K-1 2.27 東京体育館(レポ/ワンマッチ):武尊、軍司泰斗とのエキシ終え那須川天心戦必勝宣言。元極真会館世界王者・与座優貴、K-1王者・朝久泰央とのロー合戦制す
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K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~
2022年2月27日(日)東京体育館
レポート&写真:井原芳徳 ※スーパー・バンタム級王座決定トーナメントは別記事でお伝えします。
武尊、軍司泰斗と殴り合いエキシ「6月に那須川天心選手に必ず勝って、“K-1最高”と叫ぶ」
第19試合 スペシャルエキシビションマッチ 2分2R
―武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者、元同フェザー級&スーパー・バンタム級王者、元Krushフェザー級王者)
―軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/K-1 WORLD GPフェザー級王者、元Krushバンタム級王者、K-1甲子園2016 -55kg優勝)
勝敗無し
武尊は6月のRISE世界フェザー級王者・那須川天心との一戦を控え、K-1フェザー級王者の軍司とエキシビションマッチを行った。天心戦は前日計量58kg契約、当日計量62kg契約のため、1階級上の武尊は今回、水抜き減量無しでの62kgを目指して体重を調整し、前日時点で59kgまで水分を抜いたという。当日は61.75kgを表示した体重計の写真をツイートしている。あくまで非公式戦だが、武尊は会見でもツイートでも「試合」と表現し、公式戦に近い状態でエキシに臨む。対する軍司も「武尊選手へのリスペクトを含めて」58kgまで体重を落としたと前日会見で明かしている。
エキシのため、両者通常より大きい14オンスのグローブとスネ当てを着用しているが、ヘッドギアはつけない。1R、武尊はミドル、ローを序盤から積極的にヒット。蹴り自体も速いが打った後の戻りが速く、蹴り足キャッチありの天心戦のルールを少しは意識しているか? 終盤にはパンチの打ち合いとなり、軍司も左右のパンチを随所で当て、スリリングな攻防に。
2R、軍司が左ボディを立て続けに当てつつ、右のフックはハイにもつなげ、動きが上がって来る。すると武尊も前に詰め、右ストレートをヒット。パンチの打ち合いが増える。だが軍司が左ボディも絡めつつ、左右のフックでのけぞらせる場面を作り、やや好印象。武尊は逆にビッグヒットが乏しい。
武尊は大会後のインタビューで「軍司選手はストレートが伸びてきました。今、サウスポー練習をずっとやっていて、エキシとは違う練習がメインではあるんですけど、普通に軍司選手は巧かったです」「怪我しないようにってのは6月に向けてありました」「拳のことを考えながらというのもありました」と話しており、天心戦を見据えた影響もあったことを明かしている。軍司も「思った以上に打ち合いが強い選手と感じました」と話していた。エキシの最後は両者とも胴廻し回転蹴りの応酬も見せて終了。実戦さながらの激しい攻防に場内から拍手が巻き起こった。
マイクを持った軍司は「これからのK-1は僕が引っ張るので、6月、思いっきり倒してください。4月、暇なんで、K’FESTA出ます」とアピールした。武尊は「K-1は僕に夢を与えてくれた舞台なんで、僕が(引退して)K-1からいなくなったとしても、素晴らしい選手がたくさん出てくると思うので、最高の舞台を応援してください。6月に那須川天心選手と、僕の人生を懸けた戦いをします。ここに来ている人たちは僕を応援してくれると思うので、必ず勝って、“K-1最高”と叫ぶんで、一緒に叫んでほしいです。6月まで人生懸けて練習して戦います。K-1最高」とアピールした。
元極真会館世界王者・与座優貴、K-1王者・朝久泰央とのロー合戦制す。ベルト懸けての再戦が濃厚
第18試合 ライト級(62.5kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
×朝久泰央(朝久道場/K-1 WORLD GPライト級王者)
○与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/極真会館世界ウェイト制2017軽量級優勝)
4R 判定0-3 (箱崎9-10/西村9-10/梅木9-10)
3R 判定0-1 (箱崎28-30/西村30-30/梅木30-30)
与座は橋本道場およびKNOCK OUTを離れK-1 JAPAN GROUPのKRESTに移っての2戦目。K-1には初登場だ。東京体育館は極真会館の世界大会で優勝するなど、何度も戦ってきた会場だ。
1R、両者オーソドックスを主体にしつつ、度々スイッチし、ロー主体の蹴りの応酬。与座は軸足刈りの形でスリップさせる場面も。どちらもローを強打するが、ひるまず蹴り合う。記者採点はイーブン。
2R、ローの打ち合いなら、極真会館で世界を取り、橋本道場で鍛えられた与座が耐性では上か?次第に朝久がローをもらうと足が流れるように。距離もでき、ミドルの打ち合いも増える。朝久は詰めてパンチを連打するが、踏み込みが弱くなり、やや手打ちに。逆に与座は執拗にローを当て、顔面への左膝も当て、やや優位に進める。記者採点は与座。
3R、激しい蹴りの応酬に。お互い頭を近づけロー主体に蹴り合う。朝久は大崩れしないものの、与座の蹴り数が上回り、顔面狙いの左膝も随所で絡め、会場をどよめかす。記者採点は与座。合計28-30で与座。箱崎ジャッジのみ同じ採点だったが、大きな差はなかったせいか、2者はイーブンとし延長へ。
延長R、与座は変わらず執拗にローを当て、随所で左膝、パンチ、ミドルも絡め、ノンストップの攻めを展開。朝久も随所で返すものの手数差は埋められず終了。記者採点は与座。ジャッジ3者も与座を順当に支持し、与座が判定勝ちした。
マイクを持った与座は「ずっとK-1に出たくても出られなくて、悔しい思いがあったんですけど、KRESTに移籍して、ここまで来れました。みんなを信じてやってきて良かったです。(K-1)初参戦でチャンピオンとやることで色々言われたんですけど、結果で証明したので、ベルトを懸けて再戦してください。文句のある選手は倒します」とアピールした。
大会後のインタビューで与座は「想像より圧力が無かった」と振り返りつつ「次はベルトが懸かると今日の2倍、3倍以上に強くなってくると思う」と早くも再戦を見据えてコメントした。
敗れた朝久は「プライベートで色々あり、それをリングで出してしまう自分の弱さが出た。自分に幻滅しています」「練習の合間にも心のどこかで頭を過ることもありました」と、心理面での影響を明かしつつ、与座については「純粋にいい選手だなと思います」と評し、ベルトを懸けての再戦についても「そうなるのは当然だと思います」「しっかりKOでやり返したい」とコメントした。
第17試合 女子フライ級(52kg)(ノンタイトル戦) 3分3R(延長1R)
○KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/K-1 WORLD GP女子フライ級王者、元Krush同級王者)
×RAN(MONKEY☆MAGIC KICKBOXING STUDIO)
判定3-0 (箱崎30-27/西村30-27/豊永30-27)
1R、RANはクリンチ、蹴り足キャッチの注意2の累積で警告を岡田レフェリーから受ける。KANAがパンチ、ローを積極的に出すが、クリーンヒットは乏しく、RANも随所で返し、差は小さい。記者採点はイーブン。
2R、KANAが左ボディを効かせると、パンチの打ち合いでカウンターの右フックを当ててダウンを奪う。RANも右フックを返す場面もあるが、中盤以降はKANAが左ボディ、左膝を効かせ、手数多く攻め続ける。記者採点は10-8でKANA。
3RもKANAの攻勢。最後のパンチの打ち合いではRANも返すが、KANAが的確さでは上回り終了。記者採点はKANA。合計30-27でKANA。ダウンを奪ったKANAが判定勝ちした。
第16試合 スーパー・ライト級(65kg) 3分3R(延長1R)
○佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Krush同級王者、元Krushライト級王者)
×ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館)
判定3-0 (箱崎30-27/西村30-27/山根30-27)
1R、右のカーフキックの応酬の後、中盤に佐々木が右ボディからの左フックでダウンを奪う。記者採点は10-8で佐々木。
2R、トファネリが右のオーバーハンドフックで佐々木をひるませ、その後も右フックを当てる。中盤以降、佐々木も打ち合いでパンチを返し、右ローも絡め挽回するが、トファネリは耐える。記者採点は僅差になったがトファネリ。
3R、佐々木は序盤から右のカーフを集中し、トファネリの勢いを止めつつ、右のパンチも随所で当て主導権を維持。記者採点は佐々木。合計29-27で佐々木。佐々木がトファネリの反撃を封じ判定勝ちした。
第15試合 スーパー・ウェルター級(70kg) 3分3R(延長1R)
○アビラル・ヒマラヤン・チーター(ネパール/志村道場/HEATミドル級王者)
×松下大紀(BELIEVE MAN)
1R 2’15” KO (3ダウン:パンチ連打)
1R、松下が前に出て右ストレートを立て続けにヒット。両者つかんでの膝の反則で注意を受けた後、アビラルが左ジャブストレートを効かせ、再び左を当ててダウンを奪う。アビラルはこれで勢いづき、松下を下がらせての左ボディと右フックの連打で再びダウンを奪取。最後はダメージの溜まった松下をパンチの連打でフラつかせたところでレフェリーがストップした。
アビラルは「いつでもいいのでタイトルマッチやらせてください」と話し、昨年敗れた相手であるスーパー・ウェルター級王者・和島大海への挑戦を希望した。
芦澤竜誠、逆転KO勝ち「6月、俺出なきゃ始まらないでしょ」
第14試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R(延長1R)
○芦澤竜誠(DRAGON FISH/元INNOVATIONフェザー級王座)
×西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
2R 1’58” KO (3ダウン:左ボディフック)
1R、西元が終始圧力をかけ、左ボディ、右フックなどを当てるが、芦澤はクリーンヒットは免れ、自分の右ストレート、左ジャブ、左ボディなどを随所で返す。パンチをスウェーで交わす場面も。記者採点はイーブン。
すると2R、西元が圧をかけ続けると、西元がカウンターの左フックをクリーンヒットしダウンを奪う。西元はさらにダウンを奪おうと圧を強め、ロープに詰めるが、打ち合いの中で芦澤の右フックがさく裂し、西元がダウン。すると芦澤が右フックと左テンカオの連打で再びダウンを奪い、最後も左ボディで3ダウン目を奪い、見事逆転KO勝ち。場内はトーナメント決勝や武尊のエキシに負けない盛り上がりとなった。
勝利後はABEMAの旅番組で共演する演出家のマッコイ斉藤氏がプレゼンターとなり祝福。マイクを持った芦澤は「6月(の天心×武尊の大会)、俺出なきゃ始まらないでしょ。誰とやるかはSNSでつぶやいてください」とアピールした。
第13試合 61kg契約 3分3R(延長1R)
×卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/元K-1 WORLD GP&Krushスーパー・フェザー級王者、元ISKA世界スーパーライト級王者)
○島野浩太朗(菅原道場/元Krushスーパー・フェザー級王者、WMAF世界同級王者)
3R 2’51” KO (右フック)
島野は14年11月にKrushで弘嵩の王座に挑戦したが1Rにダウンを奪われ判定負けしている。
1R、弘嵩が圧をかけパンチや飛び膝を積極的に出すが、有効打にはなかなかつながらない。島野も左ボディや右ローを返し、押し返す場面もあるが、まだ弘嵩もひるまない。記者採点はイーブン。
2Rも同じような構図だが、弘嵩は次第に攻撃自体が減り、島野が攻め続ける展開。攻撃をまとめるほどにはならないが、優位なのは確かだろう。記者採点は島野。
3R、後の無い弘嵩は雄たけびを上げてパンチを振るうが、島野は落ち着いてさばき、右のロー、左手テンカオを的確に当て続ける。すると終盤、島野が前に詰めると、弘嵩の左のパンチにクロスさせて右フックをクリーンヒット。ダウンした弘嵩は立ち上がったもののフラつき、西村レフェリーがストップ。7年を経てリベンジを果たした島野は涙を流して大喜びした。なお、これで4連敗となった弘嵩はインタビューで、今後について「そのときが来たら話そうと思います」と話し、引退を示唆している。
第10試合 女子ミニマム級(48kg) 3分3R(延長1R)
○高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM/元Krush女子アトム級(45kg)王者)
×Yuka☆(SHINE沖縄)
判定2-0 (箱崎30-29/山根29-29/梅木30-28)
1R、高梨が終始左右のストレート、ミドル、左テンカオ、左ボディなどを当て続け主導権。回転の速い連打が印象的だ。記者採点は高梨。
2R、高梨は攻撃の回転力が落ち、蹴りやパンチを当てるが単発が増える。するとYuka☆の右ストレートのヒットが増え、終盤には高梨の右のテンカオのカウンターで右ストレートをクリーンヒットし印象を残す。記者採点はYuka☆。
3R、頭を接近させてパンチを打ち合う場面が続くが、どちらも精度は落ち、差の乏しい展開に。高梨は右ミドルを絡めるが、Yuka☆の攻撃も止まらない。記者採点はイーブン。合計29-29でイーブン。ジャッジは1者がイーブンだったが、2者はYuka☆にはつけず高梨を支持した。高梨が勝ったもののYuka☆も存在を印象付ける一戦だった。
第9試合 ウェルター級(67.5kg) 3分3R(延長1R)
×山際和希(谷山ジム/元Krush&Bigbangウェルター級王者)
○中野滉太(POWER OF DREAM)
4R 判定0-3 (箱崎9-10/山根9-10/梅木9-10)
3R 判定0-1 (箱崎29-29/山根28-29/梅木29-29)
1R、お互い慎重で、中野が時折パンチを振るうが、空振りが多い。中野は度々蹴り足をつかみ、警告が出される。記者採点はイーブン。
2R、中野はボディ、顔面にパンチを当てるが、蹴り足を再三つかみ、再び警告が出される。終盤はつかみを警戒するせいもあってか、山際の右ミドルをもらう頻度が上がる。
3Rも中野は蹴り足をつかみ続け、警告が累積し、ようやく減点1に。中野はパンチを度々当てるがブロックされる比率が高く、山際が右ミドルを的確に当て続け終える。記者採点は減点分を加味し10-9で山際。合計30-29で山際。ジャッジは1者が中野支持、2者はイーブンで延長へ。
延長R、お互いクリンチが多く、レフェリーに注意される。中野は組んで倒すことも度々あり、場内から笑いが起こる場面も。ジャッジは3者ともパンチなどを積極的に出した中野を支持したが、蹴り足つかみを多用する戦い方は改善が必要だろう。
第8試合 75kg契約 3分3R(延長1R)
○神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)
×ダニロ・ザノリニ(ブラジル/ブラジリアン・タイ/元RISEウェルター級王者、元ホーストカップ&HEATミドル級王者、元ISKA世界スーパーウェルター級王者)
判定3-0 (岡田30-27/三浦30-27/山根30-27)
1R、神保が左右のボディ、右のカーフ、左ストレートなどを積極的に当て攻勢。記者採点は神保。2R、ザノリニが右のカーフキックを当てていると、神保は足が流れ、時折サウスポーにスイッチ。サノリニは右フックやバックスピンキックも当て挽回する。神保の左テンカオをもらってもひるまない。記者採点はザノリニ。
3R、ザノリニが右のカーフを効かせつつ、右フック、後上段回し蹴りをヒットし攻勢に。だが終盤、神保がザノリニの右ローに右ストレートを合わせて当てるとザノリニが倒れ、ややスリップ気味ながら西村レフェリーがダウンを宣告する。結局これが決め手となり神保が判定勝ちした。
なお、リングサイドでは、昨日TRY HARD GYM離脱を表明したKNOCK OUT-BLACKスーパーミドル級(75kg)王者の松倉信太郎が試合を見守っていた。
第7試合 サイクリー Presents フェザー級(57.5kg) 3分3R(延長1R)
×小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/元Krushフェザー級王者)
○玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス/元NJKFバンタム級王者)
判定0-3 (三浦29-30/山根29-30/山﨑29-30)
1R、サウスポーの小澤に対し、玖村が右のミドル、テンカオを当て、やや攻撃が多いが、小澤も時折左のテンカオやインローを返し、はっきりした差はつけさせない。記者採点はイーブン。
2R、小澤が序盤から左の三日月、テンカオを増やしやや優勢。玖村も右ミドル、テンカオを返し続け、終盤には右フックからのパンチラッシュで好印象を作る。記者採点はイーブン。
3R、小澤が左のテンカオを効かせ、玖村は苦しそうな表情を浮かべるように。だが終盤、小澤も疲れてくると、玖村が右ミドル、テンカオ、フックを増やし挽回する。記者採点はイーブン。合計30-30でイーブン。ジャッジ3者とも玖村を支持し、玖村の判定勝ちとなったが、小澤の奮闘も光る一戦だった。
第6試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
×瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス/Krushライト級王者)
○篠原悠人(DURGA/元Krushスーパー・ライト級(65kg)王者、K-1甲子園2015 -65kg優勝)
判定0-3 (岡田29-30/山根29-30/梅木29-30)
1R、お互い慎重だが、終盤に篠原が右フックなどのパンチを増やし攻勢に。2R、瓦田が左ボディを連打すると、篠原は口が開き、コーナーに詰められる時間が続き失速。それでも終盤に右ボディをお返しし挽回する。すると3R、篠原が積極的にパンチを当て続け優位を維持。ジャッジ3者とも1ポイント差で篠原を支持した。
なお、この試合ではラウンドガールならぬ「スペシャルラウンドスター」として、歌手の美川憲一さんが登場し、ヒット曲の「さそり座の女」も歌い、試合を盛り上げた。
第5試合 ライト級(62.5kg) 3分3R(延長1R)
○里見柚己(team NOVA)
×龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1甲子園2019&2020 -65kg優勝)
4R 判定2-1 (岡田10-9/梅木9-10/山根10-9)
3R 判定0-1 (岡田29-30/山根29-29/梅木29-29)
両者サウスポーに構え、なかなかお互い決定打が出なかったが、2R終盤、龍華が左ハイキックで里美をひるませ追い詰める。3R、お互い慎重な状態に戻るが、終盤、里見が左ストレートを効かせ、右フックでひるませ終える。ジャッジ1者のみ意外にも里見にポイントを入れなかったが、2者が順当にイーブンとし延長へ。お互い慎重だが、龍華がやや積極的に蹴りを当てる。最後残り10秒、里見がようやく詰めてパンチを振るい終了する。ほとんど差はないが記者採点は龍華。ジャッジは割れ、里見の勝利となった。
プレリミナリーファイト第4試合 スーパー・バンタム級(55kg) 3分3R
×光佑(ウィラサクレック・フェアテックス三ノ輪)
○“狂拳”迅(WIZARDキックボクシングジム)
3R 1’19” KO (右カーフキック)
プレリミナリーファイト第3試合 スーパー・フェザー級(60kg) 3分3R
○古宮 晴(昇龍會/K-1甲子園2021 -65kg優勝)
×下村泰平(TOP STAR GYM)
判定3-0 (30-28/30-28/30-28)
プレリミナリーファイト第2試合 フェザー級(57.5kg) 3分3R
×天野颯大[そうた](キング・ムエ/K-1甲子園2021 -60kg優勝)
○田中 聡(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
3R 2’51” KO (左ローキック)
プレリミナリーファイト第1試合 52kg契約 3分3R
○大久保琉唯[るい](K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/K-1甲子園2021 -55kg優勝)
×西林翔平(K-1ジム福岡チームbeginning/九州プロキックボクシングバンタム級王者)
判定3-0 (30-27/30-26/30-27)
※1R右膝蹴りで西林に1ダウン
K-1 2.27 東京体育館(レポ/スーパー・バンタム級王座決定トーナメント):金子晃大、玖村将史との壮絶な打ち合い制してリベンジし王者に