DEEP 5.7(昼)後楽園ホール(レポ):江藤公洋、川名TENCHO雄生を圧倒し判定勝ち。原口央、バンタム級初戦は一本勝ち。木下カラテ、DEEP初戦は1R一撃勝利
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宗明建設Presents DEEP TOKYO IMPACT 2023 3rd ROUND
2023年5月7日(日)後楽園ホール
レポート:井原芳徳 写真提供:(C)DEEP事務局
第10試合 メインイベント ライト級 5分3R
○江藤公洋(和術慧舟會HEARTS)
×川名TENCHO雄生(北海しゃぶしゃぶ/Y&K MMA ACADEMY/元修斗ライト級世界王者)
判定3-0 (松宮29-28/植松30-27/橋本30-27)
江藤は昨年4月にRIZINに初参戦し、雑賀“ヤン坊”達也に2R TKO勝ち。11月には5年ぶりにDEEPに参戦し、北岡悟に判定勝ちし3連勝中だ。
川名は3月25日のニューピア大会で野村駿太に判定負けし、1か月半の間隔での試合となる。
1R、江藤が序盤からタックルを仕掛けて押し込み、中盤には倒す。立たれても押し込んでコントロールを続ける。終盤、離れると、お互い攻撃が少ないまま終わる。川名がロー、左フックを当て、打撃では若干好印象だが大差は無い。記者採点は長時間コントロールした江藤。
2R、序盤に川名が江藤を押し込むが、左膝蹴りがローブローとなり一時中断する。離れた状態で再開すると、江藤がタックルで倒し、またも押し込み、中盤には膝をつかせる。脱出しようとする川名の動きに合わせて、江藤は背後に回ってバックマウントを奪う。江藤はポジションキープしパウンドを当て続ける。終盤、江藤はマウントポジションに移行し、肩パンチと肘を的確に当てる。残り30秒、肩固めを狙うが、打撃に集中したほうがフィニッシュにつながる可能性は高かったようにも見えた。記者採点は江藤。
3R、川名はスタンドでのパンチで挽回を狙うが、江藤は防御し、中盤にタックルで倒してまたも上になり、今度はすぐマウントを取ることに成功する。江藤がコツコツパウンドや肩パンチを当て、最後はまたも肩固めを狙って終了する。記者採点は江藤。合計30-27で江藤。ジャッジ3者も江藤を支持し、江藤が判定勝ちで連勝を4に伸ばし、DEEP復帰後2連勝とした。
第9試合 セミファイナル バンタム級 5分3R
○原口 央[あきら](BRAVE/元GLADIATORフェザー級王者)
×増田拓真(reliable)
2R 2’56” 裸絞め
メインとセミはRIZIN出場経験者同士の戦いに。原口は弟の伸(しん)と共にBRAVEに所属する28歳。レスリングをベースとし、昨年5月にRIZINに初参戦し、関鉄矢に判定負け。6月のGLADIATORでは中川皓貴に判定勝ち。10月のRIZIN福岡大会では中原由貴に1R TKO負けした。今回からバンタム級に階級を下げて戦う。DEEPには20年10月の浜松大会以来2度目の出場となる。
増田は昨年、RIZINでCOROに、DEEP大阪大会で上田直毅に敗れ2連敗中。4月2日のDEEP大阪大会に出場予定だったが、対戦相手の牧野滉風が大会直前に体調を崩し試合中止となり、1カ月後に試合が用意されたが、厳しい戦いとなる。
1R、序盤から原口がタックルで倒し、金網際でハーフガードで押さえ続ける。中盤、増田が立ちかけるが、原口はがぶって押さえ続け、終盤も上から押さえ続ける。
2R、序盤から組み合うと、原口ががぶって潰して、またも金網際でハーフで押さえる。増田が立ちかけると、今度はバックに回り込むことに成功する。執拗にチャンスをうかがい、裸絞めを極めて一本勝ちした。
マイクを持った原口は「フェザー級から落として初めての試合で、自分の形で勝てて良かったです。ゴールデンウィーク、RIZINでBRAVEが負け続けて(※武田光司、岸本篤史、芦田崇宏、竿本樹生、三浦孝太)舞台は違うんですけど僕が流れを止められて良かったです。セコンドについた弟の伸が月末のRoad To UFCに決まっているんで、そちらも応援お願いします」とアピールした。
第8試合 バンタム級 5分2R
○上田直毅(パラエストラ東京/インプルーブ株式会社)※パラエストラ東京/ファイティスジムMSCから所属表記変更
×福島啓太(リバーサルジム新宿Me,We)※K-PLACEから所属変更
判定3-0 (○19-19/○19-19/○19-19)
第7試合 バンタム級 5分2R
○山本有人(リバーサルジム東京スタンドアウト)
×諏訪部哲平(IGGY HAND’S GYM)
判定3-0 (○19-19/○19-19/○19-19)
第6試合 フェザー級 5分2R
×畠山祐輔(ボンサイ柔術)
○木下カラテ(和術慧舟會HEARTS)
1R 1’57” KO (右フック)
木下はフルコンタクト空手をベースとし、修斗を主戦場とし、今回DEEPに初登場。1R、両者サウスポーで構え、木下が左のカーフをヒットすると、中盤、右のカウンターのフックをクリーンヒット。畠山がダウンするとすぐさま柴田レフェリーがストップした。
第5試合 60kg契約 5分2R
○KENTA(K-Clann)
×松岡疾人(NEX SPORTS)
判定3-0 (○19-19/20-18/20-18)
第4試合 フェザー級 5分2R
×鷹辰[たかたつ](和術慧舟會HERATS)
○中務太陽(BLOWS/DEEPフューチャーキングトーナメント2022同級優勝)
1R 1’27” 腕ひしぎ十字固め
第3試合 バンタム級 5分2R
○風我(フリー)
×山本哲也(IGGY HAND’S GYM)
判定3-0 (20-17/20-18/20-18)
第2試合 アマチュアSPルール フライ級 3分2R
×琥(K-Clann)
○小原トキ(パラエストラ柏)
判定0-3
第1試合 アマチュアSPルール バンタム級 3分2R
×川瀬大祐(和術慧舟會GODS)
○梶田左京(レンジャージム)
2R 負傷判定0-3
※偶発的なバッティングによりドクターストップ。2R途中までの内容で判定
DEEP 5.7(夜)後楽園ホール(レポ):福田龍彌、16人参加のフライ級GP優勝し暫定王者に。大原樹理、上迫博仁との接戦制しライト級王座2度目の防衛