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[HERO'S] 5.3 代々木:メレンデスと山本宜欠場。代役はヤヒーラと浜中

HERO'S "Sammy Presents HERO'S 2006" 5月3日(水/祝) 代々木第一 【→カード&チケット】 [→掲示板]

(5/2 up) ミドル級トーナメント一回戦の上山龍紀の相手が、ギルバート・メレンデスからハニ・ヤヒーラに変更となった。メレンデスは足の怪我により欠場。ヤヒーラはヒクソンの弟子としても知られる選手で、昨年のアブダビコンバット世界大会65kg級準優勝者。去年12月のD.O.Gで中原太陽に、2月のMARSで矢野卓見に一本勝ちしている強豪柔術家だ。
 オープニングファイトに出場予定だった山本宜久も欠場し、浜中和宏がWAKASHOYOと対戦する。浜中は4月21日のROTRでキャベージ・コレイラに勝利したばかり。試合間隔の短さと準備具合が心配だが、昨夜の急なオファーを快諾。初のHERO'Sできっちり勝って存在感を示しておきたいところだ。
 計量は2日の午前11時より行われ全選手がパスした。当日券は12:30より全席種を販売。大会の模様は当日20:00〜21:54 TBS系で放映される。(井原芳徳)

アントニオ・シウバの相手はエリクソンに

(4/2 up) アントニオ・シウバの相手が、トム・エリクソンに決定した。

曙×フライ、山本宜×WAKASHOYO決定

(4/29 up) 曙の相手がドン・フライに決定した。山本宜久 vs. WAKASHOYO(若翔洋)のオープニングファイトも決定している。
 曙とフライは29日、都内ホテルで会見。曙は「2〜3週間前に谷川(貞治FEG社長)さんにフライ選手が相手と聞いて緊張した。UFCに出ている時から見ている選手で尊敬している。とにかく胸を借りるつもりで思いっきりやる」と抱負を語った。
 フライは「『オトコジュク』の人間として、男の試合を見せる」と抱負。「曙は最高のアスリート」と語る一方、「リングから曙選手が運び出されるのにいっぱいの人が必要になるんじゃないか」と皮肉も。曙対策として自宅の牧場の牛や馬を抱いて感覚をつかんだとも話していた。(井原芳徳)

宇野×ローセン、中原×メンジヴァー決定

(4/22 up) ミドル級トーナメント一回戦の宇野薫の相手が、オーレ・ローセンに決定した。レオナルド・フランカ・ノゲイラが肩の負傷により欠場し、宇野と同門の中原太陽がイヴァン・メンジヴァーと対戦する。これで一回戦5試合は全て日本人と外国人の対戦となる。
 宇野は22日、都内のホテルで記者会見。ローセンについて「打撃の選手ですが、須藤選手との試合を見て、あそこまで極められなかったので、総合でのポテンシャルを感じました。強い選手なので気を引き締めていきたいです」と語った。試合まであと10日ほどしか無いが、打撃対策については「チャンデットイルマッツとも戦った成果を活かせれば」と話す。
 なお、昨年暮れに入籍し今月上旬に挙式を上げたことについて聞かれると、「特には変わらないですけど、いい意味でプラスにして試合にぶつけたい」と照れくさそうに話した。宇野は慧舟會の公式ホームページにおいて、結婚をファンに報告するコメントを発表している。
 スーパーファイトでは、イギリスのケージレイジ等で5戦無敗のブラジルの巨漢選手・アントニオ・シウバの初参戦も決定。曙の相手はシウバとは違う選手だが、曙本人も驚いているという相手だといい、週明けには発表される模様だ。(井原芳徳)

所、所ジョージの21(金)深夜の番組に出演

(4/21 up) 所英男が4/21(金)と28(金)の25:25からTBSで放映の「所萬遊記」に出演する。今回は「祝50回だよ!所萬遊記!超大物ゲストを世直し!」のテーマで放映される。

所はマンバと。メレンデス、ペケーニョ弟参戦

(4/18 up) ミドル級トーナメント一回戦5試合のうち4試合が発表された。

 所 英男(リバーサル) vs. ブラックマンバ(インド)
 上山龍紀(キングス) vs. ギルバート・メレンデス(米国)
 門馬秀貴(慧舟會A-3) vs. J.Z. カルバン(ブラジル)
 レオナルド・フランカ・ノゲイラ(ブラジル) vs. イヴァン・メンジヴァー(カナダ)

 宇野薫の相手は最終調整中で明日にも発表予定。ビトー・“シャオリン”・ヒベイルは怪我のため欠場する。
 “ペケーニョ”ことアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラは修斗5/12後楽園大会までに修斗世界ライト級(65kg)王座防衛戦を行わなければならず、HERO'S側が防衛戦を優先するよう奨めたところ、HERO'S参戦を辞退した。
 レオナルドはそのペケーニョが代わりに推薦してきた実の弟。84年7月生まれの21歳で、身長は179センチと兄と違いかなりの長身。総合は2勝3敗で、去年12月から3連敗中。ボクシングでは3戦全てKO勝ちをおさめている。相手のメンジヴァーはUFCライト級で試合経験もあり、昨年7月にパンクラスで志田幹を強烈な打撃で苦しめた強豪。レオナルドは苦戦を強いられるだろう。

 18日の東京・帝国ホテルでの会見には、所、上山、門馬が出席。前田日明HERO'Sスーパーバイザーにとって、3選手ともリングス時代からかわいがっていた選手だ。
 中でも今、寵愛しているのが所。今年に入ってほぼ毎日、自宅マンションのリビングと近所の公園で直々に練習を指導し、昼・夜の食事も与えているといい、前田氏は「今の俺、(『あしたのジョー』の)丹下段平だよ。『立つんだ、ヒデ!』って」と話し笑顔を浮かべる。
 前田氏は以前の所の技術を「見よう見まねだった」と指摘。伝授中の7種類の重要な技のうち、2種類はマスターしたという。リングス時代に海外で見た練習も多く取入れ、オーバーワークにならないよう休みもきっちり取らせる。体重は会見前日の朝で69kg。試合には68kgで挑ませる予定。前田氏は「動きが良くなった」と褒め、所も「極めが強くなった」と自信を強める。
 会見前日には豚の冷しゃぶのごちそうを用意したといい、所はコンビニ弁当生活から脱皮。しかも今度の試合後に風呂付き1Kアパートに引っ越す予定だ。白星を引っ越し祝いにしたいが、相手のマンバは1KならぬK-1でも実力を発揮した曲者だ。昨年10月のK-1 MAXでHAYATΦにKO負けしたが、ダウンを先取しておりパンチが強い。昨年7月には修斗名古屋大会で杉江“アマゾン”大輔に敗れているが、総合戦績は9勝3敗とまずまずだ。183cmの長身にどう対処するかも試合の鍵となりそうだ。

 メレンデスはHEOR'S初参戦の23歳。名門・シーザー・グレイシー所属で、修斗ライト級で高谷裕之佐藤ルミナに勝利。現在世界1位で、ペケーニョの持つ王座挑戦候補筆頭と目されていた強豪だが、これにより修斗5/12後楽園大会での王座挑戦は事実上消滅した。上山はまだメレンデスの試合は見た事が無いという。「勝ちを狙うが内容も重視したい」と抱負を語る。本来の体格差をどう活かすかもポイントとなる。
 カルバンは04年7月に修斗でヨアキム・ハンセンに判定0-2で敗れたジェシアス・カバウカンチ(Gesias Calvancanti)のことで、今は修斗米大陸ウェルター級(70kg)王者で世界8位。総合戦績7勝(1KO)1敗1分の22歳。門馬はカルバンについて「顔も動きもわからない」と話し、「相手との勝負であり来てくれるお客さんとの勝負。面白い試合をしたい」と抱負を語った。前回会見から9kg落とし、現在74kg。減量との勝負も門馬にとって大事になる。(井原芳徳)
 

KIDは宮田と。ミドル級トーナメント開幕

(4/10 up) スーパーファイト2試合、山本“KID”徳郁 vs.宮田和幸、秋山成勲 vs. 永田克彦が決定した。東京・お台場のジョイポリスで10日、カード発表記者会見が行われ、見物客からKIDらに大きな声援が飛んだ。
 KIDも秋山もオリンピック出場経験者を相手に選んだ形に。KIDは「オリンピックに行きたかったから戦えてうれしい」、秋山は「メダリストはタックルの力が半端じゃないと思う。非凡な才能を尊敬している」と語る。永田も「レスラーとしての意地と誇りを賭けていい試合をしたい」と気合十分だ。

 大みそかにHERO'Sミドル級(70kg)トーナメントを制したKIDだが「ベルトのことは気にしない。思い切ってフリースタイルで行く」と表明。フリースタイルとは「型にはまらない戦い」とのこと。宮田の3月大会のエリカス・ペトライティス戦のビデオはこれから見るが、いくつかの技に警戒する程度で綿密な作戦は立てない。今年になって花粉症を患うようになり、春先は練習を休んだが、既に打撃とレスリングの練習は本格的に始め、これからは筋力アップとグラップリングの練習にも重点。寝技での一本勝ちにも意欲的だった。
 対する宮田は3月大会で、パウンド、関節技、ポジショニング、試合運び等、トータルな技術の高さを見せつけた。総合格闘技への順応性も高い。総合を習い始めた初期段階から、修斗の植松直哉、松根良太といった試合巧者の最良の技術を吸収し、その養分が大きな花を咲かせようとしている。KIDがPUREBRED大宮で修斗の基礎を学び、試合ごとに進化していった最初2年目頃を彷彿とさせる。宮田本人も「強くなっている自信がある。相手が誰でも今年は全勝する」と豪語。体格差も活かせるKID戦を手始めに、一気にニューヒーローに駆け上がったとしても不思議ではない。

ミドル級トーナメント開幕。ライトヘビー級は8月に延期

 当初今大会で開幕する予定だったライトヘビー級(仮称/85kg契約を予定)8人トーナメントは、出場予定選手の怪我を理由に、8/5 有明コロシアム大会に延期された。代わりにミドル級トーナメントが前倒しで開幕し、今大会で一回戦5試合が行われる。昨年ファイナリストのKIDと須藤元気の2名はシード扱い。一回戦勝者5名、主催者推薦選手1名を合わせた計8名が準々決勝に進出する。よって2階級とも、8月大会では準々決勝4試合ずつが行われ、10/9 横浜アリーナ大会で準決勝・決勝・リザーブ戦が行われる日程となった。

 ミドル級トーナメント一回戦の出場予定選手は宇野薫、所英男、上山龍紀、門馬秀貴、ビトー・“シャオリン”・ヒベイル、アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ、イヴァン・メンジヴァー、ブラックマンバ、オーレ・ローセンの9人。レミギウス・モリカビュチスは試合が続いたため、怪我を治すため出場を見送る。残り1名および5試合の組み合わせは1週間以内に発表される。
 会見に出席した所は「相手が誰であれ、その日一番いい試合をしつつ一本勝ちしたい」、上山は「僕も同じで、結果も大事ですが内容を大事にしたい」、門馬は「ビッグイベントに出られてうれしい。今から試合が楽しみです」と抱負を語った。
 準々決勝の主催者推薦枠には、今大会で宮田がKIDに勝った場合、そのまま宮田が入る。敗れた場合も、体調不良のため一回戦に間に合わない高谷裕之と、別大会で主催者枠を争わせるプランもあるという。(井原芳徳)

Lヘビー級トーナメント開幕。ミドル級は8月より

(3/24 up) HERO'Sのライトヘビー級(仮称・85kg契約を予定)8人トーナメントが、5/3 代々木第一体育館大会より開幕する。同大会で一回戦、8/5 有明コロシアム大会で準決勝・決勝を実施。ミドル級(70kg)も8人トーナメントを8/5大会より開始し、同大会で一回戦、10/9 横浜アリーナ大会で準決勝・決勝を行う。
 ライトヘビー級トーナメントに出場予定の選手は、秋山成勲、永田克彦、BJペン、メルビン・マンホーフ、ほかグレイシー一族の選手らで、日本人4人、外国人4人の配分となる予定だ。
 24日都内で行われた会見で秋山は「やっと自分たちの階級ができてうれしい。今まで以上に目標がはっきりする」と話し、戦いたい相手については「まだ誰が出るかわからないけど、凄い選手ばかりになると思うので、誰とやってもいい経験になると思う」と話した。
 ミドル級トーナメントに出場が決定しているのは去年トーナメント・ベスト2の山本“KID”徳郁、須藤元気。残り6人は5/3大会や韓国・アメリカ、オランダの大会で、ワンマッチやトーナメントを実施して査定する。
 5/3大会のミドル級ワンマッチにはKIDの他に宇野薫、所英男、宮田和幸の出場が決定しており、主催者側はKIDに他の日本人3選手のいずれかとの対戦を提案しているという。元気は怪我のため欠場する。
 なお、両階級ともK-1 WGPやMAX同様、毎年トーナメントでベルトを作り、防衛戦を行わない方針。大みそかのDynamite!!ではタイトル戦は行わない。
 ヘビー級〜無差別級は今年もワンマッチのみ行う。5/3大会には曙が出場を予定。第1試合からの『出直し』もプランされているという。
 5/3大会のチケットは3/25(土)より一般発売がスタートする。(井原芳徳)

 

HERO'S "Sammy Presents HERO'S 2006"
2006年5月3日(水/祝) 東京・国立代々木競技場第一体育館
開場・13:30 開始・15:00 (当日夜8:00〜9:54にTBS系で放映)

[スーパーファイト]

第9試合 メインイベント 70kg契約 5分2R(延長1R)
宮田和幸(フリー)
山本“KID”徳郁(KILLER BEE)

第8試合 85kg契約 5分2R(延長1R)
秋山成勲(フリー)
永田克彦(チーム・キングス・新日本プロレス)

第2試合 無差別級 5分2R(延長1R)
曙(チーム・ヨコヅナ)
ドン・フライ(アメリカ/フリー)

第1試合 無差別級 5分2R(延長1R)
アントニオ・シウバ(ブラジル/FIGHT CO.)
トム・エリクソン(アメリカ/フリー)

[ミドル級世界最強王者決定トーナメント開幕戦]

第7試合 5分2R(延長1R)
宇野 薫(和術慧舟會東京本部)
オーレ・ローセン(デンマーク/アンテイムド)

第6試合 5分2R(延長1R)
所 英男(リバーサルジム)
ブラックマンバ(インド/フリー)

第5試合 5分2R(延長1R)
門馬秀貴(和術慧舟會A-3)
J.Z. カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム)

第4試合 5分2R(延長1R)
上山龍紀(チーム・キングス)
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル/アタイジ・ジュニア柔術)※ギルバート・メレンデスから変更

第3試合 5分2R(延長1R)
中原太陽(和術慧舟會GODS)
イヴァン・メンジヴァー(カナダ/トリスタージム)


[オープニングファイト]

無差別級 5分2R(延長1R)
WAKASHOYO(チーム・パオン)
浜中和宏(フリー)※山本宜久から変更


<入場料金>
SRS席 22,000円 S席 13,000円 A席6,000円

<チケット販売所&日程>

◆一斉発売 2006年3月25日(土) 10:00〜
HERO'S公式サイト(ケータイの公式サイトでも発売)
FEG公式サイト
e+(イープラス) http://eee.eplus.co.jp/
チケットぴあ 0570-02-9999
ローソンチケット 0570-084-003(初日のみ特電:0570-084-637)(Lコード:31118)
CNプレイガイド 0570-08-9999(初日のみ特電:0570-03-9933)
キョードー東京 03-3498-9999
※0570から始まる番号は一部の携帯電話、PHS、CATVからの電話接続は不可となります。

◆チケットに関するお問い合わせ先: キョードー東京 03-3498-9999

◆大会に関するお問い合わせ先:HERO'S 実行委員会   TEL:03-5775-5065

Last Update : 05/02 23:54

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