンのバックについてしつこくスリーパーを仕掛けていく展開が続く。1Rに極めきれなかったことでスタミナをロスした加藤は何度もタックルを仕掛けるものの勢いはなく、これをユンが潰していく。猪木アリ状態でもユンが蹴り、パウンドで削っていく。最後にユンがパウンド連打、加藤が防戦一方となったところでレフェリーがストップした。
第4試合 フライ級 5分2R
○松岡疾人(NEX-SPORTS)
×廣瀬裕斗(マーシャルアーツクラブ中津川)
1R 3’10” 裸絞め
7月のDEEP名古屋大会でオサモ・リチャードソンにTKO勝ちしている松岡と、同大会で岡本秀義に1RTKO負けした廣瀬が対戦。
1R、激しい打ち合いの中で、松岡が首をキャッチしフロントチョークへ。これが極まらないと見るや、横三角絞めへ。苦しそうな表情の廣瀬の力が抜けていく様子を見た松岡は「落ちた!」とアピールするが、廣瀬は首を抜いて脱出。松岡はすぐにバックについてスリーパーを極めて一本勝ちした。
第3試合 フェザー級 5分2R
○藤岡 陸(GSB多治見)
×今村 滉(CBIMPACT)
判定3-0 (20-18/20-18/20-18)
1R、右ストレートを強振する今村に組み付いた藤岡がテイクダウン。バックについてスリーパーを狙うが、正対に戻した今村は立ち上がるも藤岡は再びテイクダウン。2Rもすぐに組みつく藤岡がロープに押し込みながらテイクダウン狙い。いったんブレイクで離れるも、藤岡がしつこく組み付いてテイクダウンを狙い、今村が耐える展開が続く。藤岡が判定勝ちした。
第2試合 バンタム級 5分2R
×田中義基(皇子山MMA)
○切嶋龍輝(マーシャルアーツクラブ中津川)
判定0-3 (19-19○/19-19○/19-19○)
1R、組み付く切嶋はテイクダウンして上になるとフロントチョークで追い込む。スタンドの展開に戻っても切嶋がしつこく組み付いてテイクダウン狙い。打ち合いでは互角の展開ながらも、やや切嶋が上回る。マスト判定で切嶋が勝利した。
第1試合 フライ級 5分2R
×オサモ・リチャードソン(グラップリングシュートボクサーズ)
○吉田悠太郎(Evermove)
判定0-3 (19-19○/19-19○/18-20)
1R、開始早々に吉田が組み付いてテイクダウン。オサモは下から腕十字を狙う。立ち上がる吉田のバックに飛びついたオサモはスリーパー。再び逃げられても組み付いてスリーパー狙いへ。2R、右ハイの吉田は組み付いてパウンドで削る展開が目立つ。オサモは押されながら随所で回避していく。マスト判定で吉田が勝利した。