UFC 4.22 ラスベガス(レポ):セルゲイ・パブロビッチ、6連続1R KO勝ちでヘビー級王座挑戦アピール
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UFC Fight Night: Pavlovich vs. Blaydes
2023年4月22日(土)米国ネバダ州ラスベガス:UFC APEX
レポート:井原芳徳
第試合 メインイベント ヘビー級 5分5R
○セルゲイ・パブロビッチ(3位)
×カーティス・ブレイズ(4位)
1R 3’08” TKO
ロシア人のパブロビッチは18年のUFC初戦こそアリスター・オーフレイムに1R TKO負けしたものの、以降は5試合とも1R KO/TKO勝利。最近ではデリック・ルイス、タイ・トゥイバサをKOし、3位まで浮上した。対するブレイズも3連勝中だが、パブロビッチの勢いに飲まれることに。
1R、パブロビッチは序盤から右フックをブレイズのガードの上から当てると、右ストレート、アッパーを絡め、的確な攻めで先手を取る。ブレイズもスイッチしての左インローや、オーソドックスに戻しての左ジャブで応戦。だがパブロビッチはワンツーでの右フックを当てると、やや後頭部寄りの当たりになってしまうものの、ブレイズは吹き飛び、勢いの差を印象付ける。さらに左ジャブでもフラつかせ、ブレイズの苦し紛れのタックルも軽々と突き放すと、左ジャブを効かせてじわじわ追い詰め、最後はパンチ連打での右アッパーでダウンさせると、背中を向けてうずくまったブレイズにパウンドを連打したところでレフェリーがストップした。パブロビッチは腰にベルトを巻くジェスチャーでジョン・ジョーンズの持つ王座挑戦を希望した。
パブロビッチはこれで6試合連続1R KO勝ちでUFC新記録となった(UFC草創期の96年にドン・フライも同じ記録を残したが、うち5試合はワンデートーナメントでの勝利だった)。またパブロビッチは今大会のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトの5万ドルのボーナスも獲得している。
第試合 コーメインイベント ミドル級 5分3R
×ブラッド・タバレス
○ブルーノ・シウバ
1R 3’35” TKO
第試合 ライト級 5分3R
―ボビー・グリーン
―ジャレッド・ゴードン
1R 4’35” 無効試合
第試合 女子フライ級 5分3R
○ヤスミン・ルシンド
×ブローガン・ウォーカー
判定3-0 (30–27/30–27/30–27)
第試合 ウェルター級 5分3R
○ジェレマイア・ウェルズ
×マシュー・セメルスバーガー
判定2-1 (30–27/28–29/30–27)
第試合 ライト級 5分3R
×リッキー・グレン
○クリストス・ジアゴス
1R 1’35” KO
第試合 バンタム級 5分3R
×ハニ・ヤヒーラ
○モンテル・ジャクソン
1R 3’42” KO
第試合 女子フェザー級 5分3R
×カロル・ロサ
○ノルマ・ドゥモン
判定3-0 (29–28/29–28/29–28)
第試合 ヘビー級 5分3R
○モハメド・ウスマン
×ジュニア・タファ
判定3-0 (29–28/29–28/29–28)
第試合 フェザー級 5分3R
×フランシス・マーシャル
○ウィリアム・ゴミス
判定2-1 (29–28/28–29/29–28)
第試合 バンタム級 5分3R
○ブレイディ・ヒースタンド
×ダナー・バットゲレル
3R 4’21” TKO