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[NJKF] 3.18 後楽園:TOMONORI、タイの強豪ラッタナデェと対戦

NJKF "FIGHTING EVOLUTION III" 3月18日(日) 後楽園ホール  【→カード&チケット情報】 [→掲示板スレッド]


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(2/6 up) 全カードが下記一覧のとおり決まった。3階級タイトルマッチの前のセミファイナルには、NJKFフライ級王者・MACH GO GO 52kgトーナメント優勝のTOMONORIが登場。ルンピニー&ラジャダムナン・ミニフライ級1位の強豪・ラッタナデェ・KTジムに挑む。
 ラッタナデェは昨年7月の初来日でNJKFフライ級1位の高橋拓也に、先月にはJ-NETフライ級王者の魂叶獅に圧勝。特にパンチの破壊力は驚異的だ。フライ級日本最強のTOMONORIの技術と破壊力が、どこまで通用するか。

桜井洋平・久保優太・国崇が防衛戦。米田ら挑む

(1/8 up) NJKFは7日、東京・後楽園飯店にて新年会&記者会見を行い、3/18後楽園大会で3階級タイトルマッチを実施することを発表した。

 [ライト級]  桜井洋平(Bombo Freely/王者) vs. 山本雅美(北流会君津/1位)
 [フェザー級] 久保優太(立川KBA/暫定王者) vs. 岩井伸洋(OGUNI/1位)
 [バンタム級] 国崇(拳之会/王者) vs. 米田貴志(OGUNI/1位)

 去年のNJKFは日本人キックボクサーの“真の王者”を決めるオープントーナメント「真王杯(しんのうはい)」を開催。他団体やフリーの強豪選手が名を連ねる中、60kg級は洋平、55kg級は米田が制し、NJFK勢が実力を発揮した。フェザー級暫定王者の久保も、真王杯は怪我で欠場したものの、タイでの3連勝を含め、デビュー以来11戦全勝と破竹の勢いをキープ。彼らが所属団体内でトップを決める戦いにおいても、その強さを証明できるかが見物だ。

 ライト級は真王杯でTURBΦ大宮司中須賀を連続で秒殺し、圧倒的な強さを見せつけた桜井洋平が2度目の防衛戦。相手は05年7月の初防衛戦と同じ山本雅美だ。
 06年のNJKFの最優秀選手賞にも輝いた洋平は「年が明けて真王杯のイメージが薄れて来たと思うので、ここで一発勝ちたい」と抱負。雅美には前回判定2-0で苦戦したが、苦手意識はないかと聞かれても「別にないですね。あの時はプロとして満足できる状態に達していなかった。今回はそこまで上げれば問題ない」と自信を示した。
 雅美は「結果は出せていないけど、桜井君とやるために、J-NETの西山戦全日本の大月戦と他団体の強い選手とキャリアだけは積んで来た」「桜井君に日本人で最初に黒星をつけるのは僕。真王杯でも負けて欲しく無いから、桜井君を応援していた」と洋平を強く意識する言葉を連発した。
 さらに会見ではフェザー級1位の岩井が、3月に王座奪還すれば、5年前に一度敗れている洋平と5/13後楽園大会で再戦したいとアピール。来賓の宮川拳吾・MAキック理事長も、MAの興行日程の都合で真王杯に参戦できなかったMA日本ライト級王者・木村允と、洋平の対戦を提案した。
 真王・桜井洋平を付けねらう選手は後を絶たない。2007年の洋平は、それらを突破し続け、真王としての地位を不動のものとできるか?

 フェザー級の久保優太 vs. 岩井伸洋は、当初昨年11月の後楽園大会で計画されていたが、岩井の負傷欠場により延期。岩井は王者から1位に、久保は1位から暫定王者となった。
 昨年は技能賞も獲得した19歳の若き王者・久保は「タイトルマッチをやってから王者になりたかった。100%勝てる」と豪語。「この1年で成長し、地上波進出を狙う。K-1が60kg級を作ってもらえるといいけど、世の中に出て活躍できるようになりたい」と夢を語った。
 ここのところ交流戦で苦戦続きの岩井は「去年は全然ダメでした。怪我はもう大丈夫です。タイトルマッチは当然勝ちます。相手は素晴らしい選手ですが、100%勝ちます」と抱負を語った。

 バンタム級タイトルマッチは3度目の激突。王者・国崇は「初対決(02年9月)ではKO勝ちし、2回目(05年1月・国崇の防衛戦)は判定で勝った。3度目はもちろんKO狙って勝ちに行きたい」「去年は一番大事な所で負けてしまい悔しかった。今、米田選手は一番勢いがある。挑戦者の気持ちでぶつかって行く」と話す。
 真王杯では準決勝で国崇が全日本王者の藤原あらしに敗れたが、決勝では米田があらしに大逆転勝利をしている。さらに、国崇が一昨年9月にKO負けしたムエタイ王者・タップナー・シットロムサイに、米田は昨年3月にKO勝ち。その試合で昨年NJKFの年間最高試合賞を獲得した。
 米田は「1年の成果は全く関係無い。国崇選手が負けた選手に僕は勝っているけど、それはそれ」「国崇選手に2度負けているので、胸を借りるつもりで挑みたい」と冷静。だが前回の挑戦時と比べ「全てが違う。気持ちが一番変わった。気持ちでは絶対に負けない」と話し、勝利に自信を示した。
 前回の対戦は国崇が前半戦のペースを握るも、4Rに米田が肘で国崇の額を切り、5Rには国崇が米田の頭頂部を肘で切り返すという、壮絶な試合となっている。今回も両者の立場・経験を考えれば、見応えのある試合となる可能性は高い。国崇はその前にまず、14日の後楽園大会でのWMC豪州王者との試合をきっちりクリアする事が課題となる。(井原芳徳)

 

ニュージャパンキックボクシング連盟 "FIGHTING EVOLUTION III 〜進化する戦い〜"
2007年3月18日(日) 東京・後楽園ホール
開場・16:45 開始・17:00


第11試合 トリプルメイン(3) NJKFライト級タイトルマッチ 3分5R
桜井洋平(Bombo Freely/王者・真王杯60kg級王者)
山本雅美(北流会君津ジム/1位)

第10試合 トリプルメイン(2) NJKFバンタム級タイトルマッチ 3分5R
国崇(拳之会/王者)
米田貴志(OGUNIジム/1位・真王杯55kg級王者)

第9試合 トリプルメイン(1) NJKFフェザー級タイトルマッチ 3分5R
久保優太(立川KBA/暫定王者)
岩井伸洋(OGUNIジム/1位)

第8試合 セミファイナル 国際戦 3分5R
TOMONORI(OGUNIジム/NJKFフライ級王者・MACH GO GO 52kgトーナメント優勝)
ラッタナデェ・KTジム(タイ/ルンピニー&ラジャダムナン・ミニフライ級1位)

第7試合 70kg契約 3分5R
守屋拓郎(町田金子ジム/ミドル級8位)
健太(E.S.G./ウェルター級7位)

第6試合 交流戦 バンタム級 3分5R
前田浩喜(インスパイヤード・モーション/3位)
桜井裕也(習志野ジム/MA日本8位)

第5試合 ライト級 3分5R
ミシマ(格闘道場G-1/7位)
ひでお(北流会君津ジム/9位)

第4試合 55.5kg契約 3分3R
松田 徹(PITジム/フェザー級)
園部和芳(VERTEX/バンタム級)

第3試合 交流戦 フライ級 3分3R
久保賢司(立川KBA)
大輔(Studio-K/MAキック)

第2試合 ライト級 3分3R
峰川卓也(上州松井ジム)
松葉賢治(インスパイヤード・モーション)

第1試合 ミドル級 3分3R
影センチャイジム(センチャイ・ムエタイジム)
ヤビク・タケシゲ(沖縄神風塾)


◆ チケット
SRS 12000円 RS 10000円 特別指定 7000円
A 5000円 B 4000円 C 3000円 当日立見 3000円
※座席券は当日1000円増し

<販売所>
チケットぴあ 03-5237-9999
後楽園ホール 03-5800-9999
NJKF事務局 03-6240-8410

<お問い合わせ>
NJKF事務局 03-6240-8410

Last Update : 02/06 16:09

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