PFC 8.2 札幌PODアリーナ(レポ):“闘うお巡りさん”森永ユキト、1R一本勝ちでバンタム級王座防衛。ジェイク・ウィルキンスがフェザー級、能登崇がウェルター級王者に。山本喧一代表「PFCを後楽園ホールでやりたい」

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リミットレス提供 PFC.41 / STONES & ROOKIES
2026年8月2日(日)北海道札幌市・PODアリーナ
レポート:井原芳徳 写真提供:(C)PFC実行委員会
今回のPFCではMMA 3階級のタイトルマッチが組まれ、3試合ともRIZIN出場経験者の絡むマッチメイクとなり、より選手層が厚みを増した。
大会の閉会式でPFCの山本喧一代表(上写真右端)は「プロで12試合組めたのは初です。当日券も出せないぐらい超満員で、観客数はこれまでの記録を塗り替えました。本州のチャンピオン、ランカーが増え、PFCが全国から注目されるようになりましたが、よりPFCのブランド力を高めるため、東京に進出したいと思います。北海道で生まれたPFCをまるごと東京に持って行って、後楽園ホールでやりたいと思います。皆さん力を貸してください」と話している。
年内の大会は10月、12月を予定。PFC公式サイトではプロ・アマ問わず出場希望選手を随時募集している。
第1部 PFC.41(プロ)
第11試合 セミファイナル PFC MMMAバンタム級タイトルマッチ 5分5R
○森永ユキト(ストライプル新百合ヶ丘/王者)
×ジミー西将希(髑髏會/1位・元王者)
1R 1’20” 肩固め
※森永が初防衛
1R、森永が開始から前に出て左ジャブを当てると、西も負けじと左ミドルを放つが、森永は蹴り足をすくってから両脇を差し、軽々と西を持ち上げて頭からマットに叩きつける。いきなりエグい攻撃を見せた森永は、サイドバックから片手で抱えつつ、パウンドをコツコツと当てる。西は四つん這いの状態から体をひねって背中をマットに付け、打開を図ろうとする。だが森永は西に休む時間を与えず、すぐにハーフガードから肩固めを狙いつつ、足を抜いてマウントポジションを奪う。森永はパウンドを連打して追い詰め、サイドに移って再び肩固めを極めてタップを奪った。
森永は神奈川県警の警察官で、試合9日前には地元のタウンニュースではMMA選手と二足の草鞋を履いていることを紹介され、格闘技ファンの間でも話題となっていた。自身のXのプロフィールには“闘うお巡りさん”と記し、今回の試合後の投稿では、フィニッシュの肩固めは「モリナガタメ」だと説明している。森永はチャンピオンベルトを腰に巻き、レプリカの制帽をかぶり、敬礼ポーズでセコンドの渡部修斗らと記念撮影した。マイクを持った森永は「今後、PFCを背負って、またRIZINの舞台にチャレンジしたいです。PFCを代表して、日本のトップに行きます」とアピールした。
第10試合 PFC MMMAフェザー級タイトルマッチ 5分5R
○ジェイク・ウィルキンス[Jake Wilkins](リバーサルジム新宿Me,We/元Fighting Nexusライト級王者)
×吹田 琢(スカーフィスト/バンタム級6位)
1R 4’34” TKO (レフェリーストップ:左ミドルキック→グラウンドパンチ)
RIZIN出場経験もある元Nexus王者・ウィルキンスがPFCに初参戦し、吹田(ふきた)とのレベルの違いを見せつける。
1R、ウィルキンスがサウスポーで構えてプレッシャーをかけ、回って距離を取る吹田に対し、右の前足でのローキックを的確に当て続ける。終盤、ウィルキンスはプレッシャーを強めて距離を縮め、左ストレートも当てるように。残り1分を切り、吹田は片足タックルを仕掛けて形勢逆転を狙うが、ウィルキンスは片足立ちから足を抜いて脱出すると、またも前に出て左ミドルをクリーンヒット。ダウンした吹田のウィルキンスが鉄槌を連打したところで、山崎レフェリーがストップした。
マイクを持ったウィルキンスは、起用したPFCの山本代表、東京から来たチームメイト、応援団に感謝の言葉を述べ「またRIZIN出られる機会があれば、このベルトを持って乗り込みたいです」と宣言し、場内は拍手の音で包まれた。
第12試合 メインイベント PFC MMAウェルター級タイトルマッチ 5分5R
×成田佑希(Team ZEEK/王者)
○能登 崇(GO ONE GYM/挑戦者)
1R 4’46” TKO (レフェリーストップ:左フック→グラウンドパンチ)
この日のメインイベントは青森在住の35歳・成田と、釧路在住の32歳・能登による再戦。両者は昨年6月のRIZIN札幌大会のオープニングファイトで対戦し、能登が2R腕ひしぎ十字固めで一本勝ちしている。今回、PFC王者の成田に能登が挑む構図で再戦が組まれ、能登が盤石の強さを見せつける。
1R、オーソドックスの成田に対し、サウスポーの能登が左インローを的確に当て、左ストレート、膝蹴りを当ててから倒す。能登はサイドで押さえ、立った成田を金網に押し込む。離れると、成田は左ストレートと左膝を連打する。成田はしがみついて能登を金網に押し込み追撃を封じると、テイクダウンを奪い、パウンドを振う。だが能登はかわして立ち上がり、タックルで成田を倒し、上を取り返す。すぐ成田は立ち、金網際で膝を打ち合った後、両者離れる。すると能登は左ミドルを強打してボディに意識を向けさせてから、飛びついて左フックをヒット。成田はひるんで金網際まで下がって膝立ちになり、能登が押さえてパウンドを当て続け、レフェリーがストップした。試合後は釧路から札幌まで応援にかけつけた家族やジム生らと記念撮影した。
第9試合 MMAストロー級 5分2R(延長1R)
×早坂優瑠(CORE QUEST KUSHIRO/2位)
○木村旬志(ゼロ戦クラブ/3位)
1R 2’36” フロントチョーク
1R、早坂がタックルを仕掛け、引き込む形で下になり、木村の脇を差してしがみつく。金網際で早坂は下から足関節技を狙い、木村が対処する隙にリバースして上になる。だが木村は金網を背にして座った状態でいると、下から首を抱えてギロチンチョークで絞める。早坂が落ちると、木村はレフェリーに落ちたとアピールし、レフェリーが止めると、早坂はうつぶせでぐったりした。
第1試合 グラップリングフェザー級 5分2R(延長1R)
○渡部 修斗(FIGHT LYNX)
×レッドドラゴン(UWF道場)
1R 1’45” 裸絞め
試合後、渡部は、海外での試合に専念することを理由に、PFCグラップリング・フェザー級王座の返上を表明した。引き続きPFCグラップリング・バンタム級王座は保持する。
第8試合 MMAライト級 5分2R(延長1R)
×鈴木 淳斗(神龍ワールドジム)
○クリス・キルシュ(フリー)
1R 4’10” 三角絞め
※この試合は前日計量で鈴木が規定体重を1.6kgオーバーしたためキルシュの勝利のみ公式記録となる
第7試合 MMAバンタム級 5分2R(延長1R)
×佐藤 陽向(POD GYM/12位)
○Koki(MMA RANGERS GYM)
判定0-3
第6試合 MMA82kg契約 5分2R(延長1R)
○カタナマン(Impact)
×椎名マン(千葉tribe)
2R 3’51” アームロック
第5試合 MMAフェザー級 5分2R(延長1R)
○綾哉(RTT)
×河永 重春(アルバトロス)
1R 1’07” TKO
第4試合 MMAバンタム級 5分2R(延長1R)
×養老 颯也(HLC GYM)
○小黒 英一(POD GYM)
1R 3’45” 裸絞め
第3試合 MMAストロー級 5分2R(延長1R)
×佐藤 千太(棚田道場)
○坂野 嶺稀(POD GYM)
2R 4’44” 裸絞め
※前日計量で佐藤が規定体重を1.4kgオーバーしたため坂野の勝利のみ公式記録となる
第2試合 MMAフライ級 5分2R(延長1R)
○チャーン(eleven)
×佐々木 晨悟(KING’S)
1R 2’45” アームロック
第2部 STONES&ROOKIE(アマチュア)
第25試合 MMAライト級 Aクラス 3分2R
△髙橋 斐吹(パラエストラ札幌)
△中瀬 璃空(HLC GYM)
時間切れ
第24試合 MMAバンタム級 Aクラス 3分2R
○荒 喜喬(POD GYM)
×SHA-MAN(オウプネス札幌)
1R 1’13” TKO
第23試合 MMAバンタム級 Aクラス 3分2R
△琴田 祥太郎(パラエストラ札幌)
△髙橋 泰雅(GO ONE GYM)
時間切れ
第22試合 MMAウェルター級 Aクラス 3分2R
△三浦 瑠恭(チームアルバトロス恵庭本部)
△ジャージーライオン(フリー)
時間切れ
第21試合 MMAバンタム級 Aクラス 3分2R
○藤塚 陸斗(オウプネス札幌)
×石垣 優(POD GYM)
2R 2’52” 腕ひしぎ十字固め
第20試合 MMAストロー級 Aクラス 3分2R
○山室 みやび(POD GYM)
×岩谷 翔琉(チームアルバトロス恵庭本部)
2R 2’52” 腕ひしぎ十字固め
第19試合 MMAフライ級 Aクラス 3分2R
×喜井 元哉(フリー)
○悠真(POD GYM)
2R 2’11” 裸絞め
第18試合 MMAフェザー級 Aクラス 3分2R
△吉田 拓未(GO ONE GYM)
△MASAYA(オウプネス札幌)
時間切れ
第17試合 MMAライト級 Aクラス 3分2R
×目良 悠人(POD GYM)
○清水 晃大(パラエストラ札幌)
2R 0’49” 裸絞め
第16試合 MMAバンタム級 Aクラス 3分2R
×河端 洋平(POD GYM)
○丹羽 永昌(CORE QUEST KUSHIRO)
1R 0’20” TKO
第15試合 MMAストロー級 Bクラス 2分2R
×上島 巧汰(オウプネス札幌)
○中平 承太郎(POD GYM)
2R 0’49” TKO
第14試合 MMAフライ級 Bクラス 2分2R
△清水 正成(POD GYM)
△REIZI(GO ONE GYM)
時間切れ
第13試合 MMAバンタム級 Bクラス 2分2R
△田淵 悠(POD GYM)
△加藤 飛雄馬(ジャクソン道場)
時間切れ
第12試合 MMAバンタム級 Bクラス 2分2R
△中村 匠那(CORE QUEST KUSHIRO)
△清水 篤志(ALMA FIGHT GYM BASE)
時間切れ
第11試合 MMAストロー級 Bクラス2分2R
○千歳北陽の新星(チームアルバトロス恵庭本部)
×奥山 颯人(POD GYM)
2R 1’03” 腕ひしぎ十字固め
第10試合 KICKライト級 Bクラス 2分2R
○延藤 亮太(ザワジム)
×籾山 颯大(SEED)
2R 0’35” TKO
第9試合 MMA無差別級 Bクラス 2分2R
△石森 鼓太郎(POD GYM)
△せーらん(チームアルバトロス恵庭本部)
時間切れ
第8試合 MMAライト級 Bクラス 2分2R
△芦田 寿也(稚内格闘技倶楽部)
△アブドーラ伊藤(フリー)
時間切れ
第7試合 MMAバンタム級 Bクラス 2分2R
―河端 洋平(POD GYM)
―竹江 一朗(フリー)
試合中止(竹江選手欠場により中止)
第6試合 MMAフェザー級 Bクラス 2分2R
×成田 雄飛(CORE QUEST KUSHIRO)
○空舞(Fit Fight REVIVAL)
1R 0’13” TKO
第5試合 MMAフェザー級 Bクラス 2分2R
×鍵山 英也(POD GYM)
○酒井 優真(ALMA FIGHT GYM BASE)
2R 0’15” TKO
第4試合 MMAライト級 Bクラス 2分2R
△スーパーパンチ谷口(スノーウルフ)
△佐藤 蹴斗(HAMA)
時間切れ
第3試合 MMAフェザー級 Bクラス 2分2R
×酒井 正平(POD GYM)
○時生(フリー)
1R 0’10” TKO
第2試合 KICKフェザー級 Cクラス 1分2R
△荒木 一真(SKYSPIRIT)
△堀井 春貴(POD GYM)
時間切れ
第1試合 KICKストロー級 Cクラス1分2R
△中平 承太郎(POD GYM)
△KAZUSHI(フリー)
時間切れ










